ダンガンロンパ 世界で一人だけの天才医師   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんわ!

フラっぴーです!

またまた更新が遅れてすみません!




第18話 海の家 『中編』

 

「いやっほおおお!!!」

 

 

 

「海だぜー!」

 

 

 

「待たんかい!!まずは準備運動じゃあ!!!」

 

 

 

「唯吹も行くっすよー!」

 

 

1時間半の自由時間、海で遊ぶ者とのんびり過ごす者に丁度半分に分かれた。帝人はのんびり過ごす者の一人だった。その時、後ろから七海が声を掛けてきた。

 

 

 

「あ、紫藤君」

 

 

 

「ん?ああ七海か。ってここでもゲームなのか」

 

 

 

「あんまりはしゃぎすぎたらバイトで支障が出るかもしれないし。あ、よかったら一緒にやらない?」

 

 

 

「俺も暇だったしいいよ」

 

 

 

「じゃあ準備するね」

 

 

 

七海は手に持っているシートを広げてそこに座りリュックからゲーム機を出して帝人に渡した。帝人もゲーム機を受け取り、七海の隣に座った。

 

 

 

「本当にギャラオメガが好きだよな」

 

 

 

「ギャラオメガは私の一番好きなゲームだもん!」

 

 

 

二人でゲームをやり始めて20分が経った。どこからか罪木の悲鳴が聞こえたからそちらを振り向くと澪田が帝人たちに来るのが見えた。

 

 

「何やってんだ?」

 

 

 

「それはもうすぐわかるっすよー!」

 

 

 

「澪田さぁん!私の水着返してくださいよぉ!」

 

 

 

「「え!?」」

 

 

 

澪田の後ろから罪木が走ってくるのが見えた。それによく見ると澪田の手には罪木が着ていた水着があった。罪木の格好を見ると水着は着ているが凄く際どい水着だった。

 

 

「水着というかほぼ紐じゃねえか!」

 

 

「紫藤君!見ちゃダメ!」

 

 

七海は帝人の目を両手で隠した。

 

 

 

「さっき撮った写真を創ちゃんに送るっすよー!」

 

 

 

「ひゃああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

日向side

 

 

「なんで日曜日なのに学校に来なきゃいけないんだ」

 

 

「仕方ないだろ。今日は月に一回の校舎の大掃除なんだからさ」

 

 

「てか大掃除って終業式前にするもんじゃねえか」

 

 

俺と一緒に行動しているのは『水無月勉』と『斎藤栄司』だ。二人はクラスメイトで一緒に行動している。俺たちの今日の掃除場所は噴水広場だった。一通り掃除をし終えて休憩に入っていた。その時、俺の携帯からLINEがきた。

 

 

「澪田?」

 

 

「誰からだ?」

 

 

 

「友達からだ」

 

 

 

俺は澪田から来たLINEを見た。写真みたいだな。俺は写真を見た途端、脳が一瞬フリーズした。写真が罪木の際どい水着を着た写真だったからだ。しばらくすると俺は飲んでいるお茶を盛大に吹いた。

 

 

「ぶうううう!!!!」

 

 

「うお!?急に吐き出すなよ!!」

 

 

「ゲホッ……ゲホッ……」

 

 

「結局なんだったんだ?」

 

 

 

「ななななんでもない!!」

 

 

 

澪田のやつ……こんなの送ってくるなよ……でも改めて見ると罪木ってスタイルいいな……。

 

 

「んん!!さてと、早く終わらして帰ろうぜ!」

 

 

「話逸らしたな」

 

 

「ああ」

 

 

二人は何か言ってるけど気にしないことにしよう。

 

 

 

日向side out

 

 

 

希望ヶ峰学園の校舎の屋上。そこに黒いスーツを着た青年が一人の青年を見ていた。

 

 

「やっと会うことが出来ますね」

 

 

黒い長髪を風で揺らしながら言った。

 

 

 

「……兄さん」

 

 

 

 

 

 

 

 

