ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
今回はファーストライブ後の
話になっています。
千歌ちゃん達3人の視点も入れてみました。
尚、内容は作者の妄想が若干入ってるかもしれません。
…だって書きたかったんだもん!

生温かい目で読んでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。


第24話 月見屋2号店で料理教室?

心結です。

千歌ちゃん達のファーストライブが無事に成功した

次の日の日曜日。

ちょっと今困った事になりました。

それは……

 

「「「…………」」」

 

千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃんの3人が

お互いに睨みあっています。

それも火花がバチバチと……

 

(…どうしよう。声かけにくい)

 

あっ、どうしてこんな風になったか

説明するね?

確か3時間前くらいだったかな……

 

 

 

 

 

 

ーー遡る事3時間前……ーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…準備はこれくらいかな?」

 

調理器具を一通り用意した僕は

カウンターに移動しメニュー表を取り

目を通していた。

実は、あと少ししたら千歌ちゃん達が喫茶店に来る。

何故かというと、ファーストライブが終わった帰りに

僕に料理を教えて欲しいと頼まれたからです。

鞠莉姉が理事長だと分かった日の昼休みに曜ちゃんが言ってたのを

思い出したので断る理由はなかった。

 

 

 

ーーカランカランーー

 

 

 

 

「「「こんにちはー」」」

 

そんな事を考えている間に千歌ちゃん達が

やって来た。

ちなみに今日はお店は『貸し切り』な為、

問題はないよ?

貸し切りにしたい場合のやり方も未柚姉に教わった。

 

「いらっしゃい。3人共、必要な物とか持って来た?」

 

必要な物というのはエプロンとか

そういうやつ。

もしなかったら貸す予定だったりする。

 

「うん、ちゃんと持って来たよー」

 

へへんっ!とドヤ顔の千歌ちゃん。

 

「心結君、これお母さんが心結君にって…」

「あ、なんかありがとね……」

 

梨子ちゃんから受け取ったのは

少し大きめの袋だった。

何が入ってるんだろ……?

今日の夜に開けてみようかな。

 

「こころ君、これママが喫茶店の営業とかに使ってって」

 

曜ちゃんから渡されたのは内浦産の野菜や肉、更には果物だった。

…あっ、僕の好きなりんごやみかんもある。

よし。新メニューに使おう。

 

「…3人は何か作りたい物とかある?」

「「「ま、まだ決めてない……」」」

 

だよね……

そもそも事前に何を作るか千歌ちゃん達も

決めてなかったみたいだし…

ここはとりあえず……

 

「じゃあ千歌ちゃん達は好きな物を作るといいよ。分からない事があったら僕が教えるから。あと冷蔵庫に入ってる材料とかは好きに使っていいからね?」

 

これが一番いいだろうと僕は思った。

作りたい料理が決まらないなら自分達が食べたい物を作るのが一番。

これは悠里兄に教わった。

悠里兄曰く、1人暮らしをしているとそんな感じになるそうだ。

それともう1つ、悠里兄の忘れられない一言が……

 

 

 

 

『…人間、のっぴきならない状況になると嫌でも学習するもんだよ』

 

 

 

 

これは今でも覚えてる。

料理が出来ない人間が、そういう状況に陥ると自分がやらねばという

気持ちになるという……

そんな事を考えながら千歌ちゃん達を見てみると既に料理を開始していた。

 

(…3人共、何を作るのかな?)

 

内心、どんな料理を作るんだろうと

楽しみにしてる僕がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side千歌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに作ろーかなー?」

 

こーくんに冷蔵庫に入ってる材料は好きに使っていいよって言われたけど

私、あんまり料理した事ないからなぁ……

あっ!、みかんがある!

よーし、これで何かすっごい料理を作るぞー!

 

「それであわよくば、こーくんに……えへへ~…///」

 

おっと涎が…いけない、いけない♪

 

(そーだ!、フルーツサラダを作ろう!)

 

フルーツを使ったサラダを随分前に何かのテレビで見た事があるし。

私の好きなみかんを使えばいいんだよ♪

ふっふっふっ…、この策士ちかちーの辞書に『不可能』という文字はないのだ♪

私は早速、料理を開始する事にした。

 

(梨子ちゃんと曜ちゃんには絶対、負けないもん!)

 

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

side曜

 

 

 

 

 

 

ヨーソロー!

