前回の座談会同様、著しいキャラ崩壊、メタ発言が含まれますのでご注意ください。
今後の連載についての情報が気になる方はあとがきを確認していただければ幸いです。
ウィッチたちの赤裸々座談会 2
ひとみ「た、助けてください! へるぷ、へるぷですーーっ!! ビートルズの5thシングルー!」
スミス「ひとみちゃんー? って後ろにいるのはー?」
あおば「そのネタ通じるんですかねぇ? あ、どもっ恐縮です!」
レクシ「邪魔するなら帰って~」
あおば「ほなさいらな~……ってアホですか! なにが悲しくてリベリオン人が関西弁をしゃべるんですか!」
スミス「あ、あはは……えっと、座談会的ななにかやるからって言われてきたんだけどー、えっと、場所、合ってるよねー?」
ひとみ「そうなんだけどー! とにかく私だけじゃ新発田さんの質問は捌けないんですーっ! ティティちゃん助けてっ!」
スミス「えっと、新発田記者さんはひとみちゃんになにを……?」
あおば「よくぞ聞いてくれましたメイビス・ゴールドスミス少尉! 実はですねぇ、南洋の敏腕記者であるこの私が扶桑海軍の奮闘を手記に纏めようかと思いまして!」
レクシ「敏腕とか自分で言うのね東洋人」
あおば「そりゃあもう敏腕ですから。私の手にかかればどんなウィッチも丸裸!」
スミス「やーん、えっちさんですぅー」
レクシ「誰だティティに酒飲ませたの!」
スミス「飲んでらいですよー……」
レクシ「飲んでる! 絶対飲んでる! 中止! 中止!」
―――1時間後―――
スミス「うぅ、もうお嫁さんに行けないよぉ……」
あおば「まんぞくまんぞく……さて、これが『遣欧艦隊集団食中毒事件』の真相なのは間違いなさそうですねぇ……」
レクシ「誰か、こいつの口封じて」
あおば「言論の自由を侵害するなんて! 自由の国リベリオンのやることじゃないですよ!」
レクシ「国体の維持のためにやむなしよ。さて、そろそろ本題はいりましょうか。ほらヨネカワ、あんた音頭取りなさいよ」
ひとみ「えっと、と、とりあえず! シンガポール編完結……で、いいんだよね、の座談会を始めたいと思います!」
あおば「もう既にお察しでしょうが……今回も前回同様、執筆四人組がそれぞれキャラになりきって書いております! とりあえず自己紹介をば!」
スミス「ブリタニア=アウストラリス王立空軍少尉 メイビス・ティティ・ゴールドスミス少尉です。今回はオーバードライヴの代役を務めます」
レクシ「リベリオン空軍少尉 アレクシア・ブラシウよ。今は矢神の代役よ!イエス!セレンディピティ!」
ひとみ「そして前回から続投してプレリュードの代役をやらされることになってしまった米川ひとみです!」
あおば「そして私、扶桑系の新聞社《南洋日報》より派遣されて参りました
ひ・ス・レ・あ「「「「シンガポール編を読んでいただきありがとうございました!!」」」」
あおば「いやーそれにしても平和でしたねぇ、七話で合計約14万字! シンガポールからコロンボに移動しただけでしたね!」
ひとみ「ほ、ほんとうに平和でしたか!? とんでもない演習とBBQとミリンとか大パニックだった気が……」
レクシ「ネウロイが来なかったんだから平和でしょ、加賀は沈みかけたけど」
スミス「ミリンは不可抗力です……」
あおば「そうそう、それなんですけどね? あれって結局どういうことだったんですか? 軍人さんたち皆口が堅くて、なにが起こってるのかよく分からなかったんですよぉ」
スミス「うぅ……。よ、要は酔っ払った私が第五航空戦隊の皆さんをしばき倒したってことらしいです。私はキャプテン・キリドーにミリンを飲まされた後から記憶はないですし、アルコール飲むとどうも暴れてしまうらしくて……」
あおば「あ、はい。暴れるのは先ほど体感しました」
スミス「ごべんなざいぃぃぃぃ!」
