やはり私の黒の時代はまちがっている。   作:宮の衆

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こんにちは。宮の衆です。

天衣無縫の描写難しいっす。

わかりにくかったら、ごめんなさい。


やはり俺の「天衣無縫」はまちがわない。

  

 

  ------------坂口安吾

  安吾はホテル住まいか。金あんのかな。

 

 

 〈或るホテル、坂口安吾の住む一室〉

 

  特に怪しい所はないな。

 

 

  ------------坂口安吾

  ポートマフィアの諜報員。

  インテリでミステリアスな男。

  そして……誰も君の正体を知らない。

 

 

 

 

 

 

 

  …わからん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ふと上を見上げて見つけた。

  

 「通気孔か…」

 

  何かがあるかもしれない…そう思い通気孔の穴をあさってみた。

 

   ガチャッ  ゴソゴソ    コッ

 

  何かがあった。これは…金庫?

 

     その瞬間、俺は外から心臓を狙撃された。

     続いて、止めに脳天も貫かれた。

 

   ハッ

 

  その瞬間、外から銃弾が二発飛んできた。

  俺はギリギリで避け、狙撃されにくい壁に寄った。

 

 「スナイパーか…」

 

  敵は避けた後も数発撃ったが、やがてやめた。

 

 

 

 

  prrrrr  ピッ

 

 「太宰か」

 

 『珍しいねー、織田作から電話なんて。」

 

 「狙撃された。安吾の部屋だ。今狙撃手を追ってる。ベイホテルの向かい50mにあるビルが狙撃点だ。」

 

 『逃げ道を塞げってことだね。』

 

 「今手元に、銀の託宣がある。必要なら…」

 

 『よせったら。織田作。私が行くまで、あまり無理はするなよ。それと、静さんにも伝えておくといい。』

 

   ピッ

 

 

  prrrrr  ピッ

 

 『もしもし、平塚静です。』

 

 「平塚か。」

 

 『なんだ、織田作か。チッ、合コンの人かと思ったじゃないか。』

 

 「その話は後だ。さっき、ベイホテルの向かいのビルから狙撃された。犯人を追ってる。すぐ来てくれ。」

 

 『狙撃された!?そうか、例の武器庫襲撃事件の奴か。』

 

 「だとすれば、その手がかりもあるかもしれない。」

 

 『わかった。急行する。』

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  例のビルの下に来た。

  そこには、全身を布に覆われた兵がいた。

  その男は俺にナイフで切りかかる。だが、俺はその程度で殺られる程弱くない。

 

   パァン パァン

 

  こういう輩は、足元を撃てばおとなしくなる。

 

 「動くな!」

 

   パァン

 

  逃げずに待ち伏せ?

  狙いはこの金庫か…!

  ともかく2対1はまずい…

 

 「織田作、右にずれろ!」

 

  ビルとビルの間に、平塚の声が轟いた。

 

 [異能力 真ん中から打ち砕く!俺の自慢の拳でぇぇ!]

 

  その瞬間切りかかった男は彼方へ吹っ飛ばされた。

 

 「平塚」

 

 「もう一体も吹っ飛ばすか」

 

  しかし、次に聞こえたのは銃声でも平塚の声でもなかった。

 

 「織田作、静さん、伏せろ!」という太宰の声だった。

 

  頭上でフラッシュバンが破裂した。

  そして敵の目が眩んでいるうちに構成員で大連射。

 

 「助かった。有り難う太宰。」

 

 「静さんが撃たれたら、夢で殴り飛ばされそうだからね。」

 

 「太宰、一言余計だ。で、織田作。その金庫は?」

 

 「これか?安吾の部屋から出したら奴から狙撃されかけた。」

 

 「つまり、何かあるわけだね。」

 

  そりゃそうだよな。

 

 「だが、こりゃ鍵だな。私の異能力でブチ開けてもいいのだが、それはダメだろう?」

 

 「どう考えてもそれは思い付かなかった。というか思い付いても提案しない。」

 

  提案なんかしたらマジでやりかねないからな、平塚。

 

 「まぁ、私にまかせてくれたまえよ、静さん。」

 

  そう言って太宰は、織田作の持っている鍵に針金を差してカチャリカチャリガチャっと…開いたの!?

 

 「開いた。」

 

  その中身は…

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  皆絶句した。

  その金庫には、普通あってはならないものがあったからだ。

  

  金庫には、欧州の旧式拳銃『グラオガイスト』が入っていた。

 

 「おい、確かこの銃って、こないだポートマフィアの武器庫を襲撃した組織のトレードマーク的なものだよな?」

 

 「ああ、これは『ミミック』の銃、『グラオガイスト』だ。

  それが安吾の部屋から出てきた。わかるね?」

 

 「おい太宰!安吾は…安吾はスパイだったのか!?あ!?」

 

 「断定はできない。だが、可能性は…」

 

 「く…」

 

 

 

 

 

  すると、撃たれたはずのミミックの兵が立ち上がり、私たちにグラオガイストを向けてきた。

 

 「太宰」

 

 「おや、まだ立てるのかい?なら、死ぬ前に私を撃ち殺してくれないか?」

 

  おい…何を言ってる…

 

 「太宰?」

 

 「君はいずれ死ぬ。なら死ぬ前に幹部の一人ぐらい撃ち殺してみせたまえよ。」

 

 「おい太宰!」

 

 「頼むよ。私を一緒に連れていってくれ。この酸化する世界から目を醒めさせてくれ」

 

   ダギュン

  

  織田作がミミック兵の肩を撃ち抜く。

 

 「グハッ!」

 

  そして、構成員たちがまた大連射して撃ち殺した。

 

 

 

 

 「おい太宰!なぜだ!なぜあんな危険な真似をした!」

 

  だが太宰は私の熱の入った叱咤に対して冷淡に回答した。

 

 「彼の左頬に跡があった。つまり彼は左利きの左スナイパーだ。

  その彼があんな低性能拳銃で右手でうまく撃てるはずがない。

  あとは会話で手を疲れさせれば織田作が対処してくれ」

 

 「そういうことを聞いてるんじゃない!

  私が聞きたいのは、自殺を図るお前の意図に違和感を感じたからだ!」

 

 

 

 

  だが、次に口を開いたのは太宰ではなく織田作だった。

 

 

 

 

 

 

 

 「もうわかった、太宰」

 

  織田作は何か察したようだ。

  そして太宰は織田作にこう続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「織田作。安吾をよろしく頼むよ。」

 

 

 

 

 

 




いかがでしょうか?

次、やっとアニメ2話目です。


ではお待ちかね、キャラ紹介コーナー!



  平塚静

 年齢  聞いたら殴り飛ばす
 身長  172cm

 異能力「 真ん中から打ち砕く!俺の自慢の拳でぇぇ!」
  相手の正面からのみ、爆発的威力の拳を放てる。
  逆に背後だと、非常に弱いパンチになる。
  また、正面で中心だと、消し飛ばすレベルに破壊力が上がる。

  ちなみに八幡は、職員室でよくこの異能力の超弱い版を受けている。






  織田作之助

 年齢  22歳
 身長  183cm

 異能力「天衣無縫」
  5秒以上6秒未満の未来を予見することができる。






では次回で。
 

 
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