フラっぴーです!
テストでなかなか投稿できませんがなんとか書いてみました。
まさか1話でお気に入り16件とは思わなくて凄く嬉しかったです!
それではどうぞ!
帝人と七海は雪染先生とともに本科の教室に向かっているとき、
帝人はずっと考え事をしていた。
(やっぱり七海はどこかで見たことがあるんだよな。俺が小学生の時かな。ちょっと聞いてみるか)
そう思い帝人は七海に聞いてみようとした時に突然思い出した。
「ああー!思い出した!」
「え!?急にどうしたの!?」
「紫藤君。何を思い出したの?」
「俺小学生のころ少しの間だけど七海とあって遊んだことがあるんだ」
それを聞いた雪染と七海ビックリした顔をしていた。七海は少し思い出そうと考えていたら七海も思い出した。
「ああ!ゲームセンターで一緒に遊んだよね!」
「そうそう!一週間だけしか遊んでないけど、すげえ楽しかったよな」
「うん。一緒に格ゲーとかしたよね」
「俺は一度も勝てなかったけどな」
帝人と七海は小学生のころ商店街のゲームセンターで一緒に遊んでいた。いろいろな格ゲーをしたが、帝人は一度も七海に勝つことができなかった。
「二人とも知り合いだったんだ。運命の再会っていうやつかな」
「それは大袈裟ですよ」
帝人はそう言って七海をじっと見ていた。七海は視線に気づき帝人の方を見た。
「どうかしたの?」
「いや。七海は八年前と比べて随分成長したなって思ってな」
「あのー紫藤君。なんで私の胸を見ながら言ってるのかな」
七海は自分の胸を腕で隠しながら帝人に言った。
「いいいいや!?見てない見てない!」
「紫藤君!女の子の胸をじっと見てはいけません!そりゃ紫藤君だって男の子だから成長した七海さんのことは気になるけど、見るんだったら本人の許可をもらわなきゃ」
「許可もらったらいいのかよ!!」
「先生!恥ずかしいですよ!」
この人本当に先生なのかと帝人と七海は思っていると、教室の前にたどり着いた。
「さあ!ここがあなたたちの教室よ。みんなー座ってー全員揃ったわよー」
「「失礼します」」
教室に入ると制服をを着た生徒や職業の服を着た生徒がいた。
とりあえず帝人と七海は自分の席に座りに行った。
「改めまして。このクラスの副担任になった雪染ちさです。みんなーよろしくね!早速だけどまずは自己紹介をしよっか」
そう言ってみんな自己紹介をしていった。雪染は自己紹介をやり終えた時その場で解散と言ったので全員で「それだけかよ!!」と突っ込んだのであった。
場所は変わって寮の廊下で帝人と七海は歩いていた。
「まさかあれだけとはな。びっくりして椅子から落ちたよ」
「あはは」
「あれ、そこにいるのは紫藤君と七海さんじゃないか」
声のした方を向くと料理人の格好をした生徒が立っていた。
「君は確か花村だっけ」
「そうそう。覚えててくれて嬉しいなあ。改めまして僕は花村輝々。よろしく」
「七海千秋です。よろしく」
「紫藤帝人だ。よろしくな
「よろしく。ところで七海さん。君は凄くスタイルがいいね。ズバリ僕が君のスリーサイズを答えてあげよう!上から8ぶべら!!」
花村が言い終わる前に七海は強烈な右ストレートを放った。花村はそのまま吹っ飛び廊下の端までいった。
「それは禁句だよ!!」
「8「紫藤君想像しない!」してないしてない!!」
帝人は想像しかけたが七海に言われすぐに目を覚ました。
「はぁ。早く部屋に戻ろう」
「あ、ああそうだな」
「紫藤君。紫藤君も花村君みたいなこと言ったら容赦しないからね」
「わかりました七海様」
「よろしい」
帝人は七海に釘を刺されたと同時にずっと思っていたことを言った。
「なあ七海。ずっとゲームしながら歩いたりしていたけど、花村に右ストレート放ったときはどこにしまっていたんだ」
「ポケットだよ。速さは約0.5秒くらいかな」
「すげえな」
二人で喋っていると帝人の部屋の前にたどり着いた。
「じゃあ、俺はここだから。またな」
「うん。じゃあね」
二人はそう言って別れ、帝人は部屋のベッドに寝転んだ。そしてこれからは絶対に七海を怒らせないようしようと誓うのであった。花村みたいになりたくないと思ったから。
はい!第2話でした。
花村、七海の右ストレートくらいましたね。
花村は無事なのかな〜。
それでは次回第3話をお楽しみに!