雪綺麗でしたね。
そのかわり寒すぎて、テスト勉強がはかどらないんですよね。
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~???~
「あいつら本気なの!天使と堕天使と和平なんて!」
「あぁ本気だろうな。だからお前に止めてもらいたい」
とある1室にて、男女のペアが話し合っていた。
「それじゃあ行ってくるわね。また会える日を楽しみにしてるわ」
「あぁ私もだよ......」
まぁどうせもう会えんがな。貴様はいい駒だったよ、カテレア。
茶色の長髪の男は、相手の女に心の中を悟られないように、ポーカーフェイスに徹し、女を見送る。
女は魔法陣にのり、転移し部屋から消える。
「ククク......さて、どうなる事やら......もしかしたら奴でも勝てるかもしれないな、なんせ蛇を渡しているかな...」
男は高笑いをしながら、念のため使い魔を通して見ることにした。
~イッセー~~
「くっ!.....大丈夫ですか?生徒会長」
「助かりました......」
イッセーは、爆発の瞬間に宝具である
しかし、自分は障壁の中に入っていなかったので、多少のダメージを受けた。
「右手は動かないか......」
イッセーは、自分の状態を確認する。
イッセーの今の状態は、右腕は焼け爛れ、全身は軽い火傷状態になっている。
自分のことを確認していると、周りからうめき声が聞こえるのが分かる。辺りを見渡すと、
ステイルが、アーシアを庇い全身火傷。
グレイフィアさんは、魔王様達を庇い負傷。
木場は俺の前に立ち、殆どのダメージを肩代わりしていた。
イリナは、その場に倒れ負傷。
アザゼルは、片膝をつくが殆ど動ける状態ではない。
イッセーは、目の前で崩れ落ちる木場の元に行き、地面に倒れる寸前で抱きとめる。
「おい!木場何でそんな無理を......」
「グハッ......イッ...セー...くんが......無事なら...よかっ......た......」
木場は、一生懸命イッセーに手を伸ばしていたが、唐突にその手が地面に落ちる。
「木場ぁぁ!」
流石のアーシアでも、同時に何人も治せるわけもなく、今は一番酷いと思われるステイルを治している。
「アザゼルこれは一体......」
「テロだよ。外を見てみろ」
外には、大量の魔法使いの格好した者がおり、その者達が魔力弾に似ているものを、この校舎に放っている。
しかし、当たる直前に何かの障壁が阻む。
「ギリギリ間に合ったな」
「えぇ本当にギリギリでした」
「しかし、強いね。正直今のままずっと耐えられるか?と聞かれれば、無理だと言うしかないね」
そう、確かに今は攻撃を防げているが、魔王様達も、先程の爆発を防ぐために、魔力をそこそこ使用したため、今の障壁は長くは持たない。
これからどうするか考えていると、突然壁が吹き飛び、誰かが入ってくる。
「これは一体何が、起きてるんですか?」
「ビックリしました...」
ヴァレリーと小猫たんが入ってくる。
「無事だったんだねぇぇ!小猫たぁん!!」
木場を地面に叩きつけ、小猫の方に飛び込む。
が、小猫はカウンターで、裏拳を入れて気絶させる。
「近寄らないでください。このゲスが」
「罵られ、裏拳入れられ、幸せぇぇ♡」
「イッセーに、捨てられる。はぅぅ、気持ちぃぃ♡はぁ♡...はぁ♡...」
少し重い空気になっていたが、この3人の会話により、少し軽くなった。
「?それより君は......」
「そんな事後回しで、いいと思いますが」
「まぁそうだね。味方なら、多いに越したことは無いしね」
サーゼクスは、取り敢えず納得をすると、ヴァレリーが続ける。
「今、ギャスパーが外の者達を倒しています。なので、とりあえずは外の者達から倒しましょう」
「そうだね、とりあえず外に行ける者は......」
サーゼクスは辺りを見渡すが、ほとんどの者が負傷をしており、外に回せる人材がいない事が分かった。
「ヴァーリやれるか?」
「誰に聞いている、俺に任せろ!!」
ヴァーリは瞬時に禁手し、外に飛び立つ。
「他にはいないようですね、なら私からも兵を出しましょう」
ヴァレリーは、一つの聖杯を取り出しそれを掲げる。
「ランダムですから、あまりしたくないのですが、仕方がありません」
「聖杯だと...」
「まさか神滅具とは......」
「どうして、こんな所に......」
