ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー~純白と漆黒の戦士~ 作:メリア
原作では11話ですが、こちらでは10話で。しかもパート1とパート2に分けるという・・・。
ここは元の世界。
「ごめんなさいね、チャージするまで時間がかかるのよ。」
と困ったように笑いながら言うシャルロッテ。
一度違う世界に送るとチャージに時間がかかるらしい。
「・・・そんなたいして時間かからないくせに・・・。」
「あら?じゃあ貴方が彼らを送ってくれるの?シャドウちゃん。」
「・・・遠慮しておく。」
そうシャドウワープは言った。
小声で
「俺が飛ばして大昔へ・・・なんてことは勘弁してほしいからな・・・。」
と呟いたシャドウワープに
「いや、飛ばすのはお前だろ!?」
「勘弁してほしいのはこっちだぜ・・・。」
と突っ込むコラーダとブレイク。
「まあ、しばらくアンゴルモアカプセルを探してて?」
と半強制的にガンホーへと転送されたシャドウワープ達だった。
そしてそのままアンゴルモアカプセル探しである。
ガンホーは禁断の惑星へと接近していた。
ガンホーの一室では・・・
「ハインラッド、もう皆ブリッジに集まってるよ?」
ハインラッドを呼びに来たのはスタンピーだった。
「うぅ・・・。」
「どうしたの?」
「なんだか腹の具合が悪いんだ・・・。」
「仕事したくないの?」
「ちがうわい!うぅ・・・。」
結局そのままブリッジへ帰ったスタンピー。
「ハインラッドは?」
「具合が悪いから休ませてもらうって。」
「仮病じゃねぇのか?」
・・・扱いがひどいのではないだろうか・・・・。
「本当みたいだよ?」
「そんなことよりさっさとカプセルを回収しちまおうぜ。」
皆は口々に言う。
「そんなことよりって・・・。」
「それは酷くないか?確かにカプセルが優先かもしれないが・・・。」
とシャドウワープとグラファイス。
「僕が行ってきます、ビッグコンボイ。」
とロングラックが言うと
「ちょっと待って。」
NAVIはそう言った。
「どうしたNAVI?」
とビッグコンボイが聞くと
「この惑星は・・・今調べてみる。」
とNAVIは何かを調べ始めた。
「やっぱり。」
「どうした?」
「グラファイス、この惑星の名前は知ってますか?」
NAVIが聞くと彼は少し考え込んでから
「クロノス・・・だったか?」
と答えた。
「はい、そうです。このクロノスは禁断の惑星にされています。」
「禁断の惑星・・・?」
「近づくことを禁じられているの。」
「それって危険な惑星ってこと!?」
「そうね、きっと。」
とNAVIが言うと困惑しだす新兵達。
そのころデストロンはというと・・・。
「可笑しいわねぇ。サイバトロンも着てる筈なのに誰も向かってないみたいよ。」
とD-NAVI。
「カプセルはあるのか?」
「間違いないわ。」
「それじゃあ、今のうちに掻っ攫ってこようぜ。」
「そうね。転送してあげるわよ。このカトリーヌが。」
そうD-NAVIは言った。
一方そのころサイバトロンはというと・・・。
「デストロンはクロノスに向かったようよ。」
とNAVIは言った。
「ビッグコンボイ、グラファイス、このまま指を銜えて見てるんですか!?」
「うむ・・・。」
「・・・そうだな・・・。」
「俺達も行こうぜ!!」
「どうして禁断の惑星なのか分からないのか?」
とビッグコンボイ。
「ええ。この惑星をめぐって争い事が絶えなかったみたいだけど、何故かは秘密にされている。きっとまた争いが始まると思ってすべてのデータを抹消したんだわ。」
とNAVI。
「シャドウワープ、何か知らないか?」
とグラファイス。
「・・・ん?ああ、悪い・・・。クロノスについては何も知らないんだ・・・。うわさ程度でしか・・・。」
そうシャドウワープは答えた。ただ、少し具合が悪そうだった。
「・・・大丈夫か?」
ビッグコンボイがシャドウワープに聞いた。
「ああ、問題ない。」
とシャドウワープは答えたが、そのポーカーフェイスのせいで果たして本当に大丈夫かどうかは分からなかったらしく、ビッグコンボイはグラファイスと顔を見合わせていた。
