イリナって弄りやすいですね。
書いてて、今回はかなり楽しかったです。
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ある日の昼休み
「そういば...イッセー手は大丈夫なのか?」
「手?......あぁ左手の事ね。大丈夫だぜ。ドライグが言うには龍との相性が良くて、ほとんど害はないってさ」
左手のをあげた後に言うだから、あの時はびっくりしたよ!
「ならいいけどさ、何かあったら言えよ」
「おうよ、なら......これどうにかしてくんね?」
腕を強引に組んでくる木場がいる。
「イッセー君、今は危険だから、僕が守るよ」
「いらん。自分の身ぐらい自分で守れる」
そう、少し前からずっと木場が引っ付いてくる。
朝の登校も、昼休みも、授業中も、下校も、トイレも、風呂は......どうにか殴って防いでる。
けど、ほとんどの場所についてくるので、心が休まらない。ハァ~小猫たんに会いたいよ。
「イッセー君また、僕以外の人の事考えたね」
「キモイはボケ!お前のせいで俺は......」
イマノキイタ?
キイタキイタ!
コレハキマシタワー!
キバ×ヒョウデスワ
ヨシ!コトシハコレデ、アンタイダ
イクゾ!!!
オォォォウ!!
もう止めて、俺のライフはゼロよ!
それから数日後──
今日は木場の用事で1人だ!
やっと心が安らぐ。
『とは、いかないようだな』
「そうみたいだな」
俺は聖剣を持っているせいか、ある程度の距離に入れば、聖剣の位置がわかる。
そして、今聖剣が俺の家の中にある。
「ドライグどう思う?」
『これは、敵ではないだろうな』
「やっぱりそうか......けど、一応警戒はしとくか」
そう、聖剣を持っているやつからは、殺気などが全く感じられない。そのため、敵ではないだろう。
一応警戒しながら家の中に入ると、リビングで笑い声が聞こえる。
「やっぱり、敵じゃないな」
『そのようだな』
誰がいるであろう、リビングへよトびらを開く。
「イッセーさんお久しぶりです」
「アーシア!本当に久しぶりだな」
そこには、懐かしい顔がいた。
「ふぅ~まだ生きてたみたいだね。悪魔くん」
「てめぇこそな、エセ神父」
こいつもいるのか......
「エセじゃないくて、本当の神父なんだけどね」
「そんなん信じられるか」
「まぁそうだろうね」
本当にこいつは気に食わない。
「そういばアーシア何でここにいるんだ?もしかして、やっと新しい人が来たのか?」
「それは、違うよ」
テメェに聞いてねぇよ。
「そもそも、次来る予定のやつはかなり自由奔放でね。今は山に籠って麻婆を創っているだろうね」
麻婆?麻婆つくるためにって何で籠るんだよ。
「なんたって、彼に連絡が取れたのが三週間前で電話の内容が......
ふむ......すまないが当分行けそうにない。
少し予定が入ってね。
私の麻婆を、味合わせなければいけない相手ができてね。
すると山の上から声がはなたれる。
貴方の麻婆はその程度なの?
山の上から天使のような羽を出している少女が呟く。
それを、電話している神父が見つめ、言い返す。
いいだろう。ならば貴様に極上の物を食わせてやる。
そう、なら再開しましょ。
ガードスキル、HandSonic Ver.8
その言葉を呟いたあと、少女の手の甲から、巨大なレンゲのような物が現れる。
それに応えるように、懐からお玉を取り出し、指の間にはさみ言う。
さぁ再開するぞ、名も知らぬ少女よ。麻婆の貯蔵は充分か。
で、その後は電話が壊れて、なにも分からなくなったらしいよ」
「なるほど......そんな争う程なのか...食べてみたいな」
それを聞いた瞬間神父は、イッセーに飛びつく。
「本当かい?ならば食べると良いよ!アレを食べると、昇天するんじゃないかと思うはずだ」
「昇天する程なのか」とイッセーは、楽しみで涎がでる。
エセ神父を見ると、天を見上げて何かを呟き始める。
呟きの内容はよく聞こえないが、特に問題はないだろう。
「もう!イッセー君、無視しないでよ!」
声の方を向くと、そこには栗毛のツインテ少女と、緑色のメッシュ髪で、かなり目つきの悪い少女がいた。
「えっと~ぉ~誰ですか?どこかでお会いしましたか?」
「もう酷い!忘れたの?昔一緒に遊んだじゃない」
昔......遊んだ......
「あっ!思い......出した!」
「良かった、思い出したのね」
「近所の家のかなみちゃんか!よく鬼ごっこしたね」
良かった、思い出せて。
昔よく遊んだなぁ~~昔は俺より全然、ちっちゃかったのに、今はこんなに大きくなってるなんて。
「そうそう。昔よく鬼ごっこで遊んだ、かなみちゃ......って!違う!違うよ!イリナ、紫藤イリナだよ!」
「あっ!そっちか......ゴメンね。あの時色んな子と遊んでたから、分からなかったよ」
「もう」と頬を膨らませ、ながらこちらを見つめる。
確かに失礼だったね。
「あの時は良く、遊んだよね」
「うんうん。懐かしね」
「あの時は結構、お転婆だったよね」
「も~う。それは言わないでよ」
本当に懐かしいなぁ~
「あの時はびっくりしたな。突然「ブリタニアをぶっ壊す」って、言い出したときは」
「そうそう。ナナリーの為に、ナナリーの生きやすい世界を......だからそれ違う人!それロリコンの人だからぁぁ!」
また、違ったか......あっ!やっと思い出した。
「ごめんごめん。冗談だよ、今度こそ思い出したから」
「良かっ「ねっ、一護」............あのね...イしかあってないよぉぉ!」
その晩、イリナの叫び声が近所に響き渡った。
「なぁ、私はそんなに影が薄いか?」
もう1人の少女は、1人悲しみに打ちひしがれていた。