FAIRY BEAST   作:ぽおくそてえ

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鉄の森編が結構長くなってしまってます(大丈夫かなこれ?)
S級試験編までと前に活動報告に書きましたが、そこまで行くのにいったいどれくらいかかるのか計画なしにやっちゃってる感が否めないっす。
一応そこまでは終わらせるつもりですのでどうかご安心を(汗)

それでは本編スタートであります!


第8話 死神を超えてゆけ!

「どうすんだよ、このままじゃこの壁通れないぞ!魔法じゃかき消せねぇし」

「カゲは直すことはできないのかジンヤ!」

「過剰治癒は出来ねえし、できて精々凍傷の悪化防止と蛇で毒抜きくらいだ」

「くっ、このままでは追いつかないどころかこいつまで!何か突破口となる鍵はないのか!」

「鍵…突破口…。あーっ!思い出した!ルーシィ、この鍵を渡すように言われてたんだ!」

「これバルゴの鍵じゃない!なんで持ってきてんのよ!」

 

「バルゴ?処女宮の金鍵か、そんなん持ってどうすんだよ」

「おい、遊んでんじゃねえ!」

「でも、この鍵を使えば出られると思ったんだ。バルゴなら地面掘っていけるから」

「「「なにぃ!?」」」

「それを早く言いなさいよぉ!まったくぅ!」

「ルーシィつねったし」

「よし、ルーシィ急いで契約してくれ!今なら間に合う!」

「うん!」

 

「やった!地面にトンネルが出来たぞ!」

「ここからでるぞ!」

「あれ、またナツたちがいない!ジンヤも!」

「先に行ったか!魔導四輪で飛ばして行くぞ、そこにいるカゲも連れて行け」

「わかった、ほら。ちゃんと捕まりなさい」

「…」

 

エリゴール「ふぅ、もうすぐ定例議会につくな。もう少し飛ばすか!」

「待てぇ!これが、ハッピーのぉ、マックススピードだぁ!」

「おー、当たった!ようやったナツ!ハッピーもお疲れな」

「あい、もう動けない」

「どうやってお前ら抜けてきた!カゲたちは何してる⁉︎」

「そんなこと気にしなくていいだろ。なんせテメェはこれから負けるんだ、このそよ風野郎!」

「ナツ、ここは連携して行く!先頭切ってくれ。追撃する!」

「おう!火竜の鉄拳!」

「くそ!鎌鼬!」

「させるか、アルマジロの堅盾!」

「ちっ!防ぎやがった!(あの2人、かなり特殊な力を持ってるな。普通に挑めば…負ける!)」

「降りろー!殴れないだろ!」

「誰が降りるよ、それで。やっぱ馬鹿だろお前」

「んだとジンヤ!張ったおすぞ!」

 

「ふざけやがって!貴様らを我が風で三枚におろしてやる。この体の俺にちかづけるかな?暴風衣(ストームメイル)!」

「なんだ!一気に向かい風が吹き始めたぞ。これも奴の魔法か!?」

エリゴールの体に風が巻きつき、まるで台風のように突風が吹き出していっている。

「これじゃナツの魔法が出しにくいし、相性最悪だな。それなら…ナツ下がってろ。前後交代だ…」

そういってジンヤは一本の棒を取り出した。

「おい、なんだそれ?そんなの持ってたか?」

「この前の仕事の報酬みたいなもんさ。まあ、見てろ」

「何するつもりか知らんが、終われ!はぁ!」

「させるかよ、伸びろ!」

「くそっ、なんだいきなり!」

「逃がすかよ!分身双棒術!」

「うごぉ!この、この程度で!翠緑迅(エメラ・バラム)!」

「うお!まだ力を!(くそぉ、抜かったか)」

切り刻むほどの風の大魔法を受けてさすがのナツたちも吹き飛ばされてしまった。

「ふん、雑魚のハエどもが。このまま行くか」

倒れている二人を確認したあと再び行き先に向かおうとしたが、突然首に刃物をあてられるような感覚を味わって動きを止めて振り返った。

「それ以上進むのはやめておけ、さもなくば飛ぶぞ。その首」

いつの間にやったのか、エリゴールの体から力が奪われていて、二人は平然とたっていた。

「うっ、暴風衣が…剥がされてる!お前ら確かに今のをまともにくらって!」

「俺らの堅さをなめんなよ。ナツゥ、あとはまかせたぜぇ!」

「さっきはよくもやってくれやがったな!火竜の劍角!」

「うぉあー!」

「ようやった!これでこいつの負けだな。あとはこの笛を…」

 

「ナツー!ジンヤー!」

「おっ、来たか。これで解決かな?」

「お前ら、勝手に先行くんじゃない!どれほど心配したか…」

「すまんな。で、肝心のこの笛はどうするよ?」

「まずはマスターに指示を仰ごう。そこからだ…なっ!?」

「はっはー!この笛は俺がもらった!」

「あいつ、笛を!ハッピーは飛べぬ、魔導四輪もない!一体どうすれば?」

『全員俺の背中に乗れ。大型の鳥になれば良かろうなのだ!振り落とされるなよ!』

 

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