転生したら無限スタートでした。   作:暁紅

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ディオドラ・アスタロトの憂鬱

 

少し駆け足気味になってるかも。

 

この章の話は考えた時に1番好きだなと思ったので、ぜひ皆さんに伝わるようにしたいです。

 

お知らせ

番外編をそろそろ作ろうとおもうのですが、今ある案は

 

・木場幼女化

・原作キャラとの体面

 

とあるのですが、もしこれやってとあったらコメントしてください。できる限りやろうと思います。

 

基本ハチャメチャな物なので、何でもありです。

 

それと、高評価してくれた皆様ありがとうございます。お陰でやる気がみるみる上がり、色んな構想が頭に浮かんでいます。

 

これからも是非ともよろしくお願いします。

───────────────

 

~サーゼクス~~

 

試合開始直前とある一室に、アザゼル・ミカエル・サーゼクス・グレイフィア・オーディン・大宮・アーシアが集まっている。

 

もちろんゲームを観戦するために。

 

「さてどっちが勝つかね?」

「そもそも、ゲームが始まらないかもしれませんがね」

 

アザゼルの意見をミカエルは真っ向から否定する。

 

この時ばかりはアザゼルのように、試合が始まって欲しいものだ。

 

ディオドラ・アスタロト......彼は渦の団に通じていると思われるが、アザゼルがそれは違うと言う。しかし、何故?と聞いても今は言えんと返される始末。

 

試合が始まるまで、あと少しと言う所で突然部屋に魔法陣が現れる。

 

「すみません、失礼します」

 

お辞儀をしながらディオドラ・アスタロトが部屋に現れる。

 

「どういう事かな?試合の直前の接触は」

「分かっているんですよね」

 

ディオドラの笑みを見て、瞬時にその場から離れようとするが、目を見た時点で終わっていた。

 

ディオドラの目はすでに変化していて、その目を見た全員が一瞬で幻覚を見せられる。

 

流石に実力者は幻覚をすぐに解くが、ディオドラはアーシア抱え、魔法陣の上に立っている。

 

「君は一体何を...」

「僕は、僕の仕事をするだけですよ」

 

その時浮かべた笑みは、苦痛に歪んでいるように見えた。

 

最悪な予想が当たるとは......

 

この時サーゼクス達はそう思ったが、1人アザゼル、大宮だけは不敵な笑みを浮かべている。

 

 

 

 

 

~イッセー~~

 

転移が終わると、巨大な神殿が少し遠くに見える場所にいる。

 

全員が辺りを見渡していると、リアスが呟く。

 

「可笑しいわね」

 

その声を聞いた瞬間、神器を取り出し構えをとる。

 

木場・小猫・元浜・イリナ・ギャスパーも同じで構えをとる。しかし、1人分かっていないのかリアスは頭を傾げる。

 

「何で」

 

その声が続く前に、辺りに大量の魔法陣があり現れる。

 

その魔法陣からは悪魔の気配が放たれ、魔法陣の紋様から渦の団に組する者だろうと、予想を立てる。

 

「忌々しき偽りの魔王の血縁者よ、ここで散ってもらう」

 

魔法陣から現れた内の1人が、挑発的な雰囲気な物言いをする。

 

その声と同時に、魔力で創られたモニターが現れる。

 

「僕は神殿にいるよ、それとアーシアもね......君たちが来るのが遅いと、アーシアがどうなるか分からないよ。ふははは!」

 

言い終わるとモニターが消え、その映像を見た部長は憤怒するが、俺はアレが本心ではないような気がしていた。

 

だがそんな事を考えるより、今は

 

「ジジイ調子に乗るなよ」

「おぉ、怖い怖い」

 

小猫に手を伸ばそうとしていた、オーディンの手を鷲掴みにし、力強く握る。

 

「オーディン様!何でここに」

「ほっほっ色々あってな、ほれ、先に行くがいい。ここはワシがやっておこう」

 

