東方Project ~異形の玄武が幻想入り~ 作:フジパンホンジコミ
「へーあれが幻想郷の人里か。」
俺、亀山 玄武、地上に来ております。
見渡す限り緑に囲まれた綺麗な場所だった。
うん地上に出るのは久しぶりだから空気がうまい。
しかしあれはビックリしたよなー。
そのいきなりさとりにほ、頬にキスされるなんて。
「でも柔らかかったなーっといかんいかん地上に来たのは違和感を確かめるためだからな。」
そう思っていた矢先、あたりが赤い霧に包まれた。
何だあの赤い霧は。
「とりあえずこの場を移動しよう。」
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―――
「いやー人型のまま飛べるようになってよかったわ。」
地霊殿にいるあいだ俺はさとり達からアドバイスをもらいながらスペルカードの作成と飛行の練習をした。
教えてもらった代わりにさとりにはマナの操作方法や俺との交信のやり方を教えた。
あ、あとこいし達がさとりの首に下げている勾玉を見て、自分たちも欲しいと言ったので渡した。
っとそろそろ相手のテリトリーに入るな。
さとり達との特訓を無駄にしないように気合を入れていくぞ!
俺が紅い霧が出ているところに向かって飛び続けていると、前方に黒いモヤみたいのがふよふよ浮いていた。
何だあの黒いモヤは。
「わはー」
黒いモヤから少女が出てきた。
「俺に一体何の様なのかな。」
俺は少女に訪ねたのだが
「おにーさんは誰なのだー?」
逆に質問されてしまった。
「えっえ?亀山 玄武だけど。」
「そーなのかー。」
「そーなんです。」
「じゃーおにーさんは・・・」
ニッコリと笑顔を向けて
「食べてもいい人類なのかー?」
「えーっと俺は食べ物じゃないから食べられないよ。」
「そーなのかー」
いやあからさまに落ち込まないでよ!俺が悪いみたいになっちゃうじゃん!
「えーっとお嬢ちゃ「ルーミアなのだ。」っと、ルーミアはここで何しているのかな?」
「お腹が減ったからご飯を探してたのだ。」
お腹が減ったねぇ。
「でも全然獲物が見つからないのだ。」
そりゃそうだろうな今はおかしな事が起きている真っ最中なんだからな。
「だからお腹すいて我慢ができないから。」
うんうん。
「おにーさんを倒して食べるのだー!」
「って結局食うのかよ!?」
「おとなしく食べられるのだ。」
そう言って俺に向かって弾幕を放ってきた。
「俺も食われたくないんでね抵抗させてもらうぞ!」
俺はルーミアの放った弾幕に当たるように弾幕を放った。
弾幕同士はぶつかり合い消滅した。
「おにーさんなかなかやるのだ。」
「はんっ舐めてもらっては困るな。」
「私まだ舐めてないよ?」
「あーそういった意味で言ったんじゃないんだけどね。」
ルーミアは不思議そうに俺を見ていた。
「まあいっか、じゃあこれならどうなのだ!夜符『ナイトバード』」
スペカを使ってきたか!
「よっ・・・はっ・・・ほっ・・・あらよっと・・・どうした全然当たってないぞ。」
俺は軽々と避けてルーミアを挑発した。
「ぶーなんで当たらないのだー!」
「年季が違うからだよ。」
ドヤ顔で言ってみた。
「なんかムカつく。」
「そんなことより時間切れだ。」
スペルブレイク
「あー!おにーさんずるいのだ!」
「ずるはしてないぞ。普通に避けてただけだし。」
「むー」
「今度はこっちの番だ!烈火球『プラズマ火球』」
手のひらから次々に発射される。
「さあー避けきってみな!」
「うわわわわ・・・ひゃう・・・うわーん怖いのだー。」
泣かなくてもいいだろ。俺へこんじゃうよ。
まあそれは置いといてと、そろそろだな。
「もう嫌なのだ。(ドン)痛っ・・・なんなのだって・・木?」
「残念だったね、お嬢ちゃんがそこに移動してくるのは予測していたよ。」
「え?・・・あ」
ルーミアの目の前にはプラズマ火球が写った。
ドカーーーーーーーン
「キャアアアアアアア!」
ルーミアは地面へと落ちていった。
「ありゃ?やりすぎたな。」
俺は確かめるためにルーミアのもとに行った。
そこには
目を回して倒れているルーミアがいた。
「ふう、無事でなにより。」
しかしこの状況をどうにかしないとな。
「どうしようかね。おっ!そうだアレがあったな。」
俺は懐からあるものを出して、その場で書いた一枚の手紙と一緒にルーミアの近くに置いた。
「ごめんな。俺、急いでるから。」
そう言って俺は紅い霧の出処目指して飛んでいった。
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―――
玄武が去ってから数分後
「うーん、ここはどこなのだ?」
あれ?私なんでここに寝てるんだろう?
「っ思い出した。確かおにーさんと弾幕ごっこしてそれから・・・」
私はおにーさんがスペカを発動してからのことを思い出した。
「・・・そっか負けちゃったんだ。」
私が落ち込んでいたら、私の近くに手紙とおにぎりが置いてあった。
「誰のだろう?」
ん?紙になにか書いてある。
「えっと『手荒なことして悪かった。お礼としちゃなんだが手紙と一緒においたおにぎりをお嬢ちゃんにやるわ。
また今度うまい文句せてやるよ。 P.S 亀のおにーさんより』」
じゃあこれはおにーさんのなんだ。
「・・・いただきます。」
パク
「っ!?美味しいのだ。」
もぐもぐもぐ
「また会えたらあそびたいな。その時は絶対負けないのだ!」