ワンサマー・オブ・ナイト   作:Bloo-D

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再戦とはいえ、バルバトスが一方的に殴られる回です……


14-再戦

イフリート『主!』

 

イチカ「イフリート!」

 

イフリート『心配したのよ!主がもうバルバトスにヤられたと思ってどれ程心配したのか!!』

 

イチカ「ごめんなイフリート、けどこうして帰って来たんだ。だから安心しろ」

 

イフリート『ええ……』

 

特に心配してたのはイフリートだった、もう涙で目元が真っ赤になるくらい心配して泣いてたのだろう。

 

 

ソニア「それよりもイチカ、そっちの人は誰?」

 

そんな時に間に入って来たソニアさんにケルベロスの事を聞かれて、俺はケルベロスをみんなに紹介した。

 

イチカ「ああそうだった。

こっちはケルベロス、何でも戦闘ドロイドらしいんだ。

それで、こっちが俺の仲間達だよケルベロス」

 

ケルベロス「初めまして、私はマスターの守護ドロイドを務めますケルベロスと申します。皆様、これから宜しくお願い致します」

 

ミール「こ…こちらこそ宜しく……って、マスター?」

 

クロエ「イチカの事か?」

 

ティア「そう言うのならそれでいいんじゃない?」

 

ソニア「そ…そうね……あまりの他人の意思に意を表すのは悪いし」

 

エクセラ「ふむ、正直言って深く問いただしたいが、それはバルバトスを倒してからだな」

 

確かにな!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

イチカ「バルバトス、今度こそはケリを付けてやる!」

 

バルバトス「ほぉ。死に損ないか、ま〜だ生きていたか。

まあその方が仕留め甲斐があるからいいがな」

 

イチカ「言っておくが、今度ばかりは違うぞ!」

 

ミール「そうだ!今度は私達がいる!!」

 

クロエ「騎士の名に賭け、今度こそ貴様を葬ってくれる!」

 

ティア「あなたの悪行は、私達が食い止めてみせる」

 

ソニア「どんな事があっても、私達は決してへこたれない!」

 

エクセラ「大切な仲間との友情、大切な仲間との絆こそが、我らを強くする証!」

 

ケルベロス「その強き繋がりがある限り、私達は負けない。そして私達の道を、人々が“正義”と呼ぶことを、しっかりとその身体に刻み込むといい」

 

ケルベロス…ドロイドなのに結構良い事言うな……

 

バルバトス「貴様らァ、こんな所で長々と俺を待たせてるとは随分と良い度胸だな?

鼠のように逃げおおせるかッ!ここで死ぬかッ!!

どちらか選べぇええええええええええええええええええい!!!」

 

そして再び、戦闘が始まった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

バルバトス「さあ来いよ…微塵切りにしてくれるわ!」

 

ケルベロス「そうはいきません、ツインバレット!」

 

≪ガガガガガ!≫

 

バルバトス「うおぉ!」

 

 

エクセラ「良し、絶好のタイミングだ!

裂駆槍!!」

 

≪ドガッ!≫

 

バルバトス「ぬうぅ!」

 

 

エクセラ「まだだ!

瞬殺迅槍衝!!」

 

≪ゾンッ!≫

 

バルバトス「ぐうぅ!」

 

 

エクセラ「これで終わらんぞ!

刹那は夢幻! その一瞬に我が全てをかける!

翔破!裂光閃!!」

 

≪ドガアァアアアア!≫

 

バルバトス「うはぁ!」

 

ケルベロスの銃撃で怯んだバルバトスに、エクセラさんが強烈な連続突き攻撃で先制した。

 

ーーーー

 

ソニア「今度は私の番よ!

雷神剣!!」

 

≪ズドドッ!≫

 

バルバトス「何!?ぬうぅ!」

 

 

ソニア「まだ行くわよ!

説破!!」

 

≪ザンッ!≫

 

バルバトス「ぬおぉ!」

 

 

ソニア「更に……

崩龍斬光剣!!」

 

≪ゾンッ!≫

 

バルバトス「ぐほぉ!」

 

 

ソニア「まだまだこれからよ!

覚悟は良いかしら?

食らいなさい雷を!

ライトニングノヴァ!!」

 

≪ザザアァアアアア!≫

 

バルバトス「ぐはぁ!」

 

今度はソニアさんの攻撃、手加減無い連続攻撃で正直付いて行けない……

 

ーーーー

 

バルバトス「おのれ〜!よくも俺をコケにしおって!!

いい加減に砕けろ……!」

 

クロエ「そうは行かんぞ!

幻晶剣!!」

 

≪ザンッ!≫

 

バルバトス「ぐうぅ!」

 

 

クロエ「秋沙雨!!」

 

≪ドドドドッ!≫

 

バルバトス「うへぇ!」

 

 

クロエ「昇舞神風閃!!」

 

≪ザザザザッ!≫

 

バルバトス「うおぉ!」

 

 

クロエ「懺悔の用意は出来たか?!