ひとみ「ティティちゃん泣かないで。でも魔法力全開のティティちゃんすごいよね。私の狙撃も避けちゃうし……あれ、けっこう自信あったのに」
レクシ「そうよ! 自爆とはいえあんなに空高く飛べるなんて! まさにウィッチの鑑」
あおば「打ち上げティティ、上から見るか、横から見るか……名作の予感ですかね?」
スミス「映画になんてしなくていいですから! あれから整備兵の皆さんに『伝説が増えましたね』とか言われるんですよ!」
レクシ「それはしかたない。って、ん? 伝説が『増える』? 前にもなんかやったの?」
あおば「アルコールを飲むと云々のところでも経験がおありのような言い方でしたけど」
ひとみ「ほら、ティティちゃん。話そう? 私も前回、いろいろ暴露されたから。うん、いろいろと……」
スミス「うぅぅ。……えっと、それを説明するには私が軍に入った経緯から話さなきゃいけないんですけど……」
あおば「ま、まさかその年でアルコール依存症に……!? 強制隔離のためですか?」
レクシ「更生施設で苦労したのね……」
ひとみ「恥の多い人生を送ってきたんだ……」
スミス「そろいもそろって違いますっ! も、元々の生まれがブロークフォードウィッチワインで、実家が農家でワインセラーとかもやってるんです。それが養成校を出て、はじめての配属になったティンタル基地の先輩方にバレまして……」
あおば「あぁ、アウストラリス空軍は営倉内での飲酒ができますからねぇ、献上させられましたか」
スミス「はい……あと基地の定番で歓迎会の後に、シゴキも兼ねた肝試しをするんですけど……ワインをしこたま飲まされた後でやりまして」
ひとみ「あー……なんとなくわかっちゃったかも」
スミス「……仮装して準備万端名先輩たちを衛兵の厩舎から強奪した馬で蹴散らしました」
あおば「さすがに予想外です。よりにもよって馬で蹴りましたか……一面に踊るのは【現代に蘇る騎兵】ですかね?」
レクシ「それにしても馬って……よく死人が出なかったわね」
スミス「先輩たちはシールドだって使えますし……」
レクシ「シールド使わなきゃどうにもならないレベルで追い込んだのね……」
スミス「私は歓迎会の最初の方までしか覚えてないんですけど、暴徒鎮圧用警棒を片手に馬で夜中中ずっと走ってたらしくて……そこから『
レクシ「ワオ! シマヅスタイル!」
あおば「関ヶ原ですか……」
スミス「えっと、何言ってるか分からないんですけど……」
ひとみ「武田の騎馬隊は世界一ィィィ!!」
スミス「ひとみちゃん!?」
あおば「いやぁ米川さん。座談会ということであらぶってますねぇ」
レクシ「あぶらうってますね?」
あおば「さっきからやけに扶桑語がお上手ですね。でも、確か本編ではレクシーさん扶桑語喋れない設定でしたよね?」
ひとみ「そうなんですよ青葉さん! レクシーちゃんもティティちゃんも扶桑語が通じないんです!」
スミス「な、なのでひとみちゃんに扶桑語を教わってます。難しいですね、扶桑語」
レクシ「扶桑語なんて覚えてられへんねん。あんなんどないせぇっちゅうねんホンマに。アホ言うんは文系の数を5に整えてからにしてやー」
あおば「ペラペラに見えるのは気のせいですかねぇ……あ、そうそう、貴女の愛しの彼氏さんは仕事上覚えるしか無さそうですよ? この際勉強されては?」
レクシ「……善処する」
ひとみ「あ、扶桑語が話せない人は私が月に変わって(ワルサーで)お仕置きしちゃいますよ!」
レクシ「上等じゃあ! おんどりゃあ!」
あおば「くやしいのぅ。くやしいのぅ」
スミス「そろそろ(版権的にも)危ないのでそろそろ話を戻しましょうか」
あおば「権力には屈しないつもりだったんですが、しかたありませんねぇ。では改めて、新登場ウィッチである皆さんの元ネタについてお聞きしていきましょうか! ではまずレクシーさんから!」