罪木が澪田に水着を取られて5分後、やっと元の水着に着替えることが出来た。

 

 

 

「は……恥ずかしかったですぅ」

 

 

 

「七海。まだ離してくれないのか?」

 

 

 

「ああ!ごめん!」

 

 

 

「そういえば澪田は?」

 

 

 

「さっき海まで走って行ったよ」

 

 

 

「私もそろそろ行きますね」

 

 

 

「わかった。よし、続きやるか」

 

 

 

帝人と七海はゲームを再開しようとした時に雪染がやってきた。

 

 

 

「紫藤君、七海さーん!ちょっと来てくれない!」

 

 

 

「また中断だな」

 

 

 

「そうみたいだね。はーい!今行きます!」

 

 

 

帝人は七海にゲームを返し、七海はゲームをリュックに直して雪染と仙道がいる海の家に向かった。

 

 

 

「どうしたんですか?」

 

 

「ごめんね。せっかくの自由時間だけどちょっと手伝ってくれない?」

 

 

「いいですけど具体的に何を?」

 

 

 

「海の家の開店準備を手伝って欲しいの」

 

 

 

「ちさと二人だけだときつくて」

 

 

 

「もちろん手伝いますよ」

 

 

 

「ありがとう!七海ちゃんはちさと一緒に内装の飾りをお願いね。紫藤君は厨房の準備をお願い。わからないことがあればいつでも言ってちょうだい」

 

 

「わかりました」

 

 

 

海の家の開店準備の手伝いは自由時間を全て使った。みんなが集まりだした時にようやく終わった。

 

 

「ありがとう!おかげで開店時間まで終わらすことが出来たわ」

 

 

「何じゃ何じゃ!お前ら手伝いをしていたのか。それだったらワシに行ってくれりゃあ良かったのに!」

 

 

「お前はいつもいろいろとしてくれてるから今日ぐらいは羽を伸ばしておけよ。この後バイトもあるしさ」

 

 

「おお!そうか!ありがとのう!!」

 

 

「さてとじゃあ女子の一班はこっちに来てー。二班は交代まで休憩だよ」

 

 

「俺たちも交代で休憩するか」

 

 

「そうするか」

 

 

「おーい、花村くーん!こっちで料理の準備を始めてくれない?」

 

 

 

「はーい!今行きまーす!」

 

 

 

 

 

 

30分後…海の家開店

 

 

 

 

「「「「いらっしゃいませー!」」」」

 

 

 

 

「「「あっ暑い」」」

 

 

 

開店開始時は一班からスタートだった。

 

 

 

調達組、一班……

 

 

「よし!じゃあまずは海に潜って魚を捕まえるのと釣りをするのに分かれようぜ」

 

 

 

「俺と御手洗と破壊神暗黒四天王は釣りをしよう」

 

 

「じゃあ俺と弐大は潜って捕まえるよ」

 

 

「でけえ魚を捕まえてやるわい!!」

 

 

「よし!じゃあ行くか!」

 

 

 

 

接客組、一班……

 

 

 

「すみませーん」

 

 

 

「はーい、すぐにお伺いします!」

 

 

 

「ご注文は以上でよろしいでしょうか」

 

 

 

「君小さいのに頑張るねえ」

 

 

 

「私こう見えて高校生なんですよ」

 

 

 

「輝々ちゃん!焼きそばとお好み焼き一つずつっすー!」

 

 

 

「はいよー!」

 

 

 

休憩組の二班……

 

 

 

「みんな頑張ってるな」

 

 

 

「そうだね」

 

 

 

「結構時間あるよな」

 

 

 

「そう見たいですね」

 

 

 

休憩組の二班はみんなで会話していた。

 

 

 

「いつでも交代できるように準備しておこうぜ」

 

 

 

「うん」

 

 

 

「「「おおー!」」

 

 

 

帝人たち77期生のバイトは始まったばかりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




ついにあいつが登場しました。


これからどんな感じで出てくるのでしょうか。

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