ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~ 作:ゆるポメラ
千歌ちゃん、誕生日おめでとう。
拙い内容かもしれませんが楽しんでもらえると嬉しいです。
それではどうぞ。
あ、どうも……心結です。
ヨハネちゃんの家に遊びに行った翌日。
つまり今日は喫茶店の営業日なんだけど……
「すみませーん、注文いいですか~?」
「こっちもいいですか~?」
お客さんが多くて困っています。
僕は今、頼まれた品を作る為に厨房にいます……
じゃあオーダーは誰がやってるのかって?
それは……
「こーくん、"日替わりランチ"の3人前追加が入ったよ」
「また追加!? とりあえず了解」
「あ! その内2つがデザートが"クリームあんみつ"で残りの1つが"プリンアラモード"だって!!」
「うん、分かった。"クリームあんみつ"2つと"プリンアラモード"ね!」
千歌ちゃんに手伝ってもらってます。
実は昨日の20時ちょっと過ぎくらいかな……?
臨時バイトって募集してないかな?って訪ねて来たんだよね。
僕自身、急な事だったから戸惑ったけど千歌ちゃんが涙目で……
『だめ……?』
って上目遣いでお願いしてきたから了承するしかなかった。
とりあえず基本的な接客の仕方は昨日の内に教えておきました。
…で次の日。
お昼の時間帯になるや否や、お客さんが次々と入店してきたんです……
そして今のように忙しい状況になってるという訳です。
「すみませーん、注文いいですか~?」
テーブル席からお客さんの声が聞こえた。
「あ、はーい! ただ今お伺いしまーす! こーくん、あと少ししたら
千歌ちゃんは僕にそれだけ言うとお客さんの元に行ってしまった……
それにしても助っ人とは一体どういう事なんだろうか?
作業しながら考えていると……
ーーピンポーン♪ーー
厨房の裏口のドアから誰かが来訪した事を知らせるベルが鳴った。
こんな忙しい中に誰なんだと思いつつも急いで裏口のドアに向かう……
業者か誰かの可能性もあるので判子もスタンバイ状態にしておく。
そしてドアを開けると……
「ヨーソロー♪ こころ君、手伝いに来たよ♪」
「うわぁ…店内もお客さんがたくさんいるんだね……」
曜ちゃんと梨子ちゃんだった。
どうして2人が?と思ったが……
「千歌ちゃんに頼まれたんだ、2人も手伝ってくれないかって」
曜ちゃんがニコニコ笑いながら簡単に説明してくれた。
「…え? じゃあ千歌ちゃんが言ってた助っ人って……」
「そ♪ 私と曜ちゃん♪」
め、女神だ!!
こんな忙しい中、助けてくれる素敵な女神様2人がここにいるよぉ!!!
そして2人を呼んできてくれた千歌ちゃんも女神だ!!
「もぅ…心結君? 今は仕事中じゃなかったの?」
梨子ちゃんの声に我に返る僕。
はっ!? そ、そうだった!!
今は仕事中、仕事中!!
とりあえず曜ちゃんには僕と同じ厨房担当、梨子ちゃんには千歌ちゃんと同じオーダー担当と会計のレジ打ちをお願いしてもらう事にしました。
side千歌
「「「つ、疲れた~」」」
お昼の営業時間が終わった私達は疲れてダウン中です。
梨子ちゃんと曜ちゃんが来てくれてスムーズにはなったけど、それでも疲れたよぉ~……
こーくんはこれを未柚おねーちゃんみたいに1人で切り盛りしてるんだからほんとに凄いと思う……
「…3人共お疲れ様。これでも飲んで?」
渡されたのはオレンジジュースでした。
ゆっくり飲もうかな……
初めて喫茶店をやったんだし……
すると梨子ちゃんが……
「そういえば黒い服を着た人達って誰だったんだろ?」
「…そんな人いたの?」
「うん。少し怖い印象だったけど話してみたら良い人だったよ?」
そういえばいたなぁ~
なんかこう……テレビとかで観るSPの人っぽかった。
4人で来てて私が注文を受けた時に"日替わりランチ"と"ただのメニューには興味ありません"を頼んでた。
「…千歌ちゃん、梨子ちゃん。その人達ってサングラスしてた?」
「してたしてた!! ね、梨子ちゃん?」
「うん…会計の時に持ち帰りのケーキも頼んでたよ?」
こーくんはそれを聞くと、
苦笑いしながら……
「…やっぱり。その人達ね? 実は鞠莉姉のSPなんだよ」
「「「えええぇぇぇ!!?」」」
「まぁ仕事の休憩時間だったのかもしれないけどね?」
ほ、ほんとにSPの人達だったんだ……
しかも鞠莉さんの家のSPだったら妙に納得できちゃう。
「そういえば千歌ちゃん……なんで急にバイトしたくなったの? 昨日聞き忘れちゃったけど……」
「えっ!? そ、それは……///」
こーくんが思い出したとばかりの表情で
私に尋ねてきたので少し戸惑ってしまう……
うぅ…聞かれないと思ってたのに……///
なので……
「ひ、秘密だもん/// こーくんには教えないもん!」
そう言いました。
梨子ちゃんと曜ちゃんは何となく察したようです……
絶対、帰りに聞かれるパターンだよ。
なんか分かんないけど私の勘が言ってる気がする。
こーくんに言える訳ないよ……///
だってバイトしたい理由が……
(こーくんと一緒にいたいからだなんて言えない……///)
という個人的な理由だったんだから。
読んでいただきありがとうございます。
なんとか間に合って良かったです……(焦り)
次回も頑張って執筆しますので、
よろしくお願いします。