レクシ「アタシはアレキサンダー・ブラシウ、米海軍空母『レキシントン』で19機撃墜の戦果を挙げたエースパイロットよ。ルーマニア移民の子供としてインディアナ州に生まれたわ」
あおば「あれ、でも確か劇中ではアイオワが故郷云々の記述がありませんでしたっけ?」
レクシ「似たようなもんでしょ。どうせ畑しかないところよ。大差ないわ」
スミス「そういえばレクシーさんはフィリピンでゲリラを指揮したこともある凄い方なんですよね」
レクシ「そっちよりもマリアナでの活躍を褒めて欲しいものだけどね」
ひとみ「あはは……ティティちゃんは?」
スミス「私はエイドリアン・ゴールドスミスさんが元ネタです」
あおば「エイドリア―――――ン!」
ひとみ「えいご〇あーん」
スミス「うるさいです」
あおば「あ、はい」
ひとみ「ごめんなさい」
スミス「エイドリアンさんはオーストラリアのエースパイロットで第二次世界大戦期に17機の撃墜記録があるんですよ。枢軸国の皆さんには数では劣りますがこれでもれっきとしたエースなんですから!」
レクシ「気にしちゃだめよ。三桁なんて行く方がおかしいの」
ひとみ「あ、あの! シャンちゃんのことも忘れないであげてください!」
レクシ「ナンジェッセ中尉……。いい奴だった……」
スミス「シャンタルさんの元ネタは実は第一次大戦のシャルル・ナンジェッセ中尉が元ネタなんです。この方は大西洋横断飛行にチャレンジして愛機『白鳥号』と一緒に行方不明になりました」
あおば「それが気づけば米川少尉のアフタアーバーナーで焼き払われる始末……南無」
ひとみ「あれは事故なんですぅ!」
スミス「シャンタルさん、かなりトラウマになってましたよね……」
ひとみ「あとでもう一度謝っておきます……ナンジェッセ中尉は今ホルムズ海峡の方に行ってるんでしたっけ?」
レクシ「そうね。今頃行方不明になってないといいけれど」
あおば「まー大丈夫だとは思いますよ。ホルムズ海峡の方へ、といっても今回はまだインダス川流域らへんの爆撃ですし。本格的にペルシア湾に踏み込むのはもう少し先のことになりそうですし」
スミス「まず先にウルディスタン地域をなんとかしないと西アジア奪還もなにもなくなってしまいますからね……」
ひとみ「ウルディスタンって……」
レクシ「あんた大丈夫? ウルディスタンといえばインディア帝国の北西側、宗教的紛争でインディア帝国から分裂してできた国じゃん」
あおば「宗主国のブリタニアにはちゃんと纏めて欲しいものですけどねー。とにかく、そんなのですから戦争一歩手前だったりするんですよね……まあ、ネウロイがいるからそんなコトしてる場合ではないんですけども」
ひとみ「ふえぇ……」
あおば「米川さんも知っておいて損はないですよー? 意外とこういうのって役に立ちますし」
スミス「そ、そういえば! アオバさんの元ネタって……」
あおば「え? 別に私は空飛ぶ訳ではありませんし、元ネタになった軍人さんは……特にはいらっしゃいませんねぇ」
レクシ「……新発田駅かな? 白新線の駅よね(迫真) それとも新幹線?」
あおば「某お船が女の子してるゲームの方が先にでるかと思ったんですが、えぇ」
ひとみ「えっ? ゲームを作るんじゃないんですか? シナリオライターは闇ですよ?」
あおば「そちらの青葉でもありませんよ。……露骨に話題をそらされましたが、この先はネウロイだけじゃなく
レクシ「我らがリベリオンの『生来の決意作戦』も大局を迎えるわけだから、当然よね」
スミス「なんですけど、執筆の都合上、投稿ペースを隔週ないしそれ以下に落としていくことになりそうなんですよね……」
あおば「まーまたしても原稿のストックなくなっちゃいましたからね……」
ひとみ「仕方ないよ。みんな忙しかったし、なにより毎週1万文字の投稿ペースを保ち続けるのは難しいからね」
