ふぅ~疲れた。
今回は色々詰め込み過ぎたかな?それと、木場きゅんが少しかっこよくなりました。良かったね木場きゅん。
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─木場側──
「いい加減、そこを退いてくれないかな!」
「無理無理ムーリ」
お互いに剣で弾き飛ばし、距離をあける。
「バルパーのおっさん、まだ?」
「十分だ。それを寄越せ」
フリードは、手に持っていた聖剣を、バルパーにわたす。
バルパーは、受け取った聖剣を、光の渦に放る。
そうすると、校庭全体が眩い光で覆われる。
余りの眩しさに、閉じていた目を開くと......フリードが形の変化した、聖剣を持っていた。
「どうよ騎士くん。これが俺っちの剣だぜぇ」
フリードは自信満々の顔で、木場を馬鹿にするかのように言う。
「そうか.........君は...そこまで邪魔をするんだね......」
木場の周りの空気が震え始める。
木場の手には、刃の部分が紫、刃以外が龍の鱗のようなで、創られている剣を持っていた。
「さぁ、貴様の罪を数えろ!
先ほどとは違い、黒い光がその場を覆う。
黒い光が収まると、木場は全身フルプレートの黒い鎧を着ていた。
「これが魔剣創造の禁手、
亜種の禁手を、発動させていた。
先程まで、小猫を見ていたイッセー達だが、黒い光が出たあたりから、木場の方を見ていた。
「ドライグあれは一体.........」
『簡単だ。奴は創り上げたんだ、創造上の龍を......』
「創造上の龍.........」
木場の鎧からは、ビシビシと龍のオーラを感じる。
俺の禁手と似てはいるが、全くの別物だ。
それに、あの鎧から出ている謎の粒子、あれは危険な気配がする。
一体何が起きてるんだ......
「おいおいマジかよ......亜種って......流石に不味くね......どうよその所、バルパーのおっさん」
バルパーの方を向くが、あまりの衝撃に動けないようだ。
「騎士くん、そりゃ一体なんだ?」
そうすると、木場は自分が着ている鎧を叩く。
「これは、僕がイッセーの禁手を見て創ったんだよ。1からね」
「1からだと......龍も創ったってのか!」
「そうだよ」
なぁっ!何さも当たり前のように返事してんだ。どうやったって、人間が1から龍なんか創れるはずが無い。
あいつは、異常だ......奥の手を使うか....いやまだ早い...だか、この剣じゃ......
「他の奴も吸収するか」
フリードの姿が一瞬で消える。
─イリナ側───
ケロベロスをだんだん押し始める。
最初は、ケロベロスの方が攻めていたが、イリナはケロベロスの攻撃方法を理解したのか、紙一重で躱しカウンターを決める。
「いいわね!ワンコちゃん。もっと私と遊びましょ!」
追撃をかけようと、剣を高く振り上げる。
が、突然現れた者に聖剣を奪われる。
「ちょっち不味いんでねぇ、この剣貰うね。それじゃあね、チャオ」
剣を奪った者はすぐさまその場を離れる。
「あら?鈍器がない?どうしよう?」
ケロベロスは理解した、これが最後のチャンスだと。
ケロベロスはイリナに向けてかけ、その牙を奮った。
─木場側───
消えたフリードが、ものの数秒で戻ってきた。
「お・ま・た。これで少しはまともに戦えるぜぇ」
フリードは新しく手に入れた、聖剣二つを今使っている、聖剣と混ぜる。
「これが今出来る、最高峰の聖剣てか!」
フリードは、先ほど剣を奪った帰りに、地面に何故か刺さっていた聖剣を回収していた。
「なら、もういいよね。死んで」
木場は禁手に初めてなったので、軽いウォーミングアップから始めようと、地面を蹴る。
そうすると音を置いていった。
「早っ!アウチ!」
フリードは咄嗟に剣で防ぐ事に成功した。
「なるほど......力を抑えてもこれか...」
フリードは理解した。
