スピリットが遊戯王モンスターになってた件   作:ドロイデン

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第十七羽 小夜鳴く群鳥

「…………」

 

 漸く裁判から解放された俺は、控え室のソファーにもたれ掛かっていた。

 

「すまないね、学生だというのに御足労願って」

 

 と、一応呼び出した主である検察官……三神さんが缶コーヒーを渡してくる。

 

「いえ、元々はといえばあの二人が元凶ですから」

 

「確かにな。だが本来ならば君が殺されても文句はなかった事件だ、こうして生きていられるだけで行幸だろう」

 

「代わりに妹を失いましたけどね……」

 

 皮肉染みたその言葉に、三神さんは失言だったと取り消す。

 

「まぁ、なんだ。今日は私もこれ以上やることはないうえに、君も学校には行かないのだろ?」

 

「はい、公欠届けは出してますし」

 

「ならば近くで昼食でもどうだい?ちょうど昼時だし、今日は私の奢りだ」

 

 そういう三神さんの瞳は、同情でもなく、ただ単純に大人としての義務感が伺える。ホント、この人のこういうところが無かったら多分……

 

「そうですね。なら近くで美味しいって評判のラーメン屋にでも行きませんか?三神さんの好きな濃厚豚骨醤油の店らしいですし」

 

「お、分かってるじゃないか。流石私と数年間近い間柄ではないな」

 

「三神さんが最近健康診断気にしてラーメン食べられなかったって事を知ってるぐらいですよ」

 

 そんなことを笑いながら言い合う俺達に、空は青く澄んでいた。

 

 

 

「しかし、お前さんも大変なことになったもんだな、色々と巻き込まれる体質で」

 

 ラーメン屋で三神さんはそう切り出した。彼の目の前には豚骨醤油チャーシュー麺(チャーシューマシマシ背油多め)と餃子二皿と半炒飯が鎮座しているはずなのに、餃子とラーメンは半分近くが消滅していた。ちなみに俺は豚骨醤油の野菜多めラーメン(針金背油多め)と餃子だけだ。

 

「ほんとですよ、誰でもいいんでこの巻き込まれた事象を誰かに擦り付けたいくらいに」

 

「ガハハ、だが今回は寧ろ行幸なんじゃあ無いのか?」

 

「どこが、知らぬ間に巻き込まれて、それがさらに威力を増して返ってくるなんて、予想外ここに極まれりですよ」

 

 愚痴を言っても、三神さんはその豪快な笑い声で描き消してしまう

 

「……そういや、このあとはやっぱり妹さんの墓に行くのか?」

 

「ええ、月命日もそろそろですし、何より地区予選になったら時間はとれそうにないですしね」

 

「そうか、なら花代ぐらいは出そう、それぐらいまでなら経費でなんとか落とせそうだからな」

 

 そう言いながら万札をこちらに渡してくる辺り、この人もイイ性格してるなと思う。

 

「しかしだ、俺も久しぶりにデュエルしたくなったわけでな……あとで一戦付き合えや」

 

「そのぐらいなら、喜んでお受けします。ここまで奢ってもらって何もなしは人としてどうかと思うので」

 

 そう言いながら俺達はラーメンを食べ進める。余談だが、二人とも替え玉を頼んだせいか、結構な額になったのは言うまでもない。

 

 

 

「はぁ食った食った!!」

 

 そう言いながらラーメン屋を出ると、まるでこれから焼肉屋にはしごしそうな様子の三神さんに軽く退いた。

 

「それで、一戦って言いますけどどこで?近くにカードショップなんて無いでしょ」

 

「甘いな風山くん、君もデュエリストなら持ってきてるだろ?ディスク」

 

「そりゃそうですけど、まさかARシステム使うんです?」

 

 ARシステム、屋外などでのフィールドデュエルの為の特殊システムで、いわゆる『ZEXAL』のようなデュエルを可能にするシステムだ。

 

 ちなみに学校や専用施設等には少なからずソリッドヴィジョンシステムが導入されてるので、あまり使われない代物だ。

 

「そういうわけだ、いくぞ!!」

 

「「デュエル!!」」

 

蓮 LIFE8000

三神 LIFE8000

 

「俺のターン!!俺は魔法カード『手札抹殺』を発動!!」

 

「早速手札交換か、俺のデッキ知ったうえで使ってくるとはな」

 

 それを言われると苦しいが、それでも確か三神さんのデッキは『スキドレバルバ』に近いものだったはずだから、今のところは問題なしだ

 

「さらに俺は手札から永続魔法『神樹の切り株都市』と『聖者の樹の実』を発動!!……そして『幻のグリフォン』を攻撃表示で召喚しカードを一枚伏せる、エンドフェイズ、『切り株都市』の効果でデッキをオープン……カードは『ハーピィ・レディ1』のため特殊召喚、ターンエンド!!」

 

 

蓮 手札0枚 LIFE8000

フィールド

『幻のグリフォン』 A 2300

『ハーピィ・レディ1』 A 1600

『神樹の切り株都市』 永続魔法

『聖者の樹の実』 永続魔法

伏せカード一枚

 

 

「俺のターン、ドロー!!……俺のフィールドにモンスターが存在しないとき、手札の『LL―ターコイズ・ワーブラー』を特殊召喚する!!」

 

『LL―ターコイズ・ワーブラー』 ☆1 A100→400

 

「んな!?」

 

 り、LL(リリカル・ルスキニア)!?『スキドレバルバ』じゃないのか!?

