《完結》【蒼明記・外伝】カメラ越しに映る彼女たち――― 作:雷電p
『アナタたちは、私とあの子のやり取りでも聞いていればいいわ――――――』
絵里がそんなことを穂乃果と海未に言い放った。
彼女たちの心境は、『ことりを傷つけたこの女を今すぐにでも襲ってしまいたい』という思いが強かった。 だが、彼女たちは動こうとはしなかった―――――いや、動けなかったのだ。
彼女たちは憎しみを抱いている相手からの言葉を耳にしたことで、疑念が生じ始めていた。 それは、ほんのわずかなモノだった―――――しかし、それで十分だった。 そのシミのように小さな疑念が彼女たちの行動を制限させたのだ。
彼女たちは疑ってしまった―――――――
大切な親友のことを――――――――
そして、その親友の口から出てきた言葉を耳にした時、彼女たちの心境が確信へと変貌していく―――――――――
『親友“だった”者が自分たちを騙し、裏切った』のだと―――――――
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――
―――
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[ 音ノ木坂学院・空き教室 ]
激怒して真っ赤にさせていた顔が、一瞬にして真っ青になる。
いるはずがないと確信していたことりは、まさかここに2人の親友がここにいるだなんて思ってもみなかった。 しかも、このタイミングでの登場するという最悪なシナリオに直面することとなるとは………
「ぁ………………ぁぁ……………………」
蚊が羽ばたきするよりも小さな声が漏れ出すが、それを耳にする者など誰もいない。
それほどまでに、彼女は気力も活力も失ってしまった。 ただ呆然と立ち尽くし、自分を凝視する2人の辛辣な視線を浴びせられた。
それはまるで、大蛇に睨まれ身を竦ませた蛙のように、彼女は戦慄した。
沈黙の時が彼女たちを覆う。
その沈黙を破ったのは、彼女の1番の親友からだった。
「ねぇ……ことりちゃん………さっきの話はホント…………?」
「ほ、穂乃果ちゃん………ち、違うよ………! 私が穂乃果ちゃんを排除しようだなんて思ってないよ!!」
「だったら、なんであんな言葉が出てくるのかなぁ………? 本当は………ことりちゃんは穂乃果のことを邪魔だと思っていたのかなぁ………?」
「ち、違うよ!! そんなこと思ってないよ!!!」
「じゃあ、どうして穂乃果たちに内緒で蒼君に会いに行ったの?! あの後、やらなくちゃいけないことがあるから帰るって言ってたのは、そういうことだったの!?」
「そ、それは……………」
「………やっぱりそうなんだ………ことりちゃんは穂乃果たちに都合のいい約束とかして、油断させていたんだ………穂乃果たちのためだって言っておきながら、全部、ことりちゃんのためだったんだ…………」
「ほ、ほのかちゃん………………」
歯を強く噛み締めるように話す穂乃果の言葉には、親友に裏切られたことに対する強い怒りと悲しみが含まれていた。 その言葉を受けることりは、自らの失言を覆すかのように言葉を選び出そうとするが、予想もしなかった現状に狼狽し口籠ってしまう。
「どうして、答えてくれないの? 穂乃果はことりちゃんのことを信頼していたのに、どうして答えてくれないの………………?
そっか、最初から穂乃果のことを信じてなんかいなかったんだ…………だから、そんなことが言えたんだ……………」
穂乃果の言葉に答えられすにいることり。
ことりが穂乃果に与える不明確な言葉と沈黙は、ますます彼女の気持ちをさらに不安がらせる材料となる。 それが彼女の中に築かれていた1つの概念を打ち壊すきっかけとなり始めた。
そして、その概念は砂で形作られた造形の如く脆く、打ち寄せる波によって崩れ落ちていくのだった。
「………ま、待って………違うの穂乃果ちゃん………ことりはそんなこと思ってなんか………」
ことりは自分の気持ちを伝えるべく弁解を図ろうと穂乃果に近づこうとする。
だが………………
「来ないで――――――――」
「えっ―――――?」
「来ないでって言ってるんだよ――――――――」
「ほの………か………ちゃ…………ん………………」
穂乃果はことりを拒絶した。
ことりが1歩近づこうとすると、穂乃果は1歩後退して遠ざかった。 それを目の当たりしたことりの動揺は決して測れるようなものではなかった。 彼女の感情は断崖絶壁の淵へと追い込まれた。
「ま、待って………穂乃果ちゃん、待って…………! わたしは………ことりは何もしないよ………? ことりは穂乃果ちゃんには何もしないよ…………?」
「じゃあ、その手に持っているナイフは何………? 穂乃果をここで殺そうと思っていたの………? 都合が悪くなったから、穂乃果を殺そうとしているんだね………?」
