何かイッセーが少し美化されました。
何でだろ?.....
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~イッセー~~
それから、数時間が経ち今はダイニングルームにいた。
あの後も部屋割りの際に、何故か俺の部屋に木場がいたが、結局吹き飛ばしたのでなんの問題も無い.........はず......
そんな事より今は目の前の料理を食べよ
皆の目の前には、豪華で高そうな料理が沢山あり、本当に食べきれるか不安だ。
「遠慮せず、楽しんでくれたまえ」
部長のお父さんの一言で食事が始まる。
最初は、緊張してなかなか食べなかったが、部長が食べ始めたことをきっかけに、皆が食べ始め今は楽しい雰囲気になっている。
しかし、1人だけ暗い雰囲気を纏っている。
「強く...なりたい......」
いつもならいの一番に食べる小猫たんが、何故かこの時は殆ど手をつけていなかった。
イッセーは疑問に思い、色々アクションをしたが、全て無視された。
くふぅぅぅいつもの無視と違うから、テンションが上がらん!早く戻ってくれると嬉しいな......
その日の食事は、楽しめたものと、心に僅かな不安を抱えたものがいた......
次の日──────
「つまり、上級悪魔にとって───」
俺は悪魔の執事さんに、上級悪魔とは何か等と教えられていたが、正直頭に入ってこない。昨日の小猫たんが、頭からはなれないからだ。
「────以上の事から......聞いておりますか?」
「あぁ......まぁ......」
「そうですかなら、魔王とは何か分かりますね?」
魔王とは何か?......分からんぞ......
「えっ......と......冥界を......支配してる?」
「疑問形に疑問形で返してはいけません。それと、まだ魔王については、お話ししておりません。やはり聞いていなかったのですね」
執事さんは深いため息とともに、もう1度1から説明してくれ直してくれた。
流石に、そう何度も迷惑をかける訳には行かないので、今回はしっかりと聞くことにした。
勉強の時間が終わり、少しグレモリー邸をぶらついていた。
「やっぱり広いな......」
あまりのデカさと広さに驚きながら、口を大きく開け、呟いた。
「そうだろ、始めてきた時俺もかなり、びっくりしたぜ」
突然背後から懐かしい声がけ聞こえ、すぐに後ろへ振り向く。
「よっ!久しぶりだなイッセー」
「元浜!久しぶり!!」
俺は拳同士をぶつけ合わせ、挨拶をする。
「ここにいたのか」
「おうとも、流石にずっと病院にいるのも迷惑でな、ここの執事業を少し手伝ってんだ」
改めて元浜見ると、先程言ってた通り執事の仕事をしていたのか、服装が執事の物となっている。
「へぇ~~なかなか似合うな」
「へっ!男に褒められてもな」
「お前、奥さんいるだろ。このこの」
肘で元浜を突ついていると、遠くからメイドさんが元浜をよぶ声が聞こえる。
「お呼ばれみたいだぜ」
「そうだな、それじゃあな」
軽く手を振ってきたので、それに返すように大きく手を振る。
そうして、またぶらつこうとすると、ポケットに入れておいた、ケータイが振動し、部長からのメールが送られてきた。
部長からのメールには、【イッセー今すぐ、外に来て、行くとこがあるわ.........PS.小猫が貴女の事をM】
「今行くぜ!子猫たぁぁぁぁん!!」
その場から突如消え失せる。
本来ならその場から、部長達のいる所までには10分かかるのだが、この時は3秒で着いたという.........
またもや列車に乗り.........乗り物多いなおい!まっ別にいいけどさ......
数時間列車に揺られ着いたのは、魔王領の都市ルシファードだ。
昔には旧魔王ルシファー様が住んでいたらしい。
ちなみに、今の服装は駒王学園の制服で、入院中の朱乃さんと、ギャスパーを除いた、全6人がいる。
「地下鉄に乗るわよ。表から行くと」
「キャーッ!リアス姫様ぁぁぁぁ!!」
「こうなるから......」
地下鉄のホームに着くと、数々の声援が聞こえてくる。
「急いだ方がいいぞ」
全員が声援で動揺をしていたが、元浜の一言で我に返り、すぐさま電車にかけ乗った。
地下鉄に揺られ数分。
今度こそ目的地の建物についた。
この建物は、色んな悪魔達が集まる会場があるらしく、今回その会議に用があり、ここへ向かっていた。
さらに、会場の場所はエレベーターに乗り、やっと着く。
エレベーターはかなり広く、百人ぐらいだったら、入る大きさだ。
「皆、もう1度確認するわ。何があっても」
「小猫たん、怖かったら手繋いでいいんだよ?」
「祐斗先輩にお譲りします」
「ありがとう。それじゃあ......不束者ですがどうぞよろし」
「死ねぇや!!てめぇぇぇぇ!!」
木場を思いっきり殴ると、エレベーターのドアを突き抜けた。
幸い、丁度目的地に着いたので、階層の途中に行くなんてことは無く、そのまま会場に飛んでいく。