これは、すでに常識が通用しないと。
ならば、こちらもそれに応えるまで。
フリードは全身に身体強化の魔術かけ、聖剣の力も使い加速する。
「おらよ!」
「ふっ!」
2人はぶつかる、音速などとうに超え、すでに光速の域に達していた。
金属のぶつかる音同士が響き渡る。
それが数十回続いた時、フリードは違和感に襲われた。
「なんだ......何かがおかしい...」
フリードは違和感を感じたが、なんで感じたのか理解できず、たまたま聖剣を見た。そうすると違和感の招待に気づいた。
持っている聖剣に黒い粒子が付いており、その粒子が聖剣の光を妨げていることに。
「なんだこらゃ?」
「気づいたようだね。その狂竜ウイルスに」
狂竜ウイルスだと......なんだそれは。
「分からないようだから、教えてあげるよ。それは自然回復力を0にし、同じ狂竜ウイルスから受けるダメージを上げるんだよ」
そういう事か......さっきから違和感があったのは、今ならすぐに治るはずの、かすり傷が治らなかったのが理由か。
「ちっ!めんどうだなぁ!だったら速攻で決めるぜ」
フリードは懐にしまっていた、石を全部放る。
「そんなもの」
木場は石ごと切ろうとする。
「いいのか?それ、過去のお前の仲間だぜ」
「なっ!」木場は攻撃を急に止めたため、体制が崩れる。そこをフリードは見逃さず、剣で切り裂く。
木場は鎧を来ていたため、深くには達しなかったが、肩から腰にかけて大きな傷が出来、血が滴る。
「がはっ!......貴様どういう事だ!」
木場の顔も鎧をで覆われているので、今どんな顔をしているか分からないが、確実に鬼の形相をしている事が、声から伝わる。
「どういう事って単純だよ。その石は聖剣を扱うための因子だ。そしてその石の元になったのが、君の昔の仲間ってだけさ!キャハハハハ!」
木場は両膝を、着いてうごけなくなり。
フリードの高笑いが、木場の頭をグルグルと回っている。
「フリード!何故まだそれを持っている!貴様使ったのでは無いのか!」
「うっせな!お前はもう用済みなんだよぉ!」
フリードはバルパーに聖剣を振るう。
バルパーは避けることなどできず、もろに喰らい吹き飛ぶ。
「さぁ!後は君だけだぜぇ!騎士くんよぉ!」
動く事が出来ない木場に近づく。そして、木場の隣に着いて、剣を大きく振りかぶる。
「じゃあの、騎士くん」
フリードの剣が無慈悲に下ろされた。
─リアス側─────
黒い光が発生した直後に戻る。
「一体何が起きたの!」
「裕斗先輩の方です」
「あらあらまぁ」
「予定通りにいかなさすぎでしょ」
4人は驚きながらでも、攻撃をの手を緩めない。
朱乃が、雷を落とす。それを避けたら小猫が、殴りにいく。それも避けられたら、リアスが滅びの魔力を投げる。を繰り返していた。
このままじゃ、拉致があかないわ。
どうすれば.........
「小猫!もし勝ったら、スイーツバイキングのチケットあげるわよ」
その瞬間、小猫の目が獲物を狩る、捕食者の目になる。
「スイーツのため、スイーツのため、スイーツのため......」
小猫は呟き続けながら、攻撃を繰り出す。
最初は女の方も捌いていたが、だんだんと攻撃速度が上がっていき、遂にもろに喰らってしまう。
「くっ!」
さらに、追撃で殴りにいく。
それを女は二丁銃で防ぐが、余りの威力に二丁銃が壊れる。
「なっ!まさか壊れるなんて......降参するわ、私のまけよ」
女は両手を上げ降伏する。
「なら......裕斗の所に行くわよ」
リアスは、裕斗の方で何が起きているのか理解出来ていないので、そちらに向かう。
お願い無事でいて、祐人。
3人は急いで、木場の所へ向かう。
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木場きゅんの禁手の見た目は、ゴアマガラの剣士装備です。
武器はゴアマガラの太刀となっています。