今回は、かなり久しぶりのオーフィスメイン回かな?
今まで1番長くなっちゃいましたテヘ☆
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会談に出る気は無かったけど、アザゼルがドーナツを奢ってくれるから、出る事にしたんだけど、まさかいい実験台が転がり混んでくるとは、思わなかった。
「なっ!オーフィス何でここに......違うわ!私達の知っているオーフィスは、髪は銀髪よ。と言うことは、貴女偽物ね」
ほほう......俺を偽物と...捕獲前に少し、痛い目見せるかな。
「なら、我に勝てる?」
オーフィスは、その場に大漁の魔力弾を用意する。
魔力弾って言っても、下級程度が創れる弱いものではなく、神レベルのものだ。
「所詮は見掛け倒し!」
カテレアは、水のムチを生成し、そのムチを振るう。
が、所詮はカテレア、その程度ではオーフィスの攻撃は止められる訳もなく、全て直撃する。
「かっは......なんて威力......」
カテレアは何とか被弾を抑え、一撃のみ喰らった。
しかし、オーフィスの一撃は絶大、カテレアは地面に片膝をつく形となる。
「その程度?」
オーフィスは、顔を少し傾げいつもの真顔で聞く。
「馬鹿にするのも、いい加減にしろぉぉ!」
カテレアは、オーフィスの態度が気に入らないのか、怒りを顕にする。
「いいわよ!やってやるわ!」
カテレアは、懐から蛇のようなものを取り出し、それを口に含み飲み込む。
すると、カテレアは突然苦しみ出すが、数秒もすれば治まり、変わりにとてつもない魔力を身体から放ち始める。
「これが私の真の力よ!ハハハハ!」
カテレアは、自分の魔力の量に酔いしれる。
確かに、今の魔力量はすでに、現魔王の誰よりも多い。が、相手はオーフィスだ。無限の称号を得ている、相手にその程度の魔力など、蚊どうぜんだ。
そのため、オーフィスはその魔力量に臆することなく、解析を始める。
うーんこれは、寿命を犠牲にしてるのかな?それとも、あの蛇自体にとてつもない魔力があったのかな?前者が濃厚かな......ま捕まえれば良いだけだ。何も変わらない。
そう考え、オーフィスは懐から一つの銃のようなものを取り出す。
「ハハハハ!私の魔力に驚いて、思考が停止でもしたか!そんな玩具のようなものを取り出して!」
オーフィスが取り出したのは、フォルムは確かに銃に近いが、明らかに銃と違うのが、厚さだ。
本来なら銃弾を飛ばすために、ある程度の厚さが無ければいけない、しかし、この銃は明らかに薄すぎる。
その薄さから、カテレアは玩具と判断した。
しかし、考えて欲しい。
冷静なオーフィスが玩具などだすか?
いや有り得ない。
なら何故出した?
それは攻撃に必要だからだ。
カテレアは、高を括り魔力弾をオーフィスに放つ。
すると、オーフィスはその銃を飛んでくる魔力弾に合わせ、引き金を引く。
そうすると、引き金を引かれた魔力弾は、どんどん消えていく。
「なっ.........何が起きて......」
カテレアは目の前の光景が信じられず、さらに魔力弾を放つ。
それを、オーフィスは何食わぬ顔で(いつもだが)照準を定め、引き金を引く。
その攻防が数分続くと、カテレアは魔力弾にの放ちすぎで、息が上がり始める。
そして、遂に膝をつく。
「はぁ...はぁ...そん...な...ばか...な事...が......」
「捕獲する」
オーフィスが、カテレアに手を伸ばす。
すると、カテレアは突如笑顔になる。
「馬鹿め!私がただ押されただけだと、思うなよ!」
「?...しまった」
オーフィスが気づいた時には既に遅く、先程襲撃の際に使われた、爆発の魔法陣が、オーフィスの周りの至るところにある。
「死ねぇぇ!」
カテレアは魔法陣を起動させ、大爆発を起こす。
「ハッハッハ!詰めがあめぇんだよ!」
イッセー達にも聞こえる程の大きさの、高笑いをする。
「まさかオーフィスがやられるなんて......」
「私達ではどうすることも、出来ないという事ですか......」
サーゼクスとミカエルは、目の前の惨状に驚愕する。
「おいおいお前ら、オーフィスがあの程度で殺れると思うか?」
「オーフィスたんなら、あの程度超余裕」
イッセーとアザゼルが言った言葉に、2人は有り得ないと言わんばかりの、表情をする。
「あれを見て」
サーゼクスが言おうとした瞬間、アザゼルが先程の爆発が起きた、所を指さすと、何も無かったかのような雰囲気で、オーフィスは立っていた。
「はっ?」
「良かった、もう少しでクーポン券が燃える所だった」
オーフィスは先程の攻撃を分解、回避することは出来た。
しかし、あの時たまたまスイーツ店の、クーポン券を落とし、それを拾うために攻撃を受けるしかなかった。
「ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない」
カテレアは渾身の一撃で、傷一つ負わなかったのがかなりのショックで、この場が戦場だと忘れ、思考が停止した。
「これで、終わり」
オーフィスは、カテレアの首根っこを掴み裂け目を創り出す。