飛んでいった先で、かなりの物音がしたが、俺らはいつもの事なので、無視をした。
「い今のは一体......」
エレベーターの前で待ち構えていた、使用人は突然の事に驚き、動揺を隠せない。
「はっ!ようこそ、グレモリー様。こちらへどうぞ」
流石はここの使用人なのか、すぐに我に返り、仕事をまっとうする。
通路を歩いて、会場に向かっていると、奥から1人の男性が現れる。
「サイラオーグ!」
「久しぶりだな、リアス」
2人は知り合いなのか、笑顔で握手をし始める。
「ふむ、そちらの者達が、リアスの眷属か?」
「ええそうよ、こちらが......」
部長は、相手の男に俺らの事を紹介し始める。
すると、突然会場で爆発が起こる。
「これは一体何が?」
「実はな、ゼファードルとアガレスが殺り合い始めてな」
男性はグチグチ言いながら、扉を開ける。
開かれた先には、先程の爆発の影響か、色々な物が壊されており、爆発の中心地点には木場と、木場を囲み武器を構えている悪魔がいる。
「くっ......まためんどくさい事に......」
部長は、その場に膝をついて手でお腹を抑える。
~シーグヴァイラ~~
「ゼファードル、こんな戦いを始めても仕方なくて?死ぬの?死にたいの?死がお望みなの?それと、乱入してきた貴方もそうよ」
ゼファードル、謎の男に指を指しながら、威嚇する。
「ハッ!言ってろよ、クソアマッ!せっかく女の喜びを教えてやろうと思ったのによ!アガレスのお姉さんは堅くて嫌だね!優しくはしてやんねよ!無理やり開通式してやるよ!!」
ゼファードルは、地面を蹴り目の前に、迫ってくる。
すぐさま反撃を使用としたが、ゼファードルは床のカーペットを、地面蹴る際に少し引いたので、体制が崩れ反撃のための、魔法が発動出来ない。
「しまった!」
「へっ!すぐにベットの上で、よがらせてやるよ!!」
そんな、私はこんな男に.........それなら死んでやる!
シーグヴァイラは、こんな男に辱めるられるぐらいなら、今ここで死んでやると思い、自分の喉仏を懐から出した短剣で、切り裂こうとするが、短剣はピクリとも動かない。
「何が......」
「君みたいな美しい女の子が、こんな所で命を散らせてはいけないよ。あんな男のためにね」
短剣を止めていたのは、茶髪の青年だった。
「チッ!邪魔くせぇぇ!」
「寝ていろ、雑種」
茶髪の青年は、左手に出した篭手で、ゼファードルの顔面を殴り、吹き飛ばした。
「これは......」
「怪我はないかい?」
ジーグヴァイラの目には、この青年が王子様に見え、人生初の恋をする。
~サイラオーグ~~
ふむ、流石は赤龍帝か、まさか一瞬であそこまで加速するとはな、正直将来戦うとしたらかなりの強敵だろうな。
サイラオーグは、若手の悪魔のなかでもトップのため、今まで拮抗した戦いをしたことが無かったが、この男ならきっといい戦いができると、確信した。
そして、未来の強敵に少しだけ、警戒心をもってだが。
その場で手を叩き、視線を自分に向ける。
「遊びはそこまでだ、まだ殺るならこの私が相手になろう」
周りに殺気を飛び散らせ、警告する。
「それと、早く自分の主を介抱してやれ、なかなかの一撃だ。急いだ方がいいぞ」
その言葉を理解したのは、数秒後経ってからだ。
壁に埋め込まれた自分の主を必死に引っ張りだし、そのまま担架で運んでいく。
そして、ジークヴァイラの方へ足を向ける。
「すまないな、迷惑をかけた」
本来なら自分がやるはずが、その仕事をやらせてしまったことにたいして、深いお辞儀をする。
「謝らなくていいですよ!あの時は勝手に、動いちゃっただけですから」
青年はさも当たり前のように言う。
普通なら威張ってもいいものを、この青年は威張ることなく、逆に謙遜していた。
これが真の強者か......
サイラオーグはこの青年の凄さを再認識した。
~イッセー~~
ふぅぅ......一時はどうなることかと思ったが、どうにかなったな。
流石にあの男だけは許せないぜ。
女の子は全員護るべき対象だろうに、あんな事言って......思い出しただけで、ムカつくなもう1発殴ろうかな。
すると、大きな音が聞こえ、そちらを見るとあの時の男がいた。
そして、王らしい発言をしたのちに、こちらへ向かってくる。
そして、こちらに着いたのと同時に、深いお辞儀をしてくる。
「すまないな、迷惑をかけた」
お辞儀をしていも、王の風格は失われず、逆に王らしさを増していた。
「謝らなくていいですよ!あの時は勝手に、動いちゃっただけですから」
こんな漢の中の漢にお辞儀をさせてはいけない。
そのため、慌てた返事をした。
そして、ゆっくりとお辞儀を解き、硬い握手をする。
俺もこんな男になりたいな......
イッセーは、戦いにしか力を発揮できず、このような全てを統べる王のような人物に憧れていて、そのため目の前のこの漢に、凄い憧れを抱いた。