駒王大戦開幕!!
少し間が開きました。
理由としてはこの巻が行方不明になり、どんな流れだったのか忘れたので、もう勝手に作ろう。そう判断し制作をしてました。
その結果完全にここから先はオリジナルになります。章名は殆ど嘘となります。
御容赦下さい。
ところで、プロトギルは来ないのですか?万を入れる準備は出来てますよ
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オーフィスはその日とある場所へと向かっていた。その場所はかなり崩落の激しい旧工場だ。
オーフィスが着くと辺りを見渡し、とある1人の青年を見つけるとその少年に駆け寄る。
その青年もオーフィスの事を見つけると、地毛の白の髪をかきあげ『虹野歩』は近くにいる幼女を連れていく。
「連れてきたから、俺もお前の仲間でいいんだよな?」
「構わない。......リリス久しい」
「母さんこそ久しい。父さんは?」
リリスの突然の父親発言に頭を傾げる。
母さんはオーフィスであってる、なら父親は誰ぞ?皆目検討もつかず、誰が父親に該当するのか思考していると、
「ヴァーリの事だろ」
「なるー。ヴァーリは父親じゃない」
「?でも我オーフィスとヴァーリの遺伝子から作られた。なら我の父さんはヴァーリのはず」
リリスの言っている事は全くのド正論だ。
リリスはオーフィスが過去の戦闘時に切断された腕を元に培養し、そこにルシファーの血を持つヴァーリの細胞を含め完成したのがリリスなのだ。
完全に看破されもう何も言えなくなり、無言で数秒立ち尽くすとリリスの手を引いて、家へと帰宅する。
それを失笑しながら虹野はついて行き、完全に渦の団と決別を果たした。
その日から数日後、オーフィス一向はイッセーの家に泊まりに来ていた。
「父さん抱っこ」
「いつの間にか子供が出来ているとは......よしリリス行くぞ。高い高い」
「嘘だッ!!!オーフィスたんとヴァーリの子供なんて嘘だッ!!!」
「イッセー...お前の愛より俺の愛の方が上回ったんだよ。諦めろイッセー」
ヴァーリは優しくイッセーの肩に手を乗っけるが、手を払い除け泣きじゃくりながらどこかに駆けていく。
イッセーが居なくなるとまたリリスの元に戻り、本当の親子のように仲良く遊び始める。
ヴァーリは親から愛という物をしっかりと与えられることは無かった。だからこそ、自分の娘にはより一層深い愛を捧げているのだ。
そんな巫山戯ているイッセー達も遂に中級悪魔への昇格試験が来ていた。
リアス眷属?の殆どのメンツの実力はすでに上級悪魔を超えているが、飛び級と言うのは悪魔の上層部がダメとの事で、仕方なく中級から始め合格後すぐに上級への試験をするとの事だ。
しかし、全員が全員昇格試験を断った。
「はっ、昇格試験だと?
「流石は王......例えこの身が尽きようとも、使えてまります」
「私目も同じであります。我が王は絶対にして1人、兵藤一誠様のみです」
「興味無いです」
「タイキと一緒に居られればそれだけでいいです」
「俺も同じかな」
と言った具合にみな断って言った。
だが、サーゼクスも諦めきれずに何度も交渉するが、結局この結論は揺るぐことなく中級試験は受けることは無かった。
その日の朝は普通の朝だった。
普通に目が覚め普通に朝ごはんを食べ、学校に向かう。そんな当たり前の1日のはずだった。
学校には朝から元気に「おはよう!」その言葉が響き渡っていた。大宮は朝から元気だな...と思いながら自分も元気に挨拶をする。
「イッセーどうしたんだ?」
「ほらあれだよ...リリスの事」
「まだダメなのか」
「当分無理だろ」
「夢だこれは夢なんだ...アハハ」
イッセーは机に突っ伏しながら、感情の篭っていない声で笑い出す。周りの全員は何があったか分からないが、触らぬ神に祟りなしという事で一切合切無視をしている。
「授業始めるぞ」
その声と共に全員席に座り授業が始まる。
一時限目~三時限目まで終わり待ちに待った昼食の時間が来る。その日は最近忙しくあまり行けてなかった、屋上にて菓子パンの袋を破き空を眺めながら食べる。
数分続けると、すぐ真横に小猫が座り大きなバームクーヘンを人齧りする。
バームクーヘンを昼ご飯は栄養が偏るので、大きなホットドッグを小猫に差し出すと、大宮がホットドッグ掴んだまま食べ始め、全て食べ終える満足したのか大宮の肩に頭を乗せ眠りの世界に入る。
「助かったよ...それじゃあ話をしようか。皇くん」
「なら良かった」
空間が捻れ始め、その捻れから学ランを着ている皇皇が現れる。
大宮は神器を取り出すと、眠らされた小猫に風を纏わせ中庭にあるベンチへと降ろす。
神器を杖代わりにして立ち上がり、皇の方を向き口を開く。
「どんな用があるの?」
「簡単さ...僕の手下にならないか?」
「皇くんの目的は何なの?それが分からないと決められない」
渦の団の英雄派の目的は分かってる。けど、この男皇皇の目的は不明だ。
渦の団を立ち上げたのは皇らしく、一体何が目的で何のために作ったのかそれを知りたい。素直にそう思った。
百歩譲って特別な理由があるなら、それを解消したいとも思っていた......しかし皇の口から語られたのは、全く真逆の事だった。
「目的?...そんなの無いよ。ただ世界を破壊したい。そうこの世界を壊す......それだけを考えていましたから」
「なら......死ね」
を放つ。
『天撃』はランクで言えば対界宝具相当の物だ。さらに、その威力はオーフィスのこめる魔力の量によりさらに上昇する。その気になれば一つの宇宙を破壊する事も出来る。
今回は学校の屋上なので、対界宝具よりちょびっとだけ強くした一撃を放った。それだけでも敵を殺すには十分すぎる威力だ。
その相手が皇皇では無ければ。
『天撃』の落下した場所には無傷の皇が立っており、皇の周りのみが破壊されている。
「残念。魔力を使った攻撃は私には効きません。なので拳にした方がいい」
「なら拳で殺ろう」
大宮は拳を強く握り、身体の前で構える。
それを見た皇は軽く笑うと、右手を上に上げ指同士をぶつけ「パチン!」と綺麗な音を鳴らすと、駒王町の周りにあった結界が壊れ大量の兵士と邪龍達が現れる。
「殺るなら急いだ方がいい。急がいないとこの街がなくなりますよ」
邪龍達の遠吠えが、最終決戦の開幕を告げる。