ダンガンロンパ 世界で一人だけの天才医師   作:フラっぴー

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こんにちはこんばんは!

フラっぴーです!


ダンガンロンパv3にハマりすぎてしまいました。


第23話 お泊り 『後編』

「七海さん大丈夫でしょうか」

 

 

 

「あれから時間もかなり経ったからね」

 

 

 

学校の教室では雪染や帝人のクラスメイト、黄桜と南沢がいた。みんな七海のことが心配で帰りをずっと待っていた。けど夜になっても帰って来ることはなかった。

 

 

「俺探して来るよ!」

 

 

 

「もう学校が閉まるわ。今行ったら帰ってこれなくなるわよ」

 

 

 

左右田は帝人と帝人を探しに行った七海を探しに行こうとしたが雪染に止められた。その時、雪染の携帯が鳴った。画面を見ると七海千秋と書いてあった。

 

 

「七海さん!!」

 

 

 

『先生、みんな。帝人君を見つけたよ』

 

 

 

その言葉を聞いたみんなは一気に崩れ落ちた。二人とも無事だったから力が抜けたのだろう。

 

 

 

『今日はもう遅いから自分の家で休んでから明日学校に行くよ。もちろん帝人君も一緒に』

 

 

 

「わかったわ。明日楽しみにしてるわ」

 

 

 

雪染はそう言って電話を切った。

 

 

 

「みんな!!明日紫藤くんが帰って来るから思いっきり迎えてやりましょう!!」

 

 

 

「「「おお!!」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある廃ビル……

 

 

 

 

『彼を絶望させることは出来たの?』

 

 

 

「途中まではうまくいったんですが、さっきある女のせいで失敗してしまいました」

 

 

 

菊池誠二はある人物と電話をしていた。

 

 

 

「でも途中まではうまくいったんですし、約束通りに」

 

 

 

『はあ?何言ってんの?失敗したんだから約束はなしよ』

 

 

 

「そ、そんな!!約束が違うじゃないか!!途中まででも約束は守るって!」

 

 

 

『そんなこと言ったっけ?ごめーん!私って絶望的に飽きっぽいからそんな約束忘れちゃった』

 

 

 

「ふざけんなよ!!」

 

 

 

「まあとにかくあんたにはもう用はないからこれでサヨナラね」

 

 

 

電話の相手がそう言うと菊池の腕輪が不気味な音を立てて光り出した。

 

 

 

「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!死にたくない!!!」

 

 

 

『バイバーイ!』

 

 

 

数秒たつと腕輪は爆発した。菊池は黒焦げになって倒れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

とある高級ホテル……

 

 

 

「超高校級の医師、紫藤帝人を絶望させることは出来なかったか」

 

 

 

菊池と電話していた女はコップに入ったジュースを飲み干した。

 

 

 

「今回は失敗したけど次は私が直接絶望させてあげるわ。この江ノ島循子ちゃんがね!!うぷぷぷぷぷぷぷぷ」

 

 

 

帝人たちの知らないところで恐ろしい何かが動き始めようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

七海宅………

 

 

 

 

「さあどうぞ召し上がって!!」

 

 

 

「遠慮するなよ!」

 

 

 

「は、はい。いただきます」

 

 

 

帝人は夏美が作ったとんかつを口に入れた。

 

 

 

「おいしいです!」

 

 

 

「口にあって良かったわ」

 

 

 

「帝人君は何か料理ができるのかい?」

 

 

 

「サンドイッチなら簡単に作れますよ」

 

 

「そうなの!千秋も料理はするけど作れるものが少ないのよ……。だから今度教えてあげてくれないかな?」

 

 

 

「全然構わないですよ」

 

 

「ありがとね!それにしても帝人君は本当に優しいわね。八年前と変わらない。変わったっていったらかっこよくなったところかな。帝人君なら千秋を任せられるわ」

 

 

 

「あのねお母さん。まだ言ってなかったと思うけど、私と帝人君は付き合ってるんだ」

 

 

 

「「へ?」」

 

 

 

七海はそういうと二人は固まった。数秒後には元に戻ったが。

 

 

 

「帝人君。千秋のことよろしく頼むよ」

 

 

 

「私からもお願いするわ」

 

 

 

「七海は俺が必ず守ります。だから心配しないでください」

 

 

 

帝人は哲と夏美にそう宣言し、ご飯を食べた。その後、帝人は風呂に入り、代わりの着替えをもらって七海の部屋にきた。代わりの部屋がないから七海の部屋で寝ることになったらしい。

 

 

「七海、入るぞ」

 

 

 

帝人は七海にそう言って部屋に入った。中に入ると珍しく七海はゲームをしていなかった。

 

 

 

「ゲームはしないのか?」

 

 

 

「うん。帝人君と一緒にいたいから」

 

 

 

「まあ時間も遅いしな」

 

 

 

時計を見るともう深夜0時をまわっていた。

 

 

 

「ねえ帝人君」

 

 

 

「どうした?」

 

 

 

「こ、このままさ、し、しない?」

 

 

 

「はあ!?」

 

 

 

七海の爆弾発言で帝人は一瞬フリーズしたがすぐに正気を保った。帝人は断ろうとしたが折角七海が勇気を出して言ってくれたから断れなかった。

 

 

「わかった」

 

 

 

二人はベッドで横になって抱き合った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




念のために言っておきますがこれはR18ではありません!


それではまた次回!!

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