 

「こいつは最近組んだやつでな、火力だけなら今までのやつと比べても遜色はないし、何よりうまく使えば三体リリースの『バルバロス』の効果も使えるしな!!」

 

「マジかよ……予想GUYですよ、そりゃ……」

 

 まずい、今俺のフィールドには風属性攻撃力上昇効果を持つ『ハーピィ・レディ1』がいる。下手したらワンキルされかねない。

 

「続けるぜ!!『ターコイズ・ワーブラー』の効果発動!!特殊召喚に成功したとき、手札または墓地の『LL』モンスターを特殊召喚できる!!俺は墓地の『LL―コバルト・スパロー』を特殊召喚!!」

 

『LL―コバルト・スパロー』 ☆1 A0→300

 

「『コバルト・スパロー』の効果発動!!デッキから『LL』モンスター、『サファイア・スワロー』を手札に加える。そして『サファイア・スワロー』の効果発動!!自分フィールドに鳥獣族モンスターが存在するとき、手札の鳥獣族レベル1モンスター、『RR―ラスト・ストリクス』と一緒に特殊召喚!!」

 

『LL―サファイア・スワロー』 ☆1 A100→40v

『RR―ラスト・ストリクス』 ☆1 A100

 

「『RR』まで!?完全なガチデッキじゃねえか!!」

 

「これぐらい使わなきゃお前さんに勝てないだろうが!!フィールドに『RR』モンスターが存在するとき、そのモンスターの攻撃力または防御力の低い方の数値のダメージを受けることで、『RR―ペイン・レイニアス』を特殊召喚する!!」

 

『RR―ペイン・レイニアス』 ☆1 A100

三神 LIFE8000→7900

 

「俺はフィールドの五体のモンスターでオーバーレイ!!エクシーズ召喚!!来い!!『LL―アセンブリー・ナイチンゲール』!!」

 

『LL―アセンブリー・ナイチンゲール』 ★1 A0→1000→1300

 

「ORUになった『サファイア・スワロー』の効果で、墓地の『LL―ターコイズ・ワーブラー』をORUに加える」

 

「攻撃力1500の六回攻撃かよ!?ワンキル確定じゃねえか!?」

 

「悔しかったから止めてみやがれ!!バトル!!『アセンブリー・ナイチンゲール』の攻撃!!こいつはORUの数と同じ数、連続攻撃とダイレクトアタックが可能だ!!」

 

「罠カード『ダメージ・ダイエット』を発動!!このターン受けるダメージを半分にする」

 

「洒落クセェ!!六回まともに喰らいやがれ!!」

 

「ウガァァァァ!?」

 

蓮 LIFE8000→7250→6500→5750→5000→4250→3500

 

「ぐ……『聖者の樹の実』の効果で、ダイレクトアタックを受けた回数……六枚ドロー……」

 

「俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

 

三神 LIFE7900 手札二枚

フィールド

『アセンブリー・ナイチンゲール』 A1500

伏せカード一枚

 

「俺のターン、ドロー!!」

 

 ヤバイ、はっきり言って勘違いしていた。まさか俺のデッキを利用してくるなんて……。だが、

 

「……俺は『チューニン・ツバメ』を攻撃表示で召喚!!」

 

『チューニン・ツバメ』 ☆3 A1500→1800

 

「(これで『ガルード』をシンクロ召喚して、『アセンブリー』を手札に戻すしか手はない!!)俺は」

 

「罠カード『激流葬』を発動!!さらにチェーンして『アセンブリー・ナイチンゲール』の効果を発動する!!」

 

「んな!?」

 

 まさかのカードに俺は虚を突かれてしまった。

 

「お前さんが『ガルード』を出して挽回しようなんて目に見えんだよ!!チェーン処理だ、『アセンブリー・ナイチンゲール』の効果により、ORUを一つ取り除き、ターン終了まで『LL』は戦闘及び効果では破壊されず、自分が受ける戦闘ダメージも0になる」

 

送られたORU

『RR―ラスト・ストリクス』

 

「そして『激流葬』の効果で、フィールドのモンスター全てを破壊する!!」

 

