フラっぴーです!
お待たせしました!
やっと完成しましたー!
それでは本編どうぞ!
帝人達が入学して6月に入った。予備学科では中間テストが終わり、昼休み、日向は今噴水のベンチで横になっていた。
「あーこんなに気持ち良かったら寝てしまいそうだなあ」
「ひーなた君」
日向が寝ようとした時、雪染が日向の顔を覗き込んだ。日向は驚いてベンチから立ち上がった。
「おわっ!?って貴女は帝人のクラスの雪染先生」
「覚えててくれたんだ。先生は嬉しいよ」
「まああんなにドタバタしていたら嫌でも覚えますよ。それで俺に何のようなんですか?」
日向は雪染が自分に会いに来た理由を聞いた。
「ちょっと予備学科のことについて知りたくて。何か変わったこととかあった?」
「いえ、何もないですよ。どうしたんですか?」
日向はそう聞いたけど、雪染は詳しくは教えなかった。一般の生徒に自分が何をしているのかをおしえるわけにはいかなかったから。
「ううん。何でもないよ。もし何かあったら私に教えてね。それじゃあね!」
「あ、はい」
日向は雪染を見送りながら予備学科に何があるのかを考えていた。すると後ろから誰かに話しかけられた。日向は振り向くと1人の老人が立っていた。
「あなたは天願さん」
「やあ日向君。彼女と何か話していたのか」
「まあ、はい」
「それより、日向君。もう決めたのかね」
以前日向は天願に一度会っていた。その時に超高校級の希望のプロジェクトの事について話を進められていた。けど、日向は即答せずに「少し考えさせてください」と答えていた。天願にもそれを了承し、その場から立ち去ろうとした時、ある人物の名前を言い、もしプロジェクトに参加すればその人物に会えるかもしれないと言って立ち去った。
「いえ、それより本当なんですか。そのプロジェクトと『イズル』が関係しているのは」
「ワシも『カムクライズル君』については詳しくはわからんが上の方はそう言っているらしい。まあワシは無理強いはしないからじっくり考えなさい」
「わかりました」
天願はそう言って日向の前から立ち去った。
『カムクライズル』
昔離れ離れになった日向の弟。兄の日向のことを慕っていた心優しい少年。しかしある日、イズルはある企業に連れて行かれることになってしまった。それ以来、日向はずっとイズルのことを心配して探し続けていた。
「まさか、あの日イズルを連れて行った企業が希望ヶ峰学園だったのか。でも何でイズルを……」
日向はこれからのことを考えて噴水広場を去って行った。
帝人side
昼休み、俺は昼飯を食べ終えて中庭を散歩していた。少し歩くとベンチに座っている罪木を見つけた。何か見つめているみたいだな……。とりあえず声をかけてみようかな。
「おーい、罪木。何してるんだ?」
「ひゃあああ!?し、紫藤君!?」
「あれ、それって」
罪木が手に持っているものを見ると、中学の時に日向が罪木の誕生日プレゼントであげた十字架のペンダントがあった。
「今でも離さずにずっと持っているんだな」
「はい。これは私にとってすごく大事なものですから」
「告白はしないのか?日向のこと好きなんだろ」
「ふえええええ!?そそそそそんな告白だなんて!!……日向君のことは好きですけど、告白なんて……」
「まあ俺も人のことは言えないけどな」
「七海さんですか?」
八年前の約束を果たしたいけど、まだ心の準備ができてねえしな。本当にどうしようか……。ていうか罪木は俺が七海が好きっていうことよくわかったな。
「よくわかったな」
「そりゃあわかりますよ。あれだけ一緒にいて楽しそうにしてるんですから」
「そんなに見られていたんだな。とにかく、お互い頑張ろうぜ。じゃあまた後でな」
「はい!また後で!」
そういって別れ、俺はこれからのことについて考えながら歩いて行った。
はい!
カムクライズルは日向の弟という設定にしました。
罪木は日向が好きという設定にもしました。
タグに新しくカムクライズルを追加しました。
次回第15話お楽しみに!