「ぃや………ちがっ…………こ、これは…………………」
涙を顔ににじませながら必死に語りかけることりの言葉は、儚くも穂乃果に届く前に中空で砕け落ちる。 穂乃果はもうことりの言葉に耳を傾けようとはしなかった。 彼女の目に映って見える者は、自分を裏切り、殺めようとしている者――――――――彼女の敵である。
「だから、もう関わらないで…………お願いだから…………」
「ッ~~~~~~~~!!!!!」
親友の口から初めて聞く、拒絶の言葉。 それは彼女にとっての終焉の言葉となり、何とも悲しく、痛ましく、そして、儚きことなのだろうか。 今にも崩れ落ちそうになる身体は辛うじて保たれているが、五体で構成されたこの肢体は限界に近付いていた。 軽く突かれれば、五体は一瞬にしてバラバラとなり、再構築など不可能となるほどに散在されてしまうことだろう。
光を徐々に失う瞳からは、暗闇をも漆黒へと塗り潰してしまう心の闇が姿を覗かせていた。 崖の底から聞こえる絶望の声が彼女を誘おうと声を掛けてくるのだ。
その声に、彼女は足を運ばせられる。
「………う、うみちゃ…………海未ちゃんは………信じてくれるよね…………? ことりのことを信じてくれるよね……………?」
枯渇した喉を潤わそうと願うかの如く、彼女は最後の希望を海未に向けた。 彼女なら分かってくれるはず………!そんな根拠の無い願いを込めながら彼女はすり寄る――――――――
「……………………」
しかし、海未はあろうことかことりからの視線を避けた。
現状に驚きを抱きながらも澄ました表情を見せていた彼女の顔は、ことりの切なる気持ちを薙ぎ払うかのように拒絶した。
言葉で語らない彼女の想い――――――
それは、今のことりにとっては罵声を浴びせられるよりも苦痛な行為である。 声を掛けることすらも嫌がられ、無視され、拒絶されたという気持ちがことりの心に深い傷をつけ、えぐるように傷口を広げていくのだった。
それを感じた彼女は諸手を下げ、全身を覆い被さるような脱力感を抱く。 まるで、この世の終わりのような絶望感が彼女の頭上に落とされた。
「そ……そんな…………穂乃果ちゃん………!! 海未ちゃん………!! ねぇ!! ことりを信じてよ!! ことりのことを信じてよ!!!!」
感情が崩壊しようとする中、彼女は最後の救済を求めようと2人の親友に呼びかける。
だが、2人は彼女の言葉に耳を傾けようとは一切せず、冷ややかな眼差しで彼女を見ていたのだ。
「もう信じられないよ…………何が本当で、何が嘘なのか………もう分からないよ…………!」
穂乃果はそう言うと、この場から逃げ出すかのように走り去って行った。
その後を追いかけるかのように、海未も駆け出そうとする。 その去り際に、海未はここに来て初めてことりに口を開いた。 しかし、それはことりに背を向けの言葉だった。
「あなたには………失望しました…………」
海未はただそう言い残して、この教室を後にする。
顔を向き合わせることなかった会話。 それは2人の間に大きな溝が出来たことを暗示するかのようだった。 ことりは海未を引き留めようと手を伸ばそうとするが、空を掴むように彼女の前からいなくなる。
「待ってよ、穂乃果ちゃん………!! 海未ちゃん…………!!! ことりを…………ひとりにしないでよ……………」
届かない声
ことりはその場に泣き崩れ、孤独となった。 もう、彼女を支える者はいなくなった。 彼女と共にする者は過ぎ去って行った。 彼女は一瞬にしてすべてのモノをこの手から失ってしまったのだ。
すすり泣く彼女の声が残響する
その様子を部屋の隅で嘲笑うかのように彼女は愉しんでいた。
「くふふふ………くははははは…………あははははははははは!!!滑稽!!愉快!!なんて愉しい一幕なんでしょう、思わず身震いしてしまったわ」
嘲笑することを抑えることが出来なかった絵里は、窓際に追いやられた机の上に腰掛け、手足を組みながらこれまでのやり取りを見物していた。 ことりの前から穂乃果と海未が離れ去り、ことりが絶望していく様を見て、彼女は身震いするほどに愉悦した。 自分を陥れようと画策していたことりが、逆に自分が仕掛けた罠に陥ってしまったことが痛快だった。
「アハハハハ………まさか、こんなにもうまくいくだなんて思ってもみなかったわ。 所詮、アナタたちの関係はその程度のモノ。 いくら何十年もの付き合いがあっても、親友であったとしても、いとも簡単に砕け散ってしまうものなのね………哀れねぇ……ことり…………」
口元を緩ませながら慰めの言葉を吹っ掛けるが、それはただの罵倒にすぎなかった。
その言葉を浴びせられたことりは、膨れ上がる悲しみが怒りへと急変しようとする。 泣き震える体にグッと力を込めて震えを止める。 涙を流す瞳は憎しみのあまり真っ赤に充血する。
手に持っていたナイフに力を込めると、一瞬にして立ちあがり、絵里に襲いかかろうと迫る。
「うああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
彼女の口から今までに聞いたことの無い、ドスの効いた叫びが残響する。 怒りと憎しみに包まれた身体からは、ただ絵里を殺そうとする殺意だけがむき出しになっていたのだ。
絵里に最接近したことりはナイフを振りかざす――――――
だが、絵里は至って冷静でまだ腕組みしながら見ていたのだ。
「死んじゃえええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」
強烈な殺意と共に、振り下ろされる凶器――――――――
「?!」
しかし、その刃は決して絵里に届くことはなかった――――――
絵里は振り下ろされた腕を掴み、持っていたナイフを払い落した。 空の手となったことりの腕は、絵里の手によって強く締め付けられた後、その腕一本を主柱として、ことりの体を投げ飛ばした。 体力の決定的な差がここで生じてしまったのだ。
背中から叩きつけられたことりは、しばらく体を動くことが出来ずに天井を仰ぎ見ることとなる。
すると、そこにまた絵里が体に圧し掛かり彼女を見下した。 害虫でも見ているかのような蔑んだ視線が彼女に降りかかる。 ことりはそれを悔しそうに歯ぎしりしながら見ることしかできずにいたのだ。
「ねえ、今どんな気持ち? アナタのオトモダチに見放された気持ちってどんな気分かしら? 苦しい?悔しい?悲しい?憎い?腹立たしい? アハハハ、もしかしたらこのすべてかもしれないわね?」
彼女を見下す絵里の言葉が憤怒させる。 今すぐにでも殺したい………!その見下す顔を八つ裂きにしてやりたい………!!と心からそう願ったのだ。 だが、彼女は身体を動かすことが出来ない。 忌まわしきこの女に嫌悪の眼差しを送り付けることしかできなかった。
すると、絵里はことりの体に触れ始める。 いやらしい手付きが服越しの体を舐め回すように触れるのだ。 彼女は上唇を一舐めすると、ニヤリと笑い出す。
「うふふふふ…………それじゃあ、この前の続きでもしましょうか………?」
そう言い放つと、その手がことりの下半身へと伸びていく。 肉付きの良い太ももに触れると、その感触をじっくりと堪能する。 そして、その手は徐々に上半身へと向かって伸びていこうとする。
絵里がとある部位を触れ始めると、ことりは身体をビクつかせた。「いい反応ね♪」と冷淡な笑みを零すと、続けざまにそれを弄くり始める。 ことりの口から乱れた吐息が漏れ出すと、それにつられるかのように絵里も甘い吐息を漏らす。 それが愉しいと思い始めたのか、絵里はその行為をエスカレートさせる。
「さあ、いい声で鳴いて見せて頂戴♪」
ことりの耳元でそう囁くと、それが合図となり乱れ始める。
「ッッッ~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!」
絵里に弄ばされる身体から天を突き刺すほどの甲高い声が残響した―――――――
―
――
―――
――――
「ハァ―――――ハァ―――――ハァ―――――――」
熱のこもった吐息が彼女の口から吐き出てくる。 絵里に弄ばされた身体からは湯気が上り立つほどの熱と大量の汗が流れ出し、彼女の服が透けてしまうほど濡れてしまう。 絵里によって終始叫ばされた彼女は、残されたすべての力を出し絞られ、虚ろとなった瞳でただ呆然と虚空を眺めていた。
そんな無防備な彼女に近付く絵里。 溢れんばかりの欲望を満たし切ったその表情は実に豊かであった。 ただ、その表情は闇よりも黒く穢れきったものだった。
「いい鳴き声だったわよ………ことり。 私が見込んだことはあるわ………」
一言そう言うと、立ちあがってこの場所から立ち去ろうとする。
「じゃあね、ことり。 今度は、アナタの本当の大切なモノを奪わせてもらうわね………♪ そして、もっと絶望しなさい………無力で非力なアナタ自身をね…………」
ケタケタと笑いながら、絵里は暗闇の中へと姿を消してしまった。
それから、いくつもの時が過ぎた――――――
倒れ込んでいたことりは、揺らぎながら立ち上がり動き始めた。
先日よりももっと酷く穢れた身体―――――それをもう手当てしてくれる人も、慰めてくれる人も誰もいなかった。
ことりは本当の意味での孤独を味わう。
断崖絶壁へと追い込まれた彼女は、絵里によって底が見えることの無い深い谷間へと真っ逆さまに落ちていったのだ。 助けを求めようと親友に差し伸べた手は、打ち払われるどころか2人揃って彼女を突き落とした。 暗闇よりも深い闇に叩き落とされたことりには、もはや絶望しかなかった。
「うぅ…………うぅぅぅ…………うわあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
