To LOVEるダークネス・クロスオーバー・フォーゼ   作:仮城来斗

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第一話「ハジマリ」

2011年7月24日

初めて朝早くに目を覚ました梨斗は、夏休み数日前、まだ学校があるので夏期の制服に着替え、自分の家の木造ベランダの向かって右端にある花壇に水をあげながら、ため息をつき、涙を浮かべながら震えた声で、独り言を言う。

梨斗「はぁ……春菜ちゃんに告白すんのに失敗して………何回目だ……俺………えーっと…一回目…二回目…って!何回か覚えてねぇよ!!はっ…はは……はぁぇ………」

指を折って数える自分に、ノリツッコミをして、笑うが、暗い顔をしていて表情が合っていない、そしてまた、ため息をつく。

梨斗は花に水をやり終え、ベランダからリビングに入る。

梨斗「美柑より早く起きるって……珍しいな……俺…いや……初めて……か?」

と、また、独り言を言いながら、初めて早起きしたことに疑問を持ちつつ、リビングのソファーに座り、目の前にある机に手を伸ばし、机に置いてあるリモコンを手に取って、リモコンの電源ボタンを押し、テレビをつける。

梨斗「えっ…通販番組とかニュースばっかか……まぁ、ニュースでも見るか…」

と言いつつ、ソファーの上で胡座になり右膝に右肘を立て頬杖を付きながらニュース番組をつまらなそうな顔をして、見始める。

ニュースキャスター「ニュースです。昨夜、未明、彩南町上空に直径約100メートルの黒い円盤が現れました。こちらが、その映像です。」

とニュースキャスターが言うと、空には中央が青白く光る、黒いオーラを放った円形の穴があり、円盤ではないと、梨斗はすぐ分かった。

梨斗「ははっ…円盤じゃないよ。それ、んふ…ララの奴…又やらかしたな。」

梨斗はテレビ越しのニュースキャスターにそう言うと、鼻で笑い、リビングの天井をララ達の部屋がある方向を見て、被害があったら、とんでもない事になってた、と思ってしまった梨斗は、深く安堵する。

梨斗「ララが目覚ましたら…聞いてみるか。」

梨斗はそこから、頭の下で手を組み、ソファーに横になって、また、テレビを見る。

見ている内に睡魔に襲われた梨斗は、ソファーの上で寝てしまった。

梨斗(ここは……一体……俺の……声?)

梨斗は夢を見ていた、暗い水中に居るような感覚の中、目をつむっていて開こうとしたが目を開けない。

梨斗は夢の中で自分があまり出さないような声を発しているのを目の前のさらに奥に小さく聞こえるのが分かる。

梨斗「俺は今、喋れない……誰だ?……」

まぶたの上から光を感じた、体は動かせるので、手を伸ばしてみた、すると、光が大きく広がり、目を開けられるようになった事に気付いた梨斗は、目を開けると、壁が白紫色で、円形の柱の中に居るような、とても広い空間になった。

梨斗「こっ……ここは!!?うおっ!?うわぁぁ!!」

伸ばした手を下ろすと、辺りを見回し、上を見ると中央に柱の様な物が見え、自分が逆さまでいる事に驚き、身体をバタバタさせるが、突然、上から叫び声が聞こえた。

春斗「一体何なんだよこれ!!!!!外してくれよ!!!!!」

梨斗の頭上には中央に円形の柱があり、中央の柱には中学生ぐらいの少年が、身体中に鉄製チューブを付けていて、少年の顎から汗が垂れていた。

梨斗「は……!あぁ……!!誰があんな事を……!!おい!!ぐっ……!!待ってろ!!今、助ける!!」

少年を助けるため、手を伸ばした、自分が声を出せることに気付いた瞬間、下から何かに強く引っ張られる感覚を右足に覚え、驚いたが、下に目をやり、右足首に黒い手の様なモヤがある事に気付き、右手を右足に伸ばす。