3人は取り出された、聖杯を見て驚きの表情に染まる。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 祖に石と契約の大公。
降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
「
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する」
「告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ」
「誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
すると、聖杯がとてつもない輝き放つ。
そして、聖杯がヴァレリーの手元を離れ、聖杯が人形に変形し、更に輝きます。
あまりの眩しさに全員が目を閉じる。
数秒経つと、光が収まり聖杯をみる。
そうすると、1人の男が立っていた。
「なんだこりゃ......よく分かんねえが、取り敢えず言うぜ。お嬢ちゃんがオレのマスターか?」
「えぇそうよ……...今回は当たりね、やった」
最後の言葉は小さい声で、聞こえなかったが、あの男は先程の聖杯が変化したのだと、理解した。
男は全身タイツで、真紅の槍を持っている。
何か兄貴と呼びたい人だ。
「さて、マスター何がお望みだ?」
「外の魔法使いを倒して欲しいの」
「あいよ」
手に持つ、真紅の槍を肩で担ぎ、外にでる。
「変な呼ばれ方したから、何かあると思ったが、まさか全力でやれるとはな!さぁ行くぜ!その心臓、貰い受ける!」
男が地面を蹴ると、一瞬で姿が消え、魔法使い達の目の前に現れる。
「おらよ!アンサズ!」
大量の炎を魔法使いにぶつけ、それを回避したものは槍で一突きで、倒していく。
本来のサーヴァントであれば、必ずクラスがあるが、この召喚の方法では、座に存在する者を、ランダムで強制的に呼び出すため、クラスが存在しない。
原因は、無論オーフィスのせいなのだが......
イッセーはそれを見て、思った。
強い、俺にもあれぐらいの力があればと......
全員が男の戦いを見て驚愕していると、サーゼクスが問いかける。
「しかし、あの敵は一体...」
「
アザゼルが、確信があるかのように答える。
「渦の団?それは一体?」
そうすると、アザゼルは鼻で笑う。
「最近判明したんだがな、3大勢力の危険因子を集めてるらしい。それに、禁手に至った者や、神滅具所有者が数人確認されてるぜ」
「その者達の目的は?」
ミカエルが、アザゼルに問いかける。
「よく分からん。まぁ分かるのは、平和が気に入らないんだろうよ」
なるほど、今回の奴らは和平が気に入らなかったのか......
「そしてだ、組織の頭は強大で、凶悪なドラゴンのオーフィスだよ」
は?何言ってんだ?
「そんな馬鹿な事があるかよ!オーフィスはそんな事しねぇ!」
俺はアザゼルに、怒鳴り散らす。
すると、周りが唖然とする。
「と言うことは、お前は会ったんだな、オーフィスに」
「あぁそうだよ!俺を鍛えたのはオーフィスだ!オーフィスのお陰で、力がついたんだよ!」
そう言い返すと、アザゼルは笑う。
「ハッハッ!本当面白いな赤龍帝」
「何がだよ!」
気に入らない。なにが面白いんだ。
「実はな」
アザゼルが何かを話そうとすると、突然魔法陣が、空中に現れる。
そして、その魔法陣から出て来たのは、胸元ががっつりあいてる服を着ている、女だった。
「ごきげんよう、現魔王のサーゼクス殿」
不敵な笑みを浮かべ、サーゼクスにお辞儀をする。
「先代レヴィアタンの血を引く者。何故このようなことをする?」
サーゼクスは、何故こういう事をしたのか、わからなかった。
「この会議のまさに逆の考えに至ったのです。そう、この世界を変革すべきだとね......」
「しかしよ、お前らの頭はどうなんだ?」
アザゼルは問いかけると、カテレアは笑う。
「はっ!あんなのただの力の象徴ですよ!力を生み出す道具なんですよ!」
「そうか......ありがとよ......」
アザゼルは、ボロボロな身体にムチを打ち、立ち上がる。
「さて、聞いたか?今のが答えだとよ」
俺は一体誰に話しかけてるのか、理解出来なかった。
すると、先程までドーナツが食べ終わり、次は焼き鳥を食べていた、フードを被ってる少女が立ち上がり、そのフードを取る。
「我は気になる。何故我がもう一人いる?」
そこにいたのは、オーフィスだった。