私は今、ハンバーグを作ってるんだ。

種を作り終えたから付け合わせに野菜のソテーを作ろうかなと

思ってたんだけど……

 

「か、硬い…この南瓜(かぼちゃ)、硬すぎて切れない……」

 

冷蔵庫の野菜室に入っていた南瓜を包丁で切ろうと

したんだけど何故か異常に硬い。

 

「…曜ちゃん、どうかしたの?」

 

私の様子を見かねたのか、

こころ君が近づいて来た。

 

「あはは…この南瓜、硬くて切れなくて……」

「…なるほどね。曜ちゃん、ちょっとごめんね?」

 

そう言うと、

こころ君は私の手を添え始めた。

ちょっ、ちょっと待って!?

も、もも…もしかして密着してる状態だよねコレ!?

 

「…真っ直ぐに切るんじゃなくて、上下にずらしながら切ると……」

 

あ、あの…こ、こころ君の吐息とか匂いとかで集中できない…

しかもなんかいい匂いとかするし……

 

(も、もうちょっとできればこの状態のまま……)

 

私がそんな事を考えていたら……

 

 

 

 

 

 

ーーダンッ!!!ーー

 

 

 

 

何かを思い切り叩く音が聴こえた……

しかもなんか悪寒がする…!?

音がした方に視線を向けてみると……

 

「…………」

 

梨子ちゃんが無表情のままトマトを切っていた。

目のハイライトがないように視えるのは私の気のせいだよね……?

そうだと思いたいなぁ……

 

「…こんな感じかな。あとなんか分からないところある?」

 

こころ君からの手ほどき(私的に意味深)が終わった。

他に何か分からないところはあるかと聞いてきた。

考えるフリをしながら梨子ちゃんの方を見てみると……

 

「…………」

 

ど、どうしよう……

さっきと同じで目のハイライトがない。

凄く怖いんだけど……

あっ…!、千歌ちゃんも梨子ちゃんの表情を見て怯えちゃってるよ…

この状況を打開する方法は……よし!

 

「あとは私1人でも出来るから」

「…ん。分かった」

 

うん。こう言うしかない。

ちょっぴり残念だけど……

 

(もしかして梨子ちゃんって……)

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

side梨子

 

 

 

 

 

 

 

心結君ってばデレデレして……

私の時なんかそんな事とかしてくれなかったのに……

曜ちゃんが羨ましい。

 

(いいもん!!、どうせ私は地味だし……)

 

イライラしながらもレタスを切る。

私が作っている料理はサンドイッチ。

トマトはさっき叩き……コホン!、ちゃんと切ってあるわよ♪

 

「…梨子ちゃん、梨子ちゃん」

 

呼ばれたので振り返ると

心結君が不思議そうに私を見てきた。

 

「…梨子ちゃん、もしかして拗ねてる?」

「…別に………拗ねてないもん……」

 

嘘。本音を言うと心結君の言う通り私は拗ねてる。

 

「…そんな切り方したら怪我する、ちょっといい?」

「えと……あの……///」

 

そう言うと心結君は曜ちゃんにしたのと同じ

私の手を添え始めた。

突然の事だったから変な声を上げそうになった。

 

「…言いたくないなら僕は聞かない。梨子ちゃんが言いたい時に言えばいいよ」

 

私にしか聞こえないよう小声で優しく言ってくれた。

なんかズルイ気がしたので……

 

「………………バカ」

 

私なりに仕返しとばかりに心結君に言い返した。

当の本人はキョトンとしていた。

 

 

 

 

sideout

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで料理ができました。

僕はその後何やってたかって?

宿題をやってました……はい。

 

「こーくん見て!、これ私が作ったんだよ」

 

千歌ちゃんが差し出した料理はフルーツサラダだった。

しかも千歌ちゃんが好きなみかんをメインにしたフルーツサラダ。

…正直に言うとみかんのフルーツサラダって見た事ないよ。

 

「私はハンバーグを作ってみたよ!」

 

曜ちゃんが作ったのはハンバーグ。

付け合わせに南瓜と野菜を使ったソテーもあった。

極めつけはケチャップで『YOU』と描いてある。

 

「私はサンドイッチ。作れるのがコレしかなくて……」

 

そう遠慮がちに梨子ちゃんが差し出したのは

料理はサンドイッチ。

梨子ちゃん本人は作れる料理はコレしかないとか

言ってるけど味は一級品だったりする。

 

