今回は少しえっちぃ表現が出ますので、お気をつけください。
次はロキか.....今の戦力だとロキ秒殺なんだが.....
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ディオドラの暴走事件から1週間がたった。
その1週間の間にディオドラの残した、調査報告書から渦の団に通じる悪魔を捕縛に成功。ディオドラのスパイ作戦は無事成功してた。
そして、そのディオドラだが今だ目覚めていない。
~アーシア~~
ディオドラは医務室に運び込まれ、右目と全身を包帯で巻かれベットで横になっている。
「ディオドラ......さん......むにゃむにゃ...」
ディオドラの右手を両手で握り、ベットに突っ伏す形で眠っている。
なんせ、あの事件のあと6日間は一切眠らず、隈を作ってまで起きていたが遂に限界を迎え眠っている。
「アー......シアさん......」
「はい!なんでにょうですか」
アーシアは自分の名前が呼ばれ飛び起きる。
そして、目の前には目を開けて意識が覚醒しているディオドラがいる。
「ディオドラさん!良かった目覚めたんですね」
「まぁね......えっとここは......」
ディオドラは辺りを見渡す。
「ここは医務室ですよ。全くもう心配したんですからね」
アーシアは頬を膨らませ、そっぽを向く。
「あはは...ごめんね」
「なら、私に何かしてください」
ディオドラの目を見て言うと、苦笑いを浮かべ困った表情をとる。
アーシアはなかなか動かないディオドラに、痺れを切らしキスを待つ姿勢をとる。
それでも、動かないディオドラに少し首を傾げる。
「どうしたんですか?」
アーシアは顔をぐいっと近づけて聞くと、少し苦笑いをする。
「えっとアーシアさん......突然だけど、別れない?なんて」
アーシアはイスを弾き飛ばし声を張り上げる。
「なんで!ですか...わたしは......私は...ずっと...」
アーシアは大きな涙を零しながら、ディオドラの胸を叩き続ける。
「まぁなんと言うかな...僕なんかよりしあわせな人を見つけてよ」
「ディオドラさん以外にそんな人はいません!」
叩く事をやめディオドラの胸に顔を押しつける。
無言のまま数分が経過すると、アーシアも涙が止まり顔をあげる。
「なんで......そんな事を...言うですか?...」
アーシアは聞くがディオドラは苦笑いを浮かべるだけで、何も答えようとしない。
アーシアもまだ、理由を言ってくれれば納得できるが、何もなしに別れるなんてしたくないのだ。なんせ人生初の恋そう簡単に諦められない。
「私の何がダメだったんですか?私何か嫌なことしましたか?なら言ってくれれば直します。だから別れるなんて、言わないでください」
必死に懇願する。だが、ディオドラは答えることをしない。
「だめ何ですね......分かりました...」
アーシアはドアを開けその部屋をでる。
その時のディオドラの顔は苦痛に歪んでいたが、アーシアは見ることが無かった。
アーシアがベンチに座りぼーっとしていると、隣に大宮が座る。
「どうしたの?この世の終わり見たいな顔をして」
「大宮さん...実は...」
大宮にさっきあった事をすべて話した。
その話を聞いた大宮は、両手を組み頷く。
「なるほど......もう1度部屋に行ってみる気は無いかな?」
「ダメですよ...だって私嫌われてしまいました。行っても...悲しくなるだけです」
しかし、アーシアの意見など聞く耳持たずで、手を引っ張り病室へと向かう。
~ディオドラ~~
先程追い出したアーシアに対して、罪悪感に
苛まれていた。
「少しきつく当たりすぎたかな......けど、仕方ないよ...こんな......失明したやつと居るなんて、アーシアさんの幸せにならない」
自分の両目を触り確認する。
右目は完全に包帯で巻かれ分からないが、左目は完全に視力を喪っている。
だからアーシアのためにあえて、別れようとつたえた。
「けど、出来るなら自分が幸せに...したかったな...」
目から涙を零しながら呟く。
ディオドラが目覚めたのも、そろそろ巡回にくるナースの人にバレ、その後質問などがされ自由な時間が無くなるだろう。だから、そうなる前に伝えられてよかったと、思っていた。
下を俯いていると、ドアの開閉音が聞こえ巡回の人が来たなと思い、顔をあげるとそこには、目元が赤いアーシアが怒って立っている。
「全部聞きました」
「さっきの独り言聞かれてたか......恥ずかしいな」
少しおっちゃらけた感じで言っても、アーシアの態度は変わらずよけいに、怒り始める。
「ディオドラさんが失明したから、私と別れるんですか?」
「うん...そうだね」
全て聞かれたのなら誤魔化すのも無理だろうと思い、全面的に認める。
「私の事は嫌いですか?」
「えっと......まだ好きかな...」
その言葉を聞くとアーシアはディオドラに突撃し、強引に唇を奪う。
本来なら知らないはずの、ディープな方を自然とし始める。
ちゅ...むにゅ......じゅる...くぱぁ...はふ......
