IS 転生して貰った物は!? 旧式   作:マーシィー

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練乳、シロップ、蜂蜜、黒糖等など甘い物をかけて見た。でも甘くならない気がするのは作者の(さいのう)がヘボイせいか?

大事な事や秘密にしておきたいことほどちょっとしたことでばれる物です。


裏 その4の続き

 更識簪、私はこれまでの人生の中で一番緊張しています。

 

 何故か?それは今私のベットの中でルームメイトである四五六君と一緒に寝ているからです!!

 

 何故こうなったかと言うと、四五六君が悪夢に魘されそれにより叫び声を上げながら跳ね起きそのまま部屋の隅で震えながら謝罪の言葉を繰り返したのを見て私は四五六君を優しく抱きしめて落ち着かせたのです。

 そうしたら、安心したのか気を失うように再び眠りに着く四五六君。其処まではよかったのだけれどその後が問題だった。

 

 四五六君、手を離してくれないの。

 

 ガッチリと私の服を掴んで離さない四五六君。さっきの事を思うと振り払うのも気が引け、しょうがなく私は四五六君を私のベットまで運び、一緒に寝る事にしたの。……これが間違いだった。

 最初は、別によかったの。さっきの魘されようが嘘のように安心しきった表情で寝ている四五六君の顔を見て何処か嬉しい気持ちがしたから。

 

(フフ。こうして見てると子供みたい。それにこうやって安心しきった表情の四五六君って可愛いな。男の子なのに……男の子?)

 

 私が四五六君が男の子という事を思い出した瞬間、私の顔は一瞬にして真っ赤になった。

 

(え……ちょっと待って、え?私、自分から男の子をベットに入れたの!?)

 

 そう考えてさらに顔が赤くなる私。

 

(う、ううん。大丈夫。これはしょうがない事。だって四五六君が手を離してくれないからっ…ひゃう)

 

 自分が取った行動に対して納得させようとしていたら四五六君が抱きついてきた。しかも私の胸にか、顔を押し付けてきた!!

 

(?!$&*!!!!)

 

 声にならない悲鳴を上げる私。さらに四五六君は顔を押し付けた状態で匂いをかぐように大きく呼吸をし始めた。

 

(え、な、何してるの四五六君!?私まだ今日はシャワー浴びてないのに!!)

 

 もはやパニック状態に陥る私。そんな私の心情なんてお構いなしにさらに呼吸を続ける四五六君。その表情は安心しきった表情だった。

 

(……へぅ)

 

 パニック状態が続いたせいで私の頭は処理落ちして気を失った。

 

「…………はっ」

 

 気が付いたとき、日は暮れていてすでに夜だった。

 

「……もう、こんな時間なんだ。そうだ四五六君は?」

 

 四五六君は私の隣で穏やかな表情で寝ていた。私の手を握って。

 

「フフ。やっぱり子供みたい」

 

 そう思うとさっきの行動は小さな子供が母親に抱きつくような行動だったのかな?

 

「……汗、かいちゃったな。シャワー浴びよ」

 

 握っている手をゆっくりと離し、シャワーを浴びに行く。手を離した時、ちょっと四五六君が嫌そうな顔をしたけど我慢してもらおう。……汗臭いままは嫌だから。

 

「……フゥ。私ってそんなに匂うかな?」

 

 着替える前に四五六君の行動を思い出してしまい、なんとなく服の匂いをかいでしまった。

 

「……あ、四五六君起きたの?」

 

「簪さん、おはようです」

 

「どう、まだ熱っぽい?」

 

「いえ、だいぶよくなりました」

 

「そっか。よかった」

 

「……その、ですね」

 

「ん?なにかな」

 

 何かとても気まずい表情をする四五六君。

 

「………どうして俺は簪さんのベットで寝てるのかな?」

 

「……覚えてない?」

 

「あいにく……」

 

 どうやらあの事は覚えていないようだ。私と一緒に寝たって言うのは恥ずかしいから、誤魔化して置こう。

 

「四五六君、私が食堂でご飯を食べている時にたぶんトイレに行ってその後私のベットと間違えたんじゃないかな?」

 