覚悟を決めよ…荒ぶる心、無風なる水面(みなも)の如く、鎮まれ……

これがヴァレス流奥義!無想神烈閃!!

斬る!」

 

≪ザザアァアアア!≫

 

バルバトス「ぐわぁ!」

 

続いてはクロエ姉さんによる高速連続剣技で滅多斬り。

けどあれで全く倒れないバルバトスの頑強さを見習いたくなってしまう……

 

ーーーー

 

バルバトス「くっ…くっそ……!

おのれ…おのれおのれえぇええええええええええええええ!!

好き勝手やってしおって!甘く見るなあぁああああああああああ!!

一発で沈めてやるよ!覚悟は出来たか?!

ワールドデストロイヤーーーーー!!!」

 

≪ズガアァアアアアアア!≫

 

イチカ「うおぉ!?」

 

くっ!またあの技か!!

 

ーーーー

 

ティア「やらせないわ。

グランドクロス!」

 

≪ドンッ!≫

 

バルバトス「ぐうぅ!」

 

 

ティア「私達を侮らないことね。

穢れなき風、我らに仇なす者を包み込まん!

イノセント・シャイン!!」

 

≪ガガガガッ!≫

 

バルバトス「ぐはぁ!」

 

っと思えばお返しとばかりにティアの術攻撃が炸裂。

 

ーーーー

 

バルバトス「貴様らあぁああああああああああ!!

俺を馬鹿にするとはいい度胸だなあぁああああああああああ!!

微塵に砕けろッ!

ジェノサイドブレイバー!!!」

 

≪ドゴオォオオオオ !≫

 

クロエ「うわあ!」

 

イチカ「クロエ姉さん?!」

 

そんな時、バルバトスの2度目の反撃でクロエ姉さんがダメージを受けた。

 

 

クロエ「くっ、大丈夫だ!

この程度はボトルさえあれば……!」

 

ミール「ちょっとそれはダメ……!」

 

バルバトス「貴様あぁああああああ!

アイテムなぞ!

使ってんじゃ!!

ねえええええええええええええええええええッ!!!」

 

≪ドガアァアアアア!≫

 

クロエ「ぐわあぁああ!」

 

そしてクロエ姉さんが懐から取り出したペットボトルに入った液体を使おうとした矢先、バルバトスの甲高い声と共に斧での振り上げ攻撃でクロエ姉さんが断末魔の叫びをあげて沈黙した。

 

 

イチカ「クロエ姉さん!?」

 

ミール「はぁ…だから言ったのに……」

 

ティア「バルバトスはアイテム関係を使おうとした瞬間に、今みたいなカウンターを仕掛けるから気を付けてねイチカ。

レイズデッド!」

 

クロエ「う…うう……酷い目にあった……」

 

ご愁傷様です……

 

ーーーー

 

イチカ「ともかく、これは長引かせるワケにはいかないな」

 

ミール「全くだ、早急にキメねばならぬな」

 

 

ケルベロス「ならばヤられる前に叩けばいいだけです。

ツインバレット!!」

 

≪ガガガガッ!≫

 

バルバトス「ぬおぉ!」

 

 

ケルベロス「これで済ましません。

セッシブバレット!!」

 

≪ガガガガガガガガッ!≫

 

バルバトス「くうぅ!」

 

 

ケルベロス「まだ行きます。

スライディングバレット!!」

 

≪ダダダダッ!≫

 

バルバトス「うおぉ!」

 

 

ケルベロス「仕上げはこれです。

輝ける力よ、ここに集いて道を示めさん!これでトドメです!!

はあぁああ!

Xバスター!!!」

 

≪ドドドドドドドドッ!≫

 

バルバトス「おおぉ!」

 

今度はケルベロスの猛烈な銃撃からの魔方陣から無数の光弾攻撃。

あれはあれで痛そうだ……

 

ーーーーーーーーーー

 

ケルベロス「マスター、最後は頼みます」

 

イチカ「お…おう……」

 

とはいえ、大丈夫かな?

 

ミール「不安か?」

 

イチカ「えっ?まあ……」

 

ミール「心配するな、私達がいる。一緒にやろう」

 

イチカ「……」

 

ミール……

 

イチカ「良し、行くぞ!」

 

ミール「ああ!」

 

ミールの言葉で自信を持った俺は一緒に攻撃を叩き込んだ。

 

ーーーー

 

イチカ「裂空斬!」

 

≪ザンッ!≫

 

ミール「秋沙雨!」

 

≪ドドドドッ!≫

 

バルバトス「ぐはぁ!」

 

回転斬りと連続突き。

 

 

イチカ「熱破旋風陣!」

 

≪ゾンッ!≫

 

ミール「絶風刃!」

 

≪ザザザザッ!≫

 

バルバトス「うおぉ!」

 

さらに炎と風の薙ぎ払いと衝撃波。

 

 

ミール「イチカ、合わせて!」

 

イチカ「わ…分かった!」

 

加えて……

 

バルバトス「む?」

 

「「真空千裂破!!」」

 

≪ズドドドドッ!≫

 

バルバトス「うがぁ!」

 

ミールと俺の技を合わせた突きと回転斬り攻撃。

 

 

バルバトス「くおぉ……この力は…一体……」

 

ミール「お前には無い仲間との絆による力だ!