レクシ「ここから先はしばらくコロンボで休憩よ。誰かさんが『かが』をこわしちゃったから」
あおば「まあまあ、流石にゴールドスミスさんが可哀想ですよ。それでは皆さんっ! またお会いしましょう!」
スミス「変な気遣いが痛いですっ! で、でも、今後の活躍で、デキる女ティティを見せつけてやるんですから……! 頑張りますよ!」
ひとみ「ヤる時はヤる女、ティティちゃん! どうぞお楽しみに!」
スミス「ひとみちゃああああああああああん!」
★ ★ ★
OD「毎度の事ながらこの裏話本当に必要なのかと思いながら大暴走してるけど、大丈夫だよね?」
帝都造営「大丈夫。瑞鶴ジャーは世界を救います(第二章七話前半より)」
プレリュード「そのとおりだ、同志聖都造営。失礼、かみまみた!」
矢神「そうですね。いつも心に瑠璃子。これさえあれば世界は救われる(救われない)」
ひとみ「今回はティティちゃんが
帝都造営「ともかく、203空もいよいよ西アジアへと突入です! ウルディスタン編も鋭意作成してまいりますので、これからもゴールデンカイトウィッチーズをよろしくお願いいたします!」
★ ★ ★
米川ひとみ。扶桑皇国空軍少尉。
彼女が人類連合第203統合戦闘航空団、通称「ゴールデンカイトウィッチーズ」に参加し、欧州を目指して旅立ってから……早くも三か月。
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お父さん お母さん へ
お元気ですか? 私は今スリランカで訓練に明け暮れています。毎日へとへとですが、休みの日には観光に連れて行ってもらったりして楽しく過ごしています。
今日はお父さんたちから小包が届いたのでお礼を言いたくてメールしました。もらったスコープ、大切に使います。今使っている狙撃銃にもぴったりでとても使いやすいです。特注で作ってくれたんだよね。本当にありがとう。隊長の石川大佐や分隊付狙撃手にいた経験のあるウィッチの方がとても驚いていました。これなら狙撃ユニットの正式装備としても十二分に通用するとかいろいろ言ってます。私はまだスコープのよしあしとか基準とか分からないけど、少し誇らしいです。
米川硝子っていろいろ有名だったんだなぁって加賀に乗ってから気がつくようになりました。従軍記者の方やカメラに詳しい整備兵の方もみんな米川硝子のレンズのことを知っていて、世界トップクラスのレンズメーカーだとか、米川硝子がなければ今のフレネルレンズはないとか、褒められたりすごいねって言われるんですよ! 少し恥ずかしいですけど、嬉しいです。
今はもう私もエースパイロットらしいです。自分だとまだまったく実感がないんだけど、いろんな人から挨拶をしてもらったりすることも増えて、楽しいです。だから心配しないで。私は元気です。父さんたちのスコープもあります。たくさんの人が支えてくれます。だから心配しないでください。
いろいろ話したいことが沢山あります。メールやお手紙じゃなくて、電話とか会って話せたらいいなぁ。
また、メールします。
大好きです。
米川ひとみより
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――――――彼女たちはいつだって、その理不尽と戦ってきた。
「諸君、緊急事態だ。ウルディスタンが政府機能をロンドンの亡命政府に移した。ウルディスタンは間もなくネウロイの瘴気に沈む」
「く、国一つ丸ごとですか……!?」
「そうだ。現在ウルディスタン領内から脱出できていない市民は一億人強。全市民が脱出できたとして、その8割が難民となる」
「ど、どうするんですかそんな数の難民……逃げ場なんて、ありませんよ!」
「ネウロイの規模は8,000体を越えていると推察される。数千万の無辜の民がそれに飲まれる。我々はそれを看過することはできない。俺たちはウィッチだ。それ以上の答えが必要か?」
