遊戯王ARC-Ⅴ 赤帽子を持つ紅き英雄   作:ジョン7

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本当の本当におまたせしました。
お気に入りありがとうございます。

おしゃべり回です。
レイン恵さんベラベラ喋る&口調が違う。
作者がTFSPしか持っていないためです、許してください。


3話

 通信を受けて遊勝塾を後にしたゼロ。

 目が覚めた家に戻ると、銀髪ツインテールの女性がいた。

 

「お前は、何者だ」

「私はレイン恵、デュエルロイド」

「……ここはどこだ、俺はなぜ」

「全て話す。その前にデッキを返してほしい」

「これか」

「そう。それは未完成のデッキ、あなたの武器も修復が終わっていない」

「そうか、それで一度分解された跡が

「ありがとう。じゃあ、この映像を見て」

 

 そうレイン恵が言うと、映像の中で四つの地球が浮かび上がった。

 

「この四つの次元は元々一つの世界、何らかの理由で分裂した」

「待て、まるで意味が分からん」

「わからなくても聞いて。この中のこれ、これが今私たちがいるスタンダード次元。そして」

 

 レイン恵が軽く操作すると、一つの次元の近くに新たに一つの世界が追加された。

 

「今追加されたのが私がいた世界。そして、あなたが来てしまった世界」

「俺が、来た?」

「ええ、この映像を見ていれば分かる」

 

 ゼロの目の前に荒廃した都市の映像が映し出された。

 そして、人がいないその世界に『何か』が起こった。

 

「わかった? 今、次元分裂が起こって、私がいた世界が劣化コピーされた。それがこの、シンクロ次元として反映された」

「……つまりここも含めて他の三つの次元も、他の世界の劣化コピーなのか?」

「ええ、融合次元とエクシーズ次元はそう。スタンダードだけは元あった世界の残りだけど」

「それで、俺がここにいるのは何故だ?」

「これを見て、さっきの映像の続き」

 

 劣化コピーの後、ある物が空から落ちてきた。

 それはラグラロク、ゼロが命を散らしたはずの場所。

 

「……なぜ、ラグナロクが」

「次元分裂の波動が広範囲に渡り、その影響で絶対に重ならない世界が少しの間繋がった。それでゼロがこの世界にやってきた」

「そんなことが……」

「私はそれの中にあった一体を基礎に、他に残っていた二体のパーツと初期型のデュエルマシーンを使って、データを元にゼロを修復した」

「クラフトと……バイルか」

「ええ、そのバイルの知識はデータ化されていたから、このタブレットに全て移動した。ゼロを修復できたのもこの知識のおかげ」

「……そうか」

 

 ゼロは何とも言えない顔をした。

 

「修理してもゼロは動かなかった。それに私の世界にはもう誰もいない、だからゼロを連れて、エクシーズ次元のコピー元を少し探索した後、カードをコピーしてこの世界に来た。それがこの前のこと」

「俺が、動かなかった?」

「ええ。なぜ今日、ゼロは動いたの?」

「わからん。だが聞きたいことはある」

「何?」

「なぜわざわざこの次元に来る必要があった? そして、なぜ人間でない俺に空腹や味覚がある」

「マスターから受けた命のため。不動遊星の世界に干渉させないためにここに来た。空腹と味覚は、ゼロが動力にするエネルギーが存在しなかったので食事をエネルギー補給の代わりにしたため」

「Eクリスタルが無いのか、納得した」

「……そう。それより、なぜ動いたのか調べさせてほしい、それに今日の行動を詳しく教えてほしい」

「そうだな、頼む。だが少し休息を取りたい、今日は決闘を」

「二回やった。それは知ってる。すぐに終わらせる」

 

――

 

「結局動いた原因は不明。一応体の調整もしておいた。ゼロ、体の調子はどう」

「良好だ」

「そう……む、カードの数が多い」

「ああ、帽子からパックが出て五枚増えた」

「帽子? ……まさかその帽子、伝説の」

「伝説?」

「それ、見せて」

「あ、ああ」

 

 ゼロがレイン恵に帽子を渡すとその中には、ペンデュラムが描かれたパックとシンクロの光輪が描かれたパックの二つが入っていた。

 

「……またこのパターンか」

 

――――

 

「アレについて、何か分かったか?」

「帽子は解析中だけど少し分かったことがある。とりあえず、ペンデュラムのパックの中身はこれだった」

 そう言いながらレイン恵は五枚のカードをゼロに差し出した。

 

『クリフォート・アセンブラ』

『クリフォート・ツール』

『アポクリフォート・キラー』

『アポクリフォート・カーネル』

『オッドアイズ・ペンデュラムドラゴン』

 

「カー、ネル? いや、オッドアイズ……遊矢のカード」

「そう、榊遊矢だけが持っているカード。あなたのデュエルで手に入れた榊遊矢のオッドアイズのデータと比べると差異がある」

「差異?」

「このオッドアイズの方がカードとしては強い。でも、カードから出ているパワーはあちらの方が大きい」

「カードから出ているパワー」

「それは置いといて、ゼロが動いたのはおそらくあの帽子から出ているデュエルエナジーが原因。だからあの帽子をつけてデュエルをしないとゼロが動かなくなる可能性が高い」

「デュエルエナジー」

「……大丈夫?」

「決闘をしないと機能停止。……なんだそれは」

「大丈夫、丁度いい話がある」

「話?」

「LDS襲撃犯と一緒にされている辻斬りデュエリスト、通称悪魔使い。かなり決闘者を倒してるから、得られるデュエルエナジーはかなりの物。明日の昼から探しに行こう」

デュエルエナジーってなんだ……デッキは、どうする」

「いいデッキがある、使って」




入塾申し込み用紙「あの」
次回は遊勝塾でタッグデュエルで満足!
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