すべての光を呑みこんでしまう絶望の叫びが残響する。 そして、ことりはその部屋に置かれてあった机やイスなどありとあらゆるものを手にして、それを四方八方へと投げ飛ばした。 あるモノは床に叩きつけられ、あるモノは壁に打ち付けられ、あるモノは天井にぶつかり蛍光灯を打ち壊した。
力が尽きる限り暴れまわった。 だが、それで彼女の憎しみの感情は収まることなど無かった。 ことりを覆う憎悪が膨れ上がるほど、それを怒りとして吐きだした。
「嫌い………きらい…………キライ…………みんなキライ!大ッキライ!!!!こんなことになったのもみんなみんなアイツらのせいだ………!!!こんなはずじゃなかった………こんなことになるはずはなかったのに……!!!…………消えちゃえ…………みんな、消えてしまえぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!」
残響する悲鳴が誰にも届くはずもなかった。
そんな彼女の気持ちの表れは、この傷付いた教室が物語っていた。 強烈な殺意とが彼女の中で育って行く。
ゆらりと身体を揺らしながら、ことりは日の当たらぬ影をゆっくりと歩み始めたのだ。
【監視番号:38】
【再生▶】
(ピッ!)
『待ってください、穂乃果!』
『先に行こうとしないでくださいよ…………』
『しかし、驚きました…………まさか、ことりがあのようなことを考えていただなんて…………』
『これからどうなるのでしょう…………蒼一を襲おうとしているのが、誰なのかがハッキリした中で私たちはどのように動けばよいのでしょうか…………』
『―――――――――――――――――――』
『………はい? 今、何か言いましたか?』
『――――――――――――――裏切るんだよね――――――?』
『えっ―――――――――――――?』
(シュッ―――――――!!!)
『!!? ほ、穂乃果――――?!!』
『裏切った………穂乃果のことを裏切った………裏切られた…………穂乃果は裏切られたんだ………………』
『ま、待ちなさい………!! 何故、あなたがそのような刃物を手にしているのですか?! それに、どうしてそれを私に向けてくるのですか?!』
『ことりちゃんは穂乃果のことを裏切った…………親友だと思ってたのに…………最初のお友達だったのに………………海未ちゃんも穂乃果のことを裏切るんでしょ………???』
『そ、そのようなことがあるはずがありません!! 私はいつだって、穂乃果の見方だったではありませんか!!?』
『嘘だ…………そう言って穂乃果のことを油断させる気なんだ…………穂乃果のことを油断サセテ…………穂乃果を閉じ込める気だね………?洋子ちゃんみたいに………?』
『よ、洋子のことは関係ないことです………! そ、それに、ああもしなければ洋子は今頃どうなっていたのか見当もつきませんよ!!』
『ふ~ん………そうなんだ………やっぱり、穂乃果も同じように閉じ込められるんだ………穂乃果ガ危ない子だから?穂乃果がいると、不都合なことがあるから??穂乃果の知らないトコロデ一体何ヲスル気ナノカナ???』
『な、何もしませんよ!! 私はただ、蒼一のことを護ることが出来ればそれで………』
『蒼君………?
そうくん…………
そうくんそうくんそうくんそうくんそうくんそうくんそうくんそうくんそうくんソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクンソウクン………………………』
『ほ、ほの……か……………?』
『…………アハ………………アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!』
『ッ――――――――――――!?』
『ソウナンダ………ウミチャンもホノカノコトをケシテソウクンをヒトリジメシヨウトシテイルンダ…………!!!……………ユルサナイ…………ソウクンはホノカノモノ………ダレニモワタサナイ…………ダレニモユズラナイヨ……………………ダッテ、ホノカとソウクンはアイシアッテイルカンケイダカラ、ダレニモジャマサレルコトはナインダヨ????』
『ほ、穂乃果…………し、しっかりしてください、穂乃果………! 一体何をする気なのですか!?』
『ジャマダヨ………ウミチャン………………』
『や、やめてください……………刃をこちらに向けないでください………! 穂乃果……? 穂乃果………!? い、いけません!!!!!』
『――――――――サヨナラ――――――ウミチャン――――――――』
(シュッ――――――――!!!!)
(プツン)
【停止▪】
(次回へ続く)
ドウモ、うp主です。
今回で、Folder No.3はお終いとなり、次の段階へと格上げされます。
この章で、大まかな話を終わらせたかったのですが、予定通りに行かなくてすみません。
それと、こちらの都合上により、投稿ペースが落ちます。