IS 転生して貰った物は!? 旧式   作:マーシィー

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その28

 どうも、ほぼ徹夜で織斑先生に追及された四五六です。

 

 俺と簪の仲の事で話し終ったあと何故深夜にあんな場所にいたのかと、追及されました。それはそれはいい笑顔で。

 

 まあ、理由が理由だから誤魔化そうとしたのだ出席簿を持ち出されたので素直に話してしまった。織斑先生もどうやら更識姉妹の関係について少しは知っていたようなので納得してくれた。……納得してくれただけだが。

 

 その後は朝が開けるまで説教と言う名の愚痴を聞き続けていました。一夏が引き起こすトラブルに頭を抱えていたのは印象に残っています。

 

 さて、そんな説教も日の出が出る頃には終わり何とか解放された俺はとりあえず部屋に戻る事に。2人が起きているなら朝食を作らないといけないからな。寝てたらまあ、適当にどこかで時間を潰そうかな。

 

「さて、2人は起きてるかな?」

 

 部屋のドアをノックする。

 

「簪、楯無さん起きてますか?」

 

 返事は無い。まだ寝てるのかな?と思ったら中から何か聞こえてくる。

 

「……っあ、だ……ねえさ……」

 

「かんちゃ……いじゃな……」

 

 無駄に色っぽい声が聞こえてきた。

 

「……」

 

 紳士な俺はクールに去るぜ。

 

 

 一時間後もう一度部屋のドアをノックしてみた。

 

「は~い、って四五六君じゃない。お帰りなさい」

 

 何か肌が艶々してる楯無さんが出てきた。

 

「……ただいま戻りました。簪はまだ寝てますか?」

 

「ううん、もう起きてるわよ」

 

「そうですか。なら入っても?」

 

「ええ大丈夫よ」

 

 そうして楯無さんと一緒に部屋の中に入ったら其処には

 

「し、ごろ……」

 

 頬を赤くして息絶え絶えにベットで横になっている簪の姿が。

 

「……」

 

 俺の鼻から愛情が漏れる。

 

「し~ご~ろ~く~ん?何考えてるのかな~」

 

 ニヤニヤと笑いながら話しかけてくる楯無さん。

 

「いや、これはその……」

 

 鼻を押さえながら否定しようとしたが楯無さんはそんな俺を見てさらに笑みを深くする。

 

「四五六君が何を想像したのか知らないけど私はかんちゃんにマッサージをしたあげただけよ?」

 

「マ、マッサージ!?」

 

「そうよ。こう見えて私マッサージ得意なのよ」

 

 フフフと笑いながら話す楯無さん。ちょっとイラッと来た。

 

「……ハァ、まあいいです。とりあえず2人とも着替えたらどうですか?」

 

「そうね、もういい時間だし」

 

「では俺は外で待ってます」

 

「あら別に見ててもいいのよ」

 

「しません!!」

 

 ちょっと声を荒げて外に出て行く。そして30分ほどして

 

「四五六君、もう入っていいわよ」

 

 楯無さんに呼ばれて部屋に入ると制服姿の2人がいた。ただ簪はまだ薄っすらと頬を赤く染めていたが。

 

「その、おはよう四五六」

 

「おはよう、簪」

 

 お互いちょっと照れくさそうにする。

 

「はいはい、2人ともイチャ付くのは2人っきりの時にしましょうね」

 

「た、楯無姉さん!!」

 

「楯無さん!!」

 

 俺と簪が怒るも楯無さんは軽く流してしまう。

 

「さ、それよりも朝食、食べに行きましょうか。流石に今からじゃ四五六君も食事作れないでしょ」

 

 そういってスタスタと先に行ってしまう楯無さん。それを追いかける2人。3人で和気藹々と話す姿はとても楽しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 簪と楯無さんの三人で食堂で朝食を食べにきたら一夏達がいた。

 

「あれ、四五六?珍しいな食堂に来るなんて」

 

 一夏が話しかけてくる。

 

「ああ。今日はちょっとゴタゴタしてな。朝食作れなかったんだ」

 

「そうなのか……ところでその2人は?」

 

「ん、ああ紹介するよ。こっちが更識楯無さん。このIS学園の生徒会長さんだ」

 

「はじめまして、織斑一夏君。IS学園現生徒会長をやらせてもらってる更識楯無よ」

 

 楯無さんは笑顔で挨拶をする。

 

「はじめまして、織斑一夏です」

 

「それで、こっちが楯無さんの妹で更識簪。俺の彼女だ」

 

「は、はじめまして。四五六の彼女の更識簪、です」

 

 俺が彼女と堂々というと簪は恥ずかしがりながらも否定はせずに自己紹介してくれた。ちょっと嬉しい。

 

「そっか、彼女か……彼女!?」

 

 俺が言った言葉を理解した直後に驚く一夏。

 

「彼女って恋人と言う意味の!?」

 