――――――大地を喰らい、生命を喰らう。その理不尽に否と声を上げ続けた。
「どこまで行ってもクソ溜めはクソ溜めなんじゃねーですか。やっぱりネウロイなんかより、ニンゲン様のご機嫌の方が大切だ」
「だけど、私たちは飛ばなきゃいけない。違う?」
「オラーシャ式は御免ですだよ。中尉」
――――――己の
「そんなことをすれば皆が自己矛盾に陥りますよ?支持率も株価も
「なるほど? それがお茶の間
「そりゃあそうでしょう。こんな僻地で誰が傷付こうと悲しもうと、誰も気にしやしない。気にしちゃいけないんですよ」
「……その台詞、もう一度言ってもらおうか」
――――――声を上げ続けることが容易なはずはない。
「難民を迎撃!? いよいよ狂ったかインディア帝国陸軍は!」
「ウルディスタンから押し寄せる武装した暴徒たちを野放しにするわけにはいかない。当国と彼の国は戦争状態なのですよ。祖国を護ることこそ我等の使命。インディア8億の民の望み」
「貴様らは見えていないのか! 敵は、本当の敵はその後ろにいるんだ! 放っておけば貴様の言うその祖国とやらも同じ運命を辿るんだぞ!」
「明日の敵より今日の敵。今日国土を侵されてしまっては、明日の国土を守ることは出来ません」
――――――喉は枯れ、どこにも響かず声は消えていく。
「先輩、助けられないことと、助けないことの境界って、どこなんですか……?」
「さぁ? でも結果は一緒よ。それにどう納得するか、軍人に必要なのは、それだけよ。割り切れ、米川。あんたが喰われるぞ」
「でも……!」
――――――それでも、守らねばならないものがある。
「こちらウルディスタン陸軍第342ライフル中隊、ウィッチ殿、どうか他の部隊に伝えてくれ。我々中隊は此の地にて雄々しく戦い、国土回復の礎となった。我に続かれたし、と言伝を願いたい」
「諦めないでください! 必ず! 必ず助けますから!」
――――――たとえそれが、血にまみれた綺麗事であったとしても、
「俺にも娘がいました。生きていれば少尉殿と同じぐらいです。エスコートできて光栄です。我らが命に代えてでも必ずお守りいたします」
「……生き残らなきゃ、意味なんてありませんから。命に代えてなんて言わないでください」
「我々はもう老いたのです。これが我々の戦いだ。これが君たちを地獄のただ中に叩き込んだ老兵の、ただ一つの償いであり、わがままなのです。少尉殿、祖国を、この国を、お預けします。――――必ず彼のネウロイに鉄槌を」
――――――たとえそれが、幻のようなものだとしても、
「わたしは諦めたくないんです! 絶対にみんなで帰れる場所がある! 絶対にそこまで行ける! だから、死なせません! 何があっても、守って見せます!」
――――――それを信じ、舞う。
「こちら人類連合軍第二〇三統合戦闘航空団『ゴールデンカイト・ウィッチーズ』! これより支援に入ります!」
「無茶だ! ここだけで万単位でネウロイが攻めてきているんだぞ!」
「押し返して見せます! ウィッチに不可能なんてありません! 私たちはソレを信じて、ここまで飛んできた!」
――――――皆の希望を背負い、彼女達は空を駆ける
「だれにも口出しなんてさせない。私たちがいる限りここは―――――」
――――――人は彼女たちを、ウィッチと呼んだ。
「ここは、私達の空だっ!」
――――――ウルディスタン、最後の都市ラホールが陥落するその日、私は純白の天使を見た。
「無茶してごめんなさい。カイトツー、リロード。カバーお願いします」
――――――空から降りてきた彼女は光を纏い、砂と汗にまみれた顔をゆがめて笑った。
「お怪我はありませんか? もう大丈夫です」
――――――私たちの戦いは、まだ終わっていない。