ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~ 作:ゆるポメラ
今回は放課後の話です。
少しオリジナルが入ってます。
それではどうぞ。
「「「はぁ…………」」」
放課後の帰りのバスの中。
現在、雰囲気が重々しいというかなんていうか……
原因は鞠莉姉が言った部の承認条件だと思う。
「どーしよー……」
「でも鞠莉さんの言う事も分かる。そのくらい出来なきゃ、この先もダメということでしょ?」
項垂れてる千歌ちゃんに対して
そのくらいやらなきゃダメだと思うと言う梨子ちゃん。
「…3人共、なんか勘違いしてない?」
「「「えっ?」」」
「鞠莉姉が言ってた満員の意味って別に
「心結君、それってどうゆう事?」
僕が言った意味がイマイチ分からなかったのか
梨子ちゃんが聞いてきた。
「…曜ちゃん。鞠莉姉が言った承認条件をそのまま言ってみて?」
「確か…、体育館を満員にできれば人数に関わらず部として承認する…、あっ!!」
「…そゆこと。つまり学校以外の人を
僕が曜ちゃんに言った事を考えた後、
梨子ちゃんも気づいたようだ。
「え~!?、こーくん分かりやすいように説明してよ~!?」
どうやら千歌ちゃんは今の説明が分からないみたい
だったので僕は更に分かりやすく説明する。
「…簡単な話、ビラ配りとかして人を集めようって事」
「それなら分かる♪」
「「えぇ……!?」」
凄い端折った説明だけど
千歌ちゃんも分かったみたい。
これで更に簡単に説明してって言われたら
梨子ちゃんと曜ちゃんに説明してもらうしかない。
「でもさ~…、やっと曲が出来たばかりだよ!ダンスもまだまだだし……」
「…僕、前から気になってたんだけど衣装とかどうするの?」
「あ、私それ気になってた。」
ふと思い出したのはライブで使う衣装だ。
すると僕と梨子ちゃんの言った事に反応したのは
曜ちゃんだった。
「衣装とかは私が作るから大丈夫だよ?」
「「作れるの!?」」
「うん♪」
皆さん、事件です!
なんと衣装に関しては僕と梨子ちゃんが知らない間に
解決していたみたいです。
……って、僕は一体どこのレポーターさんなの?
「でも昨日、いくつか材料が無いのに気づいてさ……」
「…服の装飾とかに使うやつ?」
「うん、まぁそんなところ。次のバス停で降りて買いに行くんだ」
「…じゃ僕も行くよ。荷物くらいは持つよ」
「え、でも……」
「…遠慮しない。僕が勝手にやりたいだけだから」
「うぅ…、じゃあお願いしてもいい?」
「…ん。承りました。」
流石に曜ちゃんに負担とかを
かける訳にはいかないので僕も手伝う事にした。
最初は渋ってた曜ちゃんも何とか納得してくれた。
「あ~!、2人でズルイ!、私も行く~」
「わ、私も行きたい……」
千歌ちゃんと梨子ちゃんも行くと言い出したので
結果、4人で行く事になった。
となると今から降りるバス停って……
『次は、伊豆三津シーパラダイス。降りる場合はボタンを押してください』
…シーパラダイス?
この近くにお店ってあったけ?
そんな事を考える僕だった。
ーーバス停を降りてから歩いて数分の場所ーー
「…ここってデパート?」
「けっこう広いのね……」
「うん。ここのデパートね?。結構有名なんだよ!」
「と言っても最近できたばかりなんだよね……」
僕と梨子ちゃんの問いかけに
千歌ちゃんが答える。
そして補足説明をしてくれる曜ちゃん。
僕達4人が来た場所は最近できたばかりのデパート。
曜ちゃん曰く、開店日初日は大勢のお客さんが来たとの事。
しかも口コミ情報で広まったものだから平日や休日でも
大繁盛との事。
「…それで場所は何階なの?」
「えっと、4階だね」
曜ちゃんの目的の場所は4階らしい。
案内板を確認すると確かにあった。
へぇ。カフェスペースとかもあるんだ……
「…じゃ早めに済ませて、みんなでカフェスペースでお茶しよ?」
「「賛成~!」」
「…梨子ちゃんは?」
「私もそれで良いよ♪」
という感じでエスカレーターに乗り、
4階まで向かう事になりました。
ーー4階ーー
side千歌
「…衣装関連の物、たくさんあるんだね?」
「うん!、都会から仕入れた物が多いんだって!」
私達4人は曜ちゃんが作る衣装の材料を
買いにデパートに来ています!
っていうのもあるけど本当は、
こーくんと曜ちゃんが2人で行くっていうから
私も一緒に来たんだけどね。
「…曜ちゃん、この装飾品とかは?」
「それも良いけど、そうなるとバランスがなぁ~」
「…じゃあこれとかは……」
2人共、楽しそうだなぁ……
なんだろう…。なんか見ててモヤモヤする……
ふと隣にいる梨子ちゃんを見てみると……
「……むぅ」
頬を膨らませながら拗ねてた。
もしかして梨子ちゃんも同じなのかなぁ?
そう思ってたら2人が戻ってきた。
「お待たせ~」
「…思ってたよりレジが混んでて、…梨子ちゃんどうしたの?」
「なんでもない!! …………心結君のバカ」
梨子ちゃんー、顔が怖いよ……
しかも小声で、こーくんの事バカって言ったよね?
「…はぁ。じゃあカフェスペースに行こ」
こーくんが溜息を吐きながらそう言った後、
私達はカフェスペースに向かう事にしました。
ーー4階、カフェスペースーー
てな訳で着きました!