梨斗「(誰かに……足を掴まれてる……?)くそっ!!離せ!!!!」

梨斗の右手が、右足にある何かに触れた、その時、とてつもない力で引っ張られ、そのモヤの後ろに黒い穴ができ、梨斗はモヤによって、黒い穴に引きずり込まれる。

梨斗「助け…られなかった!!……くっ!!」

梨斗は上を見上げ少年の居た方向見つめていた。

梨斗「うぐっ!?………はぁ………あぁぁぁぁぁぁ!!」

突如として、梨斗が激しい頭痛に襲われ、悶える。

梨斗「はぁ……へぁ………あぁあぁぁあぁぁぁぁ!!」

その時、頭の中に数人の人の声が聞こえる。

声「 ………間に合えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!……だか…ら………おね…がい……… 」

声「…太陽ォ!… うおぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!…だ……から……頼……む…… 」

その中、ある二人の声が、はっきりと聞こえた。

声「生きて……」

夢はそこで終わり、うなされながらも梨斗は目を覚まし、リビングのソファーから飛び起きる。

梨斗「うぐっ……はぁ……ぐっ…はぁ………がはっ!!!はぁ……はぁ……はぁ……」

美柑「起きろ~梨斗~はぁ、起きてってば!梨…うわぁっ!!びっくりした~」

ソファーで寝ていた兄貴(梨斗)を親切で起こそうと、声をかけた自慢の妹(美柑)を無視して飛び起きる情けない兄貴(梨斗)の姿を見て、驚く。

美柑「汗…かいてるけど…大丈夫?…梨斗?」

梨斗「うわっ、ホントだ」

手で身体中を触った、かすかに背中が濡れていて、前も少し濡れていたが、ほったらかして置けば乾くと思い。

梨斗「まぁ、今から着替え直すのめんどいし、学校まで歩いてれば、多分…乾くよ」

と言うと美柑は、少し険しくなっていた表情が直り、大したことでは無いと判断したのか、軽く笑みを浮かべ。

美柑「そう、大丈夫なら良いけど、ご飯出来たから食べちゃって」

ソファーから立った梨斗は、リビングのドアまで行き、左手でドアの縁を掴んで。

梨斗「わるい、ちょっと顔洗ってくる」

と言い、お風呂場の手前の少し広めな脱衣場にある洗面台に立ち、蛇口をひねって水を出し、顔を洗い、鏡の中の所々に水滴の付いている自分の顔を見つめる。

梨斗「(あれって……夢だったのか……変なチューブに繋がれてた男の子は………)それにしてはリアル過ぎるんだよなぁ~~う~ん」

と梨斗が腕を組んで悩んでいると、お風呂場の戸が開き、綺麗な身体と桃色の長い髪を濡らした女の子が手にバスタオルを持ち、裸の状態でその子の左隣には、二頭身ぐらいの身体で楕円形の頭に渦巻き目で可愛らしい悪魔のような羽を背中から出し浮遊しているマスコットと一緒にお風呂場から出て来た。

桃色髪「あっ!おはよ~梨斗ぉ~」

マスコット「オハヨウ御座イマス~リト殿ぉ~」

桃色髪の女の子がは、梨斗の顔が真っ赤で、様子がおかしいことに気が付く。

桃色髪「梨斗、大丈夫?」

ゲームがバグったような喋り方でいきなり、後ずさり両腕を振りながら、梨斗は桃色髪の女の子に注意し始めた。

梨斗「ラっ!ララララ……ララ!!ふっ…ふふふふ…風呂!!…あっ…ああああ…あがあが上がるとっ…とととと…時…ぐっぐぐぐぐ…ぐらい、ちゃっ…ちゃちゃちゃちゃ…ちゃんとバ…バス…バババババ…バスバスバス…バスタオル!!まっ…巻けよ!!!」

