ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~ 作:ゆるポメラ
今回の時系列は
前作の第108話『12月12日 昼』
の出来事になります。
それではどうぞ。
「…お腹空いた」
時刻は11時。
あと1時間ぐらいしたら
お昼ご飯の時間なんだけど
生憎、僕は朝ご飯を食べてない…
「…少し早いけどお昼ご飯にしようかな」
この時間帯に食べる事を何て言うんだっけ…?
…あっ、思い出した。
ブランチって言うんだった。
「どこで食べようかな…?」
ファミレスでもいいけど
なんか今日は混んでそうな気がするから却下。
ハンバーガー店も時間帯的に混んでそうだから無し。
となると……
「瑠菜姉の行きつけの喫茶店にしようかな…」
喫茶店も混みそうって感じがあるけど
とりあえず行くだけ行ってみようと思い
僕は目的地に向かう事にした…
ーー喫茶店ーー
「…今日はギリギリ空いてるのかな?」
他に待っているお客さんを
確認すると2人くらいだった。
とりあえず名前を書いておこうかな…
そう思った時……
「いらっしゃいませ。1名様ですか?」
「…はい。」
「ではこちらへどうぞ」
店員さんに案内された席は
外のテラスだった。
…僕は、こうゆう席の方が落ちつくよ
「では、ご注文が決まりましたら
そちらのベルでお呼びください」
あ、これか。
最近の喫茶店は凄いな…
「…はい、分かりました」
「それでは失礼します」
店員さんは厨房に向かった。
さてと…
「…何食べようかな?」
メニュー表を見ながら考える。
季節が冬だから、それ系の物が多いな…
適当に日替わりセットにしよう…
食べたい物が決まったのでベルを押す…
「はーい♪、心結くん注文お決まりかな?」
すると来たのは、
ここの店長さんだった。
「…お店、大丈夫なんですか?」
「細かい事は気にしないの♪」
この人は僕が来ると
いつもこんな感じだ…
瑠菜姉曰く常連さんには
フレンドリーなお姉さんって話。
「…日替わりセットでお願いします」
「はあい♪。ちょっと待っててね~?」
ルンルンとスキップしながら
厨房に向かって行った店長さん。
あの人本当に店長だよね?
ーー20分後ーー
「はあい♪、日替わりセットでーす」
「…ありがとう、ございます…」
気のせいかな?
日替わりセットしか頼んでない筈なのに
デザートが付いてるんだけど……
「あ、そのデザートはサービスよ♪」
「えっ?、でも…」
「あっ!、お客さんだわ。心結くん、ごゆっくり~♪」
「…行っちゃった」
せっかくだし
デザートは味わって食べよう。
「…いただきます」
少し早すぎかなと思いつつも
僕は冷めないうちに食べる事にした。
味は凄く美味しかった…
「…食後のコーヒーは美味しい」
ご飯を食べ終わり
僕はコーヒーを飲んでいた。
これから何処に行こうかなぁと考えてたら
店長さんがやってきた。
「あ~、心結くん。ちょっといいかな?」
「…どうしたんですか?」
「席が満席でね?、相席お願いしてもいいかな?」
…なるほど。
そのお客さんの反応次第って事…
別に僕は構わなかったので…
「僕は大丈夫ですよ」
「ご協力ありがと♪」
しばらくして店長さんが
お客さんを案内してきた。
髪色が曜ちゃんに似ている女の人だった。
見た感じ穂乃果さんと同い年ぽいな…
「では、お決まりになりましたらお呼びください」
「あ、はい……」
相席に慣れていないのか
女の人はとりあえず座る。
そして何故か僕の事をチラチラと見る。
あ、もしかしてメニュー表かな…
「…ごめんなさい、気が利かなくて…」
「あ、ううん全然気にしてないよ!?。」
「…そうですか。ならいいですけど…」
メニュー表を渡したのはいいけど
なんか逆に気を遣われた気がするよ…
本当、僕って…
「お~い。ことりちゃん~」
マイナス思考になっていたら
聞いた事がある声がした…
「瑠菜ちゃん、遅いよ~」
「ごめん~ごめん~、…あれ?」
念の為、
視線がする方を見ると…
「瑠菜姉?」
「あ~!、やっぱり心結だ~♪」
瑠菜姉だった。
「えっ!?、瑠菜ちゃん知り合いなの!?」
「うん~♪、わたしの弟だよ~♪」
「弟!?」
瑠菜姉の曖昧な説明に
驚く女の人…
「
僕がそう訂正すると
瑠菜姉は……
「え~?、似たようなもんでしょ~?」
…えっと、とりあえず…
「…あ。葉月心結です…」
「み、南ことりです…」
自己紹介は大事だよね?
ことりさんは何で畏まってるんだろう…?
明らかに僕の方が年下なのに…
「ところで瑠菜姉、今日はお出かけ?」
瑠菜姉が席に座ったので
とりあえず聞いてみる。
まぁだいたい予想はつくけどね…
「うん~、ゆうくんの誕生日プレゼント買いに~」
案の定だった。
「心結は~?」
…さて、何て答えようかな?
「今から1人でちょっとね…」
別にこれは嘘ではない。
ただ僕は行きたいと思った場所に
行きたいだけ…
「じゃあ僕は行くから…」
瑠菜姉にそう言いながら
僕は自分が頼んだ品の伝票と
ことりさんと瑠菜姉が頼んだ品の伝票を取る。
それに気づいたのか瑠菜姉は……
「心結~、わたし達の分も?」
「…うん。気にしないで…」
すると今度は、
ことりさんが……
「えっ、でも心結くんに悪いよ…」
でも僕は2人には
ゆっくりとくつろいで欲しかったので…
「ことりさん、細かい事は気にしないでください…」
それだけを言い残し
喫茶店を後にした。
さて、今から何処に行こうかな…?
余談だけど、
会計する際に瑠菜姉が頼んだと
思われる『ジャンボパフェ』の値段を見て
若干引いた…
まぁ残さずに食べちゃうと思うけどね…?
ことりと瑠菜を
少しだけ出しました。
と言っても前作に合わせてですが…(苦笑い)
次回もよろしくお願いします。