ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回はグループ名を
決める回になります。

それではどうぞ。


第20話 グループ名と堕天使と

ビラ配りを終えた夕方……

僕達は今、浜辺でストレッチをしながら

考え事をしていた。

それは……

 

「まさか決めてないなんて……」

「梨子ちゃんだって忘れてたくせにー」

「…まぁまぁ今から決めればいい事でしょ?」

「とにかくグループ名を早く決めなきゃ!」

 

そう、曜ちゃんの言った通り

スクールアイドルに欠かせないもの……

『グループ名』をまだ決めてなかったんだ。

もし、あの時にルビィちゃんに言われなかったらと思うと……

 

「…どうせなら学校の名前が入ってた方が良いよね?」

 

僕がそう言うと千歌ちゃんが…

 

「そうだよね……。どうせなら『浦の星スクールガールズ』とか?」

「まんまじゃない……」

「じゃー梨子ちゃん決めてよー!」

 

千歌ちゃんの提案した名前に

異論を言う梨子ちゃん。

 

「そうだね!ほら、東京で最先端の言葉とか」

 

千歌ちゃんの言う事に便乗する曜ちゃん。

少し考えた後、苦笑いしながら梨子ちゃんは……

 

「え、え~と……じゃあ3人海で知り合ったから…『スリーマーメイド』とか……」

「「いち、にー、さん、しー、いち、にー、さん、しー……」」

「待って!、今のなし!」

 

千歌ちゃんと曜ちゃんは

今のは聞かなかった事にしようといった感じで

ストレッチを再開し始めた。

 

「…ぼ、僕は良いと思うよ?」

「心結君も言わないで!、恥ずかしい///」

 

うーん、良いと思うんだけどなぁ……

梨子ちゃん考案の『スリーマーメイド』……

 

「…曜ちゃんは何かある?」

「うーん………」

 

ストレッチが終わり

少し走りながら僕は曜ちゃんに聞いてみる。

 

「あっ!、『制服少女隊』どう?」

 

曜ちゃんらしい回答だった。

これを聞いた千歌ちゃんと梨子ちゃんは……

 

「ないかな」

「そうね」

「えええええええ!!?」

 

2人の反応にショックな声を出す曜ちゃん。

なかなか難しいもんだねぇ……

 

 

 

 

 

ーー20分後ーー

 

 

 

 

「こういうのはやっぱり、言い出しっぺがつけるべきよね」

「さんせーい!」

「戻ってきたぁ……」

 

あの後、色々と考えてみたけど

特にコレといったグループ名が浮かばなかった。

挙句の果てに『みかん』とかも出てきちゃったし……

そして梨子ちゃんが千歌ちゃんに言い出しっぺが

つけるべきと言い出した。

そしてそれに賛成する曜ちゃん。

 

「じゃあ『制服少女隊』で良いっていうの?」

「『スリーマーメイド』よりはいいかな……」

「ちょっ!?、それはなしって言ったでしょ!?」

「…どんだけ嫌なのさ。梨子ちゃん……」

 

僕は好きだよ?

『スリーマーメイド』。

みんなも良い名前だと思わない?

 

「…ねぇ。あれ何だろ?」

「「「えっ?」」」

 

僕が指差したのは、

千歌ちゃん達が砂浜にグループ名を考えたと思われる

名前の中に一際目立つ名前があった。

それが……

 

 

 

 

 

 

 

 

『Aqours』という名前だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…3人の内、誰か書いた?。」

「書いてないよ?」

「私も……」

「私でもないよ?」

 

何と千歌ちゃん達が書いたものではないという。

こ、これが噂の自然のミステリー!……なのかな?

 

「エーキュアワーズ?」

「アキュア?」

「……たぶん読み方は”アクア”で合ってると思う」

「心結君、つまり水って事?」

「…そだね。意味も合ってるし……」

 

でもなんか引っかかるなぁ……

これ何処かで聞いた事があるんだよなぁ……

僕が考えてると千歌ちゃんが……

 

「……水か…。………なんか、よくない?グループ名に」

「これを?誰が書いたのかも分からないのに」

 

梨子ちゃんの言う事も一理あるけど

でも……

 

「だからいいんだよ!名前を決めようとしてるときに、この名前に出会った…。……それって、凄く大切なんじゃないかな!」

 

千歌ちゃんの言う事も尤もだった。

誰が書いたかは分からないけど困ってる時に

この名前に会ったというのは凄く大事な事だと思う。

 

「そうかもね!」

「このままじゃ、いつまでも決まりそうにないし……」

「じゃあ決定ね。今日から私達は……」

 

こうして千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃん。

3人のスクールアイドル。

名前は、Aqours(アクア)というグループ名になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー月見屋2号店ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ名が無事に決まったあと僕は

喫茶店の営業をしていた。

 

「疲れた……」

 

いや、喫茶店の営業なんだから

疲れるのは当たり前なんだけど今日は

普段よりも多い為か余計に疲れる……

未柚姉はこれを1人でこなしてるんだから頭が上がらない…

 

「…人影?」

 

ドアの前に人影が見えたので

お客さんかなと思ったのだが何故かドアの前で

立ってるだけ。

すると意を決したのか……

 

 

 

ーーカランカランーー

 

 

 

 

 

 

 

来店するベルが鳴り

入ってきたお客さんの正体は……

 

「……善子ちゃん?」

「善子いうな!!」

「…ゴメンね、ヨハネちゃん?」

「わ、分かればいいのよ……、分かれば……///」

 

来店したのはヨハネちゃんだった。

服装は今日、沼津駅で遭遇した時の格好だった。

サングラスとマスクは付けてない。

 

「…カウンター席でいい?」

「うん…」

 

ヨハネちゃんが席に

座るのを確認したあと気になった事を

聞いてみる事にする。

 

「…ヨハネちゃんって高校、どこに通ってるの?。沼津?」

「浦の星女学院……」

「…そうなんだ?。でもなんで変装なんてしてたの?」

「笑わない……?」

「うん。なんかあったの?」

「実は……」

 

ヨハネちゃん曰く、

入学式の自己紹介で中学生の時の癖で

自己紹介をしてしまい周りの人達の反応に耐え切れず

今の状況に至るという訳らしい。

 

「それで学校に行きづらくなっちゃったと……」

「うん…」

「僕から言える事はヨハネちゃんが行く気になったら行ってみれば良いと思う」

 

実際に僕も昔、

似たような事があったからヨハネちゃんの気持ちが

分かるんだよね……

 

「落ち着いたら学校、行ってみる……」

「…ん。それがいいよ。何か食べたいのある?。辛い物もあるよ?」

「一番辛い物が食べたい!」

 

いつもの調子に戻ったのか

ヨハネちゃんは一番辛い物をご所望してきた。

さてご期待の物を作るとしますかね……

 

「ところで善ko……」

「善子いうな~!、私はヨハネなんだから~!」

「はいはい♪。堕天使ヨハネちゃん?」

「お兄ちゃんのバカー!」

 

この後、ヨハネちゃんを宥めるのに苦労した。

ちょっとからかい過ぎたかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




少し早いですが善ko……じゃなかった、
ヨハネを出しました。
第3話の後半あたりにヨハネがちょこっとしか
出てなかったもので……
ヨハネ可愛いし良いよね?
全員可愛いけど。
次回もよろしくお願いします。
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