長い桃色髪の女の子、ララはあたふたしている梨斗を見て、首を傾げ、きょとんとした顔で聞き返した。

ララ「なんでぇ?」

ララを見ないように、目を閉じて、後ずさりしていた梨斗は、脱衣場の出口のドアに背中が当たるのを感じて、両腕を振るのを止め、ララの問いに梨斗は口を開く。

梨斗「えっと……あ…いや……その……恥ずかしいとか……そう言うのあるから……」

ララ「恥ずかしく………ないよ…」

ララの恥じらうような、それでかつまんざらでもない口調に驚き、目を閉じていた梨斗は思わず目を開きララを見ようとした瞬間。

梨斗「えっ!!」

ララが笑顔で梨斗に抱き付き、梨斗の胸には、バストがDからEぐらいあるララのマシュマロのようにやわらかい胸が、押し当てられていた。

ララ「梨斗だから、別に恥ずかしくないよ~」

梨斗「どぉょぉぉぉぉぁぁぁあ!!は…は…ははは離れろ!!ラ…ラ…ララ!!」

抱き付くララから離れようと梨斗は身体を左右に動かす。

ララ「離さないよ~梨斗ぉ~」

ララの胸がさらに押し当てられる。

梨斗「ぐぉぉぉ!!…ペッ……ペケ!!…だっ…黙って見てないで…何とか…して…」

梨斗がさっきからララの左隣に浮遊しているマスコットに助けを求める。

ペケ(マスコット)「何とかしろと言われても…」

梨斗「そっ…そんな………うぉっ…うわっ!!」

ララが抱き付いた時、 ララの身体に付いていた水滴が床に落ち、梨斗はその水滴に足を取られ、梨斗がララを押し倒す形で倒れる。

ララ「あん………りっ…梨斗………」

左手にやわらかい触感を感じ、ハッとなる。梨斗の左手にはララの左胸がしっかり掴まれており、さらに、自分の左手の指の隙間から、桃色の出っ張りが自分の目に入り、また顔を真っ赤にした。

梨斗「ごっ………ごめっ!!」

梨斗が謝ろうとした時、脱衣場のドアが開き、後ろを振り向くと、右から、髪が首のうなじくらいまで短い桃色髪の少し色気のある女の子と、腰ぐらいまで髪の長い桃色髪の少し男っ気のある女の子に、妹の美柑は幻滅した目でこちらを見ている。