一緒にトドメだイチカ!」

 

イチカ「おう!」

 

バルバトス「!?」

 

 

そして……

 

イチカ「俺の炎と!」

ミール「私の風が!」

イチカ「世界の命運と共に!」

ミール「今交わる!」

イチカ「これが!」

ミール「私達の!」

「「虎牙破斬・咢(こがはざん・あぎと)!!」」

 

≪ズガアァアアアア!≫

 

バルバトス「ぐはぁああああ!」

 

俺がバルバトスを炎の斬撃で斬り上げ、そしてミールが風の連続剣技で追撃、その後左右から咢のように挟撃してバルバトスを倒した。

これで俺達の勝ちだ。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

バルバトス「くっ…おのれ……

ま〜だ摘み取るには早過ぎるか。だが…貴様こそは、俺の渇きを癒すに相応しき者。今度合間見える時は、必ずや血祭りに上げてやる」

 

そう言ったバルバトスは跡形も無くその場から消え去った。

 

 

イチカ「消えた、倒したのか?」

 

ミール「いえ、バルバトスは時空転移が出来るとされるから、別の時空へ転移したと思うわ。

けど、暫くは仕掛けて来ないと思うわね」

 

ならばいいけどさ……

 

 

ミール「ところで、そっちのケルベロスって娘はどこで見つけたの?」

 

えっ?ああ、ケルベロスか……

 

イチカ「なんでも、ノルンっていう神様を祀ってる聖堂でもらったんだよ。その神様からね」

 

エクセラ「なっ、ノルンを祀る聖堂だと!?今まで誰にも発見されなかったノルンの聖堂が、この森にあるのか!?」

 

イチカ「はい、ここより奥の方に」

 

ミール「なら行きましょうよ!ノルンの聖堂のなんて、過去最大の発見よ!!」

 

ケルベロス「それは無理ですよ」

 

えっ?ケルベロス?

 

クロエ「どうしてなんだ、何か鍵が必要だからとかか?!」

 

ケルベロス「そう言ったものです。より正確に言えば、マスターが訪れた聖堂は、そこに入るに相応しいき素質を持つ者しか入れないのです」

 

ソニア「それじゃあ、その聖堂にはイチカしか入れないってこと?」

 

ケルベロス「簡潔に言えばそうです。ですが今は、マスターが行っても入れるワケではありません。何せノルン様は気まぐれですから、次に入れるのがいつになることやら」

 

そうか…過去最大の発見とか聞いて驚くけど、それなら仕方ないな……

 

 

≪ズキッ!≫

 

イチカ「痛!」

 

『!?』

 

その瞬間、急に治った筈の肩から激痛が走った。

 

ミール「大丈夫なの!?」

 

イチカ「心配には及ばないさ。けど、なんで治った筈の肩が……」

 

ケルベロス「肩に投与された麻酔が切れたのでしょう。衣類はノルン様が新調しましたが、肩に関してはタダ麻酔で痛みを無にしただけですからね」

 

それだけはもっと早く言ってくれよ……

 

ミール「それじゃあ全然大丈夫なんかじゃないだろ!

私が肩を貸すから一緒に馬に乗ろう!!」

 

クロエ「いえ!姉さんは戦いでお疲れでしょうから、ここは私が担当します!!」

 

エクセラ「こんなところで争ってどうするのだ。ここは公平に、私が担うとしよう」

 

ソニア「なんで抜け駆けしようとしてるのよ?!だったら私も立候補するわ!!」

 

ティア「イチカ、こんな人達なんかほっといて行きましょう。キリがないから」

 

イチカ「えっ?……あっ、はい……」

 

ミール「ってティア!なんでどさくさに紛れて抜け駆けしてるのよ?!」

 

ティア「このまま喧嘩してても何も始まらないわよ、とにかく帰りましょう」

 

『うぅううううう!!』

 

 

っとこんな感じに事は収束し、砦の者達に別れを告げて俺らは王都へ帰った。




書いた後に言うのもなんですが……バルバトスが一方的にヤられるのって……つまんないですね……

バルバトス「嫌味かゴラァアア!!」


ってなワケで、次回は年明け辺りに投稿出来たらいいなぁ……
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