ラブライブ!サンシャイン!!~730日の景色~ 作:ゆるポメラ
久しぶりの投稿です……
今回から第6話『PVを作ろう』の回になります。
上手く表現できてるか不安ですが、
楽しんでいただけると嬉しいです。
それではどうぞ。
「ふぅ…やっぱり本って重いなぁ……」
廊下を歩きながら呟く僕。
なんで本を持ってるのかというと部室で図書室の本を
数冊ほど見つけたので図書室まで運んでいるのである。
「どういう事ですの!?」
理事長室付近を通りかかるとダイヤさんの声が聞こえた。
話してる相手は鞠莉姉だろう……
少し気になった僕はドア越しに耳を傾ける……
「…書いてある通りよ?
「それはそうですけど……」
"統廃合"という鞠莉姉の言葉に流石の僕でも驚いた……
しかもさっきの言い方から察するに、いずれはこうなる運命のように聞こえた。
「でもまだ決定ではないの。まだ待って欲しいと私とティア姉さんが強く言ってるからね……」
「鞠莉さんと……それにティア姉様が?」
「ええ。ティア姉さんは時期的にそろそろなんじゃないかって言ってたけど」
そういえばティア姉の手紙に、
浦の星女学院がちょっと現状的に大変みたいな事が書いてあったのを思い出す。
もしかして……
「この学校は無くさない……私にとって何処よりも大事な場所なの」
絶対に廃校にはさせないと鞠莉姉の声が伝わってきた……
「方法はあるんですの? 入学者はこの2年、どんどん減っているんですのよ?」
「だからスクールアイドルなの」
「鞠莉さん……」
「…
少なくとも分かるのは鞠莉姉とダイヤさんの2人しか分からない内容くらいだ。
「…私は……私のやり方で廃校を阻止しますわ」
…やっば!! ダイヤさんがこっちに来る……
すぐさま僕は隣の多目的室に音を立てないように入り込む。
(危なかった~……)
足音が遠くなったのを確認した僕は、
さっきの事について考え込む……
もしもさっきの話が本当なら廃校になるのは時間の問題という事になる。
…僕にも何かできないかな……?
ーー部室ーー
「「「「「統廃合!?」」」」」
「そうみたいです。沼津の学校と合併して浦の星女学院は無くなるかもって……」
部室に戻るとルビィちゃんが千歌ちゃん達に説明していた。
統廃合の話題が来るの早いな……
千歌ちゃん達は突然の事に驚いている……
「そんな!?」
「いつ!?」
「それは……まだ…一応、来年の入学希望者の数を見て決めるらしいんですけど……」
ルビィちゃん曰く、
期限は来年の入学希望者の数次第らしい……
「廃校?」
「「「えっ?」」」
「来た! 遂に来た!!」
千歌ちゃんが顔を上げた瞬間、
何故かキラキラした表情になっていた。
…どうしたのさ?
「統廃合ってつまりアレだよね!? 学校のピンチって事だよね!?」
「千歌ちゃん?」
「まぁそうだけど……」
「しかも心なしかなんか嬉しそうに見えるんだけど……」
「曜ちゃん、それ多分気のせいじゃないと思う」
すると千歌ちゃんは部室から廊下に飛び出しながら大声で……
「だって!! 廃校だよー!! 音ノ木坂と一緒だよ!!」
統廃合という言葉を聞いて千歌ちゃんはおかしくなっちゃったんだろうか?
そして再び部室に戻ってきて……
「これで舞台は整ったよ!!」
「「「わっ!? びっくりした!?」」」
「私達で学校を救うんだよ! そして輝くの、μ'sのように!!」
ヨハネちゃんを抱えドヤ顔をしながら宣言した。
というかヨハネちゃんもヨハネちゃんで謎のポーズをとっていた……
「そんな簡単にできると思ってるの?」
梨子ちゃんが呆れ気味に言う。
他のみんなは千歌ちゃんが今言った事についてどう思ってるんだろ?
「花丸ちゃんはどう思う?」
ルビィちゃんが問いかけるが花丸ちゃんは反応せず。
どうしたんだろうかと思いきや……
「統廃合~?」
「あれ!? こっちも!?」
目がキラキラと輝いていた……
「合併という事は沼津の高校になるずらね? あの町に通えるずらよね?」
「ま、まぁ……」
あらら……花丸ちゃんの癖がまた……
「相変わらずね…ずら丸、昔からこんな感じだったし……」
「…それが花丸ちゃんのいいところでもあるんだからさ」
かなり昔の話だが、照明ライトを初めて見た花丸ちゃんは、
未来ずら~♪と言ってたのを思い出す。
それを見た僕とヨハネちゃんは何て言ったらいいのか反応に困ったものだ……
「善子ちゃんはどう思う?」
「そりゃ統合した方がいいに決まってるわ」
へぇ~…ヨハネちゃんは統合派なんだ?
「私みたいな流行に敏感な生徒も集まってるだろうし♪」
「よかったずらね~♪ 中学の頃の友達に会えるずら~♪」
「統廃合、絶対に反対ー!!」
なんともまぁ……
これには僕も苦笑い……
「とにかく廃校の危機が学校に迫ってると分かった以上、Aqoursは学校を救うため行動します!」
ここで千歌ちゃんがリーダーシップを発揮。
それを聞いた他のみんなも異論はないようだ……
「ヨーソーロー、スクールアイドルだもんね♪」
「でも行動って何するつもり?」
「梨子ちゃん。きっと千歌ちゃんの事だから凄くいい案があるんだと思うよ? ね、千歌ちゃん?」
僕が千歌ちゃんに訊くと……
「へっ?」
間の抜けた回答が返ってきた。
これには僕達6人も……
「「「「「「「…………えっ?」」」」」」」
と答えるしかなかった……
本当になんとかなるんだろうか?
読んでいただきありがとうございます。
次回も頑張りますのでよろしくお願いします。
本日はありがとうございました。