転生したら無限スタートでした。   作:暁紅

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愛の告白は勇気がいる。

 

今回も視点の移動が激しいです。

それと、ハイスクールDxDの男の中で1番好きなのは、ディオドラです

──────────────────

 

~ソーナ~~

 

「貴方達の思いは無駄にしません」

「ソーナ準備出来ました」

「それでは、始めましょうか......私のいいえ、私達の戦争を...」

 

不敵な笑みを浮かべる。

 

その手には一つの宝玉が握られている。

 

 

 

~イッセー~~

 

 

敵を倒し終え、先に進むと一つの部屋に出る。

 

「ここは......気配!」

「イッセぐぅん」

 

背後から飛んでくる木場の顔面に回し蹴りを叩き込む。

 

「これで、元気百倍!」

「相変わらずですね」

「小猫だぁん」

 

今度はイッセーの顔面に拳が叩き込まれる。

 

「キモティィ!!」

「キモ......」

 

罵倒され喜びのあまり、地面をのたうち回る。

 

この場には、イッセー、木場、小猫、ギャスパーが集まっている。

 

すると、イッセーの来た道から何者かが近づいてくる足音が聞こえる。

 

「あれ?みんなここにいるの?」

 

近づいてきていたのは、イリナだった。

 

そのイリナが頭を傾げながら近づくと、突然イッセーが地面を蹴り、イリナの懐に入り胸に剣を刺す。

 

「え、」

「本物はもっと表情豊かだ、偽物を作るならそこに気をつけろ」

 

イリナだと思われていた物は水となり、地面に広がる。

 

「今度はそこを気をつけますよ」

 

辺り一体をイリナの偽物が囲んでおり、この部屋の出入口にシャッターが落ちる。

 

「これは......」

「ちっ!間に合わ無かったか」

「ここで、貴方達は足止めさせてもらいます」

 

すると、イリナの偽物の手には、水の武器などを持ちイッセー達に襲いかかる。

 

 

 

~ソーナ~~

 

階段を登る音が響き渡る。

 

それが数分続き重い扉が開く音がした後、2人の悪魔が接触する。

 

「やはり来たわね」

「えぇ、リアス...ここまで作戦通りよ」

「作戦?」

 

リアスの言葉を待っていたかのような顔をし、説明する。

 

「この作戦は、Dさんが考えたものよ」

 

 

作戦会議日───

 

 

「今回の作戦はこうよ」

 

白いボードを思いっきり叩く。

 

そのボードには、ソーナ達の考えていた作戦がある。

 

・イッセーの血を抜く

・一人ずつ分担する

・1対3を作り上げる

 

などなどが書かれているが、その文字をすべて消し、新たに書き始める。

 

「まずこの作戦で重要になってくるのは、貴方よ」

 

指を指されたのは匙だ。

 

「えっ!俺っすか」

「そうよ」

 

両手を組んで大きく頷く。

 

「貴方の神器にはこれに、相手の魔力を少しずつ蓄えてもらうわ」

「蓄えるつっても、こいつを繋げないと」

 

匙は神器をだし、その先から出ている触手を掴むながら聞く。

 

「分かってるわ、とりあえず見えなくなるぐらい細くしなさい」

「けど、そしたら全然魔力吸えないっすよ」

「いいのよそれで」

 

グレートレッドは不敵な笑みを浮かべる。

 

その笑みに生徒会の面々は少し引いている。

 

そして、ホワイトボードに近づき、ペンを走らせ作戦を書く。

 

 

 

書かれた内容は王の先行撃破、ただそれだけだった。

 

 

 

 

 

イッセー達が集まる数分前──

 

 

まさか、ここまで上手くいくなんて思っても見ませんでした。

 

メガネをかけ直し、気持ちを落ち着かせる。

 

ここまでは眷属達のお陰で何も失敗すること無く、進んでこれた。

 

まず、リアス眷属達に数mm以下の触手をつけ、ちょっとずつバレないように魔力をを吸収し、それを宝玉に貯める。

 

次はイッセー達の誘導、これはシャッターなどを上手く使い、数分後には全員集められる。

 

最後は、水人形を本物そっくりに作り上げること、1匹作れば後はDさんから貰った宝玉が、勝手に増やして、どんどん最適化し魔力が尽きるまで、無限の軍団を放ち続ける。

 

 

あまりのチート性能にこんな物は持ち込めないだろうと思っていたが、Dさんが話し合いに行ったら、白いドレスが紅いドレスに変わり、さらに持ち込みが可能となった。

 

理由を聞くと「すこしOHANASIしてきたら、許可が降りたのよ」いや、流石に有り得ないと言おうと思ったが、あまりの迫力に納得するしか無かった。

 

それと、その時だけすこしDさんは鉄臭かった......