「行かせてください、ビッグコンボイ!!」
「デストロンに先を越されちまうまえにさ!」
「だから近づいちゃ駄目なんだってば!!」
「ロングラック、ブレイク、頼む。・・・それとシャドウワープも行けそうか・・・?」
「ビッグコンボイ!!」
そう決断をしたビッグコンボイにNAVIは言った。
「ああ、俺は大丈夫だ、ビッグコンボイ。」
そう彼は答えた。
「無理は駄目よ?」
「分かってるさ、NAVI。」
「よし。ただし常時連絡を取るんだぞ。」
「「「イエッサ!!」」」
「うむ。」
「オープンゲート、オープンゲート!カタパルト射出準備!!」
「惑星クロノスに向かって、GO!!」
と3人はクロノスへと向かった。
ハインラッドの部屋では・・・
「うぅぅぅ・・・。」
「どうした、ハインラッド。」
「うぅぅ・・・。この惑星に近づいてからどうも腹時計の調子がわるいんだなぁー。」
「惑星のせいか?」
とビッグコンボイ。
「分からないんだなぁー。もし惑星のせいなら時を操るシャドウワープもだと思うんだなぁー。」
「カプセルを回収したらすぐに離れる。それまで辛抱してくれ。」(・・・だからシャドウワープもか・・・。とはいえポーカーフェイスのせいでほとんど分からないのは問題じゃないのか・・・?・・・本当に行かせてよかったのだろうか・・・。)
・・・いまさら後悔しても遅いぞ、ビッグコンボイ・・・。
惑星クロノスでは・・・
「無事に到着した連絡だけ入れとこうぜ。」
「NAVI、NAVI・・・駄目だ・・・。通信不能だ。」
「まぁ何も起きそうにねぇし、カプセル見つけちまおうぜ。」
「油断するなよ。デストロンも来てるんだ。」
「とりあえず行くか。」
とシャドウワープ。
「本当に来てよかったんですか?」
「ん?ああ。まあやばくなったらワープして帰るさ。」
「そ、そうか・・・。」
3人は歩き出した。
そのころガンホーでは・・・
「ロングラック、ブレイク、シャドウワープ!?ロングラック!!可笑しいわね・・・。」
「通信不能か?」
「そうみたい・・・。」
・・・あっさりとしているような気がする。
「3人に一体何があったんだ!?」
「通信は不能でも熱反応をサーチすれば3人の居場所くらいは分かるわよ。」
「・・・カプセルの反応のあった中心部に近づいているみたい!!」
とNAVI。
「一時間待って帰還しなかったら、俺達も向かう。」
とビッグコンボイ。
「そういえばシャドウワープが聞いたうわさってなんだったんだろう・・・。」
「あ。」
そいうえば、といった感じで思い出す皆。だが肝心の本人は今、惑星クロノスである。
クロノスでは・・・
「カプセルの反応はこの中だな。」
「なんだ、結局何も起こらなかったじゃねぇか。少しわくわくしてたのによ。こんなことならデストロンと一戦交えたほうがいい運動になるぜ。」
「おいおい・・・。物騒なことを言わないでくれ。」
・・・お前の発言が1番物騒だ、シャドウワープ・・・。
「それじゃあ、ここでデストロンを見張っていてくれ。僕とシャドウワープで見つけ出してくる。」
「ああ・・・。」
と2人は入っていった。
「・・・ん?」
「あれか・・・?」
2人の目の前にはアンゴルモアカプセルが。
「まるで古代遺跡だな。」
カコン。
「ん・・・?」
「地震・・・か?」
「・・・俺もう嫌な予感しかしないんだが・・・。」
2人に赤い光が降り注いだ。
ガンホーでは
「なんだ?ありゃ・・・。」
「行ってみるぞ。」
とビッグコンボイ達もクロノスへと向かった。
そのころクロノスでは
「おーい、大丈夫かー!?ロングラック、シャドウワープ!!」
「大丈夫、今カプセルを持っていくよ、ブレイク君!!」
「僕もいますから大丈夫ですよ、ブレイクさん!!」
2人のものと思われる幼い声が返って来た。
「・・・ブレイク君・・・?ブレイクさん・・・?」
と困惑するブレイクだった。
原作のミミコピなのでだいぶ違ってるかも知れません。
この話を書いた理由は次に分かると思われます。