東方Project ~異形の玄武が幻想入り~   作:フジパンホンジコミ

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今回の話はSTAGE3に入るための幕間であるため戦闘描写はありません。


永夜異変 STAGE 3‐幕間‐

 

「も、妹紅、少し休まないか俺さっきの弾幕ごっこで疲れてんだけど。」

 

「心配するなって人里にはもうつくはずだからもうちょい頑張れ。」

 

「そうは言っても連戦で弾幕ごっこをしたんだぜ。腹が減って歩くのしんどいんだよ。」

 

「人里についたらなんか食わせてやるから。」

 

「なに!?よっしゃー早く行こう。」

 

 

飛鳥は飯が食えると聞いた途端、急に元気になりだした。

 

妹紅はそれを見て呆れていた。

 

それから仄くらい森を歩き続けていると森が途切れた場所に出た。

 

 

「ここを真っ直ぐ行けば人里だ。」

 

「め~し~!?」

 

「おい飛鳥!?ったく手のかかる神様だ!」

 

 

妹紅の言葉を聞き急に走り出す飛鳥。

 

妹紅は口を零しながら飛鳥を追いかけた。

 

すると飛鳥が突っ立っているのが目に映り、近寄った。

 

 

「何立ち止まってんだ。飛鳥。」

 

「なあ妹紅・・・ほんとに人里ってこの辺りにあるのか。」

 

「ホントだ。」

 

「じゃあなんで・・・こっから先は平地が続いてるんだ?」

 

「これには理由があるんだよ。最初に言ったろあたしの友人が人里の守りをしてるって。」

 

「ああ言ったがそれと関係があるのか?」

 

「まあ見てなって・・・慧音あたしだちょっと能力を解除してくれ!」

 

 

妹紅は平地に向かって、声を発すると突然目の前の風景が歪みだした。

 

歪みが収まると大きな門が突如現れた。

 

そして門の前には誰かが立っていた。

 

 

「妹紅お疲れ様。」

 

「慧音もな。」

 

「ところで後ろの男性は誰だ?」

 

「ああ、説明は後にしてまずこいつにメシ食わせてくれないか。」

 

「?まあそれはいいのだが、大丈夫なのか?」

 

「心配いらないってこいつは、あたしが保証する。」

 

「妹紅が言うのならば、大丈夫なのだな。そこの御仁人里に案内する付いてくるといい。」

 

 

妹紅は慧音と呼ばれる女性と少し話をして飛鳥が危険な人物ではないことを伝えた。

 

慧音も妹紅の言ったことを信じて、飛鳥を人里に入れた。

 

 

 

一同は慧音の家に上がり、飛鳥と妹紅は飯を食べさせて貰っていた。

 

飯を食べながら飛鳥は自分のことを慧音に説明していく。

 

 

「そうか、玄武の。」

 

「旦那は一度あんたに会ってるはずだから旦那の名前を言えばわかると思ったんだよ。」

 

「なるほど、しかしわざわざ異変を解決しに来てくれるのはありがたいな。」

 

「まあこれも一種の修行の内に入るんだろうけどな。」

 

 

苦笑しながら慧音にこたえる飛鳥。

 

 

「それにしてもほんとに青い不死鳥なのか妹紅?」

 

「ああ、ありゃマジで凄かったぜ。綺麗って言葉だけで表せられない美しさだった。」

 

 

妹紅は先程の青い炎の不死鳥姿をうっとりしながら思い出していた。

 

 

「ふむ、妹紅がそこまで言うのならば私も見てみたいものだ。」

 

「ひょっとしてさっきの形態のことを言ってるのか妹紅?」

 

「ああ。」

 

「あれは俺の形態変化のうちの一つで、小型の不死鳥形態だ。」

 

「小型っつうことは、でかいのもあるのか。」

 

「でかいのは対ギャオス用で、そっちのほうは滅多に使わない。」

 

 

へぇーとうなづく妹紅と慧音。

 

すると廊下の方あらこちらに誰かが歩いてくる音がした。

 

 

「ん?慧音誰かいるのか?」

 

「ああ、妹紅たちが来る前に人里に来て、人里に侵入しようとした妖怪を蹴散らしてもらってな。そのお礼に風呂を貸してあげたのだ。」

 

「(ん?この気配は・・・なんであいつがここにいるんだ?)」

 

 

スーっと麩が開かれると白髪の男が部屋に入ってきた。

 

 

「慧音殿、風呂を貸していただき感謝します。」

 

「気にするな人里を守ってくれた礼だ。」

 

「そうですか。それにしても―――」

 

 

フーと呼ばれた男は飛鳥に視線を移した。

 

 

「懐かしい気配がしていたと思ったら、お前だったのか飛鳥。」

 

「よう、フー元気してたか。」

 

「ああ、久しぶりだな。」

 

「二人共知り合いなのか?」

 

「まぁ妹紅もいることだし、きちんと説明しておこう。こいつの名は風(フォン)・王虎(ワンフー)俺と同じ古代神の一柱だ。」

 

「なんと!?」「コイツも!?」

 

「改めてフォン・ワンフーと申します。気軽にフーと呼んでください。」

 

「こ、これはご丁寧にどうも。藤原 妹紅だ・・・じゃなくて・・・です。」

 

「紹介も終わったことだし俺らちょっと話があるんで・・・フー向こうで少し話そう。」

 

 

飛鳥は親指で麩を指をさした。

 

飛鳥とフーは立ち上がり麩の向こう側に行った。

 

 

「慧音、知っていたのか。」

 

「名前だけな。」

 

「ふーん、でひとつ聞くがなんであのフーってやつを家に上がらせたんだ。」

 

「そ、それは////」

 

 

