転生したら無限スタートでした。   作:暁紅

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愛とは何か···

何かラノベ買いすぎて、読んでいない物が家に20冊以上あります。

どうしよう?読む時間も全く無いですしおすし。

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『皆さんお待たせ致しました!いよいよ世紀の一戦が始まります!東口ゲートからサイラオーグ・バアルチームの入場です!』

 

そのアナウンスと共に大きな門から、サイラオーグとその眷属がゆっくりと現れる。

 

その登場と共に一斉に歓声があがり、それに答えるようにサイラオーグが手を振る。

 

『そしてその逆、西口ゲートからはリアス・グレモリーチームの入場です!』

 

そのアナウンスと共にまた一斉に歓声が上がるが、イッセー達が入場した途端急に静かになる。

何故静かになるのかは、イッセー達の放ってる空気に問題がある。

 

全員が全員サイラオーグ達を、まるで親の仇を見るかのように殺意をぶつけている。

 

イッセーはリアス以外の眷属達の歩みを止め、1人サイラオーグの前へと出る。

 

「貴様には死刑すら生温い。永劫の地獄を味あわせてやる」

「出来るものならやってみるがいい」

 

その2人の会話を皮切りに、上空に向け祝砲が撃たれそれぞれが控え室に行き、最後の作戦会議を始める。

 

 

『さて、ここで今回のルール等について説明です。ですが、その前に特別ゲストの紹介です!』

 

解説者の隣には王者の風格を放つ男と、頬いっぱいにお菓子を詰め込んでいるオーフィスがいる。

 

『なんとディハウザー・ベリアル様と、無限の神龍オーフィス様が来ています!』

『あぁ、よろしく頼む。ほら、オーフィスこれを飲んで落ち着け』

『ごくっ......お菓子美味しい』

『次を持ってこい!急げ!私は和みたい!』

 

後ろに控えていた執事らしき人物達は急いでお菓子を取りに向かう。その間にも説明は続く。

 

『今回の特殊ルールでは、(キング)の皆様は専用の台に移動してもらいます。しかし、リアス・グレモリーの眷属の皆様は、(キング)であるリアス・グレモリー様が入院中なさっているので、代理として兵藤一誠様に出てもらいます』

 

それぞれの陣地にある台の前に2人は移動する。

 

その台が突然動き出し、サイコロが現れる。

これこそが今回の特殊なゲームの要なのだ。

 

『そこにダイスがございます!今回のルールは「ダイス・フィギュア」です』

「木場知ってるか?」

「はい、そのゲームは」

 

木場は主であるイッセーに説明する。

 

ダイス・フィギュアとは

悪魔に転生する時に使った駒の種類によって、その駒価値が決まる。

 

兵士(ポーン)』は1

騎士(ナイト)』は3

僧侶(ビショップ)』も3

戦車(ルーク)』が5

女王(クイーン)』が9

 

しかし、イッセーに関しては兵士の駒を8個使っているので、その駒価値は8になっている。

 

戦う順番は、両者がダイスを振りその出た目の合計で出せる者が決まる。

 

例えば5と4が出れば、駒価値合計9までは出すことが出来る。

そして、それぞれの王は価値がまだ決まっていなく。その価値は審査委員会が決まる。

 

結果はサイラオーグが12。特例としてイッセーが12となった。

 

そんな説明も終わると互いはダイスを降り、サイラオーグが1イッセーが2となり、駒価値3までが出ることができる。

 

「遂に始まる...この時をどれだけ待ったか......今宵遂に果たせる。貴様らは何だ!」

『最強の主に使える眷属!』

「敗北の二文字は!」

『ない!』

皇帝(オレ)らには!」

『勝利の一文字のみ!』

 

打ち合わせしたかのように声を上げた。

全員が手を上に掲げる。

勝利と言う二文字を手に入れるために......

