ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー~純白と漆黒の戦士~   作:メリア

8 / 17
第7話 シャドウワープの能力

「パトリシア、アレクセイ、イレーネ・・・。」

 

そう、シャドウワープが呟いた。

 

すると

 

「副司令、どうして・・・!?どうしてですかっ!?」

 

そうイレーネが叫んだ。

 

「どうして総司令官達を見殺しにしたサイバトロン達と一緒にいれるの!?」

 

そうパトリシアも言った。

 

「・・・彼らを見殺しにしたのは確かにサイバトロンだが、それは彼らではないぞ?」

 

と、シャドウワープ。

 

 

「それでも・・・俺達には理解できません・・・。」

 

そう深い悲しみの色を瞳に見え隠れされるアレクセイ。

 

 

「それでいい。」

 

そうシャドウワープは立ち上がり、パトリシア達を見て言った。

 

「え・・・!?」

 

そう言われたパトリシア達は驚きを隠せない様子だった。

 

 

「自分の思ったようにすればいい。自分の道を進めばいい。・・・違うかい?」

 

シャドウワープは口調を変えた。かつて総司令官を勤めていたときのものに。

 

「・・・俺達は間違っているのですか・・・?」

 

「誰が違って、誰があっているかなどは私にも分からない。だが、自分が信じる道を進むことは少なくとも己を裏切ることはないと私は思う。」

 

「たとえそれでかつて信頼しあい、尊敬しあった仲間達を敵に回してもですか・・・?」

 

「それは進む道が自分と違ったと思えばいい。かつてその者達と仲間であった事実は変わりはしないのだから。それよりも私は己を裏切ることだけは君達にはしてほしくない。アレクセイ、人生に答えなど存在しない。自分の思うとおりに行動するんだ。決して後悔をすることのないように生きればいい。違うかい?」

 

「そうですね・・・。」

 

そうアレクセイは答えた。

 

「副司令・・・。もしできることならあの頃に戻りたいです・・・。皆と一番仲のよかったあの頃に・・・。」

 

「ああ・・・。私もだ。」

 

そうシャドウワープと会話すると、パトリシアはチリーフフラミンゴに、イレーネはアムールトラに、アレクセイはサーバルに変身して消えた。

 

「ああ、自分で敵増やしちまった・・・。悪いな、ビッグコンボイ。」

 

そうシャドウワープ。

 

「いや、それは構わない。」

 

 

「ところで、シャドウワープ、傷はいいのですか?」

 

そうロングラックは聞いた。

 

「ん?ああ、忘れてた。・・・あいつらのことを考えてたら、な・・・。」

 

・・・忘れたですむのだろうか・・・。

 

「彼らは一体何者なんですか?」

 

「俺のかつての部下だ。・・・俺達の部隊は“異端者”で構成されていた。」

 

「異端者・・・?」

 

「ああ。普通なら持っていないような能力を持っている者達のことだ。」

 

「え・・・?」

 

「たとえば・・・。」

 

 

そうシャドウワープは言い、スタンピー達に近づき、2人に手をかざした。

 

「我が力よ、汝等(なむだち)の傷を癒せ。」

 

そう言うと手のひらから淡い光が溢れ、彼らを包み込んだ。

 

光が収まると2人の傷は完治していた。

 

「!?」

 

「こういった能力のことさ。普通のトランスフォーマーでは不可能だろう?俺達は普通のトランスフォーマーだが。・・・俺達のような能力を持つものは太古から生きているトランスフォーマーを両親に持っている。そう、まだそれぞれに特殊な能力があった時代に生まれたトランスフォーマーを。」

 

そうシャドウワープは言った。

 

「さて、気絶してる2人を連れて帰るか。」

 

彼がそういった直後、また彼が

 

「・・・!?この気配は・・・。まさか・・・!?」

 

「どうした?」

 

そういったシャドウワープにコラーダが聞いた。

 

「母さん・・・!?」

 

そう呟くと、

 

「あら、さすがね、シャドウちゃん。やっぱり私達の息子ね。」

 

そういいながら、1人の女性型トランスフォーマーがビルの陰から出てきた。

 

「何故!?母さんはあの時・・・!!」

 

「フフフッ。秘密よ。クスッ。そうだ、あそこに転送してあげる。あ、アンゴルモアカプセルも送るから問題ないわよ。」

 

 

そう彼女が言った刹那、彼らは不思議な空間へと来ていた。

 

「ここは次元の狭間よ。これから貴方達には過去や異世界に言ってもらうわ。・・・強くなってもらうために、ね。」

 

「は・・・?」

 

「あら?どうしたの?シャドウちゃん。回りきったらカプセルをあげるのに?」(黒笑)

 

「・・・イイエ、ナンデモアリマセン、オカアサマ。」(・・・あれは、なに?私の言うことに文句でもあるの?フフフっ文句があるならいいなさい?引きずり降ろして細切れにしてあげるわ、っていう目だ・・・・!!)

 

「フフフッ。さあ、逝ってらっしゃい。」

 

「母さん、字が違うから!!」

 

と、彼女は彼らを転送した。

 

 

「また、シャドウちゃんを女装させて遊ぼうかしら?それとも女体化とかそういうものにしようかしら?・・・あら、そういえば私名乗ってなかったわね・・・。まあ、いっか♪」

 

などと母親が言っていたことを息子のシャドウワープは知らない。

 

 

ちなみにその彼らが見たのは・・・

 

 

ホワイトライオンとオーソドックスな色をしたライオンと、そのライオンを『若』と呼んでいる、鷲とゾウに、2足歩行するタスマニアデビルに地上を歩く烏賊だった。

 

その不思議な集まりを見てグラファイスとシャドウワープ(姿はクロノフォス)は

 

「「ライオコンボイにライオジュニア、スカイワープにサントン・・・!?それにタスマニアキッドにスクーバ・・・。」」

 

と呟き気絶した。

 

他のメンバーも2人の呟きを聞いて気絶した。




なにかのフラグが立ったアレクセイ。
今更だけどアレクセイの名前がアレクサに似ている・・・。

どこの世界に飛ばされたかは分かりますよね?

それにしても、シャドウワープのお母さん、名乗りましょう?

そして自分で書いたのにシャドウワープが何を言っているのか分からなくなってきました(笑)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。