慧音は何故か顔を赤くして俯いた。

 

それを見た妹紅は、感づいたのかニヤニヤし始めた。

 

 

「なるほど、危ない目にあったところを助けてもらったってことが理由か(ニヤニヤ)。」

 

「!?/////」

 

「図星か。」

 

 

 

言い当てられたのか更に顔を真っ赤にする慧音。

 

だが慧音も負けてはおらず妹紅に言い返した。

 

 

「そ、そういう妹紅はどうなのだ!いつもは男のことを興味なさそうにしていたのにあの飛鳥という男とは一緒にいたではないか!」

 

「それはないな、ただ単にあいつが危なっかしく見得たから手を貸しただけさ。」

 

 

妹紅はありえないという表情をしながら手を左右に降った。

 

 

「そ、そうなのか。」

 

「で、慧音はどうしたいんだ?」

 

「な、何がだ?」

 

「決まってるだろ。あのフーって奴のことだよ。気になってるんだったら一緒に住めばいいじゃねぇか。」

 

「ま、まだ出会ったばかりなのだぞ私たちは!?そ、それに一緒に住むなんて恥ずかしくてできるわけなかろう!?」

 

「確かにそうだよな。まぁここはじっくり作戦を練ってアプローチしてくしかねぇな。」

 

「で、できるだろうか私に。」

 

「頑張ろうぜ慧音あたしも手伝うから。」

 

「妹紅・・・ありがとう。」

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

―――――

 

 

 

―――

 

 

 

一方飛鳥と一緒に廊下に出たフーは幻想郷に来た理由を飛鳥に話していた。

 

 

「旦那も人が悪いぜ、フーが来ることを教えてくれても良かったのによ。」

 

「そう言うな、師父も何か考えがあったのだと思うぞ。」

 

「ハァ・・・まぁ今はそれでいいとしてフー、お前はこの後どうすんだ?」

 

「俺は人里にのころうと思う。ここにいつギャオスが来るかわからん以上対応できるものがいたほうがいい。」

 

「そうだな俺もそう思う、俺は旦那の依頼を終わらせないといけないしな。」

 

「そうか、そっちは任せた。」

 

「応。」

 

 

二人は拳を作り互いにぶつけ合った。

 

二人は話が終わったので部屋に戻った。

 

 

 

 

――――――――

 

 

 

――――――

 

 

 

―――

 

 

 

「お待たせ。」

 

「どうしたのだ慧音殿、顔が赤いようだがいかがなされた。」

 

「だ、大丈夫だ。」

 

「そうですか、何かあったら言ってください。」

 

「で一体何話してたんだ?」

 

「これからの行動についてな。」

 

「ってことは異変解決にコイツも連れて行くのか?」

 

 

妹紅はフーを指をさしながら言うが、飛鳥は首を横に振った。

 

 

「フーにはここに残ってもらって、俺と妹紅はこのまま異変解決に行くことにした。」

 

「いつギャオスが現れるやもしれん。それゆえに私が残ることにした。」

 

「そうか、ならあたしらはもう行ったほうがいいのか?」

 

「ああ、これ以上時間はかけられない。それに異変の中心点をフーに調べてもらったところこの竹林を指したんだ。」

 

 

竹林といったとたん、妹紅の雰囲気が変わった。

 

 

「そうか、この異変はあいつが起こしたものだったのか・・・」

 

「妹紅どうし『早く行くぞ、行ってあいつをぶっ殺す。』たって殺したらいけんでしょ。」

 

「あいつにはいいんだよ。それに死なないしな。」

 

「どう言う意味だ?」

 

「あーとっと行くぞ!」

 

「あっ!妹紅待てったら、あーそうだ慧音さんご飯ごちそうさんでした。」

 

「ああ、異変が解決したらまた寄ってくれ。今度はもう少し多めに用意しておくから。」

 

「了解。んじゃ行ってきまーす。」

 

 

飛鳥は妹紅を急いで追いかけた。

 

 

「なんとも騒がしい二人だったな。」

 

「でもあの二人なら成し遂げてくれそうだな。異変解決を。」

 

「そうですね、さて我々も人里の警備に出るとしましょう。」

 

「そうだな。」

 

 

慧音とフーは下ろしていた腰を上げ、玄関へと向かった。

 

 

 

 

 




今回はオリジナルの話で原作なら慧音との弾幕ごっこなのですが、あえて慧音との弾幕ごっこをせず幕間に登場させました。STAGE3では違う人物たちと弾幕ごっこをさせる予定ですので楽しみにしていてください。
このあとは登場したオリキャラの紹介です。


オリキャラ紹介



名前:フォン・ワンフー(風 王虎)


性別:男


年齢:1億歳


種族:白虎 古代神


能力:『風を司る程度の能力』


出身地:レムリア大陸


二つ名:風統べる白き虎の王 


容姿:ガッシュベルのウォンレイ



オリキャラの一人。

飛鳥同様に古代神の一柱で玄武に育てられた者の一人。

玄武が育てた者の中で非常に温厚で、優しい性格をしている。言葉使いは丁寧で誰に対しても口調は変えない。

カンフーの達人にして接近戦では玄武以上の実力を持っているが逆に遠距離はあまり得意でないため弾幕ごっこは苦手。

常に鍛錬を欠かさない。

玄武に言われ飛鳥の手伝いをするために幻想入りをする。現在は人里にて慧音と共に人里の守りについている。




白虎形態




白虎としての名前:ラオウ


容姿:通常戦闘時ゴライオウ・ディバウレン  多数戦闘時シン・ゴライオウ・ディバウレン


身長:86m、全長98m


速度:マッハ3

10/20:マッハ6は自分でもやり過ぎたのでマッハ3に変更いたします。

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