pcを作り、FPSゲームを始めたらスナイパーの楽しさを知りました。
あれは楽しいですね。
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電話を受け、イッセーの運び込まれた病院に行き、イッセーのいる病室に入ると、医者達が色々検査をしていた。
その作業が一段落した所で医者に駆け寄る。
「イッセーは」
「大丈夫です。一命は取り留めました」
その一言に皆安心する。
しかし、ならば何故イッセーは目覚めていないのか?
それを聞く前に、医者は説明する。
「ですが、意識は未だに戻っていません。いつ覚めるかもわからない状態です」
その言葉を聞いた木場は、その場に崩れ落ちる。目から大量の涙を零しながら。
その言葉にショックを受けながらも、イッセーに近づくと、1枚の紙を握り潰していた。
疑問に思い手から紙を抜こうとするが、かなりの強い力で握りつぶされている。
1人では無理なので、元浜にも手伝って貰い紙を引き抜くと、その紙にはそうとう切羽詰まっていたのか、グチャグチャな字でこう書かれている。
敵未来見る
速い
人間
この文字をみた元浜の顔色が変化する。
「どうした?」
「少しばかり思い当たる事が......」
「思いあたること?」
「あぁ、ここじゃあちょっとな」
病室から出て廊下の端へと向かう。
「それで、何が思い当たるんだ?」
「お前はキセキの世代って言葉を知っているか?」
「?」
大宮は初めて聞く言葉に、頭を傾げる。
元浜はそうか...とため息を吐く。
「まぁ、バスケの話に出てくる集団の事だ」
「バスケ?それがなんの関係が?」
「分からなきゃそうなるよな」
元浜は少し面倒くさそうに説明する。
─少年説明中──
「トンデモ能力過ぎじゃね」
「仕方ないさ......2次元だからな」
そもそもが何であの能力をバスケに使っているのか、意味が分からない。
2人はその驚愕を胸に病室へと、足を運ぶ。
「だから、気おつけろって話だ」
「そうだな......気おつけておくよ...」
病室に入ると木場が、地面に抑えられている。
まぁ、おおよそ殺す!って言い始めたんだろ。
とりあえずイッセーの無事を願い、今日は解散する。
次の日元浜と朱乃がデートに出かける。
イッセーが心配過ぎてそれどころではないと言っていたのだが、前からずっとこの日のために、ベビーシッターを雇うなどしていたので、辞めるにやめられなくなっていた。
「はぁ......」
「イッセーくんの事?」
「はい......はぁ......」
「今は楽しみましょ!」
元浜は朱乃に腕を引っ張らる。そして、2人を物陰に隠れながら監視している大宮がいる。
イッセーが目覚めそうに無いので、軽く暇つぶしがてら追跡をしている。
「ほほう......イチャつくな...」
朱乃が元浜の腕に、胸を擦りつけている。
そのまま追跡をすると、水族館に行き2人でイルカのショーを楽しんで、次はゲーセンにいて元浜が「俺が取るよ」と言って30回挑戦するが取れず、結局朱乃が一回で取りその様に落ち込んだりと、なかなか楽しいデートをしている。
最初は暗かった雰囲気も、今では明るくなり次はラブホの辺りに来ている。
「えっと...朱乃さん?」
「しないの?」
「それは......したいけど」
「なら入ろ」
またもや腕を引っ張られ、中に入ろうとした瞬間じいさんが声をかけてくる。
「こんな真昼間からするとは...若いの」
「オーディン様、何でここに?」
神が何故こんな場所に?と疑問に思う。
「オーディン様、あの悪魔が言う通り神がこんな所にいては」
「そんなんだから、男が近づかんのだ」
「そうなんですか!!」
「おっ...おう」
隣りにいた女が、あまりの形相で両手を掴むので、オーディンは少し引いている。
「朱乃これはどういう事だ?」
「何であなたが...」
オーディンの後ろに付き人なのか、朱乃さんのお義父さんがいる。
朱乃さんとお義父さんはまだ、中直りして居らず今だに仲は険悪だ。
まぁ、朱乃さんが一方的に拒否しているだけなのだが。
「それはどうでもいい。何故こんな場所にいる!」
「離して!触らないで!!」
お義父さんが腕を掴み、強引にこの場から離そうとする。
が、朱乃さんだってただ、生活してきただけでなく技だって覚えているので、お義父さんのマイクを思いっきり、蹴りあげる。
「がはっ!」
「もう、私の前に2度と現れないで!!」
「朱乃......」
朱乃さんは捨て台詞のような物をして、その場をそそくさと去る。
俺は蹲っているお義父さんに近づき、肩を貸す。
「大丈夫ですか!お義父さん」
「あぁすまない......大樹君」
実は既にお義父さんとは面識があり、全ての事を話している。
最初は「私と戦え!」と言ってきたので、とりあえずボコしたら「朱乃を守ってやってくれ」と許してくれた。
その後は電話などでよく話す仲になっている。
「どうしてあんな事を?」
「そんなもの...金を使ってしなくたって、家で出来るだろ。それに、ここに行く金があるなら孫に使って欲しいと思ってな...」
