ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー~純白と漆黒の戦士~ 作:メリア
「ていうか、何でこんなところに蛇なんているんだ?」
「それはきっと、ここが住みやすいからなんだなー。」
「それもそうか。・・・、で誰が取りに行くんだ?あれ。」
とブレイク。あれ、というのは蛇の群れの中に埋もれているアンゴルモアカプセルのことだ。
皆の視線が一斉にシャドウワープに向けられる。
「・・・何故皆俺を見る・・・。」
「だって飛べるのシャドウワープだけじゃねーか。」
とコラーダ。まあ確かにその通りだ。
「・・・お前でもいいだろ、コラーダ。蛇なんだし。」
「いや、俺はコブラだから。確かに蛇だが、あの中に入る勇気はねーし。」
「いや、俺だってないから。・・・まあ、きっと俺に拒否権なんてないんだろうし・・・。断ったらそれはそれできっと『これは命令だ』とか言われて、強制的にやらされるんだろうしな・・・。あー。なんだろ、昔もこんなのあったよな・・・。ああこれがデジャヴュだったな。あ、思い出した。あの時総司令官に・・・・」
・・・ネガティブ思考になり、ぶつぶつと呟きはじめる。
「おーい!!戻ってこい!!つーか、総司令官って誰だよ!?」
とぶつぶつ呟くシャドウワープを揺さぶるコラーダ。
「ん?ああ、悪い。」
「つーか、総司令官って誰だ?」
「ん?俺そんなこと言ったか?」
「言った。」
「気のせいだ、ブレイク。」
・・・気のせいで済ませようとしているシャドウワープ。
「さ、じゃあ俺取りに行ってくる。まあ、あいつらの毒の抗体は持ってるからいいか。」
「だから貴方は今まで一体何をしていたんですか・・・。」
「んー。科学者兼医者?」
「何で疑問系なんだよ!?つーか、ぶっちゃけ戦闘員になる必要ねーだろ・・・。」
「まあ細かいことは気にするな。」
そういって毒蛇の群れの中に飛び込んでいった。
「噛まれたな今。」
「冷静だな、グラファイス。」
「そういうビッグコンボイもだろ。」
・・・教官組みはやはり冷静である。
「わー、痛そう・・・。」
とスタンピー。彼は毒を持った猫に噛まれた。
「まったく顔に出してねえ・・・」
と言うのはブレイク。こちらも1度巨大なバッタに噛まれている。
「それ以前に一切表情変わってないよな・・・。」
とコラーダ。毒をもった木のツルにつかまり、締め付けられた。
「ポーカーフェイスなんだなー。」
とハインラッド。「パックン、パックン」と喋る巨大な赤い花が咲いている植物に追いかけられていた。そして捕まり、いつの間にか抜け出した。
「恐るべきポーカーフェイスですね。」
とロングラック。こちらは毒をもつ小型のリスに噛まれた。
「・・・アンゴルモアカプセルにたどり着いたようだな。」
「・・・霧が薄くなっていく。」
と教官2人組。
霧が完全に消えると蛇達は我先に、と穴の中に入っていった。すると、突然空気の温度が上昇し始めた。
「え・・・!?」
「・・・ここはかつて炎の惑星と呼ばれていた惑星だ。・・・惑星ガイヤ人がまだ生きていたたころは第2の太陽と呼ばれていたらしい。・・・この地面のすぐしたにはマグマがあるんだ。」
「しかし、数百年前からマグマは地下深くに・・・。つまり普通の惑星のような構造になったんだ。それ以来、ここに生息していた動植物たちが進化をはじめ、皆毒を持つようになったらしい。以前は熱に強いもののみが生息できる熱地獄だったからな。」
そう説明するのは先ほど蛇に囲まれていたシャドウワープ。
「え、じゃあ、あの霧は・・・?」
「アンゴルモアカプセルが作り出したものの1つだ。」
「え?一つ・・・?」
「ああ、一つだ。もう1つある。」
「もう1つか。・・・まさかあれか・・・?」
と呟いたのはグラファイス。
「・・・そろそろ行かないと間に合わなくなるな・・・。」
「え?どこへ?」
「ついてくればわかる。」
と、グラファイスは歩き出した。
「あ、そういえば大丈夫だった?」
とスタンピーはシャドウワープに聞いた。
「多少フラつくが問題はない。」
「あれだけ噛まれておいてその程度とはな・・・。」
とビッグコンボイ。
「まあ、抗体を持っているからな。」
「さあ、ついたぞ。」
そうグラファイスがいい、立ち止まった。
ゴゴゴゴゴ・・・
「え?あれ、これ何の音だろう?」
「あと5秒・・・。」
「は?」
「3、2、1、・・・」
ザッパーン!!
