ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~   作:ゆるポメラ

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ゆるポメラです。
善子ちゃん、誕生日おめでとう。
短いかもしれませんが、
楽しんでいただけると嬉しいです。

それではどうぞ。



特別編 善子の誕生日

久しぶりの休日。

今日は喫茶店も定休日なので僕は音楽を聴いていた。

 

(やっぱりこの曲はいいな。落ち着くというか……)

 

ちなみに聴いている曲は、

とあるアニメソング。

心がピョンピョンする某アニメです。

…3期放送してくれないかなぁ?

 

「あ…メールが来てる……」

 

曲を聴き終えイヤホンを外すと携帯が点滅していた。

誰かなと思った僕は携帯を手に取り受信メールを確認する。

送り主はなんとヨハネちゃんだった。

ちなみに書かれていた内容は……

 

 

 

差出人:堕天使ヨハネ

 

件名:お、おはよう…お兄ちゃん

 

 

きょ、今日は空いてる……?

お店が忙しいなら別の日でもいいけど……

もし空いてたら今からヨハネの城に遊びに来ない?

 

 

 

 

と書かれていた。

要約すると今からヨハネちゃんの家に来ませんかという内容だった。

メールを打つのも一苦労な堕天使様が目に浮かぶなぁ……

少し苦笑いしつつも僕は今から行くねとメールを打ち送信ボタンを押した。

…さて今から用意して沼津行きのバスに乗らなきゃ。

 

 

 

ーー津島家ーー

 

 

 

…えーと僕は今ヨハネちゃんの家に着いたところです。

自宅から出た直後バスがちょうど来て乗ったところ僕以外にバスに乗ってる人は

殆どいませんでした……

そして今に至ります。

…おかしいなぁ? 僕の予想だと今日はバスに乗る人が多い筈なのになぁ……

 

(ま…いっか……)

 

そう思いながらもチャイムを鳴らす。

 

 

ーーピンポーン♪ーー

 

 

すると中からドタバタと足音が聴こえた。

そして玄関のドアが開くと……

 

「ふふ……我が居城にようこそ」

 

黒いゴスロリ衣装を着たヨハネちゃんがそこにいた。

ご丁寧に決めポーズもしている。

 

「こんにちは、ヨハネちゃん」

「スルー!?」

 

昔から僕とヨハネちゃんの挨拶はこんな感じ。

そんなこんなで家に上がらせてもらった。

 

「部屋の模様替えしたの?」

「中学生の時に少しだけ……」

 

ヨハネちゃんの部屋に入って思った事は昔とは違って個性が出ていた。

黒魔術のグッズや水晶玉がテーブルにちょこんと乗っている。

一言で表すなら『まさに堕天使』という感じ……

 

「ヨハネちゃん、今から何して遊ぶ?」

「……善子って呼んで」

「…ごめん今何て言ったの?」

「だから! 善子!! 昔みたいに善子って呼んで欲しいの!!」

 

うがーっと唸りながら僕に要求してきた。

しかも頬を膨らませながら詰め寄ってきてるし……

 

「分かったから善子ちゃん、そんなに詰め寄らないで……」

「わ、分かればいいのよ…分かれば……えへへェ、お兄ちゃんに呼ばれた♪

 

なんかよく分からないけど、

機嫌が良くなったのは分かる。

その証拠に善子ちゃんのチャームポイントのシニヨンがぴこぴこと動いていた……

ただのシニヨンだよね…?

 

「それで何して遊ぶの?」

「これよ!!」

 

善子ちゃんが見せてきたのは某聖杯戦争の格闘ゲーム。

僕も昔やった事があるやつだ。

今でも名作なんだだよね……

てなわけで早速プレイする事に……

 

「お兄ちゃんには負けないんだから!」

「お手柔らかにね?」

 

コントローラーを持ちながらやる気満々な善子ちゃん。

ちなみに善子ちゃんが選んだキャラクターは……

 

 

『来なさい、その全てを打ち砕く』

 

黒い聖騎士王です。

このキャラを相手にするのって苦手なんだよね……

特に卑王鉄槌(ヴォーティガーン)の攻撃とか。

あ、僕が選んだキャラクターはというと……

 

 

『邪魔をするなら仕方ありませんね』

 

ヤンデレ要素がある主人公の後輩です。

しばらくぶりに使うから上手く操作できればいいんだけど……

 

 

『ROUND1……ファイ!!』

 

そんな事を考えてる間に対戦開始の合図が宣言される。

ちなみに開始ボイスは麻婆豆腐好きな神父さんの声だった……

 

「「…………」」

 

お互い無心になり画面に集中する。

聞こえるのはコントローラーのボタンを押す音だけ。

それにしても善子ちゃん相当使い込んでるな……

動きがパナ過ぎるよ……

そして結果は………

 

「な、なんとか勝てた……」

「あーん!! もう少しで勝てたのにぃ~!!」

 

辛うじて僕が勝ちました。

だって善子ちゃん、技キャンみたいな事やってくるんだよ!?

しかも気づかれないように画面端に誘導してきたし………

 

「お兄ちゃん強過ぎ!! もう少し加減してよー!!」

「それは寧ろ僕より梨子ちゃんと戦ってから言った方がいいと思う……」

「え? なんでよ?」

「だって僕が使ったキャラ、梨子ちゃんが一番愛用してるキャラだもん」

 

いったいどういう意味かというと、

未柚姉が暇だからトーナメント方式でやろうと言ったのが発端だ。

その時に参加したのが未柚姉、花怜姉、ティア姉、僕、そして梨子ちゃんの5人。

初めてやるゲームにも関わらず梨子ちゃんがこのヤンデレ後輩を操作したら、

完全に無双しまくって最終的には優勝してしまうという光景を見せられた……

その事を善子ちゃんに説明すると……

 

「え? 初めてなのに優勝しちゃったの?」

「うん、ちなみにゲームも今やったのが初めてだって梨子ちゃん言ってたよ?」

「お姉ちゃん達も加減してたんでしょ?」

「してないよ? 未柚姉達がガチでやって梨子ちゃんに負けたの」

「信じらんないわ………」

 

何せ『梨子……あなた本当に初心者ですか?』と未柚姉が真顔で疑ったくらい。

梨子ちゃんはそれ以来、僕と遊ぶ時は必ずヤンデレ後輩を愛用するようになった……

 

「…どうする? もう一回やる?」

「やるわ。念のために……」

 

 

善子ちゃんが何かを悟ったようだ。

僕達はこの後も色んなゲームをしまくりました……

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますのでよろしくお願いします。
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