やっぱり子供バカみたいだ。
前に話した時だって、4時間朱乃さんの魅力を語られた(その時元浜は、5時間魅力を語った)その後も、孫の話をすると「どんな服を買おうか?」「どんなおもちゃがいいかね?」等と聞いてくる。
「何だもう既に解決しておったが、やべろロズヴァイゼ」
「オーディン様、何をすれば彼氏が出来るのですか!もう、種別は問いません。だから教えてくださいオーディン様!!」
オーディンは思った......早く解雇しよと。
その後頭を振られすぎたオーディンは、変な頭痛に襲われ続ける。
~元浜~~
「ほっほっほ来日したぞ。にしても少し暗いな」
「まぁ、赤龍帝が倒れていますからね。そのせいでしょう」
「そうだの」
まさしくその通りであるが、一応オーディンが来たと言うことで、ある程度のおもてなしをする。
「こちら、センブリ茶です」
「うむ......がはっ!苦!なんじゃこれ!」
「センブリ茶です」
「だからこれは」
「センブリ茶です」
「うむそうか...口がまだ苦いんだが...」
お客に出す物では無く、昔のリアスであれば土下座でもしているだろうが、既にそんな事はなく、逆に清々しそうにしている。
「苦いな...こうなれば絞りたてのミルクを」
「殺すぞ神」
朱乃をイヤラシイ目で見ており、さらにはミルクを要求......神死すべし。
「冗談だ」
「方腕もいでおくか?」
「おーーい話し聞こえておるか?」
「いや、右目くり抜くか」
「おい、止めんかそんな事それたら、せっかくかっこよかった隻眼では、無くなるではないか!」
中二病かと全員が思った。
もしかしたら自分は神と名乗る者達は、全員が中二病なのかもしれないと思い始める。
「そう言えば、そっちの女はなんだ?」
元浜は今だに神器をしまっておらず、何かしようものなら切り殺す用意をしている。
「彼氏いない歴=年齢のヴァルキリーじゃ」
「なっ!何を言ってるんですか!!」
どこから取り出したか分からない、大きなハリセンでオーディンを叩く。
「そんなのもう終わりですよぉだ。何たって私結婚する相手、見つかりましたから」
「それで、今回は何を要求された?」
「前のサギの人とは違いますよ。何たって今度の人は私の事を愛してるって、言ってくれました。それにあのサギの人とは違い、会社の部下が事故を起こしたので、その謝罪に金塊100個欲しいって言われただけですから」
オーディンは頭を抑える。
なんせ、この結婚詐欺に会うのはこれで50回目だ。いい加減学習してほしいのだが、こんな感じで今度は大丈夫と言って、結局引っかかっている。
「それって結婚詐欺じゃ無いの?」
イリナの発言にその場が凍る。
「えっ?そんな訳」
「そうじゃ、結婚詐欺だな...」
その発言を聞いた瞬間、口をあんぐり開け目が死ぬ。
「そん...な......もう金塊...渡しちゃったのに......う~~ううう...あんまりだ…HEEEEYYYYあァァァんまりだァァアァ AHYYYAHYYYAHY
WHOOOOOOOHHHHHHHH
わたしのォォォォォ かねェェェェェがァァァァァ~~~!!」
大粒の涙を流しながら泣き叫ぶ。
その惨状に誰も何も言えない。
それが数10秒続くと、突然泣き止む。
「フーースっとしたぜ」
その一言ともに顔が清々しくなる。
これが詐欺に引っかかり続けている要因なのだが、ロスヴァイセは直そうとしない。
「そんな訳で、この爺さんがいる間は俺らが護衛する事になる。その辺理解しておけよ」
苦笑いを浮かべながら、アザゼルは話す。
「それでよ、何があってこんな早く、日本に来たんだ?ヴァン神族あたりか?」
「いや違うの、今はヴァン神族などどうでもいい。渦の団は
「やっぱりそうか......めんどくせぇな」
ある程度予想はつく、そもそも前までこんな大っぴらに渦の団は動いていなかった。ここ最近動きが活発です、見つかりやすい。普通は何か細工をするのに、それが無かった......ならば見つかる事で何か意味をなす。
それは何か...
「そんな事はどうでもいい」
木場が声を発したのだが、明らかに怒りが含まれている。
「どうでもいいとな?」
「僕はイッセー君をあんなことにした奴に、復讐するだけだ......そのためなら神であっても殺す」
オーディンにとてつもない殺気を放つと、額から冷や汗が流れる。
「復讐は何も」
「復讐は何も生まないですか?......そんなのは所詮綺麗事だ...綺麗事で何が解決する?...何も解決しない、だから僕は復讐するあの男に」
木場の手に握られているのは、どんな人外も使ってこなかった、人間殺しが付与されている魔剣。
その魔剣からは血を欲する渇望のオーラが出ている。
誰もが止めようとするが、今の木場はイッセーと同等の力を使うので、勝てそうにない。
「そうか......」
オーディンは、また復讐に落ちる者がいるのかと、自分の未熟さに失望していた。
その頃大宮は、
「君がイッセーを倒した人かな?」
「イッセーが誰かは知ら無いけど、赤龍帝を倒したのは僕だが?」
虹野歩と接触していた。