「く、だが『チューニン・ツバメ』は魔法、罠によって破壊されない!!」

 

 くそ、攻撃反応系だと思って『サイクロン』を後にしようと使い惜しんだ俺がバカだったな、これは。

 

「く、俺はカードを三枚伏せて、エンドフェイズに入る。……よし、オープンしたカードは『ジョーニン・トンビ』、よって特殊召喚しターンエンド」

 

 

蓮 LIFE3500 手札三枚

フィールド

『ジョーニン・トンビ』 A1600

『チューニン・ツバメ』 A1500

『神樹の切り株都市』 永続魔法

『聖者の樹の実』 永続魔法

伏せカード三枚

 

 

「俺のターン!!ドロー、バトルだ!!『アセンブリー・ナイチンゲール』でダイレクトアタック!!」

 

「罠カード『聖なるバリア―ミラーフォース』!!相手の攻撃宣言時、相手フィールドの攻撃表示モンスターを破壊する!!」

 

「『アセンブリー・ナイチンゲール』の効果発動!!ORUを一つ使って、このターンの破壊を無効にする!!」

 

使用ORU

『RR―ペイン・レイニアス』

 

「けどこれで攻撃力は800にダウン、連続攻撃も四回までだ!!」

 

「ち、なら四連撃を食らいな!!」

 

「ぐぅあぁ!!」

 

蓮 LIFE3500→2700→1900→1100→300

 

「ぐ……『聖者の樹の実』の効果で、四枚ドロー」

 

「メインフェイズ2、俺は手札から『RR―ラスト・ストリクス』を通常召喚!!そして効果により『ラスト・ストリクス』をリリースして、エクストラデッキから『RR―アルティメット・ファルコン』を特殊召喚!!そしてランクアップ!!来い!!『No.77 ザ・セブン・シンズ』!!」

 

『No.77 ザ・セブン・シンズ』 ★12 A4000

 

「俺はカードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

「エンドフェイズに速攻魔法『サイクロン』を発動!!さらに罠カード『デモンズ・チェーン』!!『アセンブリー・ナイチンゲール』の効果を無効にし、攻撃をできなくする!!」

 

「ち、『ミラーフォース』を破壊されたか……てか、『デモチェン』あんならダイレクトアタック封じれたろうが」

 

「ドローできる場面でしないのは愚の骨頂ですからね。それに仮に使ったとして、三神さんの手札に『融合』がないって言う保証はないから」

 

 そうなったら3000の効果ダメージと手札が次のターン四枚だけと言う厳しい状況になってたんだ、これぐらいは必要経費だ

 

「ち、まぁいい。どっちにしろエンドフェイズだ、次で倒すまでだ」

 

 

三神 LIFE7900 手札一枚

フィールド

『アセンブリー・ナイチンゲール』 A 0

『No.77 ザ・セブン・シンズ』 A 4000

 

 

「俺のターン!!……よし、俺は速攻魔法『非常食』を発動!!『切り株都市』と『樹の実』をリリースしてライフを回復する!!」

 

蓮 LIFE300→2300

 

「そして俺は魔法カード『愚かな埋葬』で、デッキから『シシグイ』を墓地へ送り、『融合』を発動!!フィールドの『ジョーニン・トンビ』と『チューニン・ツバメ』、手札の『ゲニン・スズメ』で融合召喚!!来い、『鳥武姫神シシグイ・アスカ』!!」

 

『鳥武姫神シシグイ・アスカ』 ☆10 A2000

 

「『シシグイ・アスカ』の効果!!墓地から融合素材になった数まで、墓地の鳥獣族モンスターを特殊召喚できる!!俺は『シシグイ』()()を選択!!」

 

『鳥武神シシグイ』×3 ☆5 A500→2900

『鳥武姫神シシグイ・アスカ』 A2000→4400

 

「な!?いつの間に……まさか抹殺で!?」

 

「大正解です!!まさか二枚被った時にはヤバイと思いましたけどね」

 

 実際もし抹殺が来なかったら、少なくとも前のターンには確実に沈んでたどころか、確実に二ターン目で『アセンブリー』の連打で危険域待ったなしだ。

 

「バトル!!『シシグイ・アスカ』で『ザ・セブン・シンズ』を攻撃!!『シシグイ・アスカ』の効果で、『シシグイ』三体の攻撃権を放棄しその攻撃力を加える!!」

 

『シシグイ・アスカ』 A4400→13100

 

「くそぉぉぉ!!ぬぁぁぁぁぁぁ!?」

 

三神 LIFE7900→0

 

 

 

「くそ~また負けたか!!」

 

 デュエルが終わると、三神さんはがしがしと自分の頭を引っ掻いていた。

 

「でも驚きましたよ。まさか『LL』なんて使うなんて、いつから作ってたんです?」

 

