インフィニット・ストラトス ただあの空を自由に飛びたくて 作:如月ユウ
執筆の仕方をなるべく小説寄りにしました
あと今回は短いです
IS委員会にストライクの……今はフリーダムの機体データを開示するための書類と悠人の無罪を証明する証拠を製作している。
「残業確定だな……」
「すいません先輩。悠人のために」
「今更、何を言ってる真耶。お前の弟が危うい立場なのに黙って見ていられると思うか?」
本当なら私一人で書類を製作していたが真耶が率先して手伝ってくれた。
「フリーダムの性能は化け物だな。束がつくれないと言ってもおかしくない」
画面に写されているのはストライクが
「これを見てどう思う束?」
「悔しいけど……束さんの紅椿よりも凄いと思う」
この情報は私と真耶だけでは荷が重すぎる。ISの創設者である束にも見せないといけないと思った。
「ひとつ余すことなくガンダムを再現してる。装甲と動力源以外ならなんとかつくれるけど、ここまで完璧に再現するのは束さんでも無理」
「これを扱う悠人も凄いと思うがな」
悠人のIS適正を見ているが入学して間もない頃は『C+』と一夏よりも劣っていたが臨海学校でメディカルチェックをしたとき悠人の適性は『A+』と数倍に跳ね上がっていて、この適性だとオルコットと同じでビットを操作することも出来る。
篠ノ之も『C』から『S』へと変わり、私と同格の適性となった。
これだけなら悠人も篠ノ之と同じように適性が上がっただけだと特に気にはしなかった。
別のデータを画面に写した。
「臨海学校のときに一時的に『A+』から『測定不能』に変わった」
「こればかりは分からない。ちーちゃんよりも適性が高くなるなんてあり得ないよ」
「お前もそう考えるか。だがこの条件になるのは『ガンダム』が現れたときらしい」
臨海学校とアリーナに現れたガンダムの戦闘データを合わせると共に一時的に『測定不能』と写された。
「私が思うにガンダムが現れたときに悠人の適性が『測定不能』になるんじゃないかと考える」
「ちーちゃんの予想は多分合ってる。ゆっくんは無意識にリミッターをかけているんじゃないかな?」
「リミッター?」
「本当はとても強いけどゆっくんの性格が影響して抑え込んでるかも」
思い当たる節は幾つかある。
鳳とオルコット対ボーデヴィッヒの模擬戦や学年別トーナメント、臨海学校で一夏がガンダムに倒されたとき、今回のガンダム襲撃でも悠人の判断は的確で更識の背後からの奇襲も振り向かずに片手で防いだ。
「
「それはなかったよ。もし
「火事場の馬鹿力であればまだ理解出来るが」
「適性まで上がるのは流石にね」
解明されない謎が増えてより深まるばかり。
「ちーちゃん、この世界は楽しい?」
「そうだな……今は楽しくないな」
「まーちゃんはどう?」
「私には分かりませんが……少なくとも楽しいとは思えません」
「そっか、ちーちゃんもまーちゃんも楽しくないんだ」
「そういう束はどうなんだ?」
「私?もちろん楽しいよ。──ISが軍事兵器に変わるまでわね」
ゾクリと背筋が凍るような感覚がくる。
「この世界はクソだよね。私がISの論文を発表したときは夢物語だと馬鹿にされて。いざ、実用化したら手のひら返してそれを軍事兵器にして……本当腐ってるよ」
感情を抑えているようだがかなり怒っているようだ。
「そんな世界にしたのは私だから責任はちゃんと取るよ。けど、これを見たときは上の屑共がどれだけ腐りきってる事やら」
キーボードを操作した束が見せたのは信じがたい事実だった。
「束……これは冗談ならまだ良い。ドッキリと言うならまだ許そう」
「本気と書いてマジだよ。今回は割りと真面目に」
「卒業後、悠人は研究所行き……それにこれって……」
「人体実験に解剖……」
非人道的な事が書かれていて真耶は口を手で覆い隠した。
「箒ちゃんといっくんには私とちーちゃんという後ろ盾があるから手出し出来ないけどゆっくんには後ろ盾がないからこんな腐りきったことを簡単にやろうとしている」
「この情報はどの国だ?」
「覚えてない。屑共のデータをハッキングしたら偶然見つけた。これを計画したのはアメリカとイスラエル。この国は各国、企業に賛同を求めてるらしい。賛同していない国は日本と中国、イギリス、ロシアでその国に順する企業……支社も含めて反対している。審議中なのはフランスとドイツ、問題が山積みだから直ぐに答えは出せないと思う」
フランスは第3世代機体を着手するのに忙しく、ドイツはヴァルキリー・トレース・システムを使用したことにより、非人道的な事をするのに戸惑っているのだろう。
「ドイツなら一応、宛てがある」
「知り合いがいるんですか先輩?」
「ボーデヴィッヒを含めた教え子達がいる。そいつらに相談してみる」
後で子兎共の力を借りてみるか。
「フランスはもしかしたら賛同するかもしれないね。男性データを取引に何処かの国の第3世代の機体を譲り受ける可能性がある」
「そのことだが早ければ2学期始まる頃には解決するぞ」
「解決?」
「悠人の奴、ストライクを元に第3世代の機体を開発させるらしい」
「ゆ、悠人がですが?」
「本人から直接聞いた」
機体を開発すると言った悠人に真耶は固まっていた。
「ちーちゃん、ゆっくんはISについての知識ってあるの?」
「少なくとも一夏よりはある」
「いっくんを基準にしても大して変わりないよ。ISを開発するのは大変なのは知ってるよね?」
「考えが甘いな束。悠人は機体を開発すると言ったがISを開発するとは言ってない」
「どういう意味?」
「第3世代機体の開発はデュノア社に任せるつもりだろう。悠人はその設計図を作る」
「設計図?」
「設計図ってなんですか?」
「さあな」
今の悠人の知識ではISを開発は出来ないがもしかしたら本当にISの機体をつくるかもしれない。
「話は終わりだ、書類を製作するぞ。束には悪いが」
「私がつくった事にすれば屑共は納得するから任せて。偽装もしっかりしておくよ」
「すまないな。お前まで巻き込んで」
「気にしないでちーちゃん」
持つべきものは友達というがその友達が天災と弟の友達の姉とはな。
アメリカとイスラエルのお偉いさんは悠人の専用機……ガンダムの機体が欲しくてそのためなら悪行にも手を染めます
反対した国は一夏や悠人と関わりがあるのでこれを利用します。勿論、非人道的なことはしません
フランスとドイツは後に反対寄りになります
それ以外の国は未定です
あくまでお偉いさんが屑なだけでパイロット等は善人です
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