 

頭を横に振り、意識を戻す。

 

今はこれから先の事を考えなさい。

 

頬を両手で叩き、集中する。

 

これから私がリアスと戦う。

正直相性はリアスの方が上。

いくら水を創ってもすぐ滅びの魔力に当てられ、終わっていたけど、それは昔の話今は違う。

 

自分を励まし最後の決戦へと向かう。

 

 

 

屋上────

 

「さて、始めましょうソーナ」

「そうねリアス」

 

2人のこれまでの戦績は20戦10勝10敗。

 

これは戦闘に置いてはリアスがすべて勝ち、頭脳戦に置いてはソーナの勝ちとなっている。

 

だからこそこれに勝てば因縁の対決にやっと、終止符をうてる。そのためソーナはかなり気合が入っている。

 

2人の間に静けさが広がる。

 

 

「ふっ!」

 

ソーナが右腕を上に振り上げると、屋上の至る所に置かれていたバケツから、大量の水が槍となってリアスを襲う。

 

「やっぱり仕掛けていたわね」

 

それを読んでいたのか、すでに魔力を展開していおり、槍を消し去る。

 

水の槍を当てるのが無理と分かると、全てを1本の針とさせ、リアスの回りに展開させ放つ。

 

流石にこれは不味いと判断したので、アザゼルから貰っている、簡易結界を使い凌ぐ。

 

「さすがね、けど負けるつもりは無いわ」

「私もです。なんせこのためにいくども、イメージしてきましたから、このように防がれた場合の事も」

 

ソーナは懐から2丁の銃を取り出し、その内の1丁の銃の引き金を引く。

 

その銃からは氷が発生し、リアスを襲う。

 

それを全て躱していくがだんだんと、その氷が躱せる場所を狭める。

 

「しまった!」

 

リアスの右足に近づいてくる、水溜りに気づかず足を持っかれ転倒する。

 

リアスの目の前にはすでに火の塊が迫ってきている。

 

それを防ぐために魔力を放つが、いくら消してもまた復活してくる。

 

「これは!」

「リアス、貴方の魔力は確かに消せます。しかしそれは当たった部分のみです。ならば当たったすぐ直後に新たに火が迫れば、拮抗することは出来ます。そして、拮抗すれば貴方はもう躱す事は出来ない」

 

ソーナは指パチン!と鳴らすと、リアスの足元にある配水管から水を溢れさせ、リアスを水の球体に埋め込む。

 

「がばっ......」

「どんな生物でも、呼吸は必要です。そのため水に入れれば勝てる。これが作戦ですよリアス」

 

水の中で溺れるリアスを見ながら言う。

 

「貴方はこういう作戦を考えられますか?......もう、聞こえていませんか」

 

リアスは溺れ、光の粒子となる。

 

『リアス様戦闘不能。よってこの勝負、ソーナ様の勝利となります』

 

ソーナ側の勝利のアナウンスが、響き渡る。

 

 

 

~大宮~~

 

「終わった......もう、終わりだ」

 

アザゼルはこの結果に絶望する。

 

一体をどれだけ搾らればいいんだと。

 

なんせ、ドラゴンの性欲は人間の数百倍と言われる。さらに、目標は子供の10人。絶望としか言いようが無いだろう。

 

大の大人が、泣きじゃくっていると大宮が近づき、肩を掴む。

 

「大......み...や......」

「もう来てるよ」

 

ドアの目の前には、すでに臨戦態勢のグレートレッドがおり、その手には薬が大量に握られている。

 

「嫌だ、死にたくなっ」

 

アザゼルの身体中に鎖が巻き付かれ、グレートレッドに引きづられていく。

 

アザゼルがこの後生き残るか不明なため、敬礼をし見送る。

 

生きて帰ってこいよという、意味合いを込めて。

 

 

 

 

対決も終わり、皆で駒王町に帰ることになったのだが、1人だけかなり落ち込んでいた。

 

なんせ、レーティングゲーム始まって以来初の溺れたのだ。

 

その恥ずかしさと言ったらなんとも言えない。

 

なんせ、いつもなら何かある度に弄るイッセー達が、肩を叩いて励ますレベルだ。まぁ、励ますせいで余計に傷ついているとは、思いもしないが。

 

 

 

駒王町の地下駅に着くと、アーシア達がが待っていた。

 

「皆さんお久しぶりです」

「まぁ......一応言っとくよ、久しぶりだね」

 

久しぶりの対面に、アーシア達の方に駆け寄ろうとするが、突然アーシアの前に跪く人が現れる。

 

「はひぃ!」

 

アーシアはびっくりして、隣にいるステイルが驚く声を発する。

 

すると、膝ずいている男が口を開く。

 

「すまない、驚かせたようだね。まず、自己紹介をさせてもらうよ、僕の名前はディオドラ・アスタロト」

「ディオドラ、アスタロトさんですか?」

 

アーシアは初めて聞く名に疑問符を頭に浮かべているが、ステイルの方は札を手に持ち、攻撃体制に入っている。

 

「警戒しないで欲しい、僕はある一つの事をしに来たんだ。敵対はしない」

「はいそうですかと、なると思うかい?」

 

ディオドラの方は軽い苦笑いをする。

 

けど、すぐに真剣な顔をし懐から一つの箱を取り出す。

 

「アーシア・アルジェントさん。ぼっ...僕と結婚を前提につっ......付き合って欲しい」

 

そう言いながら箱を開けると、その中には一つの指輪が入っている。

 

 

リアスは思った「私何か悪いことしたの?」と、思いながら気を失った。

 

 

 

 

 

 

 

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