ザマ勝利のカルタゴの雷光   作:刀の道

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武器のイメージはダクソ3の無名の王、竜狩りの戦神が使う。
剣槍をイメージしてます。



田中○枝モチーフ並みの蹴り

 

 

 

 「ふむぅ……。なに故か…それはな、この眼で見極めるためよ」

 

その言葉に体を硬くさせるローマ帝国の皆々。サーヴァントではない、ぐだ男とマシュは理解していない様だった。

 

 「儂はな、別にカルタゴが滅びた事は恨んでおらん。如何に栄え様とも、終わりはあるのだ。

 だが、我々過去の者にも望むものはある。大人が子に願う事と同じ…何かわかるな?小僧」

 

ハンニバルの眼がクー・フーリンを見る。その目は深淵のように深く、しかし輝いていた。

そんな眼を向けられたクー・フーリンは、息を吐き戦士としての顔で答えを告げる。

 

 「自身をいずれ超えて欲しいって事だろ?」

 

 「如何にも。ローマの末裔よ、貴様の先祖が偉大なのはわかる。しかし、今を生きる主達は越えねばならんのだよ」

 

そう、カルタゴの雷光はネロ達に対し。壁は何れにしろ、越えねばならんと論ずる。

クー・フーリンがスカサハに自身を超える事を望まれたように、又自身も倅に臨んだようにである。

 

 「…余が越えねば、それは…」

 

 「『死』あるのみ、そんな者がカルタゴに勝利した者達であった筈がない。

 ……帝政ローマ第五代『皇帝 ネロ・クラウディウス』に問う!覚悟や如何に!!」

 

膨大な神威と、カルタゴの矛と楯である大将軍。その背に付いてきた者達からの圧が襲う。

そんな状況の中、カルデラのロマニ・アーキマンが声を上げる。

 

 「そんな!人理焼却がなされているのに協力しないなんて!」

 

 その言葉をハンニバルは怒りを持って、端末の向こうに雷撃を放つ。

 

 「うわぁ!機器が爆は…アババババ!!!」

 

カルデアとの通信は切断される。

ぐだ男とマシュは混乱するが、英霊は当然だな…と事の顛末を見届ける構えだ。

 

 「人の善意を無心するな。対価は払わねばならん、そして…」

 

言葉を区切り、目の前にいる自身から見たら、余りにも小さい童を真っ直ぐ見る。

 

 「今発言する権利は、彼女にしかない」

 

 その言葉を。その圧を間近で受ける皇帝に、全員の視線は集まる。

 

 「愚問である!我は偉大なるローマの末裔。余は…余は偉大な皇帝、ネロなのだから!」

 

後世、暴虐の皇帝と呼ばれた。少女の眼には、ローマを灯す火が宿り。ハンニバルから目をそらさず、ハッキリと述べた。

その姿をみたハンニバルは、遠い日だが褪せる事なき記憶。その中のスキピオや何人かの、強敵が宿していた輝きを見た。

 

 

 ゆっくりと…ハンニバルは瞠目し。目を見開き落雷と共に装いを変える。

片手に放電を繰り返す、長大な剣槍を持ち。鈍い光を放つ軽鎧を纏う。

 

 「認めよう。主は確かに我が敵の末裔だ」

 

それを告げたと同時に、剣槍を横薙ぎに振るい雷象と戦士たちを放出する。

 

 「さぁ!!我が戦士たちよ。末裔に我らが武勇を知らしめる時ぞ!!」

 

 

 「「ウォオォオオオオ!!!」」

 

 彼らが標的にしたのは、近くにいたネロの叔父。カリギュラと部隊達。

ハンニバル達の劫火の如き熱は、ネロと帝国軍をも滾らせるほど。

眩い輝きを放っていた。それは目には見えずとも、美しいと感じる光景に思えたのだ。

 

 

 「……感謝する、ハンニバル殿!!」

 

目に少しばかり涙を溜めた姿で、ネロは感謝を述べていた。

 

 

そして、その子細を見ていた英霊達は、近くに見えて遠いその背中を見ていた。

 

 (成程、やっぱアンタはすげぇな…)

 

クー・フーリンは憧れの感情を想起させられた。

国の長にも一歩も引かず、逆に畏敬されるハンニバルを純粋に凄いと感じたのだ。

 

アルトリアとジャンヌは、その眩い輝きに苦い顔をしていた。

自身の足りなかった物。欲っした果てを感じてしまったのだ。

 

 

 「死ねぇイイ!!」

 

 「騎馬隊蹂躙だ。引き裂けよお前たち!」

 

歩兵と騎馬隊が敵部隊と衝突し、金属音が響き始める。

だが、練度が違いすぎるためか。すぐ様戦線が崩れる。

 

 『慈悲深き主たる雷光(ハンニバル・バルカ)!!』

 

 宝具が解放される。

紫雲から稲妻が奔り、次々と雷象が槍の様に降り注ぎ。地上部隊をミサイルの様に爆撃していく。

その光景に高揚を抑えられなかったのか、スカサハも仲良く。悪いローマを刈っていた。

 

 ハンニバルも、敵サーヴァントの気配目がけて。稲妻の如き速さで近づき、頭部を蹴り飛ばす。

 

 「な、何故だ。何故存在している!」

 

カリギュラは狂っていても、その存在を感知できていた。

そして何より、理解できないでいた。

何せすぐ傍が光ったと、感じている時には既に。蹴り飛ばされていたのだから……

 

 「やかましい、お前たちのローマはいらん。故に滅ぼす、それ以外は小事よぉ」

 

丘であっただろう場所は、台形に近くなっており。上部がカリギュラが衝突した際に半壊している。

そして、カリギュラも己の体が痺れ回避すらままならない。

 

ハンニバルは剣槍を天に掲げ、雷光を呼ぶ。

この剣槍は、神の力。雷その物であり、たとえ神であろうと認められなければ。それを所有できない。

 

膨大な電気を帯びた剣槍は、破裂音と極光を伴ってカリギュラに突き刺さり。

丘は消滅。その場所に残ったのは、大きな雷紋だけだった。

 

 

 「ランサー…あれは何だ!?」

 

 「だから言ったろうが!手を出すなって、ヤバイのわかんだろ!?」

 

 「……お家帰りたい」

 

 「大丈夫…ですよね?」

 

 カルデアの面々は、悪鬼羅刹の様なクランの猛犬の知り合いに

不安を大きく抱く事となる。

ローマ帝国軍とネロは、目を少年の様に輝かせ。

 

 「すげぇ!!あれが生の雷光かぁ!!あれの敵だったローマ凄くね?!」

 

と、かなり興奮し超喜びの声を上げていた。

 

 





 親方!ZOUが隕石みたいに降ってきました!

シャーマンキングの様なイメージです。雷の力というのは
仮名S・O・B スピリット・オブ・バアルみたいな感じのを所有していて
媒介が雷及び、剣槍。
縁のある人物等は呼び出せる感じです。

五大精霊が持つ能力的には、雷と風が相性が一番良く。
水は普通といった感じです。

まぁバアルの振るった力の系譜は使えるが、それ以外は持ってない形です。
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