ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー~純白と漆黒の戦士~ 作:メリア
ここはサイバトロンの訓練用宇宙船ガンホー。今はアンゴルモアカプセルの反応がある惑星へと向かっていた。
「今回はシャドウワープ以外の全員で行く。シャドウワープ、お前は休んでいろ。」
「・・・イエッサー。」
少し不機嫌そうに言うシャドウワープ。
「NAVI、あの惑星はなんと言うのですか?」
「あの惑星は、フラールと言います。」
「フラール?」
「はい。惑星フラールは熱帯雨林で覆われています。まあ、熱帯の惑星ですね。クリアベールよりは温度は低いですが。」
「クリアベールくらい高ければ、熱帯雨林はないぞ・・・。」
とグラファイス。まあ、あたりまえである。
NAVIの言葉を聞いてブレイクは
「マジかよ・・・。」
まあ、ビーストモードがペンギンだから仕方はない。
「頑張れよブレイク。」
「ああ・・・。」
とシャドウワープと会話をして彼らはガンホーを出て行った。
惑星フラールへと向かったビッグコンボイたちは・・・
「暑い・・・。」
と、今にも倒れそうなブレイクをどうしようかと考えていた。
「ブレイク。」(やはりペンギンに熱帯は無理か・・・。)
「大丈夫か?・・・それに普通に考えれば分かるだろう、グラファイス・・・」
「どう見ても大丈夫じゃ無さそうなんだなー。」(というか2人で台詞を分ける必要はあったのかい?)
「どうします?」
「俺は平気だからアンゴルモアカプセルを探そうぜ。」
とブレイクが言ったため、アンドルモアカプセル探しを再開した。
2時間ほど探したところ、アンゴルモアカプセルが見つかった。この間に何度もブレイクが倒れかけて皆慌てていた。
しかし・・・
「これがアンゴルモアカプセルか。」
と、突然は背後から声がした。
「誰だ!?」
そうグラファイスが言った。
「ディオスクロイ、変身!!」
木の上から降りてきたディオスクロイ、と名乗ったトランスフォーマーはイヌワシからロボットモードへと変身した。
「ディオスクロイ・・・!?」
「ディオスクロイっていうと、大昔のデストロンの1人と同じ名前なんだなー。」
とハインラッド。
「その本人だが?」
とディオスクロイは言った。
「ええ!?」
さすがにこれにはびっくりしていた。
「次元を超えてお前達を殺しにきたのさ!!ディオスクロイ、トランスフォーム!!」
とディオスクロイはF-15イーグルに変形した。
「改めて自己紹介をしよう。俺はデストロンの航空兵ジェットロン1人、ディオスクロイだ。あのスタースクリームと同型機だ。」
「・・・マジかよ・・・」
「・・・マジみたいだな、あれは・・・。」
「ああ、俺はスタースクリームのようにナルビームは使えない。スカイワープのようにワープも・・・いやできるが、アイツのように長距離はワープできない。(一度したが・・・)俺の能力は・・・まあ、そのうち分かるだろ。」
「・・・相手の能力は不明かよ・・・。」
そのまま戦闘になった。しかし、なぜかサイバトロンの能力を知っているディオスクロイに彼らは苦戦を強いていた。
「なんだ?その程度か?サイバトロンだろう?もっと俺を楽しませてくれよ。」(ここには、あの鬼畜のコンボイがしないしな・・・。そして何より崖から落ちないから、サイバトロンに文句を言われなくてすむ・・・・!!自分で落ちたのに何で俺が怒られなくちゃいけないんだ、ラチェット、パーセプター、ホイルジャック・・・!!あとスカイファイアーも・・・・。)
「くそっ・・・」
と、グラファイスが呟いた。ディオスクロイが内心で思っていることなど知らずに。
「手を貸そうか?グラファイス。」
と森林の中から灰色(黒)のピューマが出てきていった。
