これはとある双子の弟の日常である。
何か思いついたから書いてみました。
駄文だと思いますが良ければ見て言ってくださいな。
ここは駒王町、駒王学園。元は女子高だったが生徒の数が少なくなったとかそんな理由で共学となった学校だが、共学になったのは最近であり、そのため男子の比率より女子の比率の方が大きい。そこに俺こと「
「いやー、助かったよ。わざわざありがとね」
今日はもう授業も終わり放課後である。いつもならすぐに帰る所だが、運悪く先生に捕まり荷物運びなどの雑用を手伝わされている。まあ、よくある事だじ別に嫌というわけでもない。
「・・・いえ、気にしないで下さい」
彼女は「
そんな彼女とは資料室から職員室へ荷物を運び込んでる途中でばったりと会い、ちょっと手伝ってもらったのだ。女の子に力仕事をさせるのは男としてアレだけど彼女が「手伝わせてください」とぐいぐいと頼んできたから断わりにくい。まあ、1人でやるより良いし、ちょっと寂しく思ってたのもたしかだ。俺って案外寂しがり屋なんだよね。誰かといる方が楽しいし嬉しいからね。
「俺って寂しがり屋だから誰かが隣にいてくれるととても安心するんだよねー。だから今日小猫ちゃんが手伝ってくれて俺としてはとても嬉しかったよ。お礼に美味しいお店紹介するよ」
「・・・じゃあ今度また一緒に行きませんか? 勿論先輩の奢りです」
「あはは、さすが小猫ちゃん、ちゃっかりしてるね。オーケー、オーケー。今度の・・・そうだね、来週の日曜日とかどう?」
「・・・はい。じゃあその日でお願いします」
さてどこのお店がいいかなぁ。小猫ちゃんだがら量も質もある所を紹介しないと満足してくれないし、俺もちゃんとした所がいいしな。隣町まで足伸ばして食べ歩きツアーのようにするのもいいかもしれない。うん、夢が広がるね。
言われていた仕事も終わり俺が小猫ちゃんとその場で談笑していた時だ。
「あー!!! ようやく見つけた!!」
「「ん?」」
突然背後から大きい声が響いた。振り返ると黒く長い髪をポニーテールにしている女の子がいた。竹刀を持っているのでどうやら剣道部のようだ。走っていたのか息が荒い。そして──
「みんなー!!! 兵藤ここにいたよー!!! あろうことかあの塔城さんを口説いているー!!」
『ナニィィィイイイイ!!!??』
「「へ?」」
ドドドドっと物凄い足音が響いたと思えば部活をしていたであろう女の子がたくさん・・・ど、どういうこと?
キョロキョロしているうちに最初に叫んでいた子が目の前で竹刀を振りかぶっていた。
・・・あ、ヤベェ。
「成敗ッ!」
バシンっ!!!
「っっっ!!!!??」
何とも言い表せない程の痛みが頭を襲い、頭を抑えその場でしゃがみこんだ。やばいやばいなんかチカチカする。
「変態変態変態っ!」
「このこのこのっ!」
「塔城さんまでっ!」
「汚らわしいわっ!」
「大丈夫?」
「・・・へ? え、あの」
「大丈夫よ! コイツは私達がシメテオクカラ」
ガスガスと蹴られ叩かれもう何がなんだか分からなくなってきた。汚物を見るような目が俺に刺さる。やめてー俺はどっちかっていうとSの方なんだけどー!? 興奮とかしないから。物凄くグサグサ刺さってとても心が痛いです。あっれー? 俺なにかしたっけー?
小猫ちゃんも目をパチクリと開き呆然としている。
『みんなー!!! コッチに兵藤がいたわー!!! 他の変態2人も一緒よーーー!!!』
と女の子の声が校舎の外の方から聞こえた。その途端動きを止める女の子たち。
「「「「え?」」」」
「・・・ピク・・・ピク」
「・・・・・・」
凄く痛いです。あれだよ? もう俺死んだカエルのように床に転がっているからね? だれかーヘルプミー。
「「「「・・・・・・」」」」
「・・・だ、大丈夫ですか
「大丈夫だよ。あの川の向こうでばーちゃんが手を振ってるだけだから」
「・・・それ、洒落にならないですよ。起きてください」
ツンツンと小猫ちゃんが頬をつついてくる。仕方ないな。川の向こうの知らないばーちゃんへビシッと親指を下に向けた後少しだけ痛む体をゆっくりと起こした。
「いやーびっくりした」
「・・・いやこっちがビックリしたんですけど。大丈夫ですか?」
座っている俺の頭をさすってくれているようだ。あれだけやられたけど傷とかは無いみたいだ。
「んー、痛いけど見た感じ怪我とか無いみたいだし明日には治ると思うよ。まあ、大丈夫でしょ」
「・・・そうですか。良かったです」
ちょっと安心したかのように微笑む小猫ちゃん。アレだよね。普段無表情の子が笑うととても可愛くみえるよね。逆も然り。
「「「「れ、れれれ零真くん!?」」」」
「ん? ・・・あぁそっか。また『兄ちゃん』がなにかしたんだな。本当に懲りないよなー」
「・・・そういう事ですか。確かに兵藤先輩と零真先輩は瓜二つですもんね」
そう。俺には双子の兄がいる。名前は「
「「「「ご、ごごごめんなさいぃッ!!!」」」」
「いいよいいよ。いつもの事だしねー」
あと俺の兄ちゃんは変態だ。物凄く変態だ。覗きは勿論エロ本エロいDVDの持込み、卑猥な言葉を大声で連発etc..まあ上げれば限りがないほどの変態だ。一人ならまだいいと思うが兄ちゃんには2人の友人(変態)がいるためその勢いは止まることを知らないくらいだ。そのたびに苦情やトバッチリが俺の所に来るのはもはや当たり前のような気がする。
コッチもコッチで申し訳ないと思う。兄ちゃんの行動のせいで学校に行けなくなりそうな女の子がたまにいる。その度に俺は誤りに行ってフォローする。何回か土下座をしたこともある。その子の親から平手打ちも何回か。
俺もいい加減やめるよう言ってみたりするが「覗きやエロは俺の生き甲斐だから辞められないとまらないんだーー!!」と聞く耳を持たない。
「今回はなにしたんだ?」
「うん。今日は剣道部の部室の壁の穴から」
「あー、うん。理解した。いつもゴメンな?」
「う、ううん! 零真くんが謝る必要はないの! コッチこそゴメンなさい」
「いいっていいって。俺が兄ちゃんを止められないのが悪いし。まあ、なんか今度俺のできる範囲でだったら何でもするからさ、今日はもう帰らない? もう暗くなるし女の子は早く帰らないと何かあると怖いしね」
「「「「〜っ/////」」」」
「またあしたー」
なにか皆顔赤くして走っていった。手は振ってたからいっか。
「・・・///」
「さて、俺たちも帰ろうか。小猫ちゃん送って行こうかって、顔赤いけど大丈夫?」
「・・・ハッ! か、顔が近いですっ/////」
「ふむ? まあいっか。んじゃ行こうか」
「・・・はい///」
帰り道、ずっと小猫ちゃんの頬が赤かった以外は何も起こることは無かった。時折チラチラと感じる小猫ちゃんの視線が気になったけども
うーん。明日も兄ちゃんやらかすのかなぁ。もうそろそろ勘弁してほしいなぁ。
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読んでくれてありがとう。