生徒会ルート 条件 更識・布仏姉妹ルートのグラフィックを100%にする事。
更識姉妹と布仏姉妹によるハーレムが展開されます。ただし4人全員の愛情度を均一に上げれなかった場合、欝ENDになります。
誰得!?一夏ルート 条件 NTRルートで箒、セシリア、鈴、シャル、ラウラの順番で攻略し、BAD ENDを見る事。
誰かのヒーローになる事を諦めヒロインになる事を決意するルート。
主人公一週目は女装、二週目からはTSになります。
年上のお姉さんルート 条件 孤独ルートで千冬、真耶、クラリッサのみ友好度をMAXに上げる事。
精神が肉体の年齢に有っていない為、年上にしか興味が持てれなくなってしまったルート。年上のお姉さんに甘える事が出来ます。
私が彼の事を意識し始めたのは、始めて彼と話をした時かしらね。
その日、私はたまたまIS学園の防犯カメラの映像を見ていたの。
これは定期的に行なっている事でその日は生徒会の仕事も、裏関係の仕事も殆ど無いという珍しい日だったのを覚えてるわ。防犯カメラの映像と言えど、IS学園中に設置されているカメラの数は数百以上ありその全てを確認する事は出来ないので、生徒が居ない時間帯や、人っ気が無い場所などを中心として確認していたの。
その画像を見たのは本当に偶然だった。初めて見たときは自分の目を疑ったわ。……だって、あの内気で大人しい簪ちゃんが人を、しかも異性、つまり男性を抱きしめてるんだから。
しばらくの間私は呆然としていたわ。そしてその後、恥ずかしい事に物凄く嫉妬してしまったの。なんで、抱きしめられているのが私ではなくて見知らぬ誰かなのかって。
この抱きしめられている男性が四五六君だというのはすぐに分かったわ。彼が入学してくる前に顔写真を見たからすぐに分かったの。それに、簪ちゃんのルームメイトっていう事もあるからね。
私はすぐさま、彼を生徒会室に呼び出したわ。彼がどうして簪ちゃんに抱きしめられていたかを聞きだすために。ついでに先日彼が行なった試合の事についても言っておくために。
彼が生徒会室に入ってきて実際に見た感想は、地味、ただそれに限るわ。身長や顔つきは悪くは無いと思うのだけど、黒髪黒目黒縁メガネが彼を地味にしていたわ。彼が用意していた席に着いてからまずは自己紹介をして先に先日の試合の事から話させてもらったの。
私としては彼の取った行動に対して何か異論を唱えるつもりは無かったの。専用機持ちの代表候補生に対して素人が量産機で試合をしても正攻法ではまず勝つ事は不可能。故に彼が取ったスモークグレネードを使用した行動は評価してもいいと思うの。それがよかったかどうかは別として。
しばらくの間、彼に試合の事で軽く注意と言うか評価と言うかそんな事を話、その話が終った後、私は生徒会長としてではなく、更識簪の姉、更識楯無として彼と話をしたわ。いえ、あれは話と言うよりかは尋問と言った方が正しいわね。
生徒会長としての私の時はまだ自制が効くのだけど、姉としての私は自制が効かない事が多い。特に簪ちゃんの事が関わってくると。
そのせいで彼に軽くとは言え、怪我を負わせてしまった時私は表情には出さなかったけど、酷く怯えたわ。もしこの事を彼が簪ちゃんに言ったりしたらどうなるかって。でも彼はそんな風な態度は取らずに逆に今の私とさっきまでの私とのギャップが可笑しいって笑うのよ。怪我をさせたのに……
最後に彼から見た簪ちゃんの印象を聞いてから彼と別れ、一人生徒会室で考えて見たわ。彼は簪ちゃんにとって害が有るかどうかって。簪ちゃんに話さず勝手に彼の事を害が有るかどうか考えている私は酷く滑稽で、無様だったと思う。でも私は簪ちゃんと正面から向き合うだけの度胸が無い。
笑えるわよね。IS学園最強、ロシアの代表操縦者、対暗部用暗部「更識家」現当主、とご大層な肩書きを持っているのに実の妹一人と向き合えないなんてね……
次に彼と出会ったのは私が息抜きによく使っている、秘密の場所だったわ。この場所は普段は日陰で薄暗いのに、お昼時だけ一部分だけ明るくなりその場所で一人になるのが私の息抜きだったの。この時だけは、余計な肩書きを捨てて、ただの更識楯無になれる唯一の場所だったから。
そんな場所に彼が入ってきた時は心底驚いたわ。その驚きを顔と態度に出さなかったのは本当に自分自身を褒めてあげたかったくらいだわ。
そうして、入ってきた彼を追い出すわけにもいかず仕方が無く彼と一緒にお昼を食べる事にして彼が取り出したお弁当の中身を見て、ショックを受けたわ。
此処でお昼を食べる時は自分でお弁当を作って持ってくる、と決めていてそのお弁当は手抜きなどしてなかったのだけど、彼のお弁当は私が作ったお弁当の数段上を行くものだと見てすぐに分かったわ。
失礼だけど地味な彼がこんなにもおいしそうなお弁当を作れるとは思っていなかったから……
そうして始めた二人だけの食事はいつもよりもおいしく感じられた。……此処ではいつも一人でお弁当を食べていたのだけど、息抜きにはなるけど、それだけだったから。
彼とお弁当のおかずを交換したり、食後の飲み物口論したり、今まででは考えれなかった事を彼と一緒にして、とても楽しかった。普通の女の子のように振舞える事が……
私は「更識家」当主になるべくして幼い頃から厳しく育てられてきた。それこそ周りの同年代の女の子が遊んでいる時、私は厳しい訓練をしていた。その事に対して別に不満があったわけではない。「更識家」に生まれてきた時点で私が普通の女の子として生活が出来るはずが無いと、幼い頃に自覚してしまったから。
そう、私は普通の女の子ではなく、「更識家」当主として、IS学園最強として常に人の上に立たなければいけないのだ。
なのに彼は私を普通の女の子として扱う。それが私にとって、どれだけ得がたい物なのか、そしてどれだけそうされたかったのか、まるで初めから知っていたかのように。
私は彼が恐い。このまま彼と一緒に居たら私は、「更識家」当主と言う仮面を取られ、ただの普通の女の子になってしまうのが恐い。
でも、心の何所かでそれを望んでいる私がいる。だから私は彼と会う事を止める。……止めたいのに、私の体はあの秘密の場所に向かってしまう。
なぜなら、彼と二人で話している間だけは、私は当主でもなく最強でもなく、ただの女の子で居られるから……
う、ん?会長様にフラグが立ったぞ。
四五六君は普通に過ごしているだけのはずなんだけどな〜。