「クロノフォス!!」
「え?あの・・・」
「生きていたのか・・・!!」
「人を勝手に殺さないでくれ。それに俺が死ぬわけないだろ?」
「それもそうだな。」
と2人は顔を見合わせ、
「「さあ、覚悟はいいか?ディオスクロイ。」」
「来い。」
と3人は戦い始めた。クロノフォスとディオスクロイのコンビネーションは抜群だった。ディオスクロイも巧に2人の攻撃をかわす。
「ナルビーム!!っなんちゃって。」
とディオスクロイはビームを撃った。なんちゃって、と言っていたがそれは紛れもないナルビームだった。
「な、なんだ!?あれは・・・。」
とよけながらもそういったクロノフォス。
「チッ・・・。時間か・・・。そうだ、1つ言っておこう。アイツが見方をしている限り俺達はお前たちを狙い続けるからな。」
「アイツ・・・?俺達・・・?」
「D-NAVI、転送してくれ。」
「私の名前は?」
「・・・ローラ様・・・。」
「え?なに?聞えないわよ?」
絶対聞えているだろう・・・。
「・・・ローラ様だ。」
「フフフッ。はいよ、転送!!」
と、ディオスクロイはDーNAVIに転送され、謎めいた言葉を残して消えた。
「クロノフォス・・・。」
「またな、グラファイス。時が来ればまた会える。」
そう言い、クロノフォスはビーストモードになり森林の中へと消えていった。
「何故クロノフォスはディオスクロイのことを・・・?」
「俺達の中にクロノフォスがいるのか・・・?」
「それにアイツが見方をしている限り俺達はお前たちを狙い続ける、か。アイツとは一体・・・」
「ここで考えていても仕方ないか・・・。」
と小声で話す教官2人組。
「よし、アンゴルモアカプセルを回収し、ガンホーへ帰還する!!」
「イエッサー!!」
と彼らはガンホーへ帰還して行った。
そのガンホーでは・・・
「お帰り。」
とシャドウワープが夕食を作っていた。
「うまそー!!」
「でも、そうして料理なんて?」
「いや、みんな疲れてるだろうなー、と思って。それに任務に出ていないからこれくらいはなー、と思って作った。」
とシャドウワープ。
「・・・これでクロノフォスがシャドウワープだという考えはなくなったな。」
「ああ、そうだな・・・。」
((こんな手の込んだ料理はいくら先に消えたとはいえ20分や30分でできるものではないからな・・・))
「ていうか、お前料理できたんだな。あーうめー。」
「ほんとすごくおいしいですね。」
「料理できないように見えるのか?」
「・・・普通ぐらいかなって思ってた・・・。」
「正直にできないように見えるって言え。まあ、とある人にしごかれたからな。」
「誰に?」
「秘密。」
と皆で食事を楽しむのだった。
~おまけ~
グ=グラファイス、ビ=ビッグコンボイ、シャ=シャドウワープ
グ「そういえば何であの時考えたてこと分かったんだ・・・?」
ビ「あの時っていつだ?」
グ「ペンギンに熱帯は無理だっていうやつ。」
ビ「ああ・・・。顔に出ていたぞ。」
グ「マジかよ・・・。シャドウワープ見習うか。」
シャ「?俺を見習ってどうするんだ?」
グ「!?何時の間に!?」
ビ「最初からいたが?」
グ「マジで!?」
シャ「ん?ああ。まあ確かに俺、影薄いって言われるもんな。」
グ「悪い・・・。」
シャ「いや、構わないが。」
END
今回みんな空気だ・・・。
それとどうでもいいですがディオスクロイのワープ範囲は約3kmです。ちなみにスカイワープは約4kmです。
あと、私のなかでの食事のイメージはエネルゴンキューブみたいなものかエネルギーパックみたいなのを食べる(飲む)のが基本なイメージです。
ディオスクロイの1度だけの長距離ワープは初代ではおなじみのあれです。ネタにしてみました。