まだ、許してはいないが、まずはアーシアの方に向かうべきだろうと判断し、手を離し神殿の方へと向かう。

 

 

「相手は北欧の神だ!倒したら名が上がるぞ!」

 

1人の悪魔がそう叫ぶと、周りの悪魔も感化され叫び声をあげる。

 

「ワシも舐められたものだな......貴様ら程度の、喋る獣風情に負けるはずもない」

 

その挑発を聞き悪魔達は怒りを表すが、その手に握られている槍を見て、全員に恐怖の感情が浮かび上がる。

 

「流石に分かるか......貴様ら程度には使いたくないが、数が数だ......神話の一端を見せてやろう」

 

槍を敵の悪魔達に構え、真名を解放する。

 

「グングニル!」

 

その槍が放たれた瞬間、元からそこには誰もいなかったかのように、槍が通り過ぎた場所は何も無い。

 

飛んでいった槍は、再びオーディンの手に飛んで帰る。

 

「さて、始めるかの」

 

思い腰を上げ、悪魔達を殲滅していく。

 

その戦い......戦いにすらなっなく、ただの殲滅作業となっていた。

 

 

 

 

神殿に入ると、大量の獣が獲物を待ち構えている。だが、所詮は獣考える知性などなく、瞬く間に獣達は死んでいく。

 

階段を登っていき、ある一室に入ると二本の刀を携えた人間が、立っている。

 

「ようやく来たか......まぁ、もう少し時間がかかるも思っていたが、別に良いだろう」

 

二本の刀を抜き、刀の刃をこちらに向けてくる。

 

「さて、始め」

「ドロ8だとそんな馬鹿な!」

「残念だなイッセー...諦めろ」

「貴様らこちらを向け!!私を無視するな!!」

 

イッセー達はその男の話など聞く気もなく、ウノをしている。

 

男はそれが気に入らず地団駄を踏む、

 

 

「まぁ、これを聞けばその態度も変わるだろ、なんせディオドラの趣味は、教会の聖女様を誘惑して、悪魔にする事なんてだからな」

「なん......だと...」

 

やっと自分の話に反応してくれた事に気分が高まり、目を瞑って自慢げに続ける。

 

「だから急いだ方がいいぞ、今は一体何をしているか定かではないからな。だか、先に行くには俺を倒して進むしかない。さて、始めようか、戦いを」

 

決まった。そう思いドヤ顔のまま目を開くと、目の前では地面に倒れているイッセーがいる。

 

「なんで、ドロ30何だよ!!おかしいだろぉぉ!!」

「どんまい!」

「仕方ないです」

「ごめんね僕が出したばっかりに...」

「ギリギリだったな...」

「流石に、下僕に負けるわけにはいかないのよ」

 

その光景を見て叫ぶ。

 

「貴様ら!!無視するのもいい加減にしろや!!」

 

その叫び声に反応し全員が立ち上がる。

 

やっと戦ってくれることに、安堵のため息がでる。

 

「ふふ!私は宮本武蔵だ。心してかかるがいい」

 

さぁ来いと言うと、小猫が前に出る。

 

「よろしくお願いします」

 

その挨拶と共に戦いが始まる。

 

 

 

腐っても自分は宮本武蔵と名乗るだけはあり、小猫の拳を刀で逸らしながら切りつける。

 

小猫はそれを紙一重でよけ、拳振るうが男は後ろに飛びその攻撃を避ける。

 

2人は拮抗しているように見えるが、小猫の方がかすり傷が多く、小猫の方が押されている。

 

「所詮は子供よ。いい加減代わってやったらどうだ?」

 

こいつでは詰まらんと態度に出す。

 

この男は、強者と戦えると言われ渦の団に入ったが、今までまともに戦うことが出来なかった。

 

だが、やっと戦えと言われたので強者と戦えると思ったが、出てきたのは子供だ。だから、軽く傷つけ交代させようとしていた。

 

小猫の上がっていた息が戻りかけた時に、元浜があっ!と言った表情をとる。

 