 

「木場お前が最初だ」

「Yes,your highness」

 

木場は数秒跪くと立ち上がり、戦闘フィールドへと転移する、魔法陣の上に経つ。

 

その魔法陣が動き出し転移した場所は、辺りは緑の草原が広がる広大な平原に、空は暗く三日月の月が輝いている。

 

木場から少し離れた場所には、頭が骸骨で紫色の炎を放っている馬「青ざめた馬(ペイル・ホース)」に跨る、甲冑騎士ベルーガ・フォールカスがいる。

 

「まさか貴殿と戦う事になるとは」

「御託はいい、貴様などにようはない。貴様の主サイラオーグをぶち殺す。それが我らが王の意思だ」

「ならばここで倒さねばな」

 

互い騎士同士、剣を向け合い開始の合図を待つ。

 

『それではこれより、第一試合開始!』

 

大きな空砲がなり、その瞬間木場の姿が掻き消える。

ベルーガは何処に行ったのか理解出来なかった。

 

理由としては今の木場は、縮地と駒の力を交互に使っているからだ。

やっと見つけたと思っても、縮地ですぐに消えまた視界から外れる。

そんな事を繰り返していた。

 

(これ程か......だが速いなら動ける場所を無くせばいい!)

 

ベルーガは青ざめた馬(ペイル・ホース)の力を使い、草原を燃やし動けるスペースを正面一つだけにした。

 

それは木場に対しての挑発だ。

=主であるイッセーへの挑発でもある。

ならば確実にのるしかない。

 

木場は燃えていない大地を踏みしめ加速する。

 

しかし、途中でその歩みを止め刀を突き構える。

 

「卍解神殺鎗(かみしにのやり)

 

刀身がとってもない速度で伸びる。

ベルーガは咄嗟に身体を逸らし、甲冑に擦りはしたが無傷で避けた。

 

ベルーガは決して見えていて避けたのではない。ほぼ感に頼り避けていた。そのため次に仕掛けられれば避ける事は無理に近い。

 

ならば、悠長に構えてる場合ではなく突撃するしかない。

 

青ざめた馬(ペイル・ホース)進め!」

「ヒヒィーーン!」

 

馬に跨り手綱を取り、木場に向け突き進む。

 

木場の持つ刀は、イッセーから能力を聞き作ったのだが、本来の能力である毒は再現できず、伸縮することしか再現できなかった。

 

だが、それだけでも充分強力だ。

何せその点は魔術で補強できるからだ。

 

ベルーガは突き進んでいると、先程掠った部分の甲冑が突然爆発する。

 

「何が」

「魔力はね、案外繊細なんだよ」

「貴様いつの間に!」

 

木場は爆発で馬から落ちたベルーガのすぐ隣に移動していた。

今度は胸の前に刀を構え能力を使う。

 

神殺鎗(かみしにのやり)無踏(ぶとう)″」

 

今度は避けることが出来ずに、その一撃は一瞬で貫き更に構える。

 

神殺鎗(かみしにのやり)無踏連刃(ぶとうれんじん)″」

 

ベルーガはその攻撃を全て受けてしまい、全身爆発して倒れた。

結果木場の勝利となった。

 

 

木場は帰還すると、イッセーに跪き勝利を捧げる。

イッセーは満足し、木場に言葉をかける。

 

「良くやった木場。流石は皇帝(オレ)の眷属だ」

「はっ、この勝利は王のために」

「褒めて遣わす。木場祐斗、今後皇帝(オレ)も仕え続けろよ」

 

木場は嬉しさのあまり涙が溢れる。

昔の自分ならばこんな事絶対に有り得なかった。

自分の感情を押し付けるだけで、ここまで感謝されるなんて......

 

そんな暖かい雰囲気のせいで、皆忘れているが本当の主であるリアスは、

 

「おにぃちゃん?どうしたの?」

「リーアが......リーアがデレた!!もう1回言ってくれ!」

「うん。だいすきだよおにぃちゃん!」

「うぎゃばぁぁ!」

 

幼児退行して、サーゼクスが大喜びしていた。

 

 

 

 

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