その裂け目から、1人の女が出てきた。
「はーいどうも、お荷物を受け取りにまいりました☆クロイヌヤマトで~~す☆」
何処ぞの魔王と近しい、雰囲気だがオーフィスは特に気にしないのか、スルーする。
「これ、持ってって」
「了解ん♡ 任せてね☆」
「分かった」
今の短い会話で、終わったのか女の方は、カテレアに右手を向ける。
「いっくよぉ☆
禁手ぅぅぅぅぅ☆」
すると、カテレアを女の影が覆う。
「いっちょ上がりいん☆
彼女は、闇夜の大盾を所持している、神器所有者だ。
中でも彼女の禁手は、今までの所有者と比べ異質だ。
理由は、彼女の闇夜の監獄は、
どんな攻撃を持ってしても、壊すことが出来ない事だ。
破壊できたのは、オーフィスの全力とグレートレッドの全力のみだ。
そのため、1度この闇夜の監獄に入ったら、解除されるまで、出る事は出来ない。
「そんじゃあばいちゃ!それと、お届けものも置いてくね☆」
女は、1人の青年を投げ飛ばす。
「痛っ!ちょ、乱暴すぎですよ」
「?吉備何でここに?」
青年は女に対して怒っていたが、スグにやめ、オーフィスに話す。
「いやぁ~ちょっとグレの姉さんに、「家出娘を捕獲してこい」って言われまして......」
「我帰る気ない、アザゼルの所にいる」
その話は無論、イッセー達の方にも聞こえる。
「ほほう。あんたの所にね......死に去らせボケがァ!」
イッセーは、剣を取り出しそれをアザゼルに向けて、振り回す。
「おい!赤龍帝!危ねぇだろが、やめろ!」
アザゼルは必死に躱すが、次第にイッセーの動きが早くなる。
そのようなコントをしているが、ここは戦場だ。
そのため、油断をしていると簡単に殺られる。
「がっ.........」
イッセーは、本来ならば持っている宝具のおかげで、不意打ちなど聞かなかったが、アザゼルに集中していたため、気づけず攻撃を喰らった。
「ここで、反旗かよヴァーリ」
先程まで、魔法使いと戦っていた、ヴァーリがイッセーに攻撃をしたのだ。
「そうだよ、アザゼル。こちら側につく事にしたよ」
アザゼルは、ヴァーリに臨戦態勢をとるが、すでにアザゼルはボロボロだ。今戦えば確実に、ヴァーリに軍配が上がる。
ヴァーリは、アザゼルにすでに興味が無いのか、オーフィスの方に飛んでいく。
「オーフィス、俺は強くなったよ」
ヴァーリが、オーフィスに語りかける。
「分かる。あの時より、確実に強くなった」
「あぁだから、俺はお前に言うよ......」
ヴァーリとオーフィスは過去ですでに出会っていた。
出会った訳は、ヴァーリを最初に拾ったのがオーフィスで、その後数ヶ月一緒に暮らした。
数ヶ月が経つと、ヴァーリの心境が変わり、オーフィスの元離れ、アザゼルの所に行ったのだ。
「俺の物になれ、オーフィス」
「前にも言ったはず、我より強くなってから言えと」
2人の間には見えないが、火花が飛び散っている事だろう。
激突すると思った瞬間、2人の間に人影が入る。
「久しぶりだね、ヴァーリ。残念だけど、オーフィスはすでに用事が決まっていてね、どうしてもって言うなら、僕と殺ろうか...」
青年は笑を見せる。
その笑は、先程までの温かい笑ではなく、その真逆の冷たい、何もかもをいて殺すような笑だ。
「そうだな、オーフィスを俺の物にする前に、貴様を倒してやる!」
「そういう事は、俺に勝ってから言え」
2人には因縁がある。
過去にヴァーリが拾われた際に、吉備も居た。
一緒に居れば喧嘩の一つもするだろう。
結果は12戦0勝ち12負けとなっている。
無論ヴァーリがだが......
「行くぞアルビオン!」
『負けっぱなしは、性に合わん!』
「我、目覚めるは覇の理に全てを狂わされた、二天龍なり
無限を愛しみ、無限を思う 我、白き龍の覇道を極め
汝を栄光の彼方へと誘おう
ヴァーリは輝きを放ち、瞬く間に鎧が形を変えていく。
凹凸が激しなり、鎧というよりは、龍に近くなる。
簡単に言えば、龍が人形になった、と言った方がいいかもしれない。
「ほほう...成長はしていたか......しかし、成長するのは、貴様だけだと思うなよ」
吉備は、懐から3枚の札取り出す。
「こい!犬神、猿神、雉神!」
そう言い、札を宙にばら撒くと、一つ一つの札が変化し、犬、猿、雉になる。
「その程度」
「これだけじゃない。三位一体!」
すると、犬、猿、雉が、吉備と融合する。
見た目は、左肩に雉、右肩に猿、胸の部分に犬の顔があり、全身からはとてつもない程の、呪力が溢れている。
「これが、今の全力、神降ろし化だ...覚悟しろヴァーリ」
「絶滅タイムだ!......喜べ!!」
二人とも瞬時に加速し、拳同士がぶつかり合う。
その衝撃で、当たりの空間が軋む。
こうして、因縁の対決が始まった。
その頃、2人の目的であるオーフィスは......
「ここ?」
「あぁそこだな......ふぅ...やはり気持ちいいな...」
アザゼルの肩をマッサージしていた。
「アザゼル君は一体......」
「何が起きて......」
サーゼクスとミカエルは、目の前の光景を信じられずにいた。