「これに勝ったら、1日大宮を好きにして良い」

「終わりました」

 

元浜が言い終わる前に、相手の男は倒れ込み始めている。

 

男は何が起きたのか理解出来ず、そのまま意識を失う。

 

「さぁ、行きましょうか」

 

もうすぐで、アーシア達の所につくと、直感していた。

 

 

 

 

 

 

最深部にある神殿に入ると、中ではロープでグルグル巻にされている悪魔が1人と、その少し離れた場所で優雅にお茶会をしている、ディオドラとアーシアがいた。

 

そうして眺めていると、ディオドラがこちらに気づく。

 

「やぁ、やっと来たね」

「えっ......とこれは?」

「えっ?お茶会だよ。ずっと待ってるのも疲れちゃうからね」

「はい、お茶とっても美味しいです」

 

アーシアは紅茶を飲みながら、落ち着いている。

 

何でこんな事になっているのかわからず、リアスは頭を抑える。

 

「クソ!最初から信じていなかったが、まさか裏切られとはな」

「当たり前だよ。なんせ、僕は二重スパイ何だからね」

 

ロープで巻かれているシャルバ・ベルゼブブが叫ぶ。

 

ディオドラ・アスタロトは渦の団にスパイとして潜入していた、渦の団には教会の者を落とすのが趣味と伝えているが、本当は教会に捨てられた、者達を救っているだけだった。

 

その事を知るものは片手で数えられるほどしかいない。

 

そして、ディオドラ・アスタロトの持つ魔眼...写輪眼はオーフィスから与えられた物だ。

 

異世界からの取り寄せ物らしく、最初は拒絶反応があったが、アーシアを守る力が欲しいと心の底から願い適合する。

 

その目は万華鏡写輪眼まで至っていたのだが、異世界に運んだ際にそれは閉じ、普通の写輪眼になっていた。

 

「さて、これならもう終わりでいいね」

「そうだな」

 

全員が安心仕切っていた、そのため殆どがシャルバの方を見ていなかった。

 

「せめて貴様だけでも殺す」

 

シャルバの口に含んでいた石を吐き出すと、その石の魔法陣が起動し、ディオドラの心臓に向かって魔力の小さい塊が飛ぶ。

 

気づいたのは放たれた後で、動こうにも間に合わず、ディオドラは死を覚悟した瞬間、突然隣から大きな力で押され、魔力の弾道から外れると、代わりにアーシアがその弾道に入る。

 

無論、躱さる訳もなく心臓の辺りを貫き、その場に倒れる。

 

倒れたアーシアにディオドラは一目散に近づき、必死に伸ばしていた右手を掴む。

 

「アーシアさん!大丈夫だ!まだ治るよ!!」

 

そう励ますが、アーシアの下には血の池が出来ている。誰がどう見ても助かる出血の量ではない。

 

 

「わた...しは...ディオ..ドラさんにどうしても...伝えたい事が」

「だめだ!喋っちゃ!」

 

ディオドラは懇願するが、アーシアは言い続ける。

 

「わたしは......ディオドラさんこ.........こ......と.........が............」

 

必死に伸ばしていた手が、ディオドラの手を抜け地面に落ちる。

 

ついぞ、アーシアは自分の気持ちを伝えることが出来なかった。

 

 

「あぁぁぁぁあぁぁぁあ!」

 

ディオドラは落ちたアーシアの手を掴み直し、目から大量の涙を流す。

 

「起きてよ...アーシアさん。また笑ってよ......君の笑顔が...好きだったんだ...」

 

アーシアの懐から一つの袋が落ちる。

 

その袋はディオドラが昔助けられた時に、なにか例がしたいと手元にあった袋を渡したのだ。

 

その袋に守りの守護をつけていた。

 

その袋を見つけて更に泣き出す。

 

渡した加護も役に立たず、自分のせいで死んだ...いや殺したのだと。

 

ディオドラは闇の底へと沈んでいく。

 

 

 

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