「それ以外に何が有る」

 

 そう言うと一夏は驚いた表情をした後、笑顔になった。

 

「そっか……おめでとう四五六」

 

 そういって祝福してくれる一夏。

 

「ふ~ん、いいんじゃないの」

 

「あら、おめでとうございます」

 

「おめでとう、一二三君」

 

「神聖な学び舎でこ、恋人を作るなどけしからん!!……いやでも何れ私も一夏と……」

 

 一人おかしいのがいたが皆祝福してくれた。このまま穏やかにすめばよかったのに一夏が余計な一言を言ってしまう。

 

「それにしても四五六はいいな、こんな可愛い子が彼女になってくれて。俺には居ないからなこんな可愛い子」

 

「え?」

 

 こいつ今何て言った?

 

「一夏、ちょっとお話しようか」

 

「一夏さん、少々お話が」

 

「一夏貴様其処になおれ!!」

 

「一夏、夜道には気をつけたほうがいいよ」

 

「な、何だよ皆して……」

 

 こいつは本当に何でこう一言多いのだろうか。

 

 

 四人に囲まれて説教を喰らっている一夏を後目に俺たちは食券を買って食事にする。食事を始めてすぐにラウラが来た。

 

「簪姉様、四五六兄様おはようございます」

 

「おはようラウラ」

 

「ああ。おはようラウラ」

 

 俺と簪と朝の挨拶が済むと当然のようにラウラは簪の膝の上に座る。そしてその行動をごく自然に受け入れる簪。そして何事もなく食事を開始する俺たち3人。

 

「……あ、ラウラこっちを向きな」

 

「はい?何ですか」

 

「ほら、口元が汚れてるぞ」

 

 ナプキンで口元を拭いてやる。

 

「ん……ありがとうです四五六兄様」

 

「慌てて食べるからだぞラウラ。食事はゆっくり丁寧にな」

 

「はい……でもオハチが上手く使えなくて」

 

 ショボンとするラウラ。

 

「ならラウラ、今度私がお箸の使い方教えてあげる」

 

「本当ですか簪姉様」

 

「ええ。お箸上手に使えるようにしましょうね」

 

「はい!!簪姉様とがんばります」

 

「フフフ、がんばろっか」

 

 俺たちの向かい側の席で食事していた楯無さんが呟く。

 

「……兄妹姉妹と言うよりも若夫婦と娘にしか見えないのは何故?」

 

 楯無さんの呟きに回りで見ていた女子達も頷く。

 

「楯無姉さん、何言うのよ」

 

「いやいや、かんちゃん自覚無いの?」

 

「自覚って何が?」

 

「……そう、何のね」

 

 そう言うって楯無さんは俺たち三人を見る。

 

「これで四五六君がラウラちゃんと同じ髪色とかだったら本当に若夫婦と娘よね~」

 

「!!」

 

 楯無さんは笑いながらそんな事を言って焦った。今思ったが俺ってラウラと似てる?(髪は同じ銀髪で色は違うがオッドアイ)

 

「ハハハ、ナニヲオッシャルンデスカタテナシサン」

 

「どうしたの、四五六君?凄く汗出てるわよ」

 

「そ、そうだラウラ。今日の放課後空いてるか」

 

 ラウラに話しかけて話の流れを変えなければ。

 

「空いていますが、私に何か用でもあるのですか?」

 

「ああ。俺と付き合ってくれないか?」

 

「え?」

 

 何故かラウラではなく簪が反応する。

 

「だ、ダメです!!四五六兄様には簪姉様が居るのにわ、私と付き合ってなどと……」

 

 どうやら言葉が足りなかったらしい。

 

「すまないラウラ。言葉が足りなかった。放課後俺と模擬戦に付き合ってくれないか」

 

「も、模擬戦でしたか……ホッ」

 

「四五六君、言葉には気よ付けなさい。ああゆう風になっちゃうわよ」

 

 楯無さんが指差した方向には四方から説教されている一夏の姿が……

 

「……以後気をつけます」

 

「ならいいわ」

 

 こうして俺は放課後にラウラと模擬戦をすることとなった。

 




四五六の正体がばれたらどうなるか考えてみる

黒髪黒目黒縁メガネの地味男子

銀髪オッドアイ一流モデルクラスの顔つきの男性

料理は一流、家事もこなせて気遣いもできる

ISの操縦も国家代表クラスで専用機持ち(八卦龍と専用機の二機)

それでいて恋人には弱みを見せて甘えてくる


なんだこのイケメン野郎は





次回予告(未定)

「オルコットさん、俺と(模擬戦に)付き合ってくれないか」

「え、ええ!?」


「四五六兄様私で(模擬戦を)シてください」

「な、なんだと!?」


「アレ?四五六どうしちゃたのかな、かな?」

「お、落ち着くんだ簪!!その包丁を下ろすんだ!!」


主語って大切だね(笑
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