(お、美味しそう……)

 

そんな事を考えていたら千歌ちゃんが……

 

「ねぇねぇ、こーくん。食べてみてよ」

「…えっ?、うん。じゃあ……」

 

千歌ちゃんが作ってくれた料理を食べようとした矢先、

曜ちゃんが……

 

「あっ、私の先に食べてよ!。出来立ての方が美味しいよ?」

 

すると今度は梨子ちゃんも……

 

「心結君、私の方を先に食べてみて?。いつもと違う味にしてみたの♪」

 

その次の瞬間……

 

「「「…………」」」

 

千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃんはお互いに

ニコニコと笑顔なのだが何故か僕には3人の背後に般若のよう光景を

幻視した気がする……

 

 

 

 

 

 

ーーそして現在……ーー

 

 

 

 

 

 

 

そうだった……

3人が一生懸命に作ってくれた料理を

誰が先に僕に食べてもらうかで雰囲気がピリピリしてるんだった。

 

「…あの、じゃんけんで決めて?」

 

何という無責任な決め方に僕は情けないと思ったが、

じゃあ逆に聞くけど、どうすればいいの!?

 

「「「じゃーんけーん……」」」

 

…ねぇ?

ただのじゃんけんの筈なのに3人から

殺気がビシバシと伝わってくるんだけど……

そして結果は……

 

「わーい!、勝ったー!」

「に、2番目……」

「うぅ…負けちゃった……」

 

千歌ちゃんが勝ちました。

次に勝ったのは曜ちゃん、

最後が梨子ちゃんになった。

というか曜ちゃんと梨子ちゃんの落ち込み度が半端ない……

この後、僕は3人の料理を美味しく頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

side梨子

 

 

 

 

 

 

 

 

「梨子ちゃん、ゴメンね。片付けまで手伝ってもらっちゃって……」

「ううん、私がやりたかっただけだから気にしないで?」

 

料理教室が終わり千歌ちゃんと曜ちゃんは用事で先に帰った後、

私は心結君の手伝いをしています。

 

「…新メニューが3つも出来て僕個人は嬉しい」

「本当にあのメニューをお店に出すの……?」

「…梨子ちゃんは嫌だった?」

「嫌っていうより恥ずかしいよ…///」

 

実は私達3人が作った料理を心結君が

喫茶店の新メニューとして出すって言ってくれたの。

メニュー表に追加された品を見ると……

 

 

 

・フルーツサラダちかちー      ¥500(税込)New

 

 

 

・ヨーソローハンバーグ       ¥700(税込)New

 

 

 

 

・サンドリコイッチ       ¥600(税込)New

 

 

 

 

 

 

知らない人が見たら珍しいメニュー名って言われるかもしれないけど、

名前の由来を知ってる人がいたら恥ずかしくて何も言えないよ…///

千歌ちゃんと曜ちゃんは嬉しそうだったけど……

 

「…あ、そうだ梨子ちゃん」

「どうしたの?」

「梨子ちゃんが作ってくれたサンドイッチさ、いつもと違う味がしたんだけど…」

 

やっぱり心結君には分かっちゃうか……

うーん。ごまかせたつもりだったんだけどな……

 

「…何か隠し味でも入ってたの?」

「知りたい?」

「…隠し味は料理人の命だからね。聞くのは野暮でしょ?」

 

むぅ……

心結君になら教えてあげてもいいのにな…

 

「今日作ったサンドイッチね?、二度と作れない特別なものなの♪」

「…そうなの?、いいのかな僕なんかが食べちゃって……」

「いいの。私が心結君に食べてもらいたかったから♪」

 

それに美味しいって言ってもらえたし///

 

「…じゃあ僕は役得者だね。ありがと梨子ちゃん」

「うん///」

 

 

 

良かった♪。心結君に気に入ってもらえて♪

 

 

 

 

 

 

 

また食べたくなったら作ってあげるね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()だけに作ってあげた……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()()()()()()…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな事をしてあげるのは心結君にだけなんだからね♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




自分は何を書いているのでしょう?(すっとぼけ)
こんな作者を許してください(土下座)
次回の内容なんですが
アニメ第4話を執筆するか
はたまたオリジナルを執筆するか迷ってるので
今のところ決まってません…(失笑)
なので投稿が遅れる事もありますが、
なるべく早く投稿ができるように努力しますので
よろしくお願いします。
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