そう、湯が吹き出てきたのだ。
「間欠泉か。」
とビッグコンボイ。
「ああ。もう1つの影響はこれだろ、シャドウワープ。」
「ああ。もともとあった間欠泉が、こうなったんだ。」
・・・そう、こうなったというのは・・・
「・・・なあ、間欠泉ってこんなに上空まで湯が噴出してたか?」
「・・・いや、普通は違うよな・・・。」
そう、湯が上空高くまであるのだ。しかも切れることなくずっと。
「よし、飛び込むか。」
「え!?」
グラファイスの発言に固まる新兵達。
「・・・確かにこれで移動したほうが早いな・・・。」
とビッグコンボイ。
「ええ~!?飛び込むの!?」
「はは、面白そうだな。」
「おい、お前毒が回って可笑しくなったのか!?シャドウワープ!?どこが面白そうなんだよ・・・。」
「というか、それ以前にシャドウワープあの蛇たちの毒うけてから解毒してないんじゃ・・・。」
「あ。」
そのことに気づく新兵たち。
「ど、どうしよう!?もう毒回ってるんじゃ・・・!?」
「・・・ガンホーに帰ったら解毒剤作るから問題ない。」
「いや、そういう問題じゃ・・・。」
「俺は大丈夫だと言っているだろう?」
「・・・はい。」
シャドウワープの勝利。
「さて、じゃあ行くか。」
「いや、心配すらしないんですか・・・」
「いや、なんかそんな心配されっぱなしって言うのも俺はいやだから、あえて俺は言わない。シャドウワープも俺と同じ考えかもしれないだろ?」
「確かにそうですね。」
今回はグラファイスの勝利。
「よし、飛び込むぞ!!」
「イエッサー、ビッグコンボイ!!」
皆一斉に間欠泉に飛び込んだ。
そして彼らが着地したところには・・・
「・・・転送装置・・・?」
「ああ、そうだ。座標はガンホーにセットしておいた。」
・・・準備がいい副教官である。
「よし、帰るぞ。」
ビッグコンボイの命令で彼らはガンホーへと帰還していった。
「あ・・・。確かにクリアベールが赤く燃えているように見えますね・・・。」
とロングラック。
「第2の太陽か・・・。分からねーこともねぇな。」
とブレイク。
「そうだな。お、来たな、シャドウワープ。」
とコラーダ。シャドウワープは帰還してから1人で解毒剤を調合していた。
「ああ。作ったし、解毒してきた。」
「つーか、はやく処分してくれないか、それ・・・。」
そうコラーダがシャドウワープが持っている物体を指していった。
「そうか?とはいえどう処分するべきなんだ・・・?この蛇。」
そう、シャドウワープは噛まれた蛇を1匹捕まえていた。解毒剤の調合で必要だったらしい。
「あ、ビッグコンボイ、この蛇ってどう処分すればいいんだ?ここで殺したほうがいいのか?」
「いや、さすがに殺すのはどうかと思うが・・・。」
「なら、解剖に使おうかな。」
「いや、お前一体どこの闇医者だ!?」
とコラーダ。
「そうか・・・。なら、この蛇使って『生物兵器』でも造ろうかな・・・。」
「お前はどこのマッドサイエンティストだ!?発想がだいぶそれデストロンじゃないのか!?」
「・・・・・・・」(いつか本当に造りそうで怖いな・・・)
「そうか?」
「そうだ!!」
・・・・シャドウワープとコラーダの2人は周りから見ればただ、漫才をしている用にしか見えない。
「シャドウワープ、今回はお前のおかげで助かった。感謝する。次の任務では休んでいてくれ。皆もよくやってくれた。そしてグラファイス。これからよろしく頼む。お前がいると心強い。」
とビッグコンボイ。
「「イエッサー。」」
「・・・また私らしくないことを言ってしまった・・・。」
・・・ベクターシグマ、恐るべし。
なんかぐだぐだになってしまいました・・・。
ハインラッドは捕まった時におそらくタイムフリーズか何かを使ったと思われます(笑)
シャドウワープ、主役は一応グラファイスなんだから・・・。
シャドウワープにフラグが立ちました。なるべく早く回収したいと思います(笑)
つい最近初代をまた見始めたので、たまに初代の台詞が混入してるかも知れません。