筋肉痛が酷くて、家から出れないです。
それと、宮本武蔵が欲しいのですが当たらない物ですね...
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次の日はオーディン様の日本観光に付き合わされ、それが終わり鍛錬をしている。
木場が目を閉じて立っていると、突然頭上に大量の剣が現れ木場目掛けて落下してくる。
それを木場は目を瞑ったまま跳躍し、剣1本で全て切断する。
地面に着地するが、満足出来ていない顔だ。
「まだ、もっともっと」
「はぁぁいぃぃいきますよ。ザ・ワールド!!」
今度は剣だけでなく槍、槌が一緒に落下してくる。
それをまた同じように剣で切っていくが、槌を切った瞬間剣が砕け散る。
その時を狙ったかのように、剣が落下してくる。
目を瞑っているのに周りが見えているのか、身体を少し逸らして、剣の柄を握りその剣を使って落ちてくる物を次々と切り裂く。
それでもまだ、満足出来ずさらに次を要求する。
「たく、無茶しすぎだろ」
「仕方ないですよ。1番後悔してるのが木場ですから...」
「お前もそうだろ?」
「バレましたか、今は秘密ですが禁手の特訓中ですからね」
「そりゃ楽しみだな」
アザゼルと元浜、は木場の特訓を見ながら色々と語り合う。
元浜も自分の力不足を自覚し、大宮に頼んでどこぞの剣英霊と日や戦闘に励んでいる。
その英霊は凄まじく強く、最初の頃は元浜が瞬殺されていたが、今では10分持つようになっている。
まぁ、相手の英霊に″病弱″なんてスキルが無ければ、もっと長く戦えるのだろうが......
全員が何かしら特訓して、1人の少年の事を考えている.........
すでにオーディンが来日して数日がたち、スレイプニルと言う八本足の巨大な軍馬の馬車に乗って、移動をしている。
馬車の中には、オーディン、ロスヴァイセ、アザゼル、朱乃、リアスが乗り、外で護衛をしているのが、木場、ギャスパー、イリナ、小猫、元浜、バラキエルが空を飛んでいる。
「日本のヤマトナデシコはいいのう、ゲイシャガール最高じゃ」
「だろ.....最高だよな」
2人のエロ男は大声を上げて爆笑している。その事をグレートレッドにチクられ、数日がぶっ続けでやる事になるとは、まだこの時のアザゼルは知らない。
そのまま飛んでいると、ふいに木場が剣を取り出し停止する。
その事に皆が頭を傾げていると、突然馬車が大きな音をたてて停止する。
その音と共に馬車を全員で囲み、臨戦態勢になり辺りを警戒する。
全員が警戒している中、木場が1人だけ前に出て剣をさらに向かって投げつける。
その剣が何かの力により一瞬で粉々になる。
剣が壊された後ろに、若い男が浮遊している。
その男の姿は何処と無くオーディンの服装に似ており、纏っている雰囲気も近しいものを感じる。
「初めまして諸君!わたしは」
「悪神ロキですね」
その声の主はビル群の影から、唐突に現れる。
「何者だ?」
「初めまして...私はジーグヴァイラです」
ジーグヴァイラは笑顔で少し頭を下げるが、そのオーラは確実に何かに怒っている。
「それで、何か用か?私は少々用があってな、無いのなら消すだけだぞ」
「いえ用はあります」
ジーグヴァイラが口を開こうとした瞬間、辺りの景色は一変する。
先程までビル群にいたはずが、高いビルなど無い荒れ果てた土地。
空は赤く雲が黒い。
そして、ロキのほうに向いて展開されている大量の銃口。
普通の銃なら神に効くはず無いが、明らかにその銃から発せられるオーラは、神殺しの剣と同じオーラだ。
「何だこれは」
「ロキ様に聞きたいのはただ一つ......イッセーをやった奴を知ってるか?」
その一言ともに雰囲気が一変し、神であるロキとオーディンの背中にも冷や汗が流れる。
「しっ知りません」