美柑「ララさんと、お幸せに~」

棒読みで梨斗に言うと、美柑はスタスタリビングヘ戻る。

桃色短髪「まぁ!!梨斗さん!!ついにその気になられたのですね!!」

桃色短髪の女の子は、目を輝かせていた。

桃色長髪「なっ…ななな…なっ!!何やってんだ!!!このケダモノ!!!!」

桃色長髪の女の子は眉間にしわを寄せ、梨斗に向かって、怒鳴りつける。

梨斗「ララが風呂入ってたこと知らなかったんだ!俺!いや!!ホント!!ホントだから!!!この押し倒してる状況も不可抗力なんだ!!!!」

桃色短髪の女の子、モモが怒って梨斗に殴りかかろうとしている桃色長髪の女の子をにやけた顔で止める。

モモ「やめてあげたら~ナナ、梨斗さんも悪気はないみたいだし。」

桃色長髪の女の子、ナナはモモにも怒った口調で言い返す。

ナナ「モモは黙ってろ!!ってか!何でこいつの肩持つんだよ!!」

モモは頬に右手をあてよだれを垂らしながら、頭の中でよからぬ事を考えるかのように目を閉じ、ナナに言い返す。

モモ「だ・か・ら!!梨斗さんは、悪気がなくて、謝ってきてるんですから、悪気があったらそれ以上の事してると思うし。」

ナナがそこで口をはさむ。

ナナ「そっ…そそそっ………それ以上ってどういう事だ!!!!」

ナナに口をはさまれた事にイラ立ったモモは真顔になりナナに詰め寄る。

モモ「 ていうか、梨斗さんに悪気があると思ってるの?勝手に決め付けるは良くないよ~ナナぁ? 」

モモに詰め寄られたナナは、少しひるむ。

ナナ「だっ…だって、姉上に変な事してるし………」

そこに、ナナとモモの姉であるララがバスタオルを付けて2人の言い合いを制す。

ララ「はいはい!そこまでぇ~!喧嘩はダメだよ、ナナ、モモ。」

ナナ「ごめん………姉上………」

モモ「すみません…お姉様…お見苦しい所を…」

モモの謝り方にズルさを感じ、ナナは小声で言う。

ナナ「良い子ぶりやがって…」

それをしっかり聞いていたモモは、ララ、ナナ、モモ、3人のデビルーク星人特有である蒙古斑あたりにしっぽが生えており、モモがこっそり、ナナのしっぽに手を伸ばす。

斑あたりに生えているしっぽを、モモがこっそり、ナナのしっぽに手を伸ばす。

ナナ「ひゃっ!?んっ………あぁっ………ふぇっ!?」

誰かにしっぽを掴まれたナナは驚き、顔を赤らめ、身体をビクつかせ必死に何かに耐えている。

モモ「んふふふふふっ」

「私に裏なんでてある訳ないでないでしょ~?」と無理やりうなずかせる様にモモは笑顔で訴える。

ナナ「モモっ……てめっ……しっぽから……手ぇ……はな……あっ…」

モモがしっぽを握っていることに気付いたナナは、震えながら手を伸ばしたが、力が抜けてしまい、膝を立て、小ぶりなお尻を浮かせ、その場に倒れ込んでしまう。

ララがしっぽを握っているモモに気付き、トンと優しくチョップする

ララ「こ~らっ、私たちのしっぽは、触られると変な声でちゃうから、ダメだよ」

モモ「すっ……すみません…」

ナナ「助かったよ~姉上……」

三姉妹の喧嘩(?)コント(?)の様な物に、終わりが見えたと、自分が引き起こした事故のいざこざの輪から知らず知らずの内に外されていた梨斗は、右膝を立て座っている状態から立ち上がり、三姉妹の下に歩み寄る。

梨斗「ララ、さっきは…ごめ………ぐっ!!」

ララに謝ろうと声かけた瞬間、頭に突発的に痛みを感じ、前のめりに倒れていった。

梨斗「うわっ!」

何かの間挟まれている感覚があり、少しもがくと、抜け出せた。

梨斗「(なんかに挟まれてる…?鼻にあるこの感触は…?)ふぐっ!!…ぷはぁ…あ…ああ!!」

顔を上げると、きょとんとした顔で梨斗を見てララが左に立っていて、また目を輝かせてモモが右に立っていた、中央にいたナナがまた眉間にシワを寄せ、顔を赤らめていた、なんと梨斗はナナの股間に先程まで顔をうずめていたのだ。

梨斗「えぇっと…………なんか急に頭痛み出してよろめいただけで…」

梨斗は起き上がり後ずさる。

ナナ「あっ………ああああっ………」

ナナは梨斗の言葉を全く聞いておらず、頭から蒸気が出るのではないかというぐらい顔を真っ赤にし、何かが切れた様にすっと立ち上がる。

梨斗「 ナナ!!ホント!!ご……… 」

ナナ「くっ!!一回………死ねぇ!!!!」

ナナの強烈なパンチが梨斗の左頬に食い込む。

梨斗「グヘァァ!!?」

ナナの強烈なパンチで梨斗の身体はコマの様に回転し脱衣場の床に叩き付けられる。

梨斗「な……な……ん……で……こ……ん……な……めに……う…うぐぅ……」

口は笑っているが、眉毛をハの字にして、 梨斗は目から涙を流し、顔を少し横に傾ける。

2011年7月24日……別次元……風都……

風都に突如、顔面の中央が黒い円の腐った包帯様な物を身体中に巻き付けた、怪物がゾンビの様に街中を歩き徘徊しながら、次々と人を襲っていく。

翔太郎「おい、これって……」

前輪からボディの半分が黒で、ボディの半分から後輪までが光沢のかかった緑のバイク、マシンハードボイルダーに乗っていた、探偵の 左 翔太郎は、ハードボイルダーを止め、ヘルメットを脱ぎ取り、目を閉じてため息を付く。

翔太郎「ったく……仕方ねぇなぁ!」

翔太郎は赤いWの字が入ったドライバーを後ろの腰辺りから取り出し、腰にあて、ドライバーからベルトが出てきてドライバーが腰に装着される。

翔太郎「おい!フィリップ!!映司ん所の化けモンだ!!変身すんz……」

フィリップ「ちょうど良かった、翔太郎!今!カーテンの歴史について調べていたんだ!」

鳴海探偵事務所の翔太郎の帽子が掛かっている扉の中にある大型ビークル、リボルギャリーの設置されている中間辺りしっかりとした足場の金網の上で立ちながら、フィリップはすべてのページが白紙の分厚い本の真ん中辺りのページをペラペラめくり、語り出そうとする所に翔太郎が口を挟む。