そんな音が数分間鳴り続け、やっと2人は離れる。
「はぁ...はぁ...何を」
「私は例えディオドラさんが、失明したとしてもいい構いません。例え脚を失ったとしても構いません。両手を失っても構いません。だって私が全ての代わりになります。わたしがディオドラさんの目にも、足にも、手にもなります!だから私はディオドラさんから、離れるつもりはありません」
アーシアは少しずつ服を脱ぎ始め、ディオドラに近づく。
「私はしつこい女です。そんな私は嫌いですか?」
「いや、好きだよ」
「私は浮気したら一生恨みます。そんなわたしは嫌いですか?」
「好きだよ」
2人は徐々に顔を近づけまた、深い口づけをする。
「なら、それを証明してください」
「君が望むなら」
2人はその晩身体を重ね合わせた。
お互いの愛を確かめ合うように、お互いの思いを伝え合うように。
その日は次の日になるまでやり続けた。
ちなみに......
本来だったら巡回の人達が来るのだが、中から「ディオドラさん好き!大好き!だからもっと激しくてください」「なら全力でいくよ」などが聞こえ、ベットの軋む音が聞こえればさすがに中に入れなかった。
朝目覚めた2人は妙につやつやしており、見た人がイラつくほどイチャイチャしていた。
空砲の音が鳴り響き、プログラムを伝える放送が鳴り響き体育祭が進む。
『次の種目は二人三脚です。出場する方は東門へと集まってください』
イッセーとアーシアは、自分達のばんが来るのをいち早く待っていた。
「緊張します...」
「ディオドラにいいとこ見せないとな」
「はい!頑張ります」
アーシアは最高の笑顔を見せ、観客席にいるであろうディオドラに思い馳せる。
ちなみにディオドラは、左眼は完全に失明したが右目は視界がボヤけるが、辛うじて見えていた。なので、今日は見に来ておりアーシアは張り切っている。
「次の列の方準備してください」
自分達の番がついに来て、凄く緊張する。
位置に着き少し待つと、空砲が鳴り響きスタートする。
「アーシア!」
「はい!」
2人は息を合わせ、順調に進んでいく。
2人は徐々にスピードを上げていき、1位でゴールテープを切る。
「やりました!」
「やったなアーシア!」
2人はハイタッチをして、喜ぶと人混みの中からディオドラが、押し出される。
「うわっと、と、と」
「大丈夫ですか?ディオドラさん」
手を振って大丈夫、大丈夫と伝え観客席に戻ろうとするが、途中でやめアーシアの方に近づく。
「御褒美をあげるね」
耳元でそう呟くと、アーシアの唇を奪う。
周りは「いいぞ、もっとやれ!」「いいね兄ちゃん!」など野次が飛び交う。
2人はキスをやめ、顔を見合って笑い合い、ディオドラは杖をついて観客席へと戻る。
~ヴァーリ~~
「シャルバは死んだようだぜ」
「そうか......まぁ当たり前だろうな」
「そうにゃそうにゃ」
美候、ヴァーリ、黒歌の3人が一室に集まっている。
ルフェイは買い物に行き、アーサーはそのストーキ......追跡をしている。
「くっ......レベリングが足りない...だと...」
「にゃははは!面白すぎにゃ」
「はぁ......平和だぜ...」
そんな事を美候は思っていたが、時期この平和が崩れるのを知る由もない。