カフェスペースに!
なんで私こんな事を言ったんだろ?
まぁいっか。
「こーくん!、何か買って?」
「…別に良いけど千歌ちゃん何が食べたいの?」
周りのお店を見渡してみると
クレープ屋、アイス屋とか色々あった。
うーん。じゃあ……
「私、みかんを使った食べ物がいい!」
「…じゃ、ちょっと行ってくる」
「えっ!?、心結君まさか探すの!?」
「…探すしかないでしょう?」
「あはは…。じゃあ千歌ちゃん、座る席の確保よろしくね?」
「うん、任せて」
こーくん達が行った後、
私は近くにあった空いてる席で
待つ事にした。
sideout
千歌ちゃんから『みかんを使った食べ物』がいいと
言われ探してみるが中々見つからない……
「…あ、『みかんパフェ』なる物がある」
ふと目についたのはパフェ等を取り扱ってるお店だった。
値段は1000円あれば2つは買える手頃な価格だった。
てな訳で自分の分も含めて買う事にする。
「…すみません。『りんごパフェ』1つと『みかんパフェ』を1つ」
「かしこまりました~♪、
店員のお姉さんは僕にそう言うが……
(僕、男なんだけどなぁ……)
まぁ右目に眼帯をしてて髪をサイドテールにした
男の子なんて普通はいない筈。
…あっ、僕がいたね。
眼帯をしてる男の子なら確率的にいるかもしれないが……
「はい。お待ちどうさま♪。ご注文の品です♪」
「……どうも」
店員のお姉さんから品を受け取り
梨子ちゃんと曜ちゃんと合流する。
「…2人共、待たせてゴメンね?」
「ううん、私達も今着いたばかりだから」
「こころ君も来た事だし早く千歌ちゃんがいる場所に行こう」
さて千歌ちゃんは何処かな?
と思った時……
「離して!!!」
叫び声が聞こえた。
間違いなく千歌ちゃんの声だった。
「今の声って千歌ちゃん!?」
「…曜ちゃん、これ持ってて!。梨子ちゃんはあそこの警備員を呼んで!」
「うん、分かった!」
曜ちゃんに買った物を預け、
梨子ちゃんに近くにいた警備員を呼んできてもらう事にした。
僕は急いで向かうと4人ほどの不良が絡んでいた。
「…その子、僕の連れなんだけど?」
「…あ、こーくん………」
「なんだこのガキ?」
4人の内の1人が格下でも見るような
感じで僕に言った。
数は4人か……
まぁ僕にとって
「おいガキ、痛い目に遭いたくなかったら失せな」
「……言いたい事はそれだけ?」
「ガキ、この数を見て理解できねえのか?」
「……忠告はしたから。」
「はぁ?、テメェ何言って……」
不良が言い終わる前に
僕は肩の力を抜き千歌ちゃんを捕らえてる
不良2人の背後に回り込み……
ーーガドッ!!!ーー
「「がっ!?」」
その場に倒れこむ不良2人。
ちなみに僕が今何をしたかというと
首の部分に手刀をかましただけ。
「…千歌ちゃん怪我とかない?」
「うん。大丈夫……」
良かった……
怪我はないみたい。
「…で、どうする?。まだやる?」
少し殺気を出しながら
残りの不良2人を睨み付ける……
「「なめんなクソガキ!!!」」
そう吠えながら襲いかかる不良2人。
あ、メリケンサックを装備してるな……
なら遠慮は要らないや……
集団で襲いかかろうとした時点で正当防衛もくそも
ないけどね……
「…千歌ちゃん、目を閉じてて?」
「う、うん…」
千歌ちゃんが目を閉じたのを確認したので
僕は不良の1人の懐に入り鳩尾を狙い膝蹴りをかました。
よろめいた隙を狙いもう1人の方にハイキックをかます。
「「げほっ!?」」
制圧完了……
未だに立つことができない不良2人に……
「…さっさと仲間連れて失せろ、他のお客に迷惑だよ」
「「す、すみませんでしたー!!?」」
そう言うと不良2人は先ほど僕が気絶させた2人を連れて逃げようと
したが警備員の人にアッサリ捕まった。
……アホだね。
「千歌ちゃん、もう大丈夫だよ?」
「こーくん、怖かったよ~……」
声をかけると
千歌ちゃんは泣き出してしまった。
そりゃそうだ。僕達がいない間にあんな目に遭いそうだったから。
慰めていると梨子ちゃんと曜ちゃんが慌てて
こっちに来た。
「千歌ちゃん大丈夫!?」
「曜ちゃ~ん、怖かったよぉ……」
すると今度は梨子ちゃんが
僕のところに来て……
「心結君のバカ!!!、怪我したらどうするの!?」
「…いや。僕、無傷なんだけど……」
「そういう問題じゃないの!!!」
この後、梨子ちゃんに20分くらい
お説教をされた。
しかも曜ちゃんと2人でのダブル説教。
…僕、悪くない筈だよね?
(…僕は
「心結君!!、ちゃんと聞いてるの!?」
「…は、はい」
「心配させた罰として、こころ君には私達3人にアイスを買ってもらうから!!」
「…それぐらいは良いけどさ」
とりあえず2人の手痛いお説教が
早く終わらないかなぁと思う僕だった。
とほほ……(;´д`)トホホ
後半は千歌ちゃんの視点を入れてみました。
終わり方がアレな感じになってしまい申し訳ありません。
次回は沼津駅でビラ配りをするところを
執筆しようと思ってます。
…1年生組達を上手く表現できるか不安ですが
がんばルビィしますので、よろしくお願いします。