ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー~純白と漆黒の戦士~   作:メリア

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お久しぶりです。
あぁ、G1のキャラの口調が迷子に・・・。


第14話 シャドウワープ

母さんから送られてきた座標に向かうと、そこには母さんがいた。

 

「・・・ちゃんと待ってたのか。」

 

思わず俺がそう呟くとコラーダに

 

「どんだけ信用してないんだよ・・・。」

 

と返された。が、とりあえずスルーしておいた。

 

母さんは俺のほうに歩みよってきて

 

「さて、次はだいたいこの子が生まれた時代よ。」

 

と言いながら俺の頭を撫でる。

 

「・・・母さん、撫でられても嬉しくないんだが・・・。」

 

相変わらずのポーカーフェイスで呟く俺。

 

「ふふふ、気にしない、気にしない~♪」

 

ニコニコしながら言う母さん。

 

「「Going my way な母親だな・・・。」」

 

教官2人が思わず、といった感じで呟いた。

 

それくらい知ってるさ・・・。

 

「さ、逝ってらっしゃい。」

 

・・・だから母さん、字が違うってば・・・。

 

そう思い、俺の意識は闇に包まれた。

 

 

次に意識を取り戻すと、目の前には幼い俺がいた。

 

「ラチェット先生、この人も目を覚ましたよ!」

 

と高い声で言う幼い俺。

 

「どこか不具合はあるかい?」

 

そう俺に歩み寄りながら聞くのはドクター。

 

「いえ、大丈夫だ。ありがとう。」

 

ここで敬語を使ったら怪しまれると思い、そう答えた。

 

「それはよかった。・・・君の回路はここにいるシャドウワープと酷似していた。・・・差し支えないならその訳を教えてもらいたいんだが。」

 

ドクターにそう聞かれ俺は答えるのを躊躇ったが、彼に隠していても無駄だと思い、

 

「・・・俺は彼と同一人物だからな。」

 

と幼い俺を見ながら言った。

 

「では私の名前も知っていると?」

 

「ええ・・・。貴方はラチェット。そこにいるのがホイルジャック、パーセプターと・・・アイアンハイド・・・か?」

 

俺がそう淡々と答えるのを聞いてさらにこう聞いてきた。

 

「総司令官の名前は?」

 

「・・・コンボイ司令官。」

 

俺がそう答えたのを聞いて

 

「・・・事実らしいな。」

 

そういったのはアイアンハイドだ。

 

会話がひと段落したため、皆の気配を探ってみると、皆気がついているようだった。

 

 

ふとアイアンハイドの方を見ると、彼はリペアされているようだった。

 

「リペア、手伝いましょうか?」

 

あ、思わず敬語が・・・。まあいいか。

 

「・・・できるのかい?」

 

俺がそう申し出たのを聞いて、ドクターは驚いた様子で聞き返してきた。

 

「ええ。貴方に教えてもらいましたから。」

 

俺はそういい、アイアンハイドに近づき、工具を取り出す。

 

「ん?その工具は・・・?」

 

そう言い、ドクターが俺の手元を見た。

 

「ええ・・・。俺のいた時代で貴方から譲り受けたものです。」

 

生前に、と続く言葉を飲み込む。

 

「・・・そうかい。」

 

ドクターは俺が目を伏せながら答えたことから察したらしく、それ以上は聞いてこなかった。

 

アイアンハイドのリペアをドクターと共にする。・・・すべてが懐かしい。あの頃に戻ったようだ。少し遠い目をしていたらしく、ビッグコンボイとグラファイスの少し心配そうな視線を感じた。

 

「こっちは終わりました。」

 

「こちらも終わったよ。」

 

ほぼ同時に終えた俺達は互いの顔を見合わせて笑った。・・・笑ったのなんて何時ぶりだろうか・・・。

 

 

この時がいつまでも続けばよかったのに・・・。

 

だが俺が未来を変える訳にはいかない。未来を変えることができるのはこの時代の俺だけだ。・・・どうか俺と同じ道を進むことがないように・・・。もうあんな思いはしたくないし、させたくもない。

 

・・・物思いに耽っていると、誰かに呼ばれた気がした。

 

「お兄さん?」

 

どうやら俺を呼んでいたのは幼い俺らしい。

 

「ん?どうした?」

 

「・・・思いつめたような顔してたから・・・。」

 

流石に自分には隠しとおせないようだ。

 

「いや、なんでもないさ。それより母さんはどこにいる?」

 

ビッグコンボイ達が尚も俺に視線を送ってくる。アレクセイに“何もないって二人に伝えてくれ”ってテレパシーで送ったら固まっていた。それを見て2人が訝しげにしていた。・・・ブレイク達は暫く幼い俺の遊びに付き合わされるそうだ。ドクターとパーセプターが微笑ましそうにそれを見ていた。・・・頑張ってくれ、皆。

 

「もうすぐ来るって!」

 

と手遊びをしながら返した幼い俺。暫くそれを眺めていると、コンボイ司令官、マイスター副司令とともに一人の女性・・・もとい、この時代の母さんが入ってきた。

 

「お待たせして申し訳ありません。」

 

ペコリ、と頭を下げるこの時代の母さん。Going my way なところしか知らない皆は驚いていた。

 

「・・・母さん。」

 

「シャドウワープなのね。大きくなって・・・。あの人にも合わせてあげたいわ・・・。」

 

と頭を撫でながら彼女は言った。

 

「父さんはやっぱり、デストロンに・・・?」

 

と俺が聞くと、母さんは目を伏せて頷いた。

 

「あの子には本当にも申し訳ないと思うわ・・・。闘いの中でしか父親と会えないなんて・・・。」

 

幼い俺を見ながら呟いた。

 

幼い俺は遊んでいた手を止め、俺のほうを見て、こう言った。

 

「でも僕達トランスフォーマーは戦うために生まれてきたんでしょ?仕方ないと諦めたくはないけど、それが運命なら、僕は受け入れるよ・・・。貴方もそうしたように。でも、いつか平和になった世界でパパとママと一緒に暮らしたいな・・・。」

 

と。

 

「そうだな・・・。いつか、叶うといいな。」

 

そう俺は目を伏せて答えた。・・・その夢を俺は叶えることができなかった。・・・手に入れたものは・・・仮初の平和。

 

・・・幼い頃の自分を見るのはなんか複雑だな、やはり。

 

「・・・彼、かなり大人びてるな。」

 

グラファイスがこちらに近づきながら呟いた。

 

「既にかなりの修羅場を潜り抜けているようだが・・・。」

 

ビッグコンボイは俺の隣に立ち、そう言った。

 

「あぁ・・・。いろいろあったのさ、この時代は。」

 

と俺はかなり曖昧に答えた。

 

「・・・俺にも思い出したくないことの1つや2つはあるからな・・・。」

 

小声でそう呟いた俺をまだ幼い俺が見つめていた・・・。




なんかよく分からないことになりました・・・笑
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