ロキは恐怖のあまり敬語になってしまう。
「そうですか......ならいいです」
そう言うと、周りの景色が元に戻り纏っていた雰囲気が、温和な物に戻る。
「行きますよ」
「はい」
木場が跳躍し、ジーグヴァイラの隣に着地する。
2人は
「あまり、近寄らないで下さいねホモ」
「えぇ、貴方の方もですよおばさん」
「「ふふふふ(はははは)」」
2人はどうやっても交わることの出来ない、油と水の関係のようだ。
2人は笑いながらその場を後にする。
その場にはなんとも言えない空気が流れる。
元はかっこよく登場し、力を見せつける手はずが、最初のセリフも遮られ力も見せつけられ、無残すぎる結果となっているロキ。
「また......出直すよ...」
「そ、そうじゃな...」
ロキは明らかに肩を落としながら、転移魔術を使って消える。
その翌日兵藤家の地下には、リアス眷属+ゼノヴィア+ディオドラ、ヴァーリを除いたその一味、アザゼル、バラキエル、シトリー眷属が集う、ある意味異質な光景だ。
何故ヴァーリがいないのか、それはヴァーリが「イッセーの仇をとる」と言って出ていたからだ。
「まずだ......チクったやつ誰だ!」
アザゼルがそう嘆くと、あの場にいた全員が目をそらす。
その光景にアザゼルは絶望する。
「お前らのせいで......お前らのせいで......俺は今度こそ死ぬぞ!」
アザゼルは泣きながらその場には蹲る。
グレートレッドにしてみれば、今すぐにでもやりたいのだが、先にロキの事を解決させてやると猶予を与えた。
いくら逃げても確実に捕まるので、アザゼルはすでにその事は諦めているのだが、だがチクった奴は許すないと心に決め聞いたのだが、まさかこんなにいるとは思ってもみなかった。
「そんな事よりどうするんだ?」
「そんな事......そんな事だと!」
「面倒くさすぎるぞ!おい」
美候はあまりの面倒くささに、アザゼルを壁に放り投げ気絶させる。
「私が変わります...オーディン様の情報によると、ロキの手にはフェンリルがいるそうです」
その一言に全員の表情が強張る。
なんせ、フェンリルの牙には神をも殺す力があり、噛まれた場合相当なダメージが入る。
確実にロキよりやっかいだ。
「その対策として、とある人物に話を聞きます」
「とある人物?」
「はい、五大龍王の1匹である
その言葉にリアスは驚愕する。
「どうやって聞くというの!」
ソーナはメガネを上に上げる。
「龍の力を使います」
「龍の力?」
「えぇそうです......ふふ」
ソーナは黒い笑みを浮かべる。
とりあえずはそれで話し合いが終わり、全員自由に動き始める。
「黒歌姉様は、どうしてここにいるんですか?」
「色々あって、裏切り者なのがバレちゃったにゃ」
「裏切り者ですか?」
ヴァーリ達は大宮達に情報を流しており、禍の団のスパイとして活動していたのだが、何故かそれがバレとある人物に襲われたのだ。
「虹野歩にゃ」
そので全員が思い出す。
虹野歩が自己紹介のさいに、禍の団と名乗っていることに。
「黒歌姉様...大変でしたね」
「そうにゃよ白音!白音!!」
黒歌は小猫に抱きつき頬を擦り付ける。
小猫は少し面倒くさそうな顔をしているが、少し笑顔になっている。
「ゼノヴィアさん、なにを描いているんですか?」
「漫画だよルフェイちゃん」
魔法使いの格好をしているルフェイと言われた者は、本物の漫画家さんに目を輝せる。
それを、自分の事のようにイリナは胸をはる。
「へぇ...美候さんて意外と凄いんすっね」
「勝負するか?」
「やりますか」
匙と美候はそこそこ中が良くなったのか、2人は戦闘体制をとる。
他にも全員が仲良くなるなか、1人だけ誰にも話していない人物がいた。
「えっと...あの......いいのよ、私には本があるもの」
リアスは1人隅により、本を読んでいた。