ワンサマー・オブ・ナイト   作:Bloo-D

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ヒロインとの初の出会い、そして一夏の回想


始まり
0-プロローグ


「お前、こんなところで何をしてるんだ?」

 

一夏「さあ…俺にもさっぱり……」

 

目を覚ました先で目にしたのは今まで見たことの無い風景に動物……いや、馬は流石に違うな……

っと更に金色の長い髪の女性、しかもスタイルも良いし綺麗な人だ。

けど肝心なのはこの状況がまだ理解出来てない事のみだ。

 

一夏「あの…俺、今の状況全くもって整理出来てないんですけど…ここは……っと言いますか…あなたは……?」

 

「私か?普通聞く方から名乗るのが常識だと思うが…まあ状況が整理出来ないのなら仕方あるまい。

私はこの国、アストロリアス王国の姫で近衛騎士団団長のミルドレット・アストロリアスだ。ミールと呼んでくれ。

そう言うお前は?」

 

ヘェ〜、この人お姫様なんだ。道理で綺麗なんだ……

って、見惚れてる場合じゃないぞ俺!ちゃんと自己紹介しないと!

 

一夏「え〜と……織斑…一夏です。でも……“織斑”って名字は、あまり好きじゃないんです……」

 

ミール「えっ、何故だ?何か嫌な思い出があるのか?」

 

はい…その通りです……でもあまりにもショックな事があり過ぎたので何も言いたくないんです……

 

ミール「黙っている所から察するに、何か嫌なことでもあったのだな?

だが、自分で全て抱え込むのは流石に良くないぞ。私が力になってやるから、全て話すといい」

 

えっ、聞いてくれるんですか?

 

ミール「そんな顔しなくとも聞いてやるぞ。何せ私は姫にして騎士なのだからな」

 

そっか……なら、この人なら…言ってもいいな……

 

一夏「それが……」

 

俺は今までにあった話を、そのミールと言うお姫様に語り明かした。

 

_______________________

 

 

俺は小さい頃に実姉と一緒に親に捨てられ、以来姉がバイトで家計を助け、俺は家事全般で家庭を助けるとした。そんなに裕福な生活では無かったけど、それでも幸せだった。

けれどそんな時にある出来事が俺の…いや、家族の運命を変える事となった。

 

今から10年くらい前に篠ノ之束博士が発表したインフィニット・ストラトス、通称“IS”。それは宇宙空間での活動を想定して開発されたマルチフォーム・スーツ。しかしこいつは女性にしか反応しないことが欠点故に、発表された当初は全く注目されなかったが……

 

日本を射程距離内とするミサイルの配備された全ての軍事基地のコンピュータを何者かが一斉にハッキングして、2341発以上のミサイルを日本に向けて発射。その約半数を搭乗者不明のIS《白騎士》が迎撃した上、捕獲もしくは撃破しようと各国が送り込んだ大量の戦闘機や戦闘艦等の軍事兵器の大半を無力化。この一連の騒動は後のちに『白騎士事件』と呼ばれる事件により、従来の兵器を凌駕するISの圧倒的な性能が世界中に知れ渡り、千冬姉はISによる世界大会(モンド・グロッソ)で総合優勝及び格闘部門で優勝し、世界最強の女性(ブリュンヒルデ)の称号を手にして世界中の女性達から英雄視されるようになったけど、それに対して俺への扱われ方は極めて最悪だった。

 

俺は男というだけで虐待されて、たとえ良い結果を出しても……

“織斑千冬の弟だから出来て当然だ”

とかで誰も褒めたりはしない。しかも今まで親しかった友達も急に……

“お前のせいで不幸になったんだ!”

とか言って殴りかかってきて、皆それを嘲笑いながら眺めてるだけで、みんな俺の事を“織斑千冬の付属品”とか呼んで出来損ない扱いする始末だった。

 

そして俺の唯一の心の支えだった姉は……

“悪いなクソガキ、ブリュンヒルデ様はテメェの事を見捨てちまったみたいなんでな。恨みはネェがここで死んでもらうぜ”

ドイツでの第二回モンド・グロッソで応援に行った際に俺は誘拐されて、その誘拐先で俺は殺された。

攫った理由は千冬姉にモンド・グロッソで優勝させないためだったみたいだけど、その千冬姉は決勝にまで勝ち上がったそうで俺は千冬姉に失望した。

 

それから俺は死んだかと思うと目を覚ました先が、アストロリアス王国という国でそのお姫様だった。

 

_______________________

 

 

ミール「そうだったのか、それはさぞ辛かっただろうな……」

 

ええ辛いですよ……もう泣きたいくらいに辛いですよ……

 

ミール「良し分かった、それを聞いたからにはお前を放っておくわけにはいかない。

ならば私のもとに来ると良い。そうすれば食べるのと寝るのには困らんし、何よりみんながお前を認めるだろう」

 

えっ?こんな俺を……

 

一夏「いいんですか?こんな出来損ないなんかに……」

 

ミール「何を言うか!お前はちゃんとしたシッカリ者だ!お前はちゃんと努力してる、お姉さんを助けてる、それは立派なシッカリ者だ!私ならそんな弟がいれば誇りに思う!!

それを出来損ないなぞ言うのは愚者共がする行いだ!そんな不届き者が居るならば、私が一人残らず成敗してくれる!!」

 

一夏「!」

 

この人…本気で俺の事を……まるで…太陽みたいな…本当のお姉さんみたいだ……

 

一夏「それじゃあ…宜しくお願いします……ミルドレットさん……」

 

ミール「ああっ、宜しくな。後一つ、私のことは“ミール”と呼べ。それとお前は今から、私の大事な弟とする。

イイな?」

 

一夏「はい…ミールさん……」

 

こうして、先の分からぬ俺の物語が始まった……




書いてみたはイイけどなんかイマイチだな……
今度は戦闘シーンとか入れてみようと思いますが、期待に応えられるかどうか心配です……
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