もうクリスマスの季節ですね。
今年はサンタ(ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ)を捕まえたいですね
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校庭はどこもかしこも、体育祭の特訓をしている。
そして、イッセーとアーシアもしている。
「いっち、に、さん、しーうおっ!」
「いち............に...キャッ!」
2人はまた転倒している、すでに特訓を始め数時間が過ぎているが、一分2本ペースで転ぶ。
「アーシア大丈夫か?」
「.........」
「アーシア?」
「はい!メロスは激怒し」
「今は体育祭の特訓の日なんだけど」
「はひっ!すみません」
イッセーはため息を零す、さっきからずっとこうだ。
おそらくディオドラの事を考えているのだろう。そのせいで心ここにあらずの状態だ。
「少し休もうか」
「はい...」
アーシアは目に見えて落ち込んでいる。
それを見るイッセーと、落ち込む。
~大宮~~
旧校舎の裏に向かう2人の姿があった......
「それで、話って?」
「お前何を企んでいる?」
「企む?」
俺は首を大きく傾げる。
「あぁ、ディオドラの動きが可笑しすぎる。原作だともっと酷いやつだ。なのにあいつからは嫌な気配を感じなかった。お前が関係してるんだろ」
元浜ほ神器を取り出し、刃を向けて聞く。
けど、俺は何も語らない。なんせ、語る必要がないからだ。
痺れを切らし、切りかかろうとするが風がまとわりつき、動きを阻害する。
「くそ、動けよ!」
「心配しなくても大丈夫だよ」
「何?」
目の前にはすでに大宮が迫ってきていた。
原作知識を持っているものは少し邪魔かな、眠っておきなよ。
「安心して眠っておきな......元浜くん」
「く......そ......」
そこで元浜の意識は闇に沈む。
「やりすぎじゃない?」
「見てましたか、桐生さん」
まあねと言わんばかりに、手を横に振る。
「アンタがどうしてそんな事をするか知らないけど、サポートはするわよ。我らがリーダーオーフィス」
桐生はそう言って元浜を、背負って保健室へと向かう。
「助かるよ桐生さん」
桐生に感謝をして、その場を後にする。
放課後─────
今は部室で次の対戦相手のディオドラについて話している。
「まずは映像を見せるよ」
手に持っているディスクを、機械に入れ再生する。
「はぁ...はぁ...何よそれ、チートすぎじゃないかしら?」
「そんな事はないと思うけどね」
シーグヴァイラは建物の角に追い込まれている。
普通に戦えれば勝てる相手なのだが、ディオドラの魔眼により、押されている。
ディオドラには同じ攻撃が2度通用することがなく、1度使うとその魔術が奪われる。ならばと体術を使うが、動きが読まれているのか全て躱されカウンターを決められる。
シーグヴァイラはすでに手札を出し尽くしており、勝てる確率は既に1%を下回っている。
「それじゃあ......もう終わりにしようか」
「まだまだ!!私はこれに勝って、あの人に勝利を報告に言って、結婚するだァ!!」
苦し紛れに拳を突き出すと、突然の事に驚きギリギリで躱し腹部に強い一撃を入れる。
その一撃でゲームは終了する。
「これ見てどう思う?」
全員に問いかける。なんせ、俺はアザゼルじゃないから、答えを出す訳にはいかない。だから問いかける。
すると、リアスが立ち上がり発言する。
「ディオドラがこんな力を持っているなんて、知らなかったわ。けど、対策が無いわけじゃない」
「へぇ...」
大宮の反応を見て、更に続ける。
「ディオドラは見た限り、確かに強いけど突然の事には弱いわ。最後の所がそのいい例よ」
最後の所は全ての動きが読めるのであれば、あんなギリギリで躱さなくてもいいはずだ。なのにディオドラらギリギリで躱す。ここに攻略法があると、リアスは踏んでいる。
「さすがですね......それでどうします?」
更に聞く、この後どうやってその弱点をつくのかを......
「イッセー貴方にお願いしたいわ。出来るかしら」
「まぁ出来ますよ」
「なら、決まりね!」
話し合いが終わろうとした瞬間に、辺りが光に包まれ、光が収まると1人の青年がソファー近くに立っている。
「お久しぶりです」
噂をすれば何とやらということなのか、青年とはディオドラだった。
茶碗に入っているお茶を啜り、少し和みお茶碗を置いて、本題を切り出す。
「その......アーシアさん...返事を聞かせてもらっても...いいですか?」
「はい」
ディオドラは緊張のあまり、目が泳ぎ始める。
「その......まだ、よく知らないのでお友達からお願いします」
アーシアは両手を差し出して返事をする。
その反応にディオドラは喜ぶ。
「ホントですか!やった!友達からでもいいです、いやこちらからもお願いします」
2人は笑顔を作り合い、手と手を取り合う。傍から見たらお似合いなのだが......
「なんか......娘を嫁にだす感じがするわね」
「娘って......いないくせにババアみたいな事言って...笑えます...」
小猫ほプスプスと笑い出すと、それが伝染し皆が笑い出す。
「なんで、皆して私を虐めるのよぉ!!」
リアスがさけぶと笑い声が大きくなる。
そのうるさい空間の中ゼノヴィアは、漫画を描きつづけていた。
~イッセー~~
悪魔家業も終わり自宅に自転車で、帰宅していると突然辺りから人気がなくなる。
「これは......分かるか?ドライグ」
『あぁ、人払いの結界だろうな...そこに隠れている奴に聞いた方が早いと思うがな』
「やっぱりそっちの方がいいか...」
曲がり角の方に隠れている人物に声をかけると、その角から2人の男が現れる。
「猿?いや違うな......棒と輪っか......闘戦勝仏の類か?」
「さっすが赤龍帝だねぃ」
手に持つ棒を回し答える。
「俺っちは美猴だぜ。宜しくな赤龍帝」
「分かった、で何のようだ?ヴァーリ?ゲームでもすのるか?」
もう1人いる方に声をかけると、懐からvitaを取り出す。
「実はアルトリアを出したいんだが、どこで出せばいい?」
「あぁ、それはなここのステージで、パンを沢山たべるのと、時間設定を変更する。だけでいいはずだ」
分かるとゲームをしまい、イッセーに背を向け歩き出す。
「おいおい、ヴァーリそれじゃないだろ」
「そうだったか?」
「はぁ...」
美猴は本来の目的を忘れたヴァーリに呆れる。
何のためにこんな無茶までしたのか分かったものではない。
「とりあえずこれだけ言うぜ、ディオドラ・アスタロトには気をつけろ。それじゃあな赤龍帝!」
「また来る」
「あぁ」
はた迷惑な奴らが帰っていくが、イッセーにはある違和感があった。
俺の直感では安心なはずだ、それに見た時もいいやつだと思った。なのに気をつけだって...意味がわからない。
この事について考えているせいで、監視されていることに気づくことは無かった。
~???~~
「予定通りありがとね」
「これも、オーフィスのためだ」
「全く肩こるな......」
男2人と、女1人の組み合わせで、駐車場で密会していた。
「それで、これが今後の計画よ...目を通しておいて」
そう言って女が一つの書類が入った封筒を渡すと、男はすぐにあけ中を確認すると、燃やす。
「了解した。ならば次は皇皇についてか...骨が折れそうだ」
「そもそも、そんなの専門外なんだがな...まぁ頑張るぜ」
その2人はその場から霧のように消えていく。
「さて、これで計画通りよオーフィス......」
オーフィスの