やはり私の黒の時代はまちがっている。   作:宮の衆

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こんにちは。宮の衆です。

平塚先生がついで要素にならないよう努力しています。


やはり芥川の「羅生門」は凶器にしかならなかった。

  武装組織「ミミック」は、突然カジノに押し入った。

  中に入り銃を乱射、一瞬で占拠した。

 

  彼らはカジノの一角の絨毯をめくり、鉄の入り口を見つける。

 

 「情報通りだ」

 

  彼らはすらすらと暗証番号を入力し、ロックを解除する。

  だが、そこには武器も秘密の抜け道も無い。

 

 

  そう、これは罠だ!ということだ。

 

 

 

  入り口はシャッターで封じられ、店内には速効性の催眠ガスが充満する。

 

 「催眠…ガス…罠かっ…」

 

  男の脳天を銃弾が貫いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―数時間後

 

  その太宰は、イライラしている様にしか見えなかった。

 

 「説明が欲しいな」

 

  淡々と、だが怒りの籠った言葉は、構成員に向けられたものだ。

 

 「どうしたー?」

 

  そこに入ってきたのは、幹部の一人、平塚静。

 

 「ああ、静さん。この通り、仕掛けた罠にかかった鼠がどうして死んでいるのか、説明してもらってるところさ。

  どうした?続き。」

 

 「あ、はい。カジノに襲撃したミミックの連中を、計画通り昏倒性のガスで捕らえました。

  一人は昏倒する前に自殺しましたが、残りの3人はここに運びました。

  …仲間の情報を、吐かせる手筈でした。奥歯に仕込まれた、自決用の毒薬も取り外しました。」

 

 「それは知ってるよ 全て私の計画通りだからねぇ。聞きたいのはその先だ。」

 

 「そ、想像よりも早く、連中の一人が目覚めました。手枷を嵌める前に我々から銃を奪い取り、

  仲間を射殺、その後我々にも襲いかかってきました。」

 

 「其を僕が処断した」

 

  口を挟んできたのは、構成員の一人、芥川龍之介。

  強力で攻撃的な異能力の使い手だ。

 

 「何か問題でも?」

 

 「なるほどね…いやぁ?何もないよ?不撓不屈の恐るべき敵兵士を倒し、構成員のみんなを守ったのだから。

  全く以て素晴らしい。君の異能力でなければ、そのような強力な敵を、一撃のもとに倒すことなどできなかったろう。

  流石は私の部下だ。おかげで捕らえた敵は全員死亡。苦労して張った罠も水の泡だ。折角得られそうだった情報も失われてしまったよ。」

 

  太宰は、嫌味に、皮肉を言うように、呆れたように告げた。

 

 「情報等と…連中ごとき僕がまっ…」

   グシャッ

 

  芥川は平塚に殴り飛ばされた。顔面ストレート。

 

 「芥川。君は、私たちは君の失敗の言い訳を求めているように見えたのだろう?

  悪かった。語弊があったな、言い直そう。しくじるな」

 

  平塚は、圧するように言い直した。すると太宰が、

 

 「銃貸して」

 

  太宰は、構成員から拳銃を借りた。

 

 「太宰?」

 

 「私の知り合いに、孤児を個人的に扶養する男がいてね。名を織田作之助という。

  彼が君を拾ったのなら、いくらしくじっても懇切丁寧に教え込んでくれるだろう。それが正しさだろう。

  だが、私はその正しさから嫌われた男だ。そういう男はね…」

 

  そう言って太宰は、銃口を芥川に向ける。

 

 「しくじった部下をこうするんだ」

 

  太宰は芥川を撃った。3発撃った。

 

 

  だが、芥川は死んでいなかった。

  芥川の頭部付近にバリアの様なものが出現する。

 

 「へぇーッ、やればできるじゃないか

  何度も教えただろう、暴れる輩を殲滅するだけが君の異能力の全てじゃないって。

  現に、そうやって防御に転用できる。次しくじったら、2回殴って5発撃つ いいな」

 

 「まだ次があるだけいいな。もし太宰でなく私なら、今5割で中心ぶち抜く。覚悟しておけ。」

 

 「さーて、静さん、こいつらの死体から何が出ると思う?」

 

 「さぁな。予想であれば、土、付着物、目撃などだろうか。しかし、生きていればなぁ。」

 

 「あんな能無しのグズのことはもういい。それより、ミミックの情報だ。」

 

  私は、つい気になって聞いてしまった。

 

 「…安吾は?」

 

 「安吾…安吾は、ミミックを追えば、必ず浮かぶと見て間違いないだろう。」

 

 「そうか……っ、…こ、殺すのか?」

 

 「そこは…裁量次第だ。」

 

  

  確定ではない。だが、言い草からして高確率である、ということだ。

  安吾…

 

 

 

 

 

 

 

 

 ― 一方、織田作

 

 「これか…?」

 

  それは、安吾のつけていた記録。

  ある日、安吾は海外に取引に行っている。

 

  この日、安吾はスパイになったのだろうか。

  

 

  いや、その前に安吾はミミックのスパイなのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 




いかがでしょうか?

平塚先生の拳怖いー。






   キャラ紹介


  坂口安吾

 年齢  不明
 身長  175cm

 異能力 「堕落論」
  一切が不明。




すいません。「ミステリアスな」安吾は全然わかりません。
  
ではではー。
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