翔太郎「分かった!分かった!その話は後でゆっくり聞いてやるから」

フィリップ「ふん……仕方ない…」

と残念そうに言うとフィリップは自身の左手で緑色の丈の長いフードのポケットから黄緑色の「C」と書かれたUSBメモリー、サイクロンのガイアメモリを取り出し、「C」と書かれている真下のボタンを押す。

サイクロンメモリ:〔サイクロン!!〕

翔太郎はYシャツの上に羽織っている丈が腹までのブレザーの内ポケットから「J」と書かれている黒いUSBメモリー、ジョーカーのガイアメモリを取り出し、「J」書かれた真下のボタンを押す。

ジョーカーメモリ〔ジョーカー!!〕

翔太郎とフィリップは、ガイアメモリのボタンを押すときに、メモリを持っている腕を軽く前に伸ばし構え、それぞれ持っている反対側に、手首を少し回すようにしてスライドさせる。

フィリップはすでに装着されていた、閉じたWの赤い字が入ったドライバー、ダブルドライバーの装着者本人から見て右側のスロットに、サイクロンメモリを装填した、サイクロンメモリはプログラムの文字を無数にまとい黄緑色に発光して消え、サイクロンメモリに意識が入ったフィリップはリボルギャリーのある金網の床に倒れる。

翔太郎の閉じたダブルドライバーには装着者本人から見て右側のスロットにサイクロンメモリが装填手前で転送される。翔太郎は左手でサイクロンメモリを装填し、右手に持っているジョーカーメモリを装着する。

閉じたダブルドライバーの2つのスロット入口に両腕をクロスさせる状態で軽く持ち両手で2つのスロットを倒す、両手の人差し指と親指を立て腰辺りで両腕を広げる。

フィリップはすでに装着されていた、閉じたWの赤い字が入ったドライバー、ダブルドライバーの装着者本人から見て右側のスロットに、サイクロンメモリを装填した、サイクロンメモリはプログラムの文字を無数にまとい黄緑色に発光して消え、サイクロンメモリに意識が入ったフィリップはリボルギャリーのある金網の床に倒れる。

翔太郎の閉じたダブルドライバーには装着者本人から見て右側のスロットにサイクロンメモリが装填手前で転送される。翔太郎は左手でサイクロンメモリを装填し、右手に持っているジョーカーメモリを装着する、閉じたダブルドライバーの2つのスロット入口に両腕をクロスさせる状態で軽く持ち両手で2つのスロットを倒す、両手の人差し指と親指を立て腰辺りで両腕を広げる。

すると、翔太郎を覆うように竜巻が起こり、足から灰色の装甲が翔太郎にまとわり付き、頭のつむじまで装甲が行くと、瞬間、色が付き、額には銀色のWの角と角の中央は赤いクリスタル、目も赤く、見て左側は黄緑色に光沢があり、うなじ辺りから銀色のマフラーがなびぎ、肩、胸、手首、足首には黄色の光沢がある、見て右側の色は黒く、肩、胸、手首、足首にはいびつな模様に紫の光沢入っている、緑黒戦士、

仮面ライダーWサイクロンジョーカーとなった。

意識のフィリップと翔太郎が声を重ねて暴れている怪物達にこう言う。

フィリップ「さぁ!!お前達の罪を数えろ!!」

翔太郎「さぁ!!お前等の罪を数えろ!!!!」

Wは走り出し、市民の1人に抱き付いている、怪物を両手で掴み、人の居ない場所へ放り投げ、殴りかかろうとしている怪物には蹴りで吹き飛ばし、次々と怪物を払いのけていった。