「お前さんがチャンプに勝つ少し前だな。『スキドレバルバ』じゃあ周りのやつに勝てなくなってな、それでも『バルバロス』使いたいから何か無いか探してたら、これと言うわけさ」

 

「そう言いながら全く使ってないじゃないですか」

 

 苦笑しながらそういうと、三神さんはディスクからデッキを取り出して此方へ渡す。そして中身を確認すると、ため息をつきたくなった。

 

「なにこれ……モンスター枠がピン積み『バルバロス』と『Neptune』除いて基本レベル1モンスターなのはまだわかりますけど、魔法、罠枠が『激流葬』みたいな全体破壊と融合関連とRUMばかり……これで良く回りますね……しかも蘇生系のカードは『死者蘇生』除いて四枚だけって……」

 

 『神警』も入ってないし、何より『リビデ』すら入ってないとは……しかもデッキ枚数が55枚とだいぶ大きいときた。

 

「あー、一応これで六割だからな、デッキ枚数減らそうにもカップ麺や融合、RUMも組み合わせたらこれが限界なんだよ」

 

「いやまぁもっと枚数減らすべきでしょ……とくになんでカップ麺を三積みしてるんすか、『インディペンデント』も単品で、『サクリファイス』が入ってることを考慮しても二枚で充分でしょ、というかだったら、『貪欲な瓶』三枚積んだ方がデッキ回りますよ」

 

 余談だが、一応中身を公開するとこうなっていた。

 

メイン

『LL―ターコイズ・ワーブラー』×3

『LL―サファイア・スワロー』×3

『LL―コバルト・スパロー』×3

『金華猫』×3

『神獣王バルバロス』×1

『RR―ペイン・レイニアス』×3

『RR―ラスト・ストリクス』×3

『The tyrant NEPTUNE』×1

『D.D.クロウ』×2

『バトル・フェイダー』×2

『ライトニング・ボルテックス』×2

『異次元からの埋葬』×1

『烏合無象』×1

『貪欲な壺』×1

『強欲で貪欲な壺』×1

『死者蘇生』×1

『ワン・フォー・ワン』×1

『ハーピィの羽箒』×1

『融合』×2

『融合賢者』×2

『カップ麺(簡易融合)』×3

『ブラックホール』×1

『RUM-幻影騎士団ラウンチ』×2

『RUM-スキップ・フォース』×2

『激流葬』×3

『大落とし穴』×2

『ハーピィの羽根吹雪』×1

『リビングデッドの呼び声』×2

『リミット・リバース』×2 計55枚

 

エクストラ

『LL―アセンブリー・ナイチンゲール』×2

『LL―インディペンデント・ナイチンゲール』×1

『LL―リサイト・スターリング』×1

『RR―アルティメット・ファルコン』×2

『RR―サテライト・キャノン・ファルコン』×1

『No.13 ケインズ・デビル』×1

『No.31 アベルズ・デビル』×1

『No.54 反骨の闘士ライオン・ハート』×1

『No.77 ザ・セブンシンズ』×1

『No.92  偽骸神龍 Heart-earthDragon』×1

『No.96 ブラック・ミスト』×1

『サウザンドアイズ・サクリファイス』×2 計15枚

 

 ……はっきり言おう、良くこれで回るものだ。ていうか、なんで『ブラック・ミスト』?

 

「作者曰く、『ケインズとかから使えば再利用できるべ』とか言う謎理論で採用してるんだと」

 

「って、作者の実在デッキかよ!?何度も言うけど良くこれでホント回るなオイ!?」

 

 うっさいぞ主人公!!これでも勝率六割叩き出してるんだから良いだろうが!!(by作者

 

「いや、まぁ確かに出せれば色んな意味で強力なデッキだからな……こりゃ確かに……」

 

「まぁそれでもメタ張られたりしたら即負けに近いのが現状になるからな……うむ」

 

 若干退いてる俺に、三神さんの言葉が追い討ちのように突き刺さる。俺、そんな事故しそうなデッキにライフ三桁に減らされたのかよ……

 

「……」ジー

 

「……いや見つめられてもな」

 

「…………」ジーー

 

「…………一応まだ作ったばかりだから……」

 

「………………」ジーーー

 

「……はぁ、わぁったよ、『バルバロス』以外はお前さんに譲ってやるからその目をやめろ」

 

 ついに折れた三神さんに俺は内心ガッツポーズが止まらなかった。

 

「まぁ元々お前さんに渡すつもりだったからな。つか、大事にしねぇとぶっ殺すからな?」

 

「はい!!分かってます!!」

 

「お、おう……さて、じゃあ俺は仕事に戻るから、お前さんはさっさと妹のところへ行ってきな」

 

 そう言って立ち去る三神さんの背中を少し眺め、俺は少しだけ喜びながら足を進めるのだった。

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