「……それは、失礼しました」

 

 深々と頭を下げる四五六君。

 

「ううん。気にしてないから。風邪引いてたんだからしょうがないよ」

 

「でも……」

 

「悪いと思ってるなら早く風邪を治す事。いい?」

 

「はい」

 

 そんな姿を見て怒られて落ち込む子供見たいと思った事は秘密だ。

 

「……そのシャワー浴びたいんだけどいいかな」

 

「いいよ。私はもう入ったから。でも大丈夫?」

 

「うん。だいぶよくなったから。それに汗を流すだけだからすぐ出るよ」

 

 着替えを持って浴室に行く四五六君。……その間にシーツ変えておこう。

 

「ふう、さっぱりした」

 

「そう。よか、った……」

 

 浴槽から出てきた四五六君を見て言葉が止まる私。

 

「どうしたの、簪さん?」

 

 首を傾げる四五六君の目は“赤と青”の瞳になっていた……




配置が逆?いいんだよ。男があたふたするより女の子があたふたする方が良いだろう。


お見舞い・更識姉妹ルート編・その一

「四五六君調子はどうかな〜」

 日が暮れ仕事に目処が立った楯無。なのでふたたび四五六の調子を見に行く事に。

「……返事が無いって事は寝てるのかな」

 ドアをノックし、声をかけてみたが反応は無し。

「でも、四五六君は風邪引いてるし……」

 普段ならそこでとりあえず一度引くのだが四五六が風邪を引いているという事が気に掛かる。

「……はいっちゃおうか」

 後ろめたい気持ちを抑え進入した室内で見たものは……

「……か、んちゃん?」

「ね、姉さん……」

 其処で見たものは簪がベットの中で四五六を抱きしめているとこだった。

「……」

「……」

 お互い無言になる。

「……酷い、かんちゃん酷い。抜け駆けしないって言ったのに」

 ぽろぽろと涙をこぼし泣き始める楯無。

「ちが、姉さんこれは……」

 慌てて誤解を解こうとしたが

「かんちゃんのばかーーーー」

 そう叫びながら部屋から飛び出してしまった。

「姉さん……」


お見舞い・生徒会ルート編・その一


 楯無、本音、虚の三人は四五六のお見舞いに来た。

「四五六君大丈夫かしら……」

「愛しのごろーちゃんが心配?」

「そうよって本音!!」

「怒った〜」

 そんな風に話しながら四五六の部屋に到着し、ノックする。

「かんちゃん、いる〜?四五六君のお見舞いに来たんだけど」

「ね、姉さん!?ちょ、ま……」

 簪の返事も聞かずに入った部屋の中で見たものは

「……」ピキッ

「かんちゃんやる〜」

「これはこれは」

 簪が自分のベットのなかで四五六を抱きしめているとこだった。

「かんちゃん、どういう事かな?これは……」

 口調こそ穏やかだが目が笑っていない楯無。

「ヒュ〜ヒュ〜かんちゃんやる〜」

 冷やかす本音。

「不潔です……」

 そう言いながらも顔を少し赤くしながら言う虚。

「これは理由が有るの!!」

 必死に説明をする簪。

「そう、四五六くんがね……」

 一通りの説明を簪から聞き、考え込む楯無。

「ごろーちゃん、どんな夢見たんだろう」

 心配そうにする本音。

「悪夢ですか……」

 楯無と同じく考え込む虚。

「よし決めた。私も四五六君と一緒に寝るわ」

「……え?姉さん?」

「かんちゃんと私の2人一緒なら四五六君だって悪夢を見ないはず」

 有言実行と言わんばかりにベットに入り込む楯無。

「なら、空気を読める本音はクールに去るぜ」

 口元を袖で隠しにこやかに笑いながら部屋から出て行く本音。

「……IS学園の寮は完全防音せいとなっております。それとしばらくの間この部屋に人が近づかないように手配します」

 頬を赤く染めそんな事を言い放つ虚。

「本音!?虚!?」

「さあ、一緒に添い寝しましょう!!」
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