W(翔太郎)「大丈夫か!!!!危ねぇからこっから早く逃げろ!!!!」

Wは顔を左側の黒い方から後ろを見て集まった市民に聞こえるように大声で避難を呼びかける。

市民(20代:女)「ありがとうございます!いくよ!カズ君!!」

市民(幼児:男)「負けるな~!!仮面ライダぁ!!」

そう言った男の子にWは黒い方の手で拳を作り親指を立てる。数十名居た市民はうなずき合い走って逃げていった。

W(翔太郎)「フィリップ!コイツらどう倒せばいい……?」

翔太郎が聞くと右側の緑の赤い目がパカパカと点滅し話し出す。

W(フィリップ)「検索完了、この怪物達の名は屑ヤミー、映司の様に僕達でも通常攻撃やマキシマムで倒せる!!」

W(翔太郎)「なら、話は早えな!!」

翔太郎はダブルドライバーの左スロットから、ジョーカーメモリを抜き取り、ダブルドライバーの右スロット側のベルトにある黒いホルダースロット、マキシマムスロットがあり、そこにジョーカーメモリを装填した。

ジョーカーメモリ〔ジョーカー!!マキシマムドライブ!!!!〕

巨大な竜巻がWを覆い、Wは竜巻によって上昇し、竜巻の頂上でWは光沢の入った黄緑色の手を平手にしマキシマムスロットの「W」と入ったボタンを押す。

W(フィリップ、翔太郎)「ジョーカーエクストリーム!!!!!」

両足蹴りで自身を覆っていた竜巻を突破し、空中でWの身体が中央で左右に分裂し、屑ヤミーの集まっている所に、ジョーカー、サイクロンという順で、蹴りを叩き込み、爆炎の中から空中で分裂していたWが飛び出てきた、見て右側のジョーカーの脚で膝を着き、見て左側のサイクロンの脚を立て、サイクロンの腕を膝辺りに乗せ、手をだらつかせる。

W(翔太郎)「ははっ!……大体、片づいた…か」

W(フィリップ)「あぁ、そのようだね……」

Wは立ち上がり、翔太郎はフィリップに話しかける。

W(翔太郎)「これから…どうする?…フィリップ?」

W(フィリップ)「警察に連絡が行っているはずだ、照井 竜が、もう少しすればここに来るだろう、屑ヤミーが風都に現れた原因は何なのか……鳴海探偵事務所に戻って、詳しく調べよ……ん?」

Wは後ろに気配を感じ、ふり向くと、そこには、全体が銀色の装甲で口元が縦長に四角い柱と隙間でできた銀色の煤けたクラッシャー、頭部は脳が入っていそうな頭の丸い水槽のような形をしていていてうっすらと頭部の中身が見える、黒いマントがなびき、マントの隙間から銀色ベルトが見えた、バックルにはスイッチのスロッドがあり銀一色のマジックハンドスイッチが装填されていて下と左右にはベルトを見て左からサメ、下がオオカミウオ、右にはクジラのコアメダルが装填されていた。

W(フィリップ)「翔太郎!あれは!!」

W(翔太郎)「あぁ、あれは確か、弦太郎と映司が話してた……レム・カンナギの変身した姿…ぽいな…」

銀色の怪人は数歩、歩き、Wと約10メートル離れた距離で立ち止まる。

W(翔太郎)「レム・カンナギ!!生きてたんだなぁ!!!!」

翔太郎は叫び、問う。

銀色の怪人は首を傾げ、話をすぐ理解したのか、小さく、小刻みにうなずく。

銀色怪人「俺は……レム・カンナギじゃぁない…」

銀色怪人は首を横に振る。

W(翔太郎)「何!!」

フィリップも翔太郎と同様に驚きを隠せず、声は出さなかったもののまぶたを普段より少し大きく開いた。

W(フィリップ)「確かに……レム・カンナギは「俺」なんていう一人称は使わない。」

フィリップ冷静になり、考え、言う。

W(翔太郎)「だったら!!変身してるてめぇは誰だ!!」

翔太郎はもう一度、叫び、問う。

銀色怪人「良いぜ……教えてやるよ……」

銀色の怪人はWに向かって再び歩み始めた、そこに黒い飛行物が銀色の怪人に攻撃したが銀色の怪人の右腕で弾き飛ばされWの足元に転がり落ちる、黒い飛行物は鳥のようで、羽には銀色のラインと鏡合わせに隣り合っている金色の「L」羽の付近にある足のような部分にも金色のメカメカしいラインが3本入っていて、本体の腹部の付近の右側にはガイアメモリのような物もあり、その足の間には頭部のようなものがあり、口先はとがっていて、目の部分は緑色で戦闘機のコックピットの窓のようになっている、鳥型ガイアメモリ、エクストリームメモリが、銀色の怪人の攻撃によって傷だらけになっている。

