何かすみません。誤字報告をして下さった皆様、ありがとうございます!!
本当に迷惑をお掛けしてます。
どうにも変換をミスるようで.....誠にすみませんでした。
今後も気おつけていくのですが、治らないかもしれないのでごめんなさい。
それと.....サイラオーグ戦入りますか?
正直オーフィス一向介入出来ないのですが.....それに、イッセーの圧勝ですし。
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イッセーの放った一撃は全てを粉砕していった。
まさに世界の終わりのように。
その攻撃を放ったイッセーを見て、木場とシーグヴァイラは飛びつく。
「イッセーくん!!!」
「イッセー様!!!」
「痴れ者が...喚くな」
飛びつく2人に、色んな方向から出した鎖で拘束する。
1度その鎖で拘束されれば、イッセーが解放するまで拘束され続けるのだが、逆に2人にとっては御褒美だった。
「キモティィィ!もっと!もっと強く!!」
「あぁ♡......たまらなのぉ♡......もっとほしのぉ♡」
そんな2人を無視し、ヴァーリと大宮の所へと向かう。
ヴァーリはイッセーが目覚めた事が余程嬉しかったのか、涙が流れる。
「良かった......目覚めたんだな...」
「はっ!知れた事よ。
2人は安堵のため息を出す。
少し頭のネジが数本外れてるが、無事に復活している事に。
そんな2人の心と裏腹に、イッセーは攻撃をした場所を見続けている。
見続けていると、全身ボロボロながらも立ち上がる男の姿が目に入る。
全員の表情が驚愕に染まる。
あの一撃でも倒しきれなかったのかと。
すると、虹野の後ろから人影が現れる。
「いやはや...凄まじいね」
「やはり貴様だったか......邪魔されるのは別にいい。だが、貴様だけは断じて許さん。
先の一撃を打った時に、何者が射線上に飛び込むのが見えたが、特に気にしていなかった。
だが、その正体が皇を名乗る不届き者と知れば、怒りが溢れる。
なんせ、今のイッセーは覇龍の最終形態、赤龍皇帝と呼ぶべきものとなっているからだ。
「安心してくださいよ。今回は引きますから」
「易々と逃がすと思うか?」
イッセーの背後には、数々の武器が展開される。
その武器の殆どが、異世界にて主人公を名乗る者が使う武器ばかりだ。
右手を上に上げ、投擲の最終猶予を与える。
「本当にやるんですか?今の未完成のままで......勝てると思ってるんですかね?」
皇の放つオーラは負に染まりきっていた。
あまりのオーラの力に、辺りの植物が枯れ始める。
それに、皇の言った通り未だにこの力は未完成なのだ。
そもそもこの力を得れたのは、眠っている間に精神のみが異世界に飛ばされ、そこで数々の冒険をしたことが原因だ。
経験があり使い方・やり方は分かる。が肉体がその力に耐えられるずに、自然に崩壊を始めてしまう。
本来ならば立っているのもやっとの中、無理に身体を動かして攻撃の体制をとっている。
イッセーはそれでも武器をしまわずに、体制を続ける。
「......そうですか...まぁ良いですよ。とりあえず逃げますからね!」
男は地面に何かを投げつけると、大量の煙が発生し姿を隠す。
その間に2人は転移魔法を使い撤退する。
「今は逃がしてやろう......限界が近いしな...」
煙が晴れると、イッセーは片膝をついて変身を解く。
額からは大量の汗が流れ、顔は真っ青になっていて、正常とは言い難い様子だ。
「はぁ......きっつ...」
「大丈夫かイッセー!」
「大丈夫、大丈夫」
イッセーは近づくヴァーリを止め、立ち上がろうとするが足に力が入らず倒れる。
倒れる瞬間にヴァーリは受け止め、左腕を肩に回し支える。
そんなイッセーに、他の倒れていた人物を回収していた、バラキエルと元浜が合流する。
「目覚めたのか」
「当たり前だろ......そう言えば小猫たんは?」
その言葉を聞いた元浜が後ろを指さすと、フェンリルが物凄い速度で駆け寄ってくる。
