ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
こちらの小説の投稿は11日振りになりますね……
遅くなり申し訳ございません。
今回で『ファーストステップ』は最後になります。

それではどうぞ。


第23話 『ダイスキだったらダイジョウブ!』

ファーストライブ当日。

天気は雨というより豪雨だった……

千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃんは準備やリハーサル

とかがある為、先に行ったそうだ。

…って今朝、梨子ちゃんからメールがあった。

 

「そろそろ行こうかな……」

 

時刻は午後13時。

浦の星までは歩いて30分くらいで着く。

僕は昔から愛用している黒いレインコートを着たあと

外に出て喫茶店のドアに鍵をかける。

 

「…これ雷とか鳴らないよね?」

 

だいたい僕の嫌な予想は当たる。

今日に限ってそんな事はないと思いたい……

少し不安になりながらも目的地に向かう事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー浦の星女学院・体育館ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館に着くと

予想してた通り人はほとんどいなかった……

 

「だ~れだ?」

 

いきなり視界が暗くなった。

正確には両手で目隠し動作をされた。

こんな事をするのは……

 

「鞠莉姉……?」

「イエース、心結が浮かない顔してたからついね?」

 

なるほど。

僕はそんな表情をしてたのか……

 

「…鞠莉姉が来てから、この人数だったの?」

「そうね~。私が着いた時にはそうだったわよ?」

 

館内を見回すと千歌ちゃん達のファーストライブを

観に来てくれた人は10人くらい……

僕や鞠莉姉を入れても12人。

 

「しかし鞠莉姉も手痛い条件を出したね?。()()()()()に出来たらとか…」

「それくらいできなきゃダメだと私は思うけど?」

「…だろうね、それは僕も思ってたけどさ……」

 

鞠莉姉は、こう見えて厳しいところがある。

千歌ちゃん達がスクールアイドル部を立ち上げる条件として

ファーストライブ…つまり今日、浦の星の体育館を満員に出来たら

許可するという事についてである。

一件すると無茶苦茶な条件だと思うが()()()()()()()()()()()()()()

出来たらと言われるよりはマシだと思う。

なので今回の条件は半分は鞠莉姉の優しさだと僕は思う。

 

「…人、少ないね?」

「でも心結達だって今日まで頑張ってきたんでしょ?」

 

鞠莉姉はそう言うが、

ここまで人が来ないとなると千歌ちゃん達が

落ち込んでしまうんじゃないかと思ってしまう…

そんな事を考えていたら舞台の閉まっていた幕が上がりだした…

ライブが始まる合図である。

案の定、千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃんはこの光景を見て

落ち込んでしまう…。

けど拍手をしてくれる人もいた。

すると千歌ちゃんは前に出て……

 

「私達はスクールアイドル……」

「「「Aqoursです!!」」」

「私達は、その輝きと」

「諦めない気持ちと」

 

3人の表情はまだ諦めてはいなかった。

 

「信じる力に憧れ、スクールアイドルを始めました。目標はスクールアイドル、μ'sです!。聞いてください」

 

そして千歌ちゃん達Aqoursの初ライブが始まった。

ファーストライブに向けて作った曲の名前は『ダイスキだったらダイジョウブ!』

実は曲を完成させた後、梨子ちゃんに頼んで僕の音楽プレーヤーに

入れてもらったんだ。

この曲を聴いていると何故か疲れすら忘れてしまうというという

不思議な感じになるんだ。

そろそろサビの部分に入ろうとした次の瞬間……

 

 

 

 

 

 

ーーバンッ!!!ーー

 

 

 

 

 

 

大きな音が鳴り辺りが暗くなった。

答えは直ぐに分かった。雷による()()だった……

今日の天気を考えればあり得なくはない。

外を見ると相変わらずの豪雨。

周りを見渡すと急な停電に戸惑ってる人が殆ど……

千歌ちゃん達を見ると暗くてあまり見えないが

泣きそうな表情だった……

 

(…まだ僅かだけど時間はある)

 

そう思い僕は気づかれないように()()()()に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着いた場所は倉庫。

僕と梨子ちゃんが転入した日に

曜ちゃんが案内してくれた場所。

実はここに予備の電源コードがあるからだ。

 

「…開いてる?」

 

扉が少し開いていたので入ってみると

そこにいたのは……

 

「ダイヤさん?」

 

何とダイヤさんがいた。

一瞬、何故ここに?と思ってしまったけど

理由は直ぐに分かった。

 

「これを何処に持って行けばいいですか?」

「それでしたら、ここを真っ直ぐ向かったところに配電室がありますわ」

「分かりました!」

 

予備の電源コードを持った僕は

雨に濡れながらも配電室に急いだ……

 

 

 

 

 

ーー配電室ーー

 

 

 

 

 

 

「…これかな」

 

持って来た予備の電源コードを

コンセントに繋ぎレバーを引く。

これで電気は復旧する筈だ……

 

「体育館に戻らなきゃ……」

 

停電の復旧も何とかなったので

千歌ちゃん達が待つ体育館に僕は

走った……

電源コードの片付けは後でいいや……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

体育館に戻ると電気は復旧していた。

それだけじゃない。

ライブを観に来てくれた人がいつの間にか増えていた。

それも満員……

 

「良かったぁ……」

 

安心したせいか急にどっと疲れが襲ってきたので

その場に座り込んでしまった。

周りを見るとルビィちゃんや花丸ちゃん、ヨハネちゃんも

ライブを観に来てくれていた。

3人共、夢中な顔をしてるし……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃん。ここの皆、3人に夢中だよ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてファーストライブは

停電によるアクシデントもあったけど、

学校の皆や町の人達の想いにより無事に成功しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ここまで長ったです…(遠い目)
次回はファーストライブ後の話を
執筆しようと思っています。
投稿が遅くなる事もありますが
これからもよろしくお願いします。
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