W(フィリップ)「エクストリームメモリ!!」

W(翔太郎)「クソッ!!野郎!!」

近付いてくる銀色の怪人をWは右腕のサイクロンの能力を使い殴り飛ばそうと右手で拳を作り、銀色の怪人の腹部にパンチした。

W(翔太郎)「はぁっ!!!」

だが、銀色の怪人の能力がWを上回っていたのか、銀色の怪人はWのパンチを左手で受け止め、銀色の怪人自身の右手をWの腹部にゆっくりと、押し当てる。

W(フィリップ)「しまった!!」

銀色の怪人は、Wに顔を近づけ、小さくかつ、聞こえる声で話した。

銀色怪人「俺の名前は……仮城……太陽!!!!」

Wの腹部を押さえている銀色の怪人の右手から赤い光線が放たれ、Wの腹部を貫く。

W(翔太郎)「うはぁぁあ!!」

W(フィリップ)「グフゥ!!」

Wは仰向けに倒れ、Wの体は赤く発光し、一枚のカードになり、銀色の怪人に向かって飛んで行き、銀色の怪人は人差し指と中指でカードを挟む、カードには、上から背景が濃い桃色のバ一コード、その下にWの顔、顔の左には6つの空欄と下にはローマ字で記された、Wの名前、カードの右下にはWのシンボルマークが記されていた。

太陽(銀色の怪人)「ハッハッハッハッハッハ!!!一号…二号…電王…フォーゼ…W…回った世界はバラバラで気の遠くなる話だったが順調だ!!!!あぁぁぁ……ハッハッハッハッハッハ!!!!」

そこに、後ろからいびつな形をした赤黒い槍を持つ男が歩いて、発狂する太陽の目の前に立つ。

太陽「おぉ……総太か……どうなった……アクセルは……」

太陽は息を切らしながら、いびつな形をした赤黒い槍を持つ男、総太に質問を投げかける

総太「それなら……大丈夫…ほら…」

そう言って、目まで広がっているアルファベットのAのような銀色の角があり、目はAの中央の隙間に青くあり、残りは赤一色顔の戦士、仮面ライダーアクセルのカードを出した。

太陽「フフッ!!……ハハッ!!…さぁ!!残るはオーズの世界だぁ!!!!」

太陽は右腕を水平にして、右手をかざすと、円形の青白く光る、黒いオーラを放った穴が現れ、太陽と総太、そして、そこにジャンプしてやってきた、全身黒一色でラメが入っており、頭は鼻から上が青い流星が降っているようなウィンドの中に薄く赤い目が見え、変身者から見て、右から左になびいている4本の角がありすべてバラバラで上から2本目が長く上から1本目から、3、4本目と短くなっていて、角の間にはメカメカしい銀色の管があり、後頭部は黒、鼻から下の口は銀色で、両側の頬付近には円形の通気口の様な物があり、変身者から見て右背中から右肩を通過し、ベルトにかけて青く少し大きなプロテクターの様な物を付け、それには軌跡が3つあり、両端に銀色の線と、3つの軌跡の間に2本の計4本の銀色の線があり、ベルトは変身者から見て右側にDJが音楽の音量を上げるために使う様なグレーのレバーに、その右下には先が大きく丸く青いバーがあり、ベルトの中央にはプラネタリュームの様な物があり、左側にあるスイッチのスロットには青いスイッチ、メテオスイッチが入っている、ベルト、メテオドライバーと、右手には大きめのブレスレットを付けており、DJが音楽の中央を上げるために使う様な青いレバー3つがあり、ブレスレットを見て左端のレバーから順に火星の様なマーク、木星の様なマーク、土星の様なマークが表記されていて、その青いレバーの奥にメチオスイッチを入れるスロットがあり、さらに、左側には金縁の中に黒く波紋のマークような物が見える、透明なボタンがある、ブレスレット、メテオギャラクシーを点けた、青と黒の戦士、仮面ライダーメテオ

                  この3人が、穴の中に静かに消えていった。

                         第一話END

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