それを見たヴァーリが攻撃をしようとするが、イッセーが止める。
イッセーは直感で、大丈夫だと判断したのだ。
フェンリルがイッセー達の前で急停止すると、フェンリルの上から声が聞こえる。
「良かったです。目覚めたんですね」
「アーシアか......それと......犬?」
「はい!ワンワンさんです」
「ワンワンさん......なんか微妙な気が」
「気にしたら負けだ」
アーシアは傷を癒したことで気に入られ、3匹も懐いてしまった。
その時にアーシアが、「フェンリルさんとスコルがさんとハティさん......名前が可愛くないです。変えましょう!」
と言って数分後唸り続けた結果、フェンリルにワンワンさん、スコルにワンワンちゃん、ハティにワンワンくんと言う名が着いた。
3匹とも大喜びの中、他の全員はかなりドン引きだった。
なんせ、神すら殺せる由緒正しいフェンリルが、ワンワンさん......おふざけにも程がある。
そして、ワンワンさん達も全員の回収を手伝い、回収された者は皆ワンワンさん達の、背中に乗っている。
乗り心地は最高らしい。
全員が合流すると、傷ついている小猫たんにイッセーが駆け寄る。
「大丈夫か!小猫たん!誰がこんな事をした!そいつぶっ殺してやる!」
「はぁ......」
小猫は哀れみの目で見つめる。
実は小猫が傷ついたのはイッセーが原因なのだが、それを知ったら自殺しそなのであえて言わない。
小猫の心情としては、ここで戦力を落とすわけにはいかないと思っている。
そんな事はつゆ知らず、イッセーは辺りの者にも聞くが皆答えない。
全員気持ちは一緒らしい。
~???~~
「凄まじいな...アレが今宵の赤龍帝か...」
全身軍服で槍を持っている男が呟く。
確かに情報としてはある程度聞いてはいたが、情報以上の力を出していたので唖然とする。
「あれは未だ未完成だよ、曹操」
「あれでか......先が思いやられるな...」
曹操と呼ばれた男は、槍をしまい次の命令をまつ。
「それじゃあ行こうか」
「そうだな、皇」
「俺無視?」
三人の男は闇へと消えていく。
~ディオドラ~~
全員がロキ討伐から、無事帰還した。
本当に良かった、僕にもっと力があれば......そんな事考えちゃいけない。
それと、アーシアさんが犬を3匹連れ帰ってきて、今では一緒に寝ているよ。
実は全員帰還した後、ディオドラはあまり見えていないので、フェンリル達の形がただの犬に見えており。
アーシアから、ワンワンさん・ワンワンくん・ワンワンちゃんと説明され、なんだ犬かと思い一緒に生活している。
周りの皆は、いつもハラハラドキドキしている。
いつか噛まれるんじゃないかと思っているからだ。
いい事なのだがフェンリル達はディオドラに懐いて、甘噛み程度しかしない。
甘噛みでも危険だと思うのだが......知らないくて幸せな事もあるよね。
そう思い誰も伝えようとしない。
~バラキエル~~
仕事も終わり、帰還の日か......最後に朱乃に会いたかったのだが、会えなかった......避けられてるみたいだ。やはりまだ許してくれないか......
バラキエルはとぼとぼと歩きながら、アザゼルの後に続く。
アザゼルは、「最後の日本かもしれねえ」とお土産を大量に買うために、街を巡っている。
今は20軒目の店だ。
全財産でも使うつもりなのか、バンバン買っている。
無事20軒目も買い物が終わると、一つの弁当箱入の袋を取り出す。
「これ、もっときな」
「?何だこれは?」
「あけてみらゃ分かるさ」
そう言われ開けると、色彩豊かな和風のオカズが入っており、米の部分には♡マークが海苔で作られていて、海苔の真ん中に父様と書かれていた。
オカズにある肉じゃがを食べると、涙が溢れ出る。
もう食べれないはずの味、大好きな朱璃の味。
その事に感動し涙が溢れている。
そんなバラキエルの肩を叩きアザゼルは、弁当のオカズをパクッと食べる。
「おっうめえな」
「お前が食うな!!」
バラキエルは怒っているように見えるが、自然と頬が緩んでいた事に、気づきはしなかった。