FAIRY BEAST   作:ぽおくそてえ

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どうも、ぽおくそてえです!なんかこの前見たらUA二千超えました!光栄です!
では本編どぞー!


第10話 決闘!ナツvsエルザ!

「ふぅ、久しぶりの運動も悪くないな」

 

鉄の森の一件から2、3日が経った。あの事件でギルドメンバーの大半が拘束されていったし、他の闇ギルドに対して評議会も重い腰を上げることになったそうだ。しかし、肝心のエリゴールはトンズラこいたらしく、行方不明である。

 

「さてと、今日は確か2人の決闘する日だったな、見に行ってやるか」

そう、出発前にナツとエルザの間でそんな約束がなされていたのだ。それがこの日、ギルド前で行われる。

 

 

 

 

ギルド前広場

 

「お?もしかして、もう始まってる?」

 

「よお、ジンヤ。怪我治ったみたいだな。ちょうどいい時に来た、今始まるとこだよ」

「よかった、間に合ったか。カナ!エルザに5000J賭ける!」

実はこういった喧嘩や決闘はギルドではよくあることで、賭けや酒の肴によくなっている。

「今回は負けねぇぞ、エルザ!」

「お前も以前に比べたらかなり強くなっている。こちらも本気で行くぞ」

「あれは、炎帝の鎧!」「ナツ、勝てんのか?」「賭けるのエルザに変えようかな?」

炎帝の鎧、文字通り炎を半減させる程の強い耐性をもつ、ナツにとっては天敵のような鎧だ。これには周りのやつら、特にナツに賭けてるやつらは必死だ。

「そうこなくっちゃな!燃えて来たぞ!」

「いつでもこい!」

「はじめ!」

 

いつのまにか現れたマスターの合図とともに、火蓋が切られた。お互い一歩も引かず互角の勝負になって、周りもかなり盛り上がっていた。盛り上がっていたのだが、ある者の立てた音により、中断させられる羽目になった。

 

「両者そこまで!私は評議員である」

突然横槍を入れるようにかえるの評議員に止められてしまう。

「評議員!?」「いつもだけどなんでいきなり?」

「誰もあのカエルの容姿には触れないのね?ジンヤ、あれも獣人?」

「似た種族なのは間違いない。おそらく水獣族の方だろ、詳しくは分からんが。魚人や竜人族、爬竜族、鳥人族とは違うのは確かだな」

 

突然の評議員の来訪でギルドでは(いろんな意味で)ざわめきが起こっていた。容姿、問題を起こしたのかというマスターの震え、賭けを妨害されたことへの怒りだ。

「静かにしとけお前ら。ところで評議会が一体何のようで?」

「うむ、協力感謝する。では。ここに来た用件はひとつ。先日のオシバナ駅における駅舎破壊、ギルド間抗争禁止条約等違反により、エルザ・スカーレット及びジンヤ・マーナガルムを連行する!」

「ナニィ!?嘘ダっ!」

思わず某キャラのごとく叫んでしまった。が、事態が変わるわけでもなく大人しくつれられていった。

 

 

 

 

評議会会場ERA

「ったく、手錠に足枷とおまけの重り付きか!」

「仕方ないだろう?それだけ評議会はお前の力を恐れてるんだ」

「歩きづらい」

「まあ、そう言うなよ獣人君?俺だってそうしたくはなかったんだぜ?」

「貴様、ジェラール!」

愚痴ってるジンヤに奥から異様に目立つ蒼い髪の男が姿を現した。どうやら彼も評議員、しかも今回の裁判官らしい。すごい怒気を放つエルザに少々びびるジンヤであった。

「いやだな、確かに似てるけどあいつは弟だよ。俺は兄のジークレインだ」

「知り合いか?かなり毛嫌いしてるみたいだが何かあったか、その弟とやらと(あの顔、ふむ。よく見てみるとあいつのいう通り似ているな)」

「ああ、深い因縁がある」

「あんまり睨むなよ、忠告しに来たのに」

「いらぬ世話だ!」

「落ち着け、エルザ。どんなことがあったか知らないがふっかけるな。それにこの人は思念体だ。ジークレインさん、あんまりおちょくるなよ」

「さすが、獣人、その鼻と耳には負ける。それに肝も座っている。じゃ、あっちで待ってるよ」

普段見ないほどのエルザの怒気に内心ヒヤヒヤしていたジンヤは彼女を引き連れて奥まで進んでいった。

 

 

 

「エルザ・スカーレット、ジンヤ・マーナガルム。以上の2名を十数の罪に問うが異議はあるか?」

「否定できない。異議なし」

「…右に同じです」

「それでは2人に判決を言い渡ー」

裁判所で判決を待っていたがボカンという如何にもな音とともにナツとルーシィが変装して乱入して来たがあっけなく捕まり、エルザ達と同じ牢に繋がれてしまった。

「お前らアホだな、大体マカオやミラと違って変身系の魔法使えないだろうが」

「ご、ごめん2人とも」

「全く、ジンヤの言う通りだ。しかも一日だけの形式的な逮捕なんだ、すぐに釈放だ。だが嬉しかったぞ?」

「まじか、しくじったー!」

「あはは、ありがとうエルザ。それにしてもジンヤとエルザの二人って、どんな関係なの?仕事中も仲良かったけど。もしかして恋仲?」

「こ、こここ恋仲だと!?変なことを言うでない!」

「小説の読みすぎだよ、ルーシィ。昔ジジイと一緒に出先に行ったときに出くわしてうちで預かったんだよ」

あまりのエルザの落ち着きのなさにドン引きのジンヤであるが冷静に質問にかえした。

「ま、ルーシィはあんまりこの前話せなかったんだしせっかくだ。今日はお互いの紹介でもしようか」

こうして仲良く4人は牢で一晩過ごすことになった。

 

 

 




今回で鉄の森編終了です!次回はガルナ島編ですね。
書き溜めがついになくなってもうた!なので次は遅くなりそうです。先に謝っておきます、ごめんなさい。